カテゴリー: ファクタリング

急な資金調達に対応するにはこれ!売掛債権の買取で迅速に資金調達し経営を守ろう!

事業者の多くは、商品やサービスを掛け買いし、逆に掛け売りもしています。掛け取引することで、帳面上の売上や費用発生と実際の入出金にタイムラグが生じます。

日常的に記帳している中で、そのタイムラグについてあまり大きく考えないかもしれません。しかし、そのタイムラグを利用して、資金調達できる可能性があります。融資ではない方法で資金調達できることを知っていると、事業するうえでもう1つの選択肢が得られます。

今回は売掛債権の買取という資金調達方法について考えていきましょう。

売掛債権を期日前に買取るという手法

ある業者AがクライアントBにものを掛け売りしたとします。

  • 5月10日に1000万円を掛け売り
  • 売掛債権(売掛金)の入金日は6月30日(翌月末)
  • 6月15日に急な資金調達が必要になった
  • 帳簿上は5月10日に「売上 1000万円」だがキャッシュが6月15日現在ない

このような場合、6月15日に慌てて融資を申し込んでも、融資の審査に時間を取られて間に合いません。ノンバンク系のビジネスローンや怪しい金融に資金調達を依頼しますか?

信用情報もブラックになってしまい、以後の経営が大変なことになってしまいます。危険な取り立てに遭うかもしれません。しかし、売掛債権(売掛金)の入金を待っていては、支払いできず不渡りや倒産の危機に直面してしまいます。

その場合の解決策として「売掛債権の買取」があります。

上の事例で言うと、「A社が6月30日に1000万円をB社から振り込んでもらう」というA社の権利(債権)を6月30日までに買取ってもらいます。

ゲームや中古本、骨とう品などを買取ってもらい現金化するのと同じように「売掛金をもらう権利」を事前に売却し、債権買取業者からお金をもらいます。

実質、給料前借りならぬ、売掛金の前受取になります。

1000万円の売掛債権ならば買取金額は800万円前後になります。ゲームや本も定価で買取ることはほとんどありませんが、売掛債権の買取も同様に、本来支払期日にもらう金額よりも少なくなります。

しかし、本来の入金日には待てない、少し金額が減ってもそれより前に資金調達が必要!という方にとっては、売掛債権の買取という手法は有効に働きます。

通常の融資で資金調達しようとすると、最低半月、長くて1か月くらいかかります。そんなに待てない状況の場合、詰んでしまいます。ひょっとすると、本来の入金期日を待った方が早いかもしれません。

そうではなく、数日(あるいは即日)融資可能なものは、消費者金融系のビジネスローンなど高利で、信用情報に記載されるとマイナスになるものばかりです。

もっと悪質なヤミ金融などに手を出してしまうと大変なことになります。安心、安全に迅速な資金調達をするには、売掛債権がある前提で買取、現金化が優れています。

売掛債権の買取を行うために必要なもの

売掛債権の買取を希望する場合、何が必要なのか確認します。これがない場合、買取できる売掛債権が存在しないので資金調達できません。

買取できる売掛債権を確認

買取できる売掛債権は以下のようなものになります。

  • 売掛金(通常の掛売)、売掛金の請求書あり
  • クレジットカードによる販売
  • 「〇〇Pay」や交通系ICカードによる支払い
  • (場合によっては)注文書、発注書、請書など

基本的に請求書がある売掛債権(売掛金)ですが、クレジットカード払いやキャッシュレス決済(「〇〇Pay」や交通系ICカード)も、実際に入金までに期間(サイト)があるので、売掛債権とみなして買取可能です。

また、一部売掛債権買取会社の中には、請求書まで行かない(仕事が完了していない)段階の注文書や発注書について、仕事を完遂したとみなして買取ってくれることがありますが、レアなケースなので、そういうものもあるのかとおぼえておくくらいでよいです。

売掛債権の請求書

売掛金の証明になるもので、売掛債権買取の最重要書類です。

請求書が該当します。通常請求書ですが、売掛債権の種類によっては、契約書や発注書などで良い場合もあります。カード払いのデータなどでも良いケースもあります。

これが最も大事ですので、確実に用意してください。可能ならば、PDF化してオンラインでも提出できるようにしてください。書類のPDF化は他の書類にも該当します!

売掛先との取引基本契約書

取引先、クライアントとの売掛債権の契約書になります。

「毎月○日締め翌月末日払い」など、売掛金の計算と支払期日などが書かれた書面になります。

これがないと、回収日がわからず、売掛債権買取会社がリスクを被ることになります。契約書がなければ、そもそも本当に売掛契約をしているかどうかもわかりません。

そのほか、法人登記簿謄本や住民票、身分証明書、確定申告書なども必要になりますが、「売掛債権」そのものがある証明としてはこれら2つについてあるかどうか確認してください。

あれば、融資にたよらない迅速な資金調達が可能になります!

