カテゴリー: ファクタリング
ファクタリングの手数料比較!手数料の相場や他の資金調達の手数料比較も合わせて紹介
ファクタリングは融資に代わる資金調達方法として、年々浸透しています。資金調達するうえで重要な要素として支払利息が挙げられます。融資の場合は支払利息ですが、ファクタリングの場合はファクタリング手数料として支払わなければなりません。
手数料が高ければ資金調達額が減り、期待している資金が入手できないかもしれません。そこで、今回はファクタリングにおける手数料比較をします。
手数料比較して、その「相場観」を知ってください。ファクタリングの種類によって手数料は異なりますが、その中でも相場、平均よりも高い手数料を提示するファクタリング会社は避けてください。
1社だけではその手数料が正しいと信じてしまうかもしれません。複数の会社の手数料比較していただきたく、今回はそのための情報を提供します。
ファクタリングの種類を簡単に押さえておこう
各ファクタリングメニューの手数料比較をする前に、簡単にそれぞれのファクタリングについて押さえておきましょう。
一括ファクタリング
売掛債権(売掛金)を一括してファクタリング会社に買い取ってもらう通常のファクタリングです。依頼主とファクタリング会社で完結する2社間ファクタリングと、それに加えて売掛先の同意も必要な3社間ファクタリングがあります。
医療ファクタリング
診療報酬ファクタリングとも呼ばれます。病院やクリニック(あるいは整骨院)は、患者さんから1割~3割の医療費を受け取り、残りの診療報酬は保険請求します。請求先は社会保険報酬支払基金や国保連です。
この診療報酬は請求してから約2か月後に入金となるため、その間に資金調達したい場合「診療報酬を受け取る権利」を買い取ってもらうファクタリングになります。
医療ファクタリングと似たものに、福祉事業所などが介護保険サービスを提供し、介護報酬を国保連などに請求する場合の介護報酬を期日前に資金化する介護報酬ファクタリングもあります。
国際ファクタリング
海外と取引する際には、取引先がどこまで信用できるかわからない側面があります。そのため、信用情報調査も含めて現地のファクタリング会社に依頼する方法です。
売掛債権(売掛金)支払い期日前の回収ではなく、現地の取引先が何らかの事情で支払い不能に陥ったときに、ファクタリング会社がその分を立て替えます。
信用情報調査+支払い不能保険のようなメニューをファクタリングの枠組みで提供します。
保証ファクタリング
国内の事業者が売掛先の場合の支払い不能保険のようなものです。国際ファクタリングから信用情報調査を除いたイメージです。
こちらも売掛債権(売掛金)の数%を手数料として支払いますが、ファクタリングが発動するのは回収できなかった場合のみです。一定額を回収不能時の保険料として支払うイメージになります。期日に回収できれば、手数料分損することになりますが、回収不能時に自動的にファクタリングが発動するので、保険として利用したい場合はおすすめです。
各ファクタリングの手数料比較をしてみた
上記の各ファクタリングメニューについて手数料比較を行います。手数料比較が見やすいように比較表にしました。
ファクタリングの種類 | 基本的な手数料率 | 好ましい手数料率 |
---|---|---|
一括ファクタリング(2社間ファクタリング) | 10%~20% | 10%~15% |
一括ファクタリング(3社間ファクタリング) | 1%~10%未満(1桁) | 5%以下 |
診療報酬ファクタリング | 0.5%~2% | 1%以下 |
国際ファクタリング | 1%~2% | 1%台前半 |
保証ファクタリング | 2%~15% | 10%未満(1桁%) |
手数料比較すると、ファクタリングの種類によってこれだけの違いがあることがわかります。
国際ファクタリングや保証ファクタリングの手数料が低いのは、扱っているファクタリング会社が大手銀行系ファクタリング会社であり、相手も大企業が多いという事情によります。
医療ファクタリングは、診療報酬の支払先である社会保険報酬支払基金や国保連の倒産があり得ないことから(倒産した日本の医療は終わり)、これだけ低い手数料になっています。実際、診療報酬の支払いが遅延することはあり得ないからです。
多くの事業主様が資金調達の目的で行う一括ファクタリングについては、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで手数料比較すると厳然とした差があります。
言うまでもなく3社間ファクタリングの方が、ファクタリング会社が引き受けるリスクが低くなります。3社間ファクタリングは売掛先が同意し、売掛先から直接回収するので売掛債権(売掛金)支払日に回収できないリスクが下がります。そのため、2社間ファクタリングと手数料比較すると低くなります。
手数料比較は、そのファクタリングメニューが持っている潜在的な回収不能リスクと比例します。回収不能リスクが高いほど手数料も高くなります。
手数料比較して低いファクタリングは難易度も上がります。また、国際ファクタリングや保証ファクタリングのように迅速な資金調達を目的としないものは、そもそもみなさまのニーズに合ったものなのかしっかり検討してください。
ファクタリングとその他の資金調達方法の手数料比較をしてみた
資金調達方法はファクタリングだけではありません。従前の融資などにも当然手数料(利息)が発生します。
