【2024年版】フリーランス様向けファクタリング完全ガイド
フリーランスの皆様、株式会社No.1のホームページ(当ファクタリングコラム)をご覧頂きありがとうございます。
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フリーランスとは
2000年代に入ってから、政府は徐々に働き方改革を進めてきました。
2010年以降、この流れは加速していき、フリーランスを始めとした多様な働き方ができる社会になりつつあります。
少なくとも、「働く=会社に就職する」といった考え方は古いものとなり、就職せずに働く人が年々増加しています。
そんな中、特に定着したのが「フリーランス」です。
フリーランスの定義
フリーランス協会によれば、フリーランスは以下のように定義されています。
特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人
出典:出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2018」
この定義にある通り、フリーランスは特定の企業や団体に所属せず(企業や団体から雇用されず)、個人で働く人のことです。
また、専門知識やスキルで稼ぐのもフリーランスの特徴といえます。
実際、フリーランスの代表的な職種はライター、デザイナー、プログラマー、イラストレーターなどであり、専門性が高く、個人でも成り立つ職種がほとんどです。
フリーランスと個人事業主の違い
税法上の事業者区分には、法人と個人事業主があり、フリーランスと個人事業主は基本的に同じものとして考えます。
個人事業主とフリーランスを強いて区別するならば、開業届を提出しているかどうかです。
個人事業主は、税務署に開業届を提出し、個人で事業を行う事業者を指します。
そもそも、事業者区分とは「税務上の区分」であり、開業届を提出していなければ個人事業主とはみなされません。
一方、フリーランスは税務上の区分ではなく、単に「働き方」を意味する用語です。
開業届を出しているかどうかに関係なく、企業や団体から雇用されずに個人で働いていればフリーランスと言えます。
もっとも、一般的にはこのように厳しく区別することはありません。
例えば資金調達においても、「個人事業主向けの資金調達方法」と「フリーランス向けの資金調達方法」はほぼイコールです。
この記事も、「個人事業主=フリーランス」を前提として解説していきますので、そのつもりで読み進めて頂ければと思います。
フリーランスと法人の違い
フリーランスと法人は大違いです。
上記の通り、フリーランス(=個人事業主)と法人では税務上の区分が異なります。
しかし、最も大きなフリーランスと法人との違いは「事業規模」です。
フリーランスは個人で働くため、事業規模がどうしても小さくなります。
個人でこなせる仕事量には限界がありますから、フリーランスの売上もそれ相応です。
一方、法人は多くの従業員を抱えています。
中小企業基本法の定義によると、製造業を営む法人では、常時雇用する従業員数が300人以下の法人を中小企業、20人以下の法人を小規模企業者に分類します。
このように、法人は数人から数十人、あるいは数百人の従業員を抱えているのです。
単純に考えて、従業員が多いほど事業規模は大きくなります。
法人とフリーランスの事業規模は比較になりません。
この違いは、業績や財務の安定性にも影響します。
フリーランスは業績・財務が不安定
基本的に、事業規模が小さいほど業績・財務が不安定になります。
フリーランスの業績・財務は小規模企業者より不安定であり、小規模企業者の業績・財務は中小企業より不安定です。
理由は簡単です。
事業規模が小さければ売上や取引先の数も少なくなります。
好景気・不景気には波があり、新型コロナウイルス感染症のように突発的な原因によって急速に景気が悪化することもしばしばです。
不景気になると経済活動が鈍化します。
事業の現場においては、「取引の縮小」「取引先の倒産」など、明確な形で影響を受けるでしょう。
取引が縮小すると、売上が低下します。
多くの取引先に対し、平均的に売り上げていれば影響は軽微ですが、大手の取引先を失えば打撃は深刻です。
フリーランスは事業規模が小さく、取引先もさほど多くないため、取引先を1社失うだけで大打撃を受けます。
取引先が倒産すれば、フリーランスは売掛金を回収できなくなり、多額の貸倒損失が発生します。
それによって資金繰りがショートすれば、連鎖倒産に陥る可能性が高いです。
財務が安定しており、手元資金が潤沢であれば資金繰りを維持できるでしょう。
しかし、フリーランスにはそのような余裕がなく、取引先の倒産が致命傷になりかねません。
フリーランスの業績・財務は不安定であり、脆弱なのです。
フリーランスの資金繰りの特徴
フリーランスは資金繰りにも特徴があります。
個人で働くフリーランスは、事業の資金繰りが個人の家計と密接な関係にあるのです。
法人も、小規模な会社ほど経営者個人の家計と近くなり、会社と経営者が互いにお金を貸し借りする形で資金繰りを回すことがよくあります。
また、銀行などでも会社の資金繰りと経営者個人の家計を一体と見なすことが多いです。
実際に、フリーランスや会社があまり資産を持っておらず融資が難しい場合でも、経営者個人の資産が大きければ融資を受けられることが少なくありません。
しかし、やはり建て前としては会社の資金繰りと経営者個人の家計は切り離して考えます。
だからこそ、資金繰りと家計を混同する経営者は「会社を私物化している」などと批判されるわけです。
これに比べると、フリーランスは事業の資金繰りと個人の家計が一体であることを前提としています。
売上の中から経費を支払い、残ったお金で資金繰りとフリーランスである個人の家計をやり繰りしていくのです。
これが、資金繰りの安定性に影響します。
例えば、フリーランスが個人的な事情で大きな出費が発生すると、事業資金として確保していた現金が大きく流出し、資金繰りが急激に悪化します。
手元に現金がなければ、消費者金融などで高金利の借入をすることもあるでしょう。
事業とは無関係に、個人的な事情によって負債を抱えるわけですが、フリーランスの場合はその返済負担が事業の資金繰りにも確実に影響してくるのです。
資金繰りと家計が一体であることは、フリーランスの資金繰りや業績・財務、延いては資金調達を左右する要素といえます。
フリーランスの資金調達事情
フリーランスも法人と同様に、資金が不足すれば資金繰りが回らず、事業が立ち行かなくなります。
では、フリーランスはどのような方法で資金調達しているのでしょうか。
フリーランスでも利用できる、代表的な資金調達方法をまとめていきます。
融資を受ける
資金調達方法の王道は融資です。
法人が資金を調達する際には、真っ先に銀行融資を検討します。
フリーランスも融資を利用できますが、注意したいのはフリーランスにとっては調達のハードルが高いということです。
既に解説した通り、フリーランスは法人に比べて業績・財務が脆弱であり、信用力を低くみられることが多いです。
銀行やノンバンクでは、融資の際に会社や個人の信用力を重視します。
ここでいう信用力とは、フリーランスの人柄などももちろんですが、それ以上に「事業で利益をあげて、借りたお金をしっかり返してくれること」であり、いわば「返済力があること」にほかなりません。
つまり、
「(フリーランスとして)業績が安定している⇒返済に充てる利益を出せる⇒返済力がある⇒融資できる」
という考え方が基本となります。
逆に言えば、業績が不安定なフリーランスなどの事業者は融資を受けることが困難です。
フリーランスは、難しい状況で融資を引き出すために、以下の工夫が必要となります。
高金利で借り入れる
公的機関の援助を受ける
消費者金融のカードローン
高い金利を受け入れることで、フリーランスでも融資を受けやすくなります。
全てのビジネスは、リスクとリターンのバランスで成り立っており、金融機関や貸金業者も例外ではないのです。
信用力が低く、貸し倒れリスクが高いフリーランスや事業者に対しては、高金利設定によってリターンを高めることで、融資しやすくなります。
フリーランスでも使いやすいのは、消費者金融のカードローンです。
消費者金融のカードローンは、個人に対してお金を貸し付けます。
フリーランスという事業者に対して貸し付ける事業性融資ではないため、事業内容を評価されません。
このため、業績が不安定なフリーランスでも借りやすいというわけです。
もちろん、個人としての返済力を審査されますから、フリーランスとしてそれなりの利益(=給与)をあげていることが重要となります。
フリーランスが消費者金融から借りる際には、総量規制に注意が必要です。
総量規制とは、個人がお金を借りる場合の借入上限額を「年収の3分の1」に制限する規制です。
例えば、年収300万円のフリーランスの場合、借入上限額は100万円となります。
ビジネスローン
消費者金融のカードローンは総量規制を受けるため、まとまった資金を必要とするフリーランスには利用しにくいです。
その場合にはビジネスローンが役立ちます。