売掛債権買取とは異なる売掛債権を担保にしたABL融資とは?

売掛債権買取と同じように売掛債権による資金調達方法として「ABL融資」という、「動産(資産)担保融資」(Asset Based Lending:アセット・ベースト・レンディング)というものがあります。

金融機関から融資を受ける際に、通常は担保として不動産(土地、建物)を提供しますが、ABL融資では動産や売掛債権など流動資産を担保にして資金調達を受けます。

売掛債権も担保にでき、それでお金を借りる融資です。

このABL融資ですが、金融庁が積極的に進めていて、従来の不動産担保融資に加え、新しい担保付き資金調達の方法として取り扱うように全国の金融機関に通達を出しています。

『ABL(動産・売掛金担保融資)の積極的活用について(金融庁通達)』
https://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20130205-1/01.pdf

結果として、ABL融資のメニューは拡大されつつあります。

売掛債権担保融資とは

ABL融資の中でも「売掛債権」を担保にした融資をこう呼びます。売掛債権(売掛金)を使って資金調達するという意味では売掛債権買取に似ていますが、違うところもあり注意してください。

なお、この場合の売掛債権とは

  • 売掛金
  • 売掛債権
  • 受取手形

などを指します。実質、買取ってもらえるものの多くがABL融資の担保になります(受取手形は買取できません)。

売掛債権買取とABL融資の違い

大きな違いとして売掛債権担保融資は売掛債権を担保に「融資」を受けるのに対して、売掛債権買取は「売却」(有償譲渡)することで資金調達します。

売掛債権を買取ってもらうので、買取後はその売掛債権はなくなります。しかし、ABL融資の売掛債権は担保なので、返済後はまた借入のための担保にできます。あるいは1つの売掛債権で複数のABL融資の担保にできるかもしれません。

「1回限りの売掛債権買取、数回利用可能なABL融資」です。

しかし、ABL融資は「融資」なので、銀行法や貸金業法の適用を受けます。審査も厳格に行われ、迅速な資金調達ができません。そもそもの売掛債権の回収期日の方が早い(融資の意味がない)可能性もあります。

融資である以上、信用情報照会や、利用後の信用情報への記載があります。過去に偏在事故を起こしている「金融ブラック」の方は利用できない可能性があります。

売掛債権買取はそのような法律が適用されないので、数日(最短即日)で売掛債権の買取によって資金調達できます。信用情報照会もないため、売掛債権さえあればどなたでも利用できます。

迅速な資金調達を目指すのであれば、ABL融資よりも売掛債権買取の方が効果的です。やはり数日で簡便な審査によって資金調達できるメリットは大きすぎます。

「迅速で弾力的な運用ができる売掛債権買取、融資なので法律の縛りが多いABL融資」です。

ABL融資が有効な場面もありますが、不動産ではなく動産、それも売掛債権を担保に借入するくらいならば売掛債権を買取ってもらった方がメリットがあります。

売掛債権の買取で迅速な資金調達を!No.1は好条件で買取ります!

融資を待っていては資金調達に間に合わない場合、売掛債権買取という手法があることを紹介しました。

クライアントと売掛金契約をしていれば、サイトが長い売掛債権があるはずで、それを期日前に買取してもらうことで、債権を中古ゲームや骨とう品のように換金できます。

売掛債権の買取による資金調達は、融資とは異なる仕組みで行われるため、銀行法や貸金業法の規定や規制も受けず、審査も緩く迅速に行われます。

数日以内にお金が必要!という場合は融資の審査を待てず、危険なビジネスローンなどに手を出せないので、売掛債権買取が有効な手段になります。

その売掛債権の買取を行う会社として「株式会社No.1」をおすすめします。

「株式会社No.1」は経験と実績があり、全国各地の事業者に利用していただいていて、良い評価をいただいています。

無担保で売掛債権を高額買取するため、結果的にみなさまが資金調達できる金額が多くなります。

「株式会社No.1」はみなさまの希望に合わせて、複数のメニューを用意します。売掛債権かどうか迷われている(キャッシュレス決済など)場合も、ぜひご相談ください。

売掛債権を買取ることで担保不要、迅速な資金調達、審査が緩い資金調達ができる、という売掛債権買取の大きなメリットを活かした資金調達をぜひご検討ください。

よろしくお願いいたします。

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