カテゴリー: 実録!資金調達物語
運送業(トラック運送業)を営むC社長のファクタリング事例
運送業(トラック運送業)を営むC社長のファクタリング事例
大手運送会社の送料が値上げになったことは社会に大きな衝撃を与えました。
実は運送業はネット通販などの発展により、仕事量が格段に増えているのです。
最近ではネットオークションを利用する方も少なくありません。
オークションの商品のやり取りも運送会社が行っていますよね。
運送業にとってはビジネスチャンスがやってきているわけですが、諸手を上げて喜べるような状況ではありません。
多くの仕事を引き受けるとなると、それなりの出費もでてきてしまいます。
出費に対応できなければ、仕事を引き受けられませんよね。
まさにそのような状況になってしまった大阪府に会社を持つC社長のファクタリング事例をお伝えします。
なぜC社長は資金調達が必要になったのでしょうか?
ファクタリングによる資金調達後にどうなったのでしょうか?
今回のファクタリングの基礎情報
・経営者の年齢・・・48歳(2代目社長)
・会社の経営年数・・・35年
・会社所在地・・・大阪府
・業種・・・運送業(トラック運送業)
・年商・・・4億円
・決算状況・・・赤字決算
・税金・・・分納中
・資金調達成功額・・・1,500万円
・ファクタリング取引の方法・・・2社間取引
・資金調達目的・・・人件費や増車に対応するため
なぜ資金調達が必要になったのか?
継続した配送依頼が入ってきたのですが、その時にC社長の会社の状況では対応できないので資金調達するきっかけとなりました。
その時の会社の社員数であるとか車両数で対応できるのであれば資金調達は必要なかったかもしれません。
しかし大規模な仕事の依頼となり、しかも今後数年間におよび継続する見通しとなりました。
長ければ10年以上になるかもしれないとのことです。
そこで対応するために、人員の増強や車両の増車を計画することになったのです。
しかし増員や増車をしたからといって、すぐに利益で取り戻せるわけがありませんよね。
何年間もかけて、やっと投資した分を取り戻せていけるわけです。
C社長の会社としても社内留保金があり、全て自己資金で賄うこが出来ればいいのですがここ2年間は赤字経営。
しかも銀行には返済猶予(リスケジュール)の相談中とのこと。
そこでC社長が目をつけたのがファクタリングです。
ファクタリングであれば返済も必要ありません。
今後の資金管理もしやすいわけです。
C社長はファクタリング利用による一定のコストは覚悟し1,500万円程度の資金調達を目指します。
C社長が利用したファクタリングの中身
C社長はファクタリングで1,500万円の資金調達を実施しました。
取引方法は2社間取引です。
取引先に悪いイメージを持たれてしまうのを避けるために、取引先に通知が行われない2社間取引を選択しました。
3社間取引と比較すると手数料率が割高になってしまいますが、取引先に債権譲渡の事実を通知しないので仕方がありません。
手数料率に関しては13%となりました。
比較的大型の売掛金の売買となったので。2社間取引としては比較的低めの手数料率で済んだのです。
ちなみにファクタリング業者の選択を誤ると2社間取引で手数料率が30%程度になってしまうこともあります。
C社長は比較的有利な契約が結べた、ということになりますよね。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングについての詳しい説明はこちら
ファクタリング利用後にC社長の会社はどうなったのか?
資金調達できた1,500万円を元手にして、トラックを購入しました。
今回は新たに2台購入することになったのですが、その頭金として利用することにしたのです。
そもそもトラックは1台あたり新車であると2,000万円から3,000万円するので、一括での購入は難しいのです。
そこでまずは頭金の確保を目指したというわけです。
1,500万円すべてをトラック購入の頭金に利用したわけではありません。
新たに人員を4名増やしたので、その給与の支払いのために一定額は使わずに社内に留保しました。
人員を増やしたからと言ってすぐに売上に反映されるわけではありません。
売上に反映される前に給与の支払いがやってきます。
そこでファクタリングで確保した資金の一定額を給与の支払いに回しました。
新たに購入したトラックについては現在大活躍しています。
売り上げも増え、業績も好調です。
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