ビジネスローンは、法人やフリーランスを対象として、事業資金を貸し付けるものです。
ビジネスローンを提供しているのは銀行系の業者、信販系の業者、消費者金融経営者の業者など様々です。
総量規制は、あくまでも個人の借入に対する規制であり、事業資金の借入は対象外としています。
フリーランスも、ビジネスローンで事業資金を借り入れることによって、総量規制を気にせず資金を調達できます。
ただし、事業性融資である以上、事業内容を厳しく審査されるため、業績に問題があるフリーランスは借入が困難です。
日本政策金融公庫の融資
フリーランスが高金利の借入を避けたい場合には、公的機関の援助を受けることをおすすめします。
例えば、日本政策金融公庫は、民間金融機関の補完を目的として、政府の100%出資によって運営されている公的金融機関です。
一般の銀行で融資を受けられないフリーランスなどの事業者でも、日本政策金融公庫ならば低金利で融資を受けられる可能性があります。
銀行や消費者金融では、過去と現在から返済力を判断しますが、日本政策金融公庫は過去と現在の状況だけではなく、将来性も考慮して判断します。
したがって、現在は業績・財務に問題があり、資金繰りに苦労しているフリーランスでも、今後について具体的な計画や展望がある場合には、日本政策金融公庫で融資を受けられるかもしれません。
信用保証協会の保証付融資
フリーランスの資金調達には、信用保証協会も役立ちます。
信用保証協会は保証業務を行う公的機関です。
信用保証協会が保証した事業者が返済不能に陥った場合、残債は全て信用保証協会が弁済します。
信用保証協会の保証さえあれば、融資した金融機関の貸し倒れリスクは実質的にゼロになります。
貸し倒れリスクがゼロであれば、融資先がフリーランスでも、業績や財務がどのような状況であっても、何も心配いりません。
さらに、信用保証協会に保証料を支払うのは金融機関ではなく、保証を受けるフリーランスです。
つまり、金融機関はコストゼロで貸し倒れリスクを回避でき、貸し倒れが起きなければ利息で稼ぐことができるという、非常に有利な条件で融資できるのです。
信用力が不足しているフリーランスでも、信用保証協会の保証によって信用を補完することで、融資を受けられる可能性が高まります。
クレジットカードの利用
ここまで融資を軸に解説してきましたが、もちろん融資以外にもフリーランス向けの資金調達方法はあります。
例えば、クレジットカードの利用がおすすめです。
クレジットカードと聞くと、現金を調達する方法ではないため、あまり「資金調達」というイメージがないかもしれません。
「フリーランスは資金繰りと家計が一体」ということを思い出してください。
例えば、手元に100万円の現金があり、この100万円で資金繰りと家計を回していくとしましょう。
100万円のうち、フリーランス個人の家計に50万円を使う場合、資金繰りに回せるのは50万円だけです。
そこで、個人の家計をクレジットカードでカバーします。
日々の出費をできるだけクレジットカードで決済し、実際の支払いを先延ばしすることによって、資金繰りに回せる現金を増やすことができます。
クレジットカードは現金を調達する方法ではありませんが、実質的には資金調達とほぼ同じ効果があるのです。
フリーランスでも、クレジットカードを作ることはさほど難しくありません。
資金繰りに関係なく、早い段階でクレジットカードを作っておくのがよいでしょう。
フリーランスの方は普段からクレジットカードで決済して信用を高め、利用限度額を増やしておくと、いざというときの資金調達に役立ちます。
ファクタリングとは?
これまで、フリーランスの資金調達といえば借入やクレジットカードが基本でした。
しかし近年、フリーランスの間でファクタリングが急速に普及しています。
ファクタリングとは、売掛債権(売掛金)の買取サービスです。
フリーランスがお持ちの売掛債権(売掛金)をファクタリング会社が買取ることにより売掛債権(売掛金)を支払い期日前に資金化することができます。
たとえば、支払いサイトが末締めの翌々月末払いだったとして、ファクタリングサービスを利用すれば2カ月間待たずとも売掛債権(売掛金)を資金化することが出来ます。
売掛債権(売掛金)とは?
ファクタリングサービスで売買される売掛債権(売掛金)について説明していきます。
売掛債権(売掛金)とは、フリーランス様が取引先(売掛先)企業へ商品やサービスを提供した時に、取引先(売掛先)企業に対して商品やサービスの対価として代金を請求する権利です。
通常、売掛債権(売掛金)には支払い期日が定められています。
この支払い期日前に売掛債権(売掛金)を資金化するサービスが「ファクタリング」です。
ファクタリングについて、金融庁は以下のように定義しています。
一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。
この定義からも、ファクタリングが売掛金の買い取りであること、早期資金化に役立つことが分かるでしょう。
ファクタリングに求められる要件のうち、最も基本的なものは「手元に売掛金があること」です。
手元に売掛金があれば、フリーランスでもファクタリングを利用できます。
フリーランスのファクタリングは合法?
後述の通り、ファクタリングはフリーランスの資金調達に大変役立ちます。
フリーランスの間で人気が高まっていることも事実です。
しかしながら、ファクタリング自体が資金調達方法の中では新しく、融資などの伝統的な方法に比べるとまだまだ普及率は低いといえます。
ファクタリングに関する法整備が進んでおらず、悪質業者が紛れ込みやすい環境でもあります。
また、フリーランスそのものが新しい働き方であり、フリーランスにおけるスタンダードな資金調達方法というものが定まっていません。
フリーランス向けの新しいサービスも多く、中には法的根拠が怪しい資金調達方法もみられます。
このため、ファクタリングの法的根拠を気にするフリーランスも多いことでしょう。
結論からいうと、ファクタリングは完全に合法です。
フリーランスがファクタリングを利用することは合法であり、フリーランスにファクタリングを提供する業者も合法的に営業しています。
ファクタリングの法的根拠は、「ファクタリングが法的に債権譲渡」という点にあります。
以下の通り、債権譲渡取引は法律で認められているのです。
(債権の譲渡性)
第四百六十六条 債権は、譲り渡すことができる。ただし、その性質がこれを許さないときは、この限りでない。
2 当事者が債権の譲渡を禁止し、又は制限する旨の意思表示をしたときであっても、債権の譲渡は、その効力を妨げられない。
出典:出典:e-Gov法令検索「第四節 債権の譲渡」
ファクタリングは法的に債権譲渡ですから、債権譲渡が合法であればファクタリングも合法というわけです。
売掛先が債権譲渡を拒否した場合でさえ、法的には合法とみなされます。
もっとも、法律を確認するまでもなく、ファクタリングの合法性には疑いがありません。
というのも、政府もファクタリングの普及を推進しているです。
法人・フリーランスを問わず、政府はファクタリングの活用を推奨しています。
この事実だけでも、フリーランスのファクタリングが合法であることが分かるでしょう。
ファクタリングの方式と流れ
ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類の契約形態があります。
また「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」では利用の流れが異なりますので流れを含めて解説していきます。
2022年現在フリーランス様が利用できるファクタリング会社は多くはありません。
2社間ファクタリングとは
2社間ファクタリングとはフリーランス様とファクタリング会社の2社でファクタリング契約を行うファクタリングです。
まず、ファクタリング会社がフリーランス様、個人事業主様の売掛債権(売掛金)を買取できるか審査します。
ファクタリング会社が無事に買取できると判断して審査に通った場合、ファクタリング会社とフリーランス様との間でファクタリング契約を締結します。
ファクタリング契約締結後にファクタリング会社からフリーランス様のご指定口座に買取金額が振り込まれます。
この時点でフリーランス様は売掛債権(売掛金)を資金化することができます。
次に取引先(売掛先)企業から支払い期日に入金があると思いますので入金があり次第、フリーランス様はファクタリング会社に売掛債権(売掛金)の入金分を支払います。
これで、2社間ファクタリング取引は完了です。
万が一、入金期日に取引先(売掛先)企業から入金がなかったとしてもフリーランス様は回収や弁済をする義務はありませんのでご安心ください。(償還請求権がないファクタリング)
2社間ファクタリングのメリット
取引先(売掛先)企業に知られずにファクタリング(資金調達)が可能
資金調達までのスピードが早い
2社間ファクタリングのデメリット
3社間ファクタリングより買取手数料が高い
3社間ファクタリングより審査に通りづらい
3社間ファクタリングとは