ファクタリング手数料と融資等の利息は一概に比較できませんが、ファクタリング手数料を年利換算して手数料比較してみましょう。
ファクタリングで売掛金を資金化した日と本来の入金日の差(サイト)⇒Xか月
ファクタリングの手数料⇒Y%
とすると
月利(%)=Y÷X=Z
年利(%)=Z×12%
となります。わかりやすく、サイト1か月(X=1)で計算すると、ファクタリング手数料率×12が年利換算したものになります。これで手数料比較してみましょう。
資金調達の方法 | 手数料比較(年利換算) |
---|---|
一括ファクタリング | 2社間ファクタリング 100%~200% 3社間ファクタリング 10%~90& |
メガバンクの融資 | プロパー融資 0.45%~1.9% メガバンク(担保あり) 1.5%~2% |
日本政策金融公庫の融資 | 担保あり 1%前後 担保なし(プロパー融資) 2%前後 |
ノンバンク系融資 | 担保あり 5%~15% 担保なし 6%~18%(利息制限法上限) |
ビジネスローン | 10%~18%(利息制限法上限) |
このようにファクタリングと融資やビジネスローン(消費者金融の事業用ローン)で手数料比較すると厳然とした差があります。
しかし、ファクタリングには融資やビジネスローンにはない大きなメリットがあるので、手数料比較のみでファクタリングを選ばないのはリスクがあります。
ファクタリングが持つ大きなメリットは以下になります。
- 最短即日、その日中に資金調達可能
- 信用情報照会がない
- 信用情報に利用歴が記載されない
- 2社間ファクタリングならば売掛先にもバレない
- 手続きにあたり必要書類が少ない
- 手続きの最初から最後までオンラインでできる。面談もオンライン可能
手数料比較だけで考えると融資のほうに分があるかもしれませんが、ファクタリング、特に2社間ファクタリングについては隠密、かつ迅速に資金調達でき、ケースによっては非常に大きなメリットがあります。
3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの手数料比較で、3社間ファクタリングの方が明らかに得のように思えますが、「売掛先にバレない」=「これまでの信頼関係を維持できる」というメリットも忘れてはいけません。」
2社間ファクタリング、3社間ファクタリング、融資、それぞれ手数料比較とともに他の要素も考慮して使い分けてみましょう。
資金調達の専門家に頼るとかなり割高になる
手数料比較で考えると融資が良いのですが、融資の審査は厳しく、信用情報照会もあるためなかなか通りません。
そのため、税理士など資金調達の専門家に依頼することがあります。当然専門家報酬が発生するため、手数料比較だけで「融資が安い」と判断しても、結局専門家報酬でファクタリング手数料を超えてしまうことがあります。
専門家報酬の場合、手続き代行する「着手金」と融資が決まった場合に支払われる「成功報酬」に分けられます。それぞれ相場は以下になります。
- 本政策金融公庫からの融資 着手金:約3~5万円 成功報酬:調達額の3~5%程度
- 金融機関からの融資 着手金:約2~5万円 成功報酬:調達額の2~5%程度
- 補助金や助成金など 着手金:約2~5万円 成功報酬:調達額の15~25%程度
- 事業計画書のみ作成などスポット的な依頼 約3~5万円
成功報酬で手数料が上乗せされてしまいます。当然、専門家に依頼するということは時間がかかります。
迅速な資金調達を考えている場合、この方法は不向きです。融資だけではなく補助金なども使って資金調達を考えている方は専門家に依頼するのも良いですが、そうでない場合、手数料比較してもあまりコスパがよいとは言えません。
まずみなさんご自身でできる資金調達を考えましょう。ファクタリング手続きはとても簡便です。2社間ファクタリングならば即完了します。
資金調達は手数料比較のみでは決めない!ファクタリングのメリットも考慮しよう!株式会社No.1に相談を
手数料比較のみで決めると、ファクタリング、特に2社間ファクタリングは候補にならない可能性が高いです。
しかし、ファクタリングには「即日資金化可能」「信用情報と無関係」という大きなメリットがあります。
いくら手数料比較して融資が安くても、即日資金化はできません。消費者金融系のビジネスローンは上限があり、かつ信用情報に「消費者金融利用歴」が記載されます。
ファクタリング、特に2社間ファクタリングは売掛先にバレず、信用情報にも影響せず、最短即日の迅速な資金調達が可能です。
資金調達までにある程度時間的余裕があるなら、日本政策金融公庫への問い合わせをおすすめしますが、急な資金調達が必要で、融資を受けている時間的、信用情報的な余裕がない場合、ファクタリングの利用が良いでしょう。
「株式会社No.1」は信用と実績のあるファクタリング会社で、2社間ファクタリングでも低い手数料を実現します。事前に資金計画がある長期的な資金需要ならば融資でよいですが、そうではなく、短期的な資金需要の場合、手数料比較だけではなく、信用情報も考えるとファクタリングに利があります。
専門家(税理士など)に依頼して、無理やり融資を通すくらいならば、ファクタリングで資金調達したほうが確実です。
ぜひ株式会社No.1までお問い合わせください。株式会社No.1は遠隔地にお住まいの方も、完全オンラインで対応しています。全国各地の事業主様ぜひご利用ください。
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