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このファクタリング会社ならば安心!優良会社を見分けるポイントと上手な使い方とは!?

ファクタリングを利用する際、最も重視したいのがファクタリング会社選びです。
ここを間違えてしまうと、せっかく請求書の内容=売掛債権の中身が問題なくても、高額の手数料や意味のない審査時間を取られてしまいます。

今回は、玉石混交のファクタリング会社の中から優良会社を見分けるポイントについて解説します。
迅速な資金調達を重視するあまり、ファクタリング会社選びを間違え、大損してしまう可能性もあります。

ファクタリング会社には優良会社と悪徳会社が両極端ですので、しっかり前者を見分けられるようにしておきましょう。
そのための参考にしていただければ幸いです。

ファクタリングとは?

 
ファクタリングの優良会社について知るためには、ファクタリングの基礎知識が欠かせません。
まずはファクタリングの基本的な仕組みや法的側面、ファクタリングの方式についてみていきましょう。

ファクタリングは債権譲渡

 
ファクタリングは、信用取引によって生じた売掛金をファクタリング会社に売却する資金調達方法です。
日本では多くの会社が信用取引を行っています。
キャッシュレス化が進む昨今、100%現金取引という会社は稀でしょう。
信用取引の際に生じるのが売掛金です。
自社から売掛先に商品を納入し、請求することによって売掛金が発生します。
売掛金は売掛債権の一種であり、支払期日に代金を受け取る権利にほかなりません。
支払期日まで待たなければ回収できず、資金繰りの負担にもなりやすいのですが、ともかく額面金額に近い価値を持っていることは確かです。
ファクタリングは、この価値を根拠として売掛金を有償譲渡し、資金を調達します。
これにより、支払期日を待たずに売掛金を現金に換えることができ、売掛金の早期資金化につながります。
以下の通り、「ファクタリング=売掛金の譲渡・早期資金化」というのは、金融庁の公式の見解です。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。

出典:出典:金融庁「ファクタリングに関する注意喚起」
このように、ファクタリングといえば「売掛金の売却」というイメージが一般的ですが、「売掛金の譲渡」と考えた方がより正確です。

ファクタリングの法的根拠

 
この記事を読んでいる方の多くは、「優良会社でファクタリングしたい」と考えていることでしょう。
もっといえば、「優良会社で(合法的に)ファクタリングしたい」「優良会社で(安全に)ファクタリングしたい」と考えているはずです。
日本におけるファクタリングの歴史は浅く、まだまだ正しい知識が浸透していません。
また、ファクタリングに関する法整備が遅れていることも事実です。
だからこそ、「ファクタリングは法的根拠が曖昧」「ファクタリングは違法性がある」といったイメージを持つ人もいます。
しかしながら、このようなイメージは誤りです。
ファクタリングに違法性はなく、法的根拠も明確です。
ファクタリングの法的根拠は、「ファクタリング=債権譲渡」という点にあります。
ファクタリングは債権譲渡の一種ですから、債権譲渡が合法であればファクタリングもおのずから合法です。
債権譲渡の合法性については、民法第466条に以下のように明記されています。

(債権の譲渡性)
第四百六十六条 債権は、譲り渡すことができる。ただし、その性質がこれを許さないときは、この限りでない。
2 当事者が債権の譲渡を禁止し、又は制限する旨の意思表示をしたときであっても、債権の譲渡は、その効力を妨げられない。

出典:出典:e-Gov法令検索「第四節 債権の譲渡」
ここにある通り、債権譲渡は完全に合法です。
売掛先が債権譲渡を禁止している場合でさえ、法的には譲渡は有効とされます。
債権譲渡が合法であれば、債権譲渡の一種であるファクタリングも合法です。
実際、ファクタリングを利用したことによって、ファクタリングの利用会社(以下、利用会社)が違法性を問われることはありません。
同じく、ファクタリングを提供している業者にも違法性は皆無です。
ただし、これはあくまでも「債権譲渡としての性質を損なわずにファクタリングする場合」に限られます。
優良会社を選ばずにファクタリングした場合、手続きや契約の問題から「ファクタリングではなく実質的に貸付け」とみなされることがあります。
ファクタリングではない以上、当然ながら「ファクタリング=債権譲渡=合法」という論理は成り立たず、結果的に違法になってしまう可能性が高いです。
ファクタリングを初めて利用する人は、
「優良会社のファクタリングは債権譲渡で合法」
「優良会社以外のファクタリングは債権譲渡とみなされず、場合によっては違法」
と考えておくとよいでしょう。

ファクタリングの方式

 
ファクタリングには大きく分けて二つの方式があります。
売掛先が関与するかどうかによって、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに分かれるのです。
最近では、2社間ファクタリングの派生として、2社間取引をオンラインで完結する「オンラインファクタリング」も徐々に普及してきました。
方式別に簡単に説明すると以下の通りです。

  • 2社間ファクタリング:利用会社とファクタリング会社の2社間で取引する方式
  • 3社間ファクタリング:利用会社、ファクタリング会社、売掛先の3社間で取引する方式
  • オンラインファクタリング:2社間ファクタリングの取引を全てオンラインで行う方式

方式別の特徴について簡単にみていきましょう。

2社間ファクタリング

 
2社間ファクタリングは売掛先が一切関与しません。
このため、簡単な手続きでスピーディに調達できるのが特徴です。
特に、優良会社の2社間ファクタリングは、手続きの簡便性と資金調達スピードに優れており、最短即日での資金調達も可能です。
また、ファクタリングの利用を売掛先に知られる心配がなく、資金繰り難を疑われるリスクも避けられます。
ただし、他の方式に比べて手数料が高いこと、悪質業者のリスクがあることがデメリットです。
悪質業者を避けるためにも、2社間ファクタリングは優良会社の利用が欠かせません。

3社間ファクタリング

 
3社間ファクタリングは、売掛先の関与が必須の方式です。
ファクタリング会社から売掛先に対して売掛金の内容を照会するほか、債権譲渡後には債権譲渡通知・承諾手続きが必要になることから、売掛先の関与なしには成り立ちません。
それだけに、手続きは煩雑であり、資金調達にも時間がかかります。
債権譲渡通知書の送付や債権譲渡承諾書の返送にかかる時間を考えても、最短1週間は見積もっておくべきでしょう。
その反面、手数料の安さと安全性がメリットです。

オンラインファクタリング

 
オンラインファクタリングは、2社間ファクタリングの手続きを全てオンラインで行います。
申し込みから契約まで全てオンラインで行うため、従来の2社間ファクタリングよりもさらに手軽に、スピーディに資金調達できるのが魅力です。
ただし、優良会社を除く多くのファクタリング会社では、オンラインファクタリングを導入していません。
そのため、選択肢の少なさがデメリットに感じる場合もあります。

業者によって取り扱いが異なる

 
同じ優良会社でも、取り扱っているファクタリング方式は様々です。
2社間ファクタリングに特化した優良会社もあれば、No.1のように2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの両方を取り扱っているファクタリング会社もあります。
優良会社の中でも銀行系列のファクタリング会社を選ぶ場合、2社間ファクタリングは利用できないのが普通です。
優良会社とその他の業者で、大きく差が出るのがオンラインファクタリングです。
ファクタリング業界全体でみれば、オンラインファクタリングを導入している業者はごく一部に限られます。
そして、優良会社ほどオンラインファクタリングの導入に積極的な傾向があります。

ファクタリング会社が玉石混交、優良会社と悪徳会社が混ざる理由
ファクタリング会社には優良会社と、悪徳会社、言い換えるとほとんどヤミ金融、反社会的な会社(というか集団)が玉石混交状態で混ざっています。
玉石混交という言葉を使っていることからお分かりになるように、玉よりも石の方が多く、悪徳会社に引っかからないようにしなければなりません。

なぜ悪徳会社が多いのか、それは融資を担う銀行や消費者金融は、「銀行法」や「貸金業法」でガチガチに規制されていますが、ファクタリング会社は融資ではなく債権の買い取りなので、これら法律の適用対象外になるからです。

ファクタリングへの参入障壁が低いため、どこの馬の骨ともわからない会社や、消費者金融を追われた闇金融、反社会的団体なども市場に参入してしまっています。
利用者保護規定も銀行や消費者金融と比べて弱いため、泣き寝入りさせることを前提にひどい条件でファクタリングを行っている悪徳会社もいます。

しかし、そうした蠱毒のような世界にも優良会社は存在します。
法律の規定を守り、利用者の利益を第一に考えるファクタリング会社をぜひ選んでください。
規制が緩い中でも、自社を律し、コンプライアンスに適った対応をしている会社は必ずあります。

優良会社を見分けえるポイントについて以下で解説していきます。

優良会社選びのポイント6選!ファクタリング会社はここで選べ!
悪徳会社、闇金融、反社会的勢力がうごめくファクタリング業界の中でも優良会社は存在します。
その優良会社を見分けるポイントについて6つお示しします。

手数料が安い、最高でも15%を目安に
ファクタリングの手数料率は

2社間ファクタリング:10%~30%
3社間ファクタリング:1ケタ台

  • 2社間ファクタリング:額面金額の10~30%
  • 3社間ファクタリング:額面金額の1~10%
  • オンラインファクタリング:額面金額の10%以下

が目安といわれています。
しかし、その範囲に収まるだけでは、悪徳会社ではないというだけで、優良会社とは言えません。

少なくとも2社間ファクタリングで手数料率は15%、3社間ファクタリングならば5%未満でないと優良会社にはなりません。

手数料はファクタリング会社の直接的な収入になるので、高くしがちですが、優良会社の場合、手数料を下げてリピートしてもらおうとします。

手数料が15%を超えると、融資の金利換算で100%/年超えになります。
さすがに、年利換算100%超えのファクタリングは優良会社とは言えません。

手数料(率)は優良会社を見分ける重要なポイントになります。

償還請求権の無いところ、ノンリコースの会社
本来のファクタリングは債権の譲渡なので、債権が回収不能(債務不履行)になった場合のリスクも移転します。
ファクタリングは償還請求権なし(ノンリコース)が原則です。
これにより、ファクタリング後、売掛金を回収できなかった場合、ファクタリング会社がリスクを負います。

しかし、回収不能になった場合、その賠償を債権者に求める契約があります。

これを償還請求権付契約(ウィズリコース)といいます。
償還請求権はノンリコースとも言い、償還請求権これが付いた契約の場合、回収不能を見越したリスクヘッジのファクタリングができなくなります。

本来、償還請求権付の債権譲渡ファクタリングは法的に争いがあり、かなりグレーです。
ファクタリング契約時に契約書をよく読んでください。
法的に危ない契約をしてくるファクタリング会社が優良会社のはずがないからです。

手続きにかかるステップが短縮できる、必要書類が適切
ファクタリングは融資と異なり、手続きや審査について時間がかかりません。
必要書類も融資のように決算書や確定申告書を求めるケースは少なく、請求書の宛名、つまり売掛先の信用重視です。

もしファクタリングなのに、戸籍謄本や複数年の確定申告書など過剰な書類を要求し、審査に時間がかかる場合、個人情報や信用情報を抜き取るためにやっているのかもしれません。

ファクタリングは本来、請求書にある売掛先の信用第一なので、申し込み人(債権者)の情報を過剰に求めないはずです。

入金までのスピードが速い、即日入金可能
優良会社の場合、審査が適切なので入金までのスピードが早いはずです。
即日入金が可能なファクタリング会社を選びましょう。

即日入金を実現するためには、ある程度こちらの準備も必要になりますが、顧客と誠実に向き合うファクタリング会社でないと実現しません。

即日入金を謳い、実際にそれが可能なファクタリング会社は、顧客に誠実かつ適切な対応ができるものであり、優良会社とみなして差し支えないでしょう。

オンライン契約ができるなど利便性が良い
対面契約に限定せず、オンラインで手続きが完了する会社も、優良会社度が高いです。
それだけITインフラに投資しているということであり、やはり顧客の利便性も考えています。

全国各地の事業者を対象にできるため、評価、評判が広がりやすく、それで悪評が出ない対応なのですから、信頼できます。

契約書書類もデータをアップロードできる仕組みにしていて、メールなどで送信しなくても送れるのがセキュリティ対策としても優れています。

社会的に信用がある
最後は全体のまとめになりますが、社会的信用度が高いファクタリング会社が優良会社です、何をもって社会的信用があるのかですが、少なくとも怪しい個人ではなく、しっかり法人登記していること、またネットの口コミ掲示板などで評価がいいことです。

登記しているかどうかは、法務局に行かなくても、国税庁法人番号公表サイトにて、住所や社名を入力することで登記しているかどうかがわかります。
ここで検索してヒットしないファクタリング会社は、優良会社どころか、きわめて怪しい会社なので契約は避けてください。

法人登記は社会的信用の初歩の初歩であり、登記しないでこのような事業資金を扱う事業をすること自体が間違っています。

優良会社でファクタリングするメリット

 
上記のポイントを踏まえて優良会社を選べば、悪質業者を避けることができます。
しかし、優良会社でファクタリングするメリットはそれだけではありません。
ここからは、優良会社でファクタリングするメリットを詳しく解説します。

優良会社は融資よりも調達しやすい

 
融資よりも資金を調達しやすいことが、ファクタリングの代表的なメリットです。
ファクタリングが融資よりも調達しやすい理由は、審査基準の違いにあります。

融資の審査はなぜ厳しい?

 
融資の審査はなぜ厳しいのでしょうか。
それは、融資先を基準に審査するためです。
一口に融資といっても、借入先には銀行・日本政策金融公庫・ノンバンクなど様々です。
これらは全て、融資先を基準に審査します。
具体的には、融資先の経営状況、業績・財務、将来性などを詳しく分析し、返済力を測ります。
銀行やノンバンクにとって融資は基幹業務であり、健全な企業に対していかに多額を貸し付け、いかに安全に回収するかが重要です。
返済力に問題がなければ融資可、返済力に問題があれば融資不可、というのが融資の基本的な判断です。
業績が悪化している会社、財務に問題が悪化している会社、将来性に問題がある会社などは返済力に問題ありとみなされ、融資を受けられない可能性があります。
特に、業績が長期的に悪化している会社や赤字の会社、債務超過の会社などは融資を受けるのが困難です。
返済力に問題がある以上、どの銀行・ノンバンクでも融資を受けられないのが普通です。
そのため、融資の審査は厳しいといわれます。

ファクタリングの審査基準

 
一方、ファクタリングの審査基準は売掛金です。
ファクタリング会社は、利用会社の売掛金を額面金額よりも割安に買い取り、後日(支払期日)満額回収することで利益を得ています。
ファクタリング会社にとって重要なのは、あくまでも「売掛金を回収できるかどうか」「売掛先に支払い能力があるかどうか」です。
ファクタリングは債権譲渡であり、融資のように返済義務がありません。
回収を前提としないのですから、利用会社の経営状況(返済力)はあまり問題にならないのです。
したがって、ファクタリングは売掛金にさえ問題がなければ、利用会社の状況に関係なく利用できます。
赤字や債務超過の会社、さらにはリスケジュール中の会社や税金を滞納している会社など、銀行融資がほぼNGの状況でも資金を調達できます。
これが、「ファクタリングは融資よりも資金調達しやすい」といわれるゆえんです。

優良会社は柔軟に審査

 
以上はファクタリング全般に共通するメリットですが、優良会社を利用することによって、このメリットをさらに高めることができます。
というのも、優良会社は審査の柔軟性に優れているためです。
普通、ファクタリングの優良会社とは、業歴が長く実績が豊富であり、好条件で健全にファクタリングできる業者をいいます。
ここで重要なのは、優良会社は実績が豊富ということです。
実績が豊富な優良会社は、これまでに買い取った売掛金の金額や業種は多岐にわたります。
それだけに、スタッフの事務処理能力や審査能力は高いです。
これにより、優良会社は一般的なファクタリング会社よりも柔軟に審査できます。
実際に、他社で審査に落ちた売掛金を優良会社で再度ファクタリングしたところ、難なく審査に通ったというケースが少なくありません。
融資を受けられずに困っている会社は、優良会社でのファクタリングをおすすめします。

無担保・無保証で利用できる

 
ファクタリングは、無担保・無保証が原則です。
これは優良会社でもその他の業者でも変わらず、ファクタリングの代表的なメリットといえます。

銀行融資は担保・保証を重視

 
銀行融資の場合、担保・保証を求められるのが普通です。
なぜ銀行が担保・保証を重視するかといえば、融資には返済義務があるためです。
元金と利息をきっちりと回収して、初めて銀行は利益を得られます。
しかしながら、融資期間中に経営が悪化し、返済できなくなる会社もあります。
担保・保証は、万が一の貸し倒れに備えるためのものです。
融資先が返済できなくなっても、担保資産を処分したり、信用保証協会から弁済を受けたりすれば銀行は貸倒損失を大幅に軽減できます。
だからこそ、銀行は担保・保証を重視します。
無担保・無保証で融資を受けられるのは全体の1割程度に過ぎません。
一部の優良会社を除けば、不動産担保や信用保証協会の保証を求められます。
業績・財務に問題があり、なおかつ担保・保証が不足している会社は、融資を受けられない可能性が高いです。

ノンバンクは保証人を重視

 
ノンバンクはどうでしょうか。
銀行融資を受けられない会社は、ノンバンクのビジネスローンから借り入れたり、経営者個人として消費者金融から借り入れる方法があります。
その場合、「担保・保証人不要」が基本となるため、担保・保証に悩んでいる会社も資金を調達しやすいです。
ただし、ノンバンクは保証を重視します。
確かに、ノンバンクは「保証会社による機関保証は不要」あるいは「第三者の連帯保証は不要」とするケースが一般的です。
しかし実際には、
「機関保証は不要だが第三者の連帯保証が必要」
「第三者の連帯保証は不要だが機関保証が必要」
「第三者の連帯保証は不要だが代表者個人の連帯保証が必要」
といったケースが少なくありません。
当然ながら、会社の経営に問題があれば保証会社の審査に通らず、ビジネスローンを利用できない可能性が高いです。
経営者が個人的に借り入れる場合も、個人信用情報に問題があればやはり審査に落ちます。
このように、ノンバンクでは保証が問題になることが多いです。

優良会社は完全に無担保・無保証

 
ファクタリングは原則として無担保・無保証です。
銀行融資のように担保・保証を重視することはなく、ノンバンクのように保証を求めることもありません。
後述の通り、優良会社以外ではこの原則が曖昧になるケースが珍しくありませんが、優良会社ならばまず間違いなく無担保・無保証と考えてよいでしょう。
なぜファクタリングは無担保・無保証で利用できるのかといえば、ファクタリングは債権譲渡だからです。
借入れではなく債権譲渡のため、調達した資金に返済義務はありません。
返済義務がなければ、返済不能に備えるための担保・保証も一切不要というわけです。
優良会社でファクタリングすれば、担保資産を求められたり、機関保証を求められたり、第三者または代表者個人の連帯保証を求められることはありません。
担保・保証が不足している場合にも、優良会社のファクタリングならば安心して利用できます。

悪質業者は実質的な保証を求める

 
気を付けたいのが、無担保・無保証の原則を守らない悪質業者です。
無担保・無保証としながらも、実質的に担保・保証をつける形でファクタリングする業者があります。
特に多いのが、実質的な保証人を求めるケースです。
例えば、サービス自体は無担保・無保証とし、保証人も不要としているのですが、契約時に第三者の連作先などを求めるケースがよくみられます。
表面的には優良会社と変わらずとも、悪質業者の可能性が高いといえるでしょう。
金融庁も、悪質業者(ヤミ金)のよくある例として、以下の手口を照会しています。

業者は返済が遅れた時の取立てのために、借りた本人の住所、電話番号、勤務先だけでなく、親兄弟・親類の連絡先を聞いてきます。少しでも返済が遅れると脅迫まがいの電話を勤務先や親兄弟・親類などにかけるなど厳しい取立てを行い、精神的に追い詰め、違法な高金利の利息を支払わせます。

出典:出典:金融庁「違法な金融業者にご注意!」
実質的に保証を取られる形で契約してしまうと、無担保・無保証のメリットはなくなってしまいます。
また、そのような業者はほぼ例外なく悪質業者です。
あらゆる面で不利な契約になっており、優良会社に期待できるメリットはほとんど得られません。

業歴に関係なく利用できる

 
優良会社のファクタリングは、業歴に関係なく利用できます。
これも優良会社のメリットです。
一般的に、業歴は資金調達に大きく影響します。
業歴が短い会社は、長期の業績によって返済力を裏付けることができません。
したがって、業歴が短いほど銀行融資を受けにくくなります。
ノンバンクでも、業歴の短さが審査の悪材料になる点では同じです。
業歴が短い会社が資金を調達するには、日本政策金融公庫などの公的金融機関で融資を受けるか、あるいは出資を受けることも考えられます。
しかしながら、日本政策金融公庫は将来性を重視するため、審査に通るための計画書を作成するのは容易ではありません。
また、出資会社が業歴に関係なく出資するのは、将来性を強く期待できる会社だけです。
業歴が短い会社にとって、融資や出資といった外部からの資金調達は困難といえるでしょう。
業歴がネックとなっている会社は、優良会社でのファクタリングがおすすめです。
ファクタリングは、あくまでも売掛金を基準に審査します。
利用会社の業歴は売掛金の価値を左右するものではなく、審査にも影響しません。
優良会社でファクタリングすれば、業歴が数年しかない会社でも安心して資金を調達できます。
もちろん、優良会社以外でも業歴を問わない業者はありますが、優良会社のほうがより確実です。
実際、優良会社以外の対応をみてみると、業歴不問としながら「ただし創業1年未満は利用不可」などとしているケースが少なくありません。
これに対し、優良会社は創業1年未満の会社にも積極的に対応していることが多いです。
当然ながら、創業1年未満にも対応できる優良会社ほど、業歴が短い会社への対応力に優れています。
したがって、業歴が短い場合のファクタリング会社選びは、以下のように考えるのが適切です。

  • 創業1年未満の場合は優良会社でファクタリングする。
  • 業歴数年の場合、選択肢は優良会社に限らないが、優良会社を選んだ方が良い結果になりやすい。

優良会社は利便性が高い

 
ファクタリングは、他の資金調達方法に比べて利便性に優れています。
中でも、優良会社のファクタリングを選ぶことによって、より便利に利用できます。
優良会社の利便性が高い理由は、必要書類の少なさとオンライン対応です。

必要書類が少ない

 
優良会社のファクタリングは、少ない書類だけで申し込むことができます。
銀行融資の場合、長期の決算書や資金繰り表、試算表、資金使途に合わせた計画書その他の書類を求められるため、書類の作成・取得に多くの手間がかかります。
このハードルをクリアするだけでも大変なことです。
スムーズな融資のためには、資金を調達するときだけではなく、普段から試算表を提出したり、銀行員と面会する機会を作ったりと、何かと手間がかかるものです。
これに対し、優良会社のファクタリングは、売掛金の審査に必要となる最低限の書類だけで利用できます。
様々なファクタリング会社がある中、優良会社ほど必要書類が簡素となる傾向があります。
例えば、No.1をご利用いただく際の必要書類は以下の通りです。

  • 直近3ヶ月の取引入金が確認できる書類(入金通帳・当座通帳・当座照合表)
  • 決算書直近2期分(勘定科目明細付で税務申告済みの捺印のあるもの)
  • 成因資料(請求書・発注書・納品書など)
  • 取引先企業との基本契約書

これらの書類は、基本的には手元にあるものばかりです。
必要書類には決算書が含まれますが、これは業績・財務を審査するためのものではありません。
決算内容からファクタリングの妥当性を把握し、利用会社による詐欺行為を防ぐためのものです。
したがって、銀行融資のように決算書対策などは必要ありません。
優良会社のファクタリングは、手元の書類だけで簡単に利用できるため、必要なタイミングで柔軟に資金調達できるのが大きなメリットです。
近年、ファクタリング業界では書類削減の流れがあります。
そのため、優良会社以外にも少ない書類で利用できる業者はあるでしょう。
しかしながら、優良会社以外では長期の決算書や事業計画書などを求めるケースがあります。
その場合、必要書類の準備に手間がかかり、ファクタリングならではの利便性を損ないます。
少ない書類で便利にファクタリングするには、優良会社を選ぶべきです。

オンラインファクタリングを利用できる

 
オンラインに対応していることも、優良会社の大きなメリットといえます。
従来の2社間ファクタリングはオンラインに対応していませんでした。
ファクタリングの際には、一部でアナログな手続きを行わなければならず、利便性を損なう原因になっていたのです。
特に問題だったのがファクタリング契約。
従来の2社間ファクタリングは、たとえ優良会社であっても対面または郵送での契約が一般的でした。
対面契約は、利用会社がファクタリング会社の営業所を訪問する、またはファクタリング会社のスタッフが利用会社まで出張することによって契約します。
優良会社であれば、「出張無料」「全国対応」といった対応がほとんどですが、それでも利便性に問題があることは否めません。
例えば、利用会社とファクタリング会社が遠い場合、移動に時間とコストがかかり、簡単には利用できなくなります。
郵送契約であれば、対面契約のように移動の手間はかかりませんが、郵送に時間がかかります。
これにより、ファクタリング特有の資金調達スピードを損なう結果に。
大都市の会社であれば便利に利用できても、地方の会社には利便性が低かったといえます。
この問題は、優良会社のオンラインファクタリングによって解消されました。
オンラインファクタリングは、全ての手続きをオンラインで行います。
もちろん、契約手続きもオンラインです。
No.1の場合、弁護士ドットコム株式会社のクラウド契約システム「CLOUDSIGN」によってオンラインで契約を結びます。
これにより、パソコンやスマホさえあれば、日本全国どこからでも簡単にファクタリングできるようになったのです。
唯一の問題点は、オンラインファクタリングの普及があまり進んでいないことです。
オンラインファクタリングを導入しているのは、No.1をはじめとする一部の優良会社に限られます。
今後、オンラインファクタリングはますます普及していくと考えられますが、その過渡期において、オンラインファクタリングを装う悪質業者も出てくるかもしれません。
したがって、ファクタリングの利便性を最大限に引き出すためには、「優良会社のオンラインファクタリングを選ぶ」と考えてください。

最短即日で資金調達できる

 
あらゆる資金調達方法の中でも、ファクタリングの資金調達スピードは群を抜いています。
2社間ファクタリングならば、最短即日での資金調達も可能です。
銀行融資が数週間から1ヶ月程度、ビジネスローンでも数営業日を要することを考えると、ファクタリングがいかにスピーディかがわかるでしょう。
このメリットはファクタリング全般にいえることですが、優良会社ほど資金調達スピードに優れています。

ファクタリングの資金調達スピード

 
まず、ファクタリングの資金調達スピードの目安からみていきましょう。
ファクタリングの資金調達スピードを左右する最大の要素は、ファクタリング方式です。
方式別の資金調達スピードの目安は以下の通りです。

  • 2社間ファクタリング:最短即日
  • 3社間ファクタリング: 最短1週間程度
  • オンラインファクタリング:最短数時間

もちろん、これはあくまでも目安であって、すべてのファクタリング会社がスピーディに対応しているわけではありません。
優良会社以外では、2社間ファクタリングであっても「最短即日審査(翌営業日入金)」「最短2営業日」「初回利用は最短〇営業日」といった対応がみられます。
また、即日対応を謳っていても、必ず即日中に資金調達できるとは限りません。
ここでいう「即日」とは「“最短”即日」という意味です。
具体的には、「業者側の審査がスピーディに完了すれば」「利用会社が必要書類をすぐに提出すれば」「業者の繁忙期でなければ」といった条件付きとなります。
優良会社以外でファクタリングする場合、これらの点が問題になりやすいです。
例えば、開業したばかりの業者は、手続きの流れが洗練されておらず、スタッフの人数や審査能力が低い傾向があります。
このような業者でも、多くは「最短即日」を謳っています。
しかし実際には、手続きに手間取ったり、必要書類が多すぎたり、審査に時間がかかったりすることによって、スピーディに調達できないことが多いのです。

優良会社がスピーディな理由

 
資金調達を急ぐ会社は、優良会社でファクタリングすることをおすすめします。
優良会社の中にも、即日で対応していない業者はありますが、その他の業者に比べてスピーディに調達しやすいです。
上記でも述べた通り、優良会社は対応力に優れています。
これは、優良会社の業歴が長く、実績が豊富なためです。
優良会社は、長く営業する中で仕組みを最適化しています。
これにより、必要書類が少なく、手続きにも無駄がありません。
さらに、ファクタリングの実績が豊富ですから、ノウハウやデータを多く蓄積しており、スタッフの審査能力も高いです。
このほか、優良会社はオンラインファクタリングを導入しているため、契約手続きもスムーズです。
つまり、優良会社のファクタリングを利用すれば、以下の流れでスピーディに資金を調達できます。

    1. 利用会社が必要なタイミングで素早く申し込み。
    2. 優良会社は直ちに受けつけ、審査も素早く実施。
    3. オンラインで契約を締結し、入金完了。

資金調達を急ぐ場合、あえて「優良会社か、それ以外の業者か」と吟味するべきではありません。
資金調達スピードを比較すれば、優良会社が優れていることは間違いないため、迷わず優良会社を選んでください。

優良会社は手数料が安い

 
ファクタリングのデメリットとして、よくいわれるのが手数料の高さです。
確かに、手数料率だけを考えた場合、ファクタリングは高くなる場合があります。
このデメリットに対応するには優良会社を選ぶのがポイントです。
優良会社を選べば、むしろファクタリングは低コストで資金を調達できます。

ファクタリングは手数料が高い?

 
上記でも挙げましたが、ここで再度、ファクタリング手数料の相場をみてみましょう。
ファクタリング方式別の手数料率の相場は以下の通りです。

  • 2社間ファクタリング:額面金額の10~30%
  • 3社間ファクタリング:額面金額の1~10%
  • オンラインファクタリング:額面金額の10%以下

一般的に、「ファクタリングの手数料は高い」といわれますが、正確には「ファクタリングの手数料“率”は高い」というべきです。
後述の通り、ファクタリングの手数料は必ずしも高くはなく、優良会社を利用すればむしろ低コストといえます。
しかしながら、ファクタリングの手数料率を年利換算し、なおかつ融資と比較した場合には高くなります。
1ヶ月後に回収予定の売掛金をファクタリングする場合、相場の手数料率を年利換算すると以下の通りです。

  • 2社間ファクタリング:年利120~360%
  • 3社間ファクタリング:年利12~120%
  • オンラインファクタリング:年利120%以下

銀行融資の金利が年2~3%、ビジネスローンでも年利15~20%程度であることを考えると、ファクタリングの手数料率は高いといえるでしょう。
これが、ファクタリングの手数料率が高いといわれる理由です。
たとえ優良会社を選んでも、このように手数料率を年利換算すれば、融資の貸付金利よりも高くなる場合が多いです。

優良会社は手数料が安い

 
しかし、手数料率ではなく調達コストで考えた場合、ファクタリングの手数料は高いとはいえません。
また、優良会社は相場よりも低い手数料率でファクタリングできるのが普通です。
実際に、No.1のファクタリングは以下の条件でご利用いただけます。

  • 2社間ファクタリング:額面金額の5~15%
  • 3社間ファクタリング:額面金額の1~5%
  • オンラインファクタリング:額面金額の2~8%

優良会社の手数料が安いことを知るためにも、簡単なシミュレーションをしてみましょう。
ここでは、1000万円を調達する場合の銀行融資・ビジネスローン・ファクタリングの調達コストを比較します。

【銀行融資】
銀行から信用保証協会保証付融資を受ける。年利は2%、借入額は1000万円、返済期間は5年間。信用保証協会に保証料(借入総額に対して1.5%)を支払う。
このとき、借入時に信用保証協会に支払う保証料は15万円、完済までに支払う利息の総額は51万円6680円。
したがって、調達コストの合計は66万6680円

【ビジネスローン】
ノンバンクのビジネスローンで借り入れる。年利は15%、借入額は1000万円、返済期間は5年間。無保証で利用するため保証料の支払いはなし。
完済までに支払う利息の総額(=調達コストの総額)は427万3940円となる。

【優良会社のオンラインファクタリング】
優良会社のオンラインファクタリングを、手数料率5%で利用する。
この場合、1000万円の調達に必要な売掛金は1053万円(1053万円×0.95=1000.35万円)。
手数料の支払いは調達時の一括払いのため、調達コストの総額は53万円

以上のように比較すると、優良会社の手数料が安いことが分かります。
この例の優良会社も、手数料率で考えるとやはり高いです(1ヶ月後に回収予定の売掛金の場合、手数料率5%は年利換算で60%)。
しかしながら、資金調達で重要なのは実際に支払うコストです。
いかに「率」が高くとも、実際のコストが安ければ優れた資金調達方法といえます。
このように考えると、優良会社のファクタリングは、ビジネスローンよりも圧倒的に低コストです。
銀行融資と比べても見劣りしないどころか、安くなる場合さえあります。
優良会社でファクタリングすれば、調達コストを抑えることができます。

優良会社で回収不能リスクを賢く回避

 
優良会社のファクタリングは、資金調達に役立つだけではありません。
回収不能リスクの軽減・回避にも役立つのです。

ファクタリングは償還請求権なし

 
「優良会社選びのポイント6選!ファクタリング会社はここで選べ!」でも簡単に述べましたが、ファクタリングは原則的に「償還請求権なし」で契約します。
償還請求権がなければ、ファクタリングした売掛金が回収不能になっても、利用会社が責任を負うことはありません。
回収不能による損失は全てファクタリング会社の負担となります。
これは、利用会社が負うべき回収不能リスクを、ファクタリング会社が肩代わりすることを意味します。
与信管理に悩んでいる会社は、リスクマネジメントにファクタリングを活用するのが良いでしょう。

優良会社に相談を

 
もっとも、「償還請求権なし」はファクタリングの原則ですから、優良会社でも、優良会社以外でも同じです。
しかしながら、優良会社を選ぶことによって、より適切なリスクマネジメントが可能となります。
売掛金の内容によって回収不能リスクは異なるため、ファクタリングする売掛金の選び方次第でリスクへの効果も変わります。
例えば、「支払能力が安定している大企業の売掛金」は回収不能リスクが低く、「支払能力がよくわからない新規取引先の売掛金」は回収不能リスクが高いです。
手数料や資金調達スピードだけを重視する場合、回収不能リスクが低い売掛金を選んでスムーズにファクタリングするのが良いでしょう。
しかし、回収不能リスクを軽減したい場合、回収不能リスクが高い売掛金を優先的にファクタリングすべきです。
そこでおすすめなのが、優良会社に相談を兼ねて申し込むことです。
優良会社はスタッフの能力が高く、丁寧なヒアリングも受けられます。
回収不能リスクの軽減を重視する場合、優良会社ならば適切なアドバイスができます。
優良会社のアドバイスを考慮することで、ファクタリングのメリットはさらに高まるのです。

優良会社はファクタリングのメニューが豊富

 
ファクタリングにも様々な種類があります。
ここまで解説してきた「売掛金を買取るファクタリング」は、ファクタリングの中でも最もスタンダードなものです。
しかし、ファクタリングの中には買い取りを目的としないものや、買い取る売掛金が特殊なものがあります。
現在、日本で一般的に利用されているファクタリングには、以下のようなものがあります。

  • 買取ファクタリング…一般的な売掛金を買い取るファクタリング
  • 保証ファクタリング…売掛金の買い取りではなく支払保証(貸し倒れリスクの回避)を目的としたファクタリング
  • 診療報酬ファクタリング…診療報酬債権を買い取るファクタリング
  • 介護報酬ファクタリング…介護報酬債権を買い取るファクタリング
  • 国際ファクタリング…海外企業に対する売掛金の保証・買取を行うファクタリング
  • 将来債権ファクタリング…将来債権を買い取るファクタリング

上記のうち、買取ファクタリング以外のメニューは、取扱業者が限られます。
中でも、保証ファクタリングは銀行・ノンバンク系列の業者が主流であり、国際ファクタリングにいたってはメガバンク系列の業者だけです。
もちろん、独立系のファクタリング会社でも、優良会社であれば診療報酬や介護報酬に対応しているほか、イレギュラーな売掛金(譲渡禁止特約付きの売掛金やクレジットカード債権など)にも対応しています。
優良会社を除く大多数のファクタリング会社は、最も基本的なファクタリングだけを対象とする業者が多いです。
ファクタリングのメニューが豊富なことも、優良会社のメリットといえるでしょう。

優良会社は多額の資金調達も可能

 
ファクタリングで多額の資金を調達したい会社もあるでしょう。
その場合、優良会社のファクタリングが役立ちます。

優良会社は数千万円の調達に対応

 
ファクタリングといえば、少額の資金調達に使うものというイメージがあるかもしれません。
確かに、ファクタリングは運転資金などの短期・少額の資金調達に最適です。
しかしながら、ファクタリングは多額の資金調達にも利用できます。
特に優良会社では、数千万円以上の資金調達も可能です。
銀行融資の場合、多額であればあるほど返済期間が長くなり、審査も厳しくなります。
これに対し、ファクタリングは売掛金に問題がなければ、額面金額に関係なく買取可能です。
以下の通り、No.1では売掛金1件に対して買取上限を以下のように設定しています。

  • 法人向けファクタリング…50万円~5000万円
  • 診療報酬ファクタリング…50万円~5000万円
  • 介護報酬ファクタリング…50万円~5000万円
  • 建設業特化型ファクタリング…50万円~5000万円
  • 個人事業主向けファクタリング…10万円~5000万円

もちろん、これは基本的な上限設定であり、ご要望に応じて上限なしでの買い取りも可能です。
手元には相応の売掛金が必要となりますが、売上に比べて過剰でない限り、必要十分な金額を調達できるでしょう。
例えば、月商5000万円、回収サイト2ヶ月の会社であれば、手元の売掛金の平残は1億円となります。
この売掛金をファクタリングすることで、資金調達できるというわけです。
優良会社ならば手数料率が低いため、手数料を差し引いても1億円に近い資金を調達できるでしょう。
優良会社でファクタリングすれば、設備資金やM&Aなど、多額の資金を要する投資活動もスムーズになります。

少額特化と悪質業者

 
ちなみに、少額の資金調達にも優良会社の利用がおすすめです。
ファクタリング会社の中には、少額ファクタリングに特化した業者もあります。
特に、個人事業主向け(法人も利用可)のファクタリングは、数万円から対応していることも多いです。
しかし、個人事業主向けのファクタリングは柔軟性に欠けるのが難点です。
したがって、法人が資金を調達する場合、たとえ少額であっても個人事業主向けのファクタリングは避けた方が良いでしょう。
また、法人向けの少額ファクタリングも避けた方が無難です。
「少額ファクタリングに特化」「少額から柔軟対応」などといえば聞こえはいいものの、実際には悪質業者のごまかしに過ぎないことが多いのです。
ファクタリングの悪質業者は、実質的にヤミ金と考えて間違いありません。
表面的にはファクタリングを装っていても、実際には違法な貸し付けを行っています。
違法行為を行っている以上、摘発リスクに備える必要があります。
そこで、特定の利用会社に多額のファクタリングを行うよりも、複数の利用会社に少額ずつファクタリングしたほうが安全です。
あまりにも多額であれば、利用会社は警察や弁護士に相談する可能性が高いですが、少額であれば多くの利用会社は泣き寝入りします。
以下の通り、金融庁の注意喚起でも、ヤミ金は小口が基本としています。

貸付金額は、3万円から5万円など小口なのが主流です。小口なのですぐに返済できるだろうという利用者の心理をついてきます。しかし、違法な高金利のため、返済請求額は雪だるま式にあっという間に膨れ上がります。

出典:出典:金融庁「違法な金融業者にご注意!」
これはヤミ金に対する注意喚起ですが、金融庁が「ファクタリングの悪質業者=ヤミ金」と断定している以上、ファクタリングの悪質業者も小口が基本と考えてよいでしょう。
もちろん少額ファクタリングに特化している業者が全て危険とは言い切れません。
しかし、「小口特化のファクタリング会社」と「大口対応の優良会社」であれば、後者の方が安全なのは間違いありません。

優良会社は資金繰り改善に役立つ

 
ファクタリングは資金繰り改善にも役立ちます。
優良会社に限ったメリットではありませんが、優良会社の方が資金繰り改善効果は高いです。
資金繰りの悪化に悩んでいる会社は、優良会社でファクタリングすることをおすすめします。

資金繰り悪化の原因

 
現在、資金繰りが苦しいと思っている会社は、一度売掛金に注目してみましょう。
資金繰り悪化の原因は色々ですが、売掛金が原因になっていることが多々あります。
そもそも売掛金は、支払期日に売掛先から代金を受け取る権利のことです。
支払期日までは代金を受け取ることができず、支払いが先行するのが普通ですから、資金繰りが厳しくなります。
収入と支出のギャップが大きければ大きいほど、資金繰りはショートしやすくなるのです。
これは、手元の売掛金が増加するにつれて、資金繰りが悪化することを意味します。
実際、資金繰りが悪化している会社の資金繰りを分析してみると、売上の急激な増加や回収サイトの長期化によって、売掛金が増加していることが多いです。
逆に、手元の売掛金が減少すれば資金繰りは改善します。
資金繰りを維持するには売掛金の増加を防ぐことが重要であり、資金繰りを改善するには売掛金を減らすことがポイントとなります。

優良会社で資金繰り改善を

 
ファクタリングは債権譲渡取引です。
ファクタリングした売掛金は、債権者が利用会社からファクタリング会社に変わります。
このとき、利用会社の帳簿上では、ファクタリングした分だけ売掛金が減少し、買取代金の分だけ現金預金が増加します。
つまり、手元の売掛金が減少することによって、資金繰りの改善につながるのです。
普通、資金繰り改善には多くの手間と長い時間を要するのですが、ファクタリングならば即座に資金繰りを改善できます。
特に、優良会社のファクタリングは資金繰り改善効果が高いです。
というのも、優良会社は手数料が安いためです。
ファクタリングの資金繰り改善効果は、支払手数料によって大きく左右されます。
いくら手元の売掛金が減るとはいえ、手数料が高すぎる場合には利益が全てなくなり、場合によっては赤字になります。
赤字分の補填によって手元資金が流出すれば、それだけ資金繰りは悪化するのです。
ファクタリングで資金繰りを改善するには、売掛金を減らしつつ、手数料を抑えることが欠かせません。
優良会社のファクタリングは手数料が安いため、手数料を支払っても利益を残すことができ、資金繰り悪化を避けられます。
その結果、純粋に資金繰り改善効果を得られるというわけです。
ファクタリングで資金繰りを改善したい場合には、優良会社の利用が必須といえるでしょう。

優良会社はコンサルティングにも対応

 
資金繰り改善だけではなく、経営改善にファクタリングを活用したい場合、優良会社のファクタリングを利用しましょう。
No.1などのように、一部の優良会社はコンサルティング業務も行っています。
コンサルティングの内容は多岐にわたりますが、No.1の経営支援コンサルティングでは、キャッシュフローの正常化、融資正常化、債務超過解消、3期連続黒字化などに定評があります。
ファクタリングは、うまく利用すれば経営改善の特効薬になりますが、利用を誤る会社も少なくありません。
例えば、「優良会社のファクタリングはスピーディ」という理由だけで優良会社を選ぶ場合、資金繰りが逼迫していることが多く、経営改善を考える余裕がないのです。
また、ファクタリングを経営改善につなげるには専門知識を求められるため、一般の経営者では活用が難しいといえます。
コンサルティングを行っている優良会社に依頼すれば、経営改善を見据えてファクタリングを利用できます。
No.1にも、経営改善・資金調達・資金繰りなどに精通した専門家(コンサルタント)が複数在籍しており、サポート体制は万全です。
経営改善を検討中の方は、優良会社でのファクタリングをおすすめします。

優良会社を利用する際の注意点

 
優良会社のファクタリングは、その他の業者に比べてメリットが大きく、相対的にデメリットも小さくなるのが普通です。
とはいえ、優良会社を利用する際にもいくつか注意点があります。
ここでは、優良会社でファクタリングする際の注意点をいくつか紹介します。

審査が厳しい場合がある

 
最初に気を付けたいのが、審査難易度です。
優良会社のメリットでも解説した通り、優良会社は審査の柔軟性に優れています。
これにより、融資審査に通らない会社でも、難なく審査に通ることが多いです。
とはいえ、同じ優良会社でも審査の内容や方針は様々です。
業者によっては、優良会社ならではの低コストを実現する代わりに、審査が厳しくなることもあります。
特に、上場企業系列の大手優良会社では、そのような傾向がみられます。
あらゆるビジネスにおいて、リスクとリターンは比例関係にあり、リスク(優良会社が負う回収不能リスク)が低ければリターン(優良会社が受け取る手数料)も小さくなるのが普通です。
優良会社の中でも特に手数料が安い業者は、それに比例して審査も厳しくなると考えてください。

2社間ファクタリングが利用できない場合がある

 
ファクタリングの方式には、大きく分けて2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。
現在の日本では、2社間ファクタリングが主流です。
3社間ファクタリングは資金調達に時間がかかり、売掛先の協力が欠かせないこと(時に信用悪化リスクがあること)から、利用できない会社が多いためです。
独立系の優良会社では、No.1のように2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの両方を取り扱っている優良会社もあれば、2社間ファクタリングだけを取り扱う優良会社もあります。
ただし、銀行系・ノンバンク系列の優良会社になると、2社間ファクタリングを取り扱っていないケースがほとんどです。
少なくとも銀行系ファクタリングでは、2社間ファクタリングは利用できません。
優良会社を選ぶ際、最も手っ取り早いのは銀行系の優良会社を選ぶことです。
銀行はコンプライアンスに厳しく、ファクタリングを装う悪質行為とも無縁ですから、銀行系ならば間違いなく優良会社といえます。
しかしながら、銀行系の優良会社は3社間ファクタリングだけしか取り扱っておらず、2社間ファクタリングを選ぶには必然的に「独立系の優良会社のみ」となります。
もちろん独立系であっても、優良会社であれば悪質性・違法性は皆無です。

手数料負担に要注意

 
優良会社のメリットとして、手数料が安いことを挙げました。
ただし、「優良会社は手数料が安い」ということは、「優良会社を選べば手数料に無関心でよい」ということではありません。
いくら安くとも、手数料を支払う以上は資金繰りへの影響は避けられません。
支払期日を待って回収すれば、売掛金の額面金額を満額受け取れるところを、ファクタリングすることで手数料の分だけ目減りするのです。
当然、手元に残る利益は減ります。
優良会社を選んだとしても、無計画なファクタリングを繰り返せば収益の悪化は避けられないでしょう。
慢性的な業績不振につながる可能性も否定できません。
これにより、会社の成長が鈍化したり、銀行の評価が悪化して融資を受けにくくなったり、様々な悪影響をもたらします。
手数料の負担を軽減するためにも、ファクタリングは優良会社を選ぶのが基本です。
それに加えて、優良会社で計画的にファクタリングすることが欠かせません。

債権譲渡登記を求められやすい

 
優良会社を計画的に利用するうえでポイントとなるのが、債権譲渡登記の存在です。
基本的に、2社間ファクタリングを選ぶ際には、独立系の優良会社を利用します。
ここで注意したいのが、2社間ファクタリングでは債権譲渡登記を求められやすいということです。
2社間ファクタリングは、利用会社とファクタリング会社以外の第三者が一切関与しないため、二重譲渡などのトラブルが起きやすいです。
トラブルが起こった際、ファクタリング会社が債権者としての権利を主張するためには、第三者対抗要件を具備しなければなりません。
そこで、債権譲渡登記が必要となります。
債権譲渡登記とは、ファクタリングによって起こる権利関係の変化を、登記手続きによって明らかにするものです。
登記内容は公示され、誰でも閲覧可能となります。
ファクタリング後の権利関係は誰が見ても明らかな状態となり、ファクタリング会社は第三者対抗要件を具備できるというわけです。
債権譲渡登記を行うには、司法書士報酬や登記手数料によって10万円程度のコストがかかります。
多額の資金を調達する場合、10万円のコストは微々たるものですが、少額の資金調達であれば10万円のウェイトはかなり大きくなります。
債権譲渡登記は避けたいところですが、優良会社の2社間ファクタリングでも債権譲渡登記を求めるケースが少なくありません。
したがって、ファクタリング手数料を抑えるためには、債権譲渡登記の留保に対応している優良会社を選ぶのが基本となります。
最も確実なのは、優良会社のオンラインファクタリングを選ぶことです。
優良会社のオンラインファクタリングは、債権譲渡登記を原則不要とする場合が多く、登記コストがかかりません。

まとめ:優良会社の基準を満たすファクタリング会社「株式会社No.1」という選択

ここまで優良会社として安心してファクタリングを依頼できる基準についてお話しました。
ここで手前味噌ではありますが「株式会社No.1」をお勧めします。

No.1は、文字通りファクタリング会社No.1を目指していて、特に2社間ファクタリングの手数料についてかなり低いという自負があります(もちろん3社間ファクタリングもどこよりも安い手数料で買い取りいたします)。

No.1のファクタリング手数料1%~15%は業界最安値ラインです。
2社間ファクタリングでも20%いきません。

No.1のファクタリングには償還請求権がない「ノンリコース」の契約ですので、取引先が貸し倒れになっても、そのリスクはNo.1が引き受けます。
資金調達だけではなくリスクヘッジの意味でもNo.1のファクタリングをご利用いただけます。

即日入金も可能で迅速な資金調達に協力させていただきます。
可能な限り請求書を加点評価し、高価買取いたします。
売掛先についての信用調査もお任せください。

審査から入金まで余計な時間はかかりません。
審査通過率90%以上、継続的なご利用も可能です。
最短30分で振り込みまで完了します。

ZOOMとクラウドサインを使うため、すべてオンラインで完結します。
全国から申し込み可能です。

これだけ優良会社の基準を満たすので、ファクタリング会社第一選択肢はNo.1でよいのではないでしょうか?
それだけみなさまに選んでいただけると自負しております。

10万円から最大5000万円まで買い取りします。
多くの金額の資金調達が必要な場合、ぜひ一度当社「株式会社No.1」までお問い合わせください。
みなさまの経営に資するように資金調達のお手伝いをさせていただきます。