3社間ファクタリングは、フリーランス様、取引先(売掛先)企業、ファクタリング会社の3社でファクタリング契約を締結します。
フリーランス様からファクタリング会社にお申し込みを頂いた後、ファクタリング会社から取引先(売掛先)企業にフリーランス様からファクタリング会社に債権譲渡することの承諾、承認をもらいます。
その際、売掛債権(売掛金)の支払い先がフリーランス様からファクタリング会社に変わる説明もさせて頂きます。
取引先(売掛先)企業からの承諾、同意が得られれば、ようやく3社間でファクタリング契約の締結になります。
この3社が一斉に集まるケースは少なく郵送での契約締結になることが多いです。
ファクタリング契約締結後にファクタリング会社からフリーランス様のご指定口座に買取金額が振り込まれ資金化されます。
売掛債権(売掛金)の支払い期日に、取引先(売掛先)企業からファクタリング会社に支払いがあれば一連の3社間ファクタリング取引は完了します。
この場合も万が一、取引先(売掛先)企業からファクタリング会社に支払いがなくても、フリーランス様には一切の責任は生じませんのでご安心ください。
3社間ファクタリングのメリット
2社間ファクタリングより買取手数料が安い
2社間ファクタリングより審査に通りやすい
3社間ファクタリングのデメリット
資金調達までに時間がかかってしまう
取引先(売掛先)企業にファクタリング契約が知られてしまう
フリーランスがファクタリングを利用するメリット
次に、フリーランスがファクタリングを利用するメリットについて解説いたします。
今回説明するファクタリングのメリットは、フリーランス様に特化している内容になります。
フリーランスでも利用可能
ファクタリングはフリーランスを含む個人事業主様でもご利用可能です。
ただし、ファクタリング会社によってはフリーランスや個人事業主の利用ができなかったり制限があったりします。
株式会社No.1は問題なくフリーランス様でも個人事業主様でもご利用できるのでご安心ください。
フリーランス様の資金調達方法は、利用可能な金融機関やサービスでみると法人様より大幅に少ないのが現状です。
ファクタリングは、フリーランス様にとって数少ない資金調達方法の一つです。
最短で30 分!即日の資金化も可能
ファクタリングは、資金調達までのスピードが早いのが特徴です。
銀行や政策金融公庫などからの借入ですと、数週間から数カ月かかってしまいますが、ファクタリングなら即日の資金化が可能です。
ファクタリングは、フリーランス様にとって最も早い資金調達方法の一つと言っても過言ではありません。
ファクタリングの資金調達スピードの目安は以下の通りです。
- 2社間ファクタリング:最短即日
- 3社間ファクタリング: 最短1週間程度
- オンラインファクタリング:最短数時間
2社間ファクタリングを利用することで、フリーランスでも最短即日で資金調達できます。
気を付けたいのは、あくまでも「“最短”即日」であって、必ず即日でファクタリングできるとは限らないことです。
しかし、フリーランスがファクタリングする場合、かなりスピーディに調達できることは間違いありません。
というのも、フリーランスのファクタリングはオンラインが基本だからです。
近年、フリーランスにおけるファクタリング需要の高まりを受け、フリーランスを専門とするファクタリングサービスも増えてきました。
それらの多くは、オンラインファクタリングを基本としています。
オンラインファクタリングは、2社間ファクタリングの手続きを全てオンラインで行うものです。
申し込みから契約まで一貫してオンラインで手続きすることにより、従来の2社間ファクタリングよりもスピーディに手続きできます。
また、契約もオンラインで行うため、従来の2社間ファクタリングのように対面・郵送での契約は不要です。
さらに、オンラインファクタリングはAIで審査を行うケースも多く、審査時間も大幅に短縮できます。
だからこそ、オンラインファクタリングは最短数時間での資金調達も可能なのです。
実際に、No.1のフリーランス向けのファクタリングでは、最短30分入金の実績が多数ございます。
フリーランスは事業規模が小さく、機動性に優れているのが特徴です。
しかしながら、資金が不足している状態では、せっかくの機動性を活かせません。
ファクタリングでスピーディに調達すれば、機動性を損なわず、フリーランスの強みを生かした営業も可能です。
フリーランスでも審査に通る
ファクタリングは、フリーランスでも審査に通りやすいことが大きなメリットです。
他の方法で資金を調達する場合、フリーランスならではの事情により、審査のハードルが高くなります。
このことは、上記(フリーランスの資金調達事情)でも述べた通りです。
なぜ、フリーランスはファクタリングの審査に通りやすく、その他の審査に通りにくいのでしょうか。
原因、審査基準の違いにあります。
フリーランスが融資を受けにくい理由
融資審査では、融資先であるフリーランスを基準に審査します。
フリーランスが融資を受けにくいのは、簡単にいえば信用が低いためです。
銀行でも貸金業者でも、融資であれば返済義務を伴うため、「返済できる」という信用がなければ融資しません。
残念なことに、おひとりで事業を営んでいるフリーランス様の社会的信用は、法人や複数名在籍している個人事業主と比べると圧倒的に低いです。
なぜ、フリーランス様の社会的信用が低いかというと、お一人でされている事業なのでいつでも簡単に辞められたりするからです。
当然ながら、廃業したフリーランスからは取り立てることができません。
フリーランスにはこのようなリスクがあるため、銀行や貸金業者は融資を渋るのです。
もっとも、廃業によるリスクがなかったとしても、やはりフリーランスの信用は低いと言わざるを得ません。
なぜならば、フリーランスは業績・財務が不安定なためです。
フリーランスは事業規模が小さく、業務委託契約などによって特定少数の売掛先に依存していることも多いです。
例えば、売上のシェアが売掛先Aが50%、売掛先Bが30%、売掛先Cが20%という場合、売掛先Aから取引を打ち切られることによって売上が半減します。
新規取引先を開拓するとしても、50%分の売上を回復するには時間を要するでしょう。
もちろん、返済能力も大きく低下するのですから、このフリーランスに融資していた銀行では貸倒れリスクが高まります。
フリーランスは、このような事態に陥ることが少なくないため、「返済力が不安定→信用が乏しい→融資謝絶」と判断することが多いのです。
また、財務の脆弱性も問題になります。
基本的に、フリーランスは個人で営業しており、事業上の資金繰りと家計が一体化していることが多いです。
本来事業に使うべき資金を、家計のやりくりに流用することも珍しくありません。
これは、資金使途が不明確であることを意味します。
銀行は、資金使途が不明であれば決して融資しません。
家計への流用によって資金使途が不明確になりやすいフリーランスは、この意味でも信用が乏しいのです。
以上の理由により、フリーランスは融資での資金調達が困難です。
つまるところ、銀行が融資先(フリーランス)を基準に審査するからこそ、審査に通らないといえます。
ファクタリングの審査基準
ファクタリングがフリーランスを審査する場合、審査基準となるのは売掛金です。
ですが、ファクタリングはフリーランス様でも売掛債権(売掛金)がしっかりしていれば審査に通りやすいです。
ファクタリングは、社会的信用よりも売掛債権(売掛金)を重視します。
これは、ファクタリングのビジネスモデルを考えるとよくわかります。
ファクタリングは、フリーランスの売掛金を額面金額よりも割安に買い取り、支払期日に売掛先から満額回収することで差額を儲けるビジネスです。
ファクタリング会社が利益を得られるかどうかは、フリーランスから買い取った売掛金を回収できるかどうかにかかっています。
したがって、利用するフリーランスの社会的信用や、業績が不安定であること、財務が脆弱であることはほとんど問題になりません。
利用するフリーランスの社会的信用が高くても、業績が安定していても、財務が盤石でも、買い取った売掛金を回収できなければ意味がないのです。
業績が悪化しているフリーランス、赤字が続いているフリーランス、銀行融資やビジネスローンの審査に落ちたフリーランス、すでに借入金を滞納しているフリーランスなど、あらゆる状況で資金を調達できます。
利便性が高い
法人・フリーランスを問わず、ファクタリングは利便性に優れています。
特に2社間ファクタリングは、簡単な手続きでスピーディに利用できるため、法人とフリーランスの双方から人気です。
見方によっては、法人向けファクタリングよりもフリーランス向けファクタリングの方が利便性は高いといえるでしょう。
なぜならば、上記の通りフリーランスのファクタリングはオンラインが基本だからです。
法人向けにファクタリングを行う業者で、オンラインファクタリングを導入しているのは一部の優良ファクタリング会社に限られ、オンラインの普及率はまだまだ低いといえます。
これに対し、フリーランス向けファクタリングにはオンライン専業の業者も多く、オンラインの普及率は高いです。
オンラインファクタリングは、従来の2社間ファクタリングよりも圧倒的に利便性に優れています。
全てオンラインで手続きできること、とりわけオンラインで契約できるのが大きなメリットです。
従来の2社間ファクタリングでは、対面または郵送で契約するのが普通でした。
対面契約の場合、利用者がファクタリング会社の営業所を訪問するか、ファクタリング会社のスタッフの出張訪問を受ける必要があります。
遠方の会社は、対面契約によって利便性が大きく損なわれるのです。
同様に、郵送契約も利便性に問題があります。
書類の郵送に時間がかかるほか、書類の不備により再提出を求められたり、追加書類の提出を求められたりした場合、郵送手続きだけでもかなり手間がかかるのです。
オンラインファクタリングならば、クラウドを用いてオンラインで契約するため、対面・郵送を求められることはありません。
フリーランス向けファクタリングはオンラインが基本ですから、契約手続きによって利便性が損なわれることも少ないといえます。
フリーランスは、パソコンやスマホがあれば、自宅から簡単にファクタリングできます。
必要書類が少ない
フリーランスが資金調達方法を選ぶ際には、必要書類もポイントです。
融資のように多くの書類を求められたり、書類の点数は少なくても取得に手間がかかったりすれば、柔軟な資金調達はできません。
フリーランス向けファクタリングはこの点でも優れています。
基本的に、ファクタリングは必要書類が少ないことがメリットです。
決算書や請求書、売買契約書、入金確認書類など、手元にある書類だけで申し込むことができます。
フリーランスの場合、必要書類がさらに減ることが多いです。
例えば、No.1のフリーランス向けファクタリング(オンライン)では、以下の3点をご提出いただきます。
- 直近の確定申告書
- 請求書
- 通帳のコピー
開業したばかりのフリーランスを除いて、確定申告書はすでに手元にあるはずです。
売掛先に対する請求書も手元にあるでしょう。
通帳コピーも同様です。
フリーランスのファクタリングは、このように簡単な書類だけで利用できます。
これも、フリーランス向けファクタリングの利便性が高い理由です。
開業したばかりのフリーランスでも利用できる
フリーランス向けファクタリングは業歴を問わず利用できます。
開業したばかりのフリーランスでも資金調達できることは、ファクタリングの大きなメリットです。
フリーランス人口が急増
近年、フリーランス人口が急増しています。
ランサーズ株式会社の「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」 によれば、広義のフリーランス人口は1577万人となっています。
2015年から2021年にかけて、フリーランス人口は640万人も増加しているのです。
今後もフリーランスは増えていくと考えられます。
これは、毎年多くのフリーランスが開業することにほかなりません。
開業したばかりのフリーランスは、事業が軌道に乗るまでの期間、業績・財務的に苦しい状況が続きます。
営業がうまくいかずに赤字になり、貯金を切り崩して資金繰りを回すフリーランスも多いです。
貯金があるうちはいいのですが、問題は資金が枯渇した時です。
開業後間もないフリーランスが資金を調達するのは容易ではありません。
業歴が短いフリーランスは借り入れ困難
そもそも、フリーランスというだけでも資金調達に苦労するのに、さらに「開業後したばかり(業歴が短い)」という悪材料を抱えているのです。
業歴は信用に直結する要素であり、業歴が短いフリーランスは信用がかなり低いと考えるべきでしょう。
法人でさえ、起業後間もない時期は融資を受けることができません。
開業したばかりのフリーランスが融資を受けるのは絶望的です。
ビジネスローンでの調達も難しいと考えてください。
まず、開業したばかりのフリーランスは業績が不安定です。
特に、開業後の業績が悪いフリーランスは、返済力に問題があるためビジネスローンの審査に落ちます。
さらに、フリーランス向けのビジネスローンは、フリーランス個人が連帯保証人になるケースが大半です。
この場合、フリーランス本人の信用が重視されるわけですが、この点に問題があります。
フリーランスを本業とする人は、フリーランスが唯一の収入源です。
開業後間もない時期は、フリーランスによる収入そのものが安定しないのですから、保証力を問題視されて審査に落ちる可能性が高いです。
以上のように、開業したばかりのフリーランスは、業歴の短さによって資金調達が困難となります。
ファクタリングは業歴不問
そこで役立つのがファクタリングです。
上記の通り、ファクタリングは売掛金を基準に審査し、フリーランスの信用を重視しません。
したがって、フリーランスの業歴に関係なく利用できます。
業歴が長いフリーランスでも、売掛金に問題があればファクタリングに審査に落ちます。
逆に、開業したばかりのフリーランスでも、売掛金に問題がなければ審査に通るのです。
開業後間もないフリーランスも、信用取引を行っていれば手元に売掛金があります。
その売掛金をファクタリングすれば、業歴が短いフリーランスでも簡単に資金を調達できます。
開業したばかりのフリーランスにとって、ファクタリングは資金繰りの要になるでしょう。
ただし、開業1年未満のフリーランスの場合、ファクタリング会社によっては利用対象外のため注意してください。
少額の資金調達も可能
フリーランスは、少額の資金調達が必要になることも多いです。
しかし、少額の資金調達に利用できる方法は限られています。
限られた方法の中でも、ファクタリングは少額の資金調達に適しており、フリーランスの資金繰りに役立ちます。
フリーランスにサラ金が向かない理由
フリーランスは個人としての性質が強く、消費者金融からの借入れを考える人も多いです。
フリーランス向けのビジネスローンを借り入れるほか、事業に関係なく個人として消費者金融から借り入れること(いわゆるサラ金)も可能です。
サラ金の場合、例えば50万円の融資枠を設け、その枠内で自由に借り入れ・返済を可能とするケースがよく見られます。
個人で営業するフリーランスは、サラ金での借り入れも有力な候補になるでしょう。
しかし、サラ金にはいくつか問題があります。
分かりやすいのが、審査や金利、借入枠の問題です。
サラ金も、審査に通らなければ借り入れることができません。
サラ金の審査で重視されるのは属性です。
サラリーマンや公務員などは毎月安定した給与収入があり、属性が良いとみなされるため、特に問題がなければサラ金の審査に通ります。
しかしフリーランスの場合、毎月安定した収入があるわけではなく、属性が悪いとみなされて審査に落ちる可能性が高いです。
属性が悪いだけに、業者側のリスクヘッジのために金利も高く設定されます。
50万円の借入れであれば、おそらく年18%の金利設定になるでしょう。
銀行融資の金利は年2%が相場ですから、年18%の金利はフリーランスにとって大きな負担になるはずです。
また、サラ金の融資枠は返済実績に応じて徐々に拡大するため、当初の融資枠以上を調達するには長い期間を要します。
もちろん、融資枠はフリーランス個人の属性や収入によって決まるため、必ず50万円、100万円といった融資枠を確保できるとは限りません。
フリーランスを始めたばかりの人であれば、融資枠が10~20万円程度に設定されることも多いです。
フリーランスの資金調達とはいえ、これではあまりにも心細く、5万円、10万円と借りるうちにすぐに融資枠を使い切ってしまいます。
フリーランスの少額の資金調達はファクタリングで
以上のように、フリーランスがサラ金から調達するのは色々と問題があります。
少額の資金を調達したいフリーランスには、ファクタリングがおすすめです。
ファクタリングの調達可能額は、ファクタリング会社によって異なります。
大企業を主要顧客とするファクタリング会社は、最低利用額を数百万円に設定していることもあり、フリーランスの利用には向きません。
中小企業向けのファクタリング会社も、50万円や100万円からの利用とするケースが多く、フリーランスの利用は難しいでしょう。
事業規模が小さいフリーランスは、そもそも50万円、100万円といった売掛金を持っていないためです。
したがって、フリーランスがファクタリングで少額を調達するには、最低利用額を低く設定しているファクタリング会社を選びましょう。
例えば、以下のようなケースがあります。
-
- 法人・フリーランスを問わず、数十万円~数百万円の少額ファクタリングに特化しているファクタリング会社
- 法人・フリーランスを問わず、数十万円~数千万円まで広く対応しているファクタリング会社
- フリーランスを専門とし、数万円~数十万円の少額ファクタリングに対応しているファクタリング会社
3の場合はもちろんのこと、1と2のファクタリング会社もフリーランスへの配慮が行き届いており、フリーランスでも利用しやすいのが特徴です。
ただし、3は多額の資金調達には向いていないため注意してください。
3のようなフリーランス特化型のファクタリングサービスは、利用上限額を数十万円、多くても100万円程度に設定しているのが普通です。
利用実績に応じて数百万円~1000万円程度まで利用可能額が増えますが、基本的に多額の資金調達には向いていません。
フリーランスには1か2のパターンがおすすめです。
No.1のフリーランス特化型ファクタリングでは、10万円~5000万円まで対応しています。
回収不能リスクを回避できる
ファクタリングは、フリーランスの資金調達に役立つだけではありません。
フリーランスの与信管理にも役立ちます。
フリーランスと回収不能リスク
フリーランスにとって、売掛金の回収不能は非常に大きなリスクとなります。
これは、フリーランスの売掛先が特定少数に限られること、フリーランスの財務が脆弱であること、フリーランスの与信管理能力が低い(実質ゼロ)ことなどが理由です。
既に述べたように、フリーランスは限られた売掛先と取引を繰り返すことが多く、売上が偏っていることも多いです。
売上シェアが大きい売掛先が経営悪化に陥り、売掛金が回収不能になってしまうと、フリーランスの資金繰りは大打撃を受けます。
基本的に、フリーランスは手元資金に余裕がないため、回収不能による損失を補填できずに連鎖倒産に至る危険があるのです。
元来、フリーランスは法人に比べて、回収不能リスクが高い傾向があります。
これは、売掛先(法人)の視点で考えると分かりやすいでしょう。
例えば、売掛先がフリーランスに対して100万円、法人に対して100万円、計2件の債務を負っていたとます。
このとき、売掛先の手元資金が100万円しかなく、フリーランスと法人のどちらか一方にしか支払えないとなれば、果たして売掛先はどちらを優先するでしょうか。
大抵の場合、フリーランスよりも法人を優先します。
というのも、法人である売掛先は個人であるフリーランスよりも立場が強く、無理な要求も通りやすいからです。
フリーランスの中には法的手段に訴える人もいますが、多くのフリーランスは泣き寝入りするものです。
これだけでも、フリーランスの回収不能リスクが高いことがわかります。
フリーランスは与信管理が不可能
さらに厄介なのが、フリーランスの与信管理能力が極めて低いことです。
信用取引では、回収不能リスクを抑えるために与信管理が欠かせません。
しかし、与信管理には専門的な知識が求められ、売掛先への与信調査も必要です。
このため、中小企業でさえ十分な与信管理を行うことは難しく、フリーランスならば一層困難です。
フリーランスが新規取引を行うにあたって、売掛先に対して適切な与信限度額を設定できるでしょうか?
フリーランスは個人、売掛先は法人という関係であれば、取引額(与信額)は売掛先の希望通りになるのが普通です。
また、取引額が過大であったとしても、まとまった発注を危惧するのではなく、むしろ好意的に捉えて積極的に応じるフリーランスが大半でしょう。
フリーランスの多くは与信管理に無関心であり、仮に関心があったとしても現実的に不可能なのです。
フリーランスの回収不能リスクはファクタリングで回避を
以上のように、フリーランスは「回収不能リスクが基本的に高い」ことに加えて、「回収不能リスクを軽減するための与信管理が不可能」という問題を抱えています。
ただし、回収不能リスクを回避する方法は与信管理だけではありません。
もちろん与信管理が基本ですが、それが不可能なフリーランスは「ファクタリングで売掛金を手放す」ことが唯一の方法となります。
そもそも、なぜ回収不能リスクがあるのかといえば、手元に売掛金があるからです。
どのような資産にも「所有するリスク」があり、売掛金には「回収不能になるかもしれない」というリスクがあります。
所有するリスクを回避するには、所有しなければよいのです。
フリーランスが売掛金を所有するリスク(=回収不能リスク)も、譲渡によって手放せば回避できます。
そのための方法がファクタリングです。
金融庁も定義している通り、ファクタリングは債権譲渡取引の一種です。
ファクタリングした売掛金は、所有権(債権)がフリーランスからファクタリング会社に移ります。
さらに、ファクタリングには償還請求権がありません。
償還請求権とは、譲渡した売掛金が回収できなくなった場合、譲受人が譲渡人に買い戻しを求める権利のことです。
ファクタリングは原則として「償還請求権なし」で契約するため、ファクタリングした売掛金が回収不能に陥っても、ファクタリング会社がフリーランスに買い戻しを請求することはできません。
つまり、ファクタリングで売掛金の所有権が「フリーランス→ファクタリング会社」に移ると同時に、売掛金を所有するリスク(=回収不能リスク)も「フリーランス→ファクタリング会社」に移るのです。
ファクタリング会社が回収不能リスクを肩代わりするといっても良いでしょう。
当然ながら、ファクタリングした売掛金については、フリーランスが与信管理を行う必要はなくなります。
手元の売掛金を全てファクタリングすれば、フリーランスの回収不能リスクはゼロになります。
額面金額が特に大きい売掛金をファクタリングするだけでも、回収不能リスクを大幅に軽減できるでしょう。
資金繰りの改善に役立つ
ファクタリングは資金繰りの改善にも役立ちます。
資金繰りが苦しいと感じているフリーランスは、ファクタリングの利用がおすすめです。
フリーランスと資金繰り
フリーランスも、事業を継続するには資金繰りを回し続ける必要があります。
しかし、資金繰りにあまり注意を払わず、どんぶり勘定に陥るフリーランスが少なくありません。
これは、フリーランスの資金繰りが単純であり、法人ほど計画性を求められないためです。
とはいえ、資金繰りに無関心なままでは、気付かないうちに資金繰りが悪化するおそれがあります。
資金繰りが悪化した時、フリーランスは的外れな対策を講じることがしばしばです。
よくあるのが、事業収支のバランスやキャッシュフローを改善せずに、家計の見直しを図るケース。
フリーランスの資金繰りは家計と一体になっているため、資金繰りが苦しい原因を家計の問題(無駄な出費が多いなど)に求めることが多いのです。
しかしながら、事業上の問題で資金繰りが悪化している場合、家計を見直したところで資金繰りは改善できません。
ファクタリングで資金繰りを改善できる理由
フリーランスの資金繰りが悪化した際には、売掛金に注目しましょう。
売掛金は資金繰りの負担になります。
これは、売掛金には立替金としての側面があるためです。
売掛金は「支払期日に代金を受け取る権利」であると同時に、「支払期日まで代金の受け取りを待つ義務」でもあります。
つまり、売掛先の代金を一時的に(支払期日までの間)フリーランスが立て替えておく必要があるのです。
売掛金の増加は立替負担の増加にほかならず、資金繰りが悪化するのも当然と言えます。
したがって、「売掛金が増加すれば資金繰りが悪化し、売掛金が減少すれば資金繰りが改善する」のが資金繰りの原則です。
特に、フリーランスは売掛金の影響で資金繰りが悪化しやすいため注意してください。
というのも、フリーランスは立場的に弱く、支払い条件が不利になりやすいためです。
例えば、フリーランスが「月末締め、翌月末払い(回収サイト1ヶ月)」を希望しても、売掛先(法人)が「月末締め、翌々月末払い(回収サイト2ヶ月後)」を希望すれば、受け入れざるを得ないフリーランスが多いでしょう。
回収サイトが1ヶ月と2ヶ月では大違いです。
取引額が100万円の場合、回収サイト1ヶ月ならば売掛金が手元に滞留する期間は1ヶ月、売掛金の平残は100万円。
しかし回収サイト2ヶ月の場合、売掛金は2ヶ月間にわたって滞留し、平残は200万円となります。
当然、資金繰りへの負担も倍になるというわけです。
この負担を解消するためにも、フリーランスはファクタリングを活用しましょう。
ファクタリングで早期資金化すれば、回収サイトを簡単に短縮できます。
回収サイトが2ヶ月の売掛金でも、売掛金が発生してすぐにファクタリングすることで、実質的な回収サイトをゼロにできるのです。
手元の売掛金を減らせば、その分だけ資金繰りがラクになります。
これが、ファクタリングで資金繰りが改善する仕組みです。
フリーランスは立場が弱く、売掛先への交渉によって資金繰りを改善することが困難です。
フリーランスの資金繰りは、ファクタリングで手っ取り早く改善しましょう。
毎月、繰り返しファクタリングを利用することができる
ビジネスローンやサラ金も、融資枠の範囲内であれば毎月繰り返し調達できます。
しかし、融資枠を使い切ってしまうと、それ以上に借り入れることはできません。
返済して融資枠が回復するまで、何ヶ月も調達できない状況が続きます。
これに対し、ファクタリングは毎月繰り返し利用することができます。
業種にもよりますが、フリーランスは全額を信用取引で行うことも多いです。
同じ売掛先と継続的に取引すれば、毎月必ず売掛金が発生します。
毎回異なる売掛先と取引するにしても、信用取引であれば売掛金が発生するため、手元には常に売掛金を所有していることでしょう。
売掛金が毎月発生するということは、それをファクタリングすることで毎月繰り返し資金を調達できることを意味します。
例えば8月末入金の売掛債権(売掛金)を8月1日に前倒しで資金化、9月末入金の売掛債権(売掛金)を9月1日に前倒しで資金化、10月末入金の売掛債権(売掛金)を10月1日に…というように毎月繰り返しファクタリングを利用することができます。
信用情報に傷が付かない
フリーランス様の場合だと、一般のキャッシングやクレジットカードと同様に、銀行に融資のお申し込みをした場合、その可否も含めて信用情報機関に情報(履歴)が残ってしまいます。
万が一、フリーランスがキャッシングやクレジットカードの審査に落ちてしまった場合、信用情報にキズが付きますので、今後の借入などにも必然的に影響してしまいます。
ファクタリングは融資(借金)ではありませんので、信用情報に履歴が残ることはありません。
もし、フリーランスの方でファクタリングの審査に落ちてしまった場合であっても信用情報にキズは付きませんので、安心してお申し込み頂けます。
また、過去に金融事故などを起こしてしまったフリーランス様でもファクタリングの利用は可能です。
税金や保険料などを滞納していてもファクタリングは利用可能
税金や保険料を滞納していたフリーランス様の場合、銀行や政策金融公庫からの融資が受けられない可能性が高いです。
しかし、税金や保険料などを滞納していた場合でも、ファクタリングは利用することができます。
ただし、フリーランス様が関係各所(税務署や自治体)に相談してきちんとした支払い計画(分納計画)を立てていることが前提です。
たとえば、税金なら税務署に行き滞納分の支払い計画(分納計画)を立てておく必要があります。
もし、仮に税金や保険料を滞納していて放置していた場合、売掛債権(売掛金)を差し押さえされてしまう可能性もありますので放置している場合は一刻も早く関係各所に相談してください。
ファクタリングでも放置している税金や保険料の滞納があれば審査に通らない可能性もあります。
保証人や担保は不要
ファクタリングは、フリーランス様であっても銀行融資などと違い保証人や担保は必要ありません。
売掛債権(売掛金)があれば申し込みができるので、ファクタリングはフリーランス様に向いている資金調達方法といえます。
フリーランスも担保・保証は重要
フリーランスにも色々ですが、特に多いのはライター、デザイナー、プログラマー、イラストレーターなどです。
これらの仕事はパソコン一台あれば成り立ちます。
したがって、フリーランスは法人に比べて圧倒的に資産が少ないです。
フリーランスは、自社ビルや工場・倉庫などの不動産を持っておらず、製造設備や車両などの動産もありません。
持ち家があるフリーランスは、不動産を担保に融資を受けることもできますが、そのような担保資産を持っていないフリーランスのほうが多いでしょう。
また、フリーランスは保証の点でも問題があります。
フリーランス向けのビジネスローンは、「無担保・無保証」とするものが多いです。
無担保は間違いないとしても、「無保証」の意味合いには注意が必要です。
例えば、「連帯保証人は不要、しかし保証会社による保証は必須」とか、「保証会社による保証・第三者による連帯保証は不要、しかしフリーランス個人の保証は必須」といったパターンがよくみられます。
フリーランスは信用が低く、業績・財務も不安定ですから、保証会社による保証審査に落ちるケースがしばしばです。
また、フリーランスの連帯保証を求められる場合、保証力に問題があれば融資を受けることはできません。
例えば、消費者金融の返済に遅れたことがある、クレジットカードの支払いに遅れたことがある、携帯電話の料金を滞納しているといった場合、いわゆる「ブラックリスト」に乗るため、審査に落ちる可能性が高いです。
ファクタリングはなぜ無担保・無保証?
フリーランスの資金調達でも、担保・保証は様々な形で影響します。
完全に無担保・無保証で資金を調達するには、ファクタリングがおすすめです。
フリーランスがファクタリングで資金を調達する際、担保・保証は必要ありません。
なぜファクタリングが原則「無担保・無保証」かといえば、ファクタリングが債権譲渡だからです。
そもそも、銀行が担保にこだわったり、フリーランス向けのビジネスローンが保証会社・連帯保証にこだわったりするのは、貸倒れリスクに備えるためです。
融資には返済義務があるからこそ、「返済不能に備えるために担保・保証を」と考えます。
しかし、ファクタリングは借り入れではなく債権譲渡であり、ファクタリングで調達した資金には返済義務がありません。
返済義務がなければ、「返済不能に備えて・・・」という発想自体が成り立たないのです。
したがって、フリーランスがファクタリングする際に不動産などの担保資産を求められることはなく、保証会社による機関保証・第三者による連帯保証・フリーランス個人による連帯保証なども一切不要です。
フリーランスがファクタリングを利用するデメリット
上記の通り、フリーランスがファクタリングを利用することで様々なメリットが得られます。
ただし、ファクタリングもメリットばかりではありません。
ここでは、フリーランスがファクタリングを利用するデメリットについて解説します。
買取手数料がファクタリング会社によって様々
買取手数料は2社間ファクタリングだと5%〜15%、3社間ファクタリングだと1%〜5%のファクタリングの際には買取手数料がかかってしまいます。
簡単に資金調達できる分、この買取手数料は仕方ありませんが、また、ファクタリング会社ごとに買取手数料は違います。
それは、各ファクタリング会社が売掛債権(売掛金)の未回収リスクを考えて決めているからです。
また、買取手数料の上限が法律で決められている訳ではない為、買取手数料に大きなひらきがあるため、買取手数料が高額な場合は注意が必要です。
信用情報の低いフリーランス様は買取手数料が高くなる傾向があります。
手数料率の目安
ファクタリングの手数料率は、方式によって異なります。
一般的な目安は以下の通りです。
- 2社間ファクタリング:額面金額の10~30%
- 3社間ファクタリング:額面金額の1~10%
- オンラインファクタリング:額面金額の10%以下
2社間ファクタリングの手数料率をみると、かなり高いと感じる人もいることでしょう。
しかし、フリーランスの手数料は安いです。
というのも、フリーランスのファクタリングはオンラインが基本であり、相場でみても「額面金額の10%以下」の水準で利用できます。
また、上記の目安はファクタリングの普及が始まったころから、インターネット上で通説となっているものです。
根拠が不明であり、情報自体もかなり古いといえます。
ファクタリングの普及に伴い、手数料は徐々に下がっています。
したがって、フリーランスがファクタリングする際には、手数料を過度に警戒する必要はありません。
ファクタリングと消費者金融の調達コストを比較
資金調達に要するコストをまとめて「調達コスト」といいます。
ファクタリングは、他の資金調達方法と比べても調達コストが安いです。
このことについて、具体的に計算してみましょう。
ここでは、フリーランスの代表的な資金調達方法として、ファクタリングと消費者金融からの借入れを比較してみます。
フリーランスがオンラインファクタリングで50万円の資金を調達する場合、手数料率が5%であれば、必要な売掛金は53万円分です(53万円×0.95=50万3500円)。
このとき、ファクタリングにかかった調達コストは2万6500円。
一方、消費者金融から年利18%・5年返済の条件で50万円を借入れた場合、調達コスト(完済までに支払う利息の総額)は26万1820円となります。
調達コストを比較すると、消費者金融はファクタリングに比べて9.88倍も高いのです。
「フリーランスのファクタリング手数料が安い」という理由がよくわかるでしょう。
消費者金融からの借入れを検討しているフリーランスは、ひとまずファクタリングで調達し、それでも足りない部分を消費者金融から借り入れるのが賢明です。
これからの時代、「フリーランスの資金調達は借り入れよりもファクタリングを優先」が常識になるかもしれません。
ファクタリング会社選びが難しい
ファクタリング会社の中には闇金のような会社や、違法な取り立てをする会社が残念ながら存在します。
もし、そんな悪質なファクタリング会社と付き合うことになったら資金繰りの改善どころではありません。
また、そうではないファクタリング会社にしても、フリーランス様にあったファクタリング会社でないと資金繰りの改善ができない可能性も高いです。
極力安い買取手数料のファクタリング会社を選んだほうがいいでしょう。
No.1のファクタリングの特徴
フリーランスの皆様、ファクタリングの仕組みやメリット・デメリットについておわかりいただけましたでしょうか。
次に弊社、株式会社No.1が提供しているフリーランス様特化のファクタリングサービス特徴をご紹介いたします。
フリーランス特化のファクタリングサービスがある
株式会社No.1にはフリーランス様特化のファクタリングサービスがあります。
フリーランス様特化のファクタリングサービスだと、フリーランス様に合わせた「審査の柔軟性」「契約の柔軟性」があります。
たとえば、法人のファクタリングのような審査基準でファクタリング審査をしたとしてもフリーランス様ではほぼ審査に落ちてしまいます。
なので、株式会社No.1ではフリーランス様にはフリーランス様の審査基準でファクタリング審査を進めます。
買取手数料1%〜(業界最安)
ファクタリングには、買取手数料が発生します。
100万円の売掛債権(売掛金)を買取手数料1%でファクタリングした場合は、1万円の買取手数料が発生します。
株式会社No.1では、フリーランス様がより安い買取手数料でファクタリングをご利用頂けますように業界最低水準の買取手数料(1%~)でファクタリングサービスを提供しております。
買取手数料の相場は3%~25%です。
ファクタリング会社によって大きな差があります。
フリーランス様で安い手数料でファクタリングをご利用されたい方は是非、株式会社No.1にご相談ください。
最短60分で振込可能(スピード審査、スピード契約)
資金調達は1分1秒の遅れも許されません。
万が一、取引先への支払いが遅れてしまった場合、フリーランス様の信用がなくなってしまい、今後のお取引に影響が出てしまう可能性があります。
株式会社No.1ではフリーランス様の信用を第一に考え「スピード審査」「スピード契約」により最短60分で振込(資金調達)できる体制を整えております。
お急ぎで、資金調達が必要なフリーランス様は是非お問い合せ下さい。
お急ぎの場合は、電話の方がスムーズに対応可能です。
0120-700-339
全国対応、オンライン完結可能
2020年以降の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン商談やオンライン契約のご利用が急増しています。
株式会社No.1では、ファクタリング業界の中でも早いうちに、ZOOM等を使用したオンライン商談やクラウドサインを使用したオンライン契約の体制を構築しました。
フリーランス様に対しても今までのように「対面して契約」ではなく、オンラインのみで契約が完結することも可能です。もちろん全国対応です。
オンラインをご希望の方はこちらをご参照ください
フリーランスでも審査通過率90%以上
株式会社No.1ではフリーランス様用に独自の審査基準を設けております。
そのため90%という高い審査通過率を誇っております。
もし、フリーランス様ということで他社でファクタリング審査に落ちてしまった場合は、あきらめずに株式会社No.1にご相談ください。
他社利用からの乗換えに特化している
株式会社No.1には、他社のファクタリング会社を利用しているフリーランス様から
「買取手数料が安くならないか?」
「ファクタリング会社を変更したい」
などのお問い合わせを頂きます。
今までに、フリーランス様の乗り換え実績が豊富にありますので安心してご利用ください。
フリーランス様向けのファクタリングの詳細はご参照ください
フリーランス様向けファクタリングご利用のポイント
ファクタリング利用時のポイントや注意点などをフリーランス様に特化してご紹介いたします。
フリーランス様の資金調達の参考にして頂ければと思います。
フリーランスが利用可能なファクタリング会社もあれば利用不可のファクタリング会社がある
日本には数多くのファクタリング会社があります。
ファクタリング会社ごとにフリーランス様でも利用可能、フリーランス様は利用不可とファクタリング会社ごとに規定で決められております。
※ホームページに表記がなくてもフリーランス様が利用できないファクタリング会社は多いです。
フリーランス様が利用不可のファクタリング会社に申し込んでも断られてしまうことは当たり前ですが、フリーランス様が利用可能のファクタリング会社でも断わられてしまうことは少なくはありません。
その理由は、フリーランス様が利用可能であっても条件が揃っていなければ利用不可の会社が多いからです。
条件とは様々ですが、取引先(売掛先)企業が大手や上場企業、有名企業などで売掛債権(売掛金)を証明する書類が完璧にあること、ファクタリング会社ごとに最低買取金額を設定しているのでその最低買取金額以上の売掛債権(売掛金)を持っていることなどです。
なので、フリーランス様が利用可能でも条件が合わなくて断られるケースは多いです。
株式会社No.1では、フリーランス様用の柔軟な審査基準を設けております。
また、最低買取金額も10万円~となっております。
買取対象の売掛債権(売掛金)によって会社選びが変わってくる
先ほども少し触れましたが、ファクタリング会社は最低買取金額を定めております。
一般的に30万円~50万円が下限になっているファクタリング会社が多いです。
もし、仮に50万円の売掛債権(売掛金)のファクタリングをご検討されている場合、最低買取金額30万円以上のファクタリング会社を探さなくてはいけません。
ファクタリング会社もファクタリング手数料で成り立っておりますので、数十万円の少ない額の売掛債権(売掛金)をたくさん買取るよりも、数千万円単位の売掛債権(売掛金)を買い取った方が手間もかからずリスクも減らせるので極力大きい額の売掛債権(売掛金)を買取しようとしています。
そのため少額の売掛債権(売掛金)になればなるほどファクタリング会社から断られてしまうケースが多くなります。
フリーランスの事業状況がわかる書類を事前に作成しておく
株式会社、有限会社、合同会社などの法人は年に一回決算があり決算書で会社の経営状態が分かります。
ファクタリング会社は決算書を見て会社の経営状態を知ります。
フリーランス様の場合、事業の経営状況が分かりづらく、ファクタリング会社も判断しづらいケースが多いのが現状です。
そこで、事前に経営状況がわかる書類を作っておくとファクタリング会社(担当者)への印象がよくなります。
ファクタリング会社は売掛債権(売掛金)の未回収リスクを恐れておりますので、経営状況がよくわからないフリーランス様の売掛債権(売掛金)の買取には消極的です。
フリーランスの経営状況がわかる書類とは、収支表や簡単な事業内容を記したパンフレットやホームページなどです。
売掛債権(売掛金)を証明する書類は可能な限り完璧に
ファクタリング会社は売掛債権(売掛金)をみて審査します。
もし、売掛債権(売掛金)の状況がわからない場合は、買取に消極的になってしまいます。
過去に、架空の売掛債権(売掛金)でファクタリングを行い裁判沙汰までなったケースも多数あります。
※架空の売掛債権(売掛金)でのファクタリングは犯罪ですので絶対にやめましょう。
ファクタリング会社はまず、本当にその売掛債権(売掛金)が存在するかを確認します。
フリーランス様も売掛債権(売掛金)があることを証明するために取引先(売掛先)企業との契約書、請負書、作業指示書、納品書、請求書などを事前に用意しておく必要性があります。
フリーランス様の場合、契約書もなく口頭だけで契約を行なっていることも少なくはありません。
ファクタリングのためでなくとも、これらの書類はフリーランスとしてトラブル防止のためにも完備させておく必要があります。
ファクタリング会社の選び方(フリーランス編)
次にフリーランス様がファクタリング会社を探すポイントについてまとめていきます。
前にも書きましたがフリーランス様は選べるファクタリング会社の数が法人や個人事業主とは違い少ないです。
選択肢が少ないですが、きちんとファクタリング会社を選ぶことが資金繰り改善に向けた第一歩です。
買取手数料の安いファクタリング会社を探す
フリーランス様が利用できるファクタリング会社は少ないですが、極力買取手数料の安いファクタリング会社を探してください。
2社間ファクタリングの相場は10~30%です。
仮に50万円をファクタリングした場合、2.5万円〜12.5万円と開きが出てしまいます10万円の差があります。
この差がフリーランス様の資金繰りを圧迫してしまうケースは少なくはありません。
難しいとは思いますが、極力買取手数料の安いファクタリング会社を探してください。
ただ、買取手数料の安いファクタリング会社でも、最低買取金額が300万円で、1年間継続して利用しないといけないなどの条件がついているファクタリング会社もありますのでご注意ください。
たとえ、買取手数料が安くともこのような条件が付いているとかえって資金繰りを圧迫することになってしまうかもしれませんのでご注意ください。
また、ファクタリング会社によっては買取手数料が安くても、別途事務手数料などで数万円発生してしまうケースがあります。
このような場合は、実質買取手数料が高くなってしまいますのでフリーランス様も注意してください。
担当者の対応の質で判断する
「ファクタリングは大きな金額が動く取引」です。
ファクタリング会社ごとに対応の質は様々です。
対応が良いファクタリング会社もあれば、対応が悪いファクタリング会社もあります。
対応の良いファクタリング会社は社内体制が整っており、安心して取引できる一つの材料になると思います。
対応が悪いファクタリング会社には要注意です。
フリーランス様がファクタリングを利用する際、少しでも不審な点があれば契約しないことをお勧めします。
悪質なファクタリング会社ではないか?
残念なことに、闇金のような悪質なファクタリング会社が多数存在します。
悪質なファクタリング会社の特徴をまとめましたので参考にしてください。
一つでも当てはまれば悪質なファクタリング会社の可能性が高まりますので、ご利用を検討しているフリーランス様は注意してください。
買取手数料が高額
契約書類がない
連絡が常に携帯電話から
会社の住所が不明
償還請求権のある契約をさせようとする
ホームページがない
※償還請求権とは、売掛債権(売掛金)が回収できなかった場合、フリーランス様に売掛債権(売掛金)の弁済や保証をさせる権利です。
償還請求権があるファクタリングは、売掛債権(売掛金)を担保にした貸し付けになりますので金融免許が必要になります。
日本のファクタリング契約のほとんどは償還請求権がありません。
フリーランスのファクタリング事例
東京でフリーランスとしてシステムエンジニアをしている山口様(仮名)のファクタリング事例です。
山口様は、3年前に長年勤めていたシステム開発会社から独立してフリーランスとして活動することにしました。
念願のフリーランスとなり会社勤めの時よりも収入は上がっていましたが、安定がないのが山口様の不安でもありました。
基本的に、仕事は以前から知り合いだった会社から業務委託でシステム開発の仕事をしております。
支払いサイトは末締めの翌月末払いです。
取引先(売掛先)との関係も良好でこのままフリーランスとしてやっていければいいなと思っていた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、取引先(売掛先)からの仕事が一時的になくなってしまいました。
取引先(売掛先)からも一時的なものだと言われておりました。
山口様はあまり貯金をしておらずに、一時的に収入がなくなると生活出来なくなってしまう可能性がありました。
そこで、新型コロナ対策の持続化給付金を申請しようとしたのですが、申請できるのが売上が減少した翌月以降でした。
キャッシングも検討しましたが今までキャッシングの実績がなかったため少額しかキャッシングできませんでした。
そこで山口様はフリーランスでも使える資金調達方法を探すことにしました。
山口様はスマートフォンで「フリーランス資金調達」と検索してファクタリングというサービスを知りました。
ファクタリングは売掛債権(売掛金)の買取サービスであり、山口様でも利用できることがわかりました。
山口様は、またスマートフォンで「ファクタリング会社」と検索して、出てきた会社数社に連絡しましたが、フリーランスは利用できないということで断られてしまいました。
そこで、山口様は「フリーランス ファクタリング」と検索して弊社、株式会社No.1のフリーランス特化ファクタリングにたどり着きました。
山口様は弊社への申し込み時に本当に利用できるか不安でしたが、山口様と同じようなフリーランス様の実績が多数あることをご説明して審査を進めることになりました。
山口様の売掛債権(売掛金)は、しっかりしており1年以上の継続的な取引でその入金履歴も確認できましたので、無事に審査に通りました。
山口様とのファクタリング契約が締結し無事に資金調達できました。
これで山口様は急場を凌げました。
無事に持続化給付金も貰えたみたいなので今は、フリーランスとして前のようにご活躍されているとのことです。
フリーランスのファクタリング会社の乗換え事例
福岡でフリーランスとしてWebデザイナーをしている鈴木様(仮名)のファクタリング会社乗換え事例です。
ファクタリング会社を乗換えることにより、手数料が安くなり資金繰り改善の可能性が高まったり、余計な手間が無くなったりとメリットが大きいです。
ただ、1番大切なのはどこのファクタリング会社に乗換えるかということです。
今回は、フリーランスの鈴木様の事例と一緒に株式会社No.1に乗換えた時のメリットをご紹介します。
資金繰りが悪化してしまい、半年ほど前からファクタリングを利用されていた鈴木様、毎月70万円の売掛債権(売掛金)を買取手数料10%で利用しております。
つまり、月々7万円の買取手数料が発生してしまいます。
また、鈴木様は東京のファクタリング会社と契約しており毎月契約書を郵送で送らなくてはいけません。
業務に追われている鈴木様にとって郵送も負担でした。
鈴木様は、知り合いのフリーランス様から
「株式会社No.1のファクタリングが安くて楽だよ」
と勧められて、株式会社No.1に乗換えることにしました。
弊社に乗換え希望ということで連絡を頂き、現在利用中のファクタリング会社の契約書と売掛債権(売掛金)を証明する資料をもとに審査しました。
審査は無事に通り、鈴木様の新しい買取手数料は5%になりました。
毎月、約35,000円の経費削減です。
また、契約もクラウドサインを使った契約になりましたので鈴木様のご負担も軽減されました。
鈴木様は、フリーランスにも強い株式会社No.1に乗換えたことにより、経費削減、手間削減の両方が実現されてとてもご満足されていました。
鈴木様から
「もっと早くNo.1さんに乗換えておけばよかった」
とお言葉を頂きました。
フリーランス様でファクタリングをご利用中の方は、ぜひ株式会社No.1にご連絡ください。
フリーランス様向けの乗換えシミュレーションをご提出致します。
フリーランス様向けのファクタリングのまとめ
フリーランス様が利用できる資金調達方法は限られている為、ファクタリングはフリーランス様にとって素晴らしい資金調達方法の一つです。
銀行融資やノンバンクのビジネスローンは申し込み障壁が高くフリーランス様では難しい場合があります。
フリーランス様がファクタリングを行う場合、フリーランス様のご利用に対応していて、尚且つ買取下限額が希望の調達金額以上のファクタリング会社を探す必要があります。
また、ファクタリング審査をスムーズに進めるためにフリーランス様の経営状態、売掛債権(売掛金)を証明する書類を事前にご準備されていますと審査がスムーズです。
フリーランス様でファクタリングをご希望されるお客様は私ども株式会社No.1にお問い合わせください。
可能な限りフリーランス様のご要望に添える形でご提案させていただきます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
フリーランス様の資金調達が成功するようこの記事が参考になれば幸いです。
フリーランスのファクタリングは株式会社No.1にお任せください。
フリーランスの皆様、ファクタリングについておわかりになられたでしょうか。
ファクタリングは、フリーランス様に株式会社No.1が自信を持ってオススメする資金調達方法です。
日本には多くのファクタリング会社がありますが、フリーランス様に特化したファクタリングサービスを提供しているファクタリング会社が少ないのが現状です。
株式会社No.1では、フリーランス様用の審査基準を設けており、最短60分で振込のスピード対応をしております。
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フリーランス様の資金繰り改善を全力でご支援させて頂きます。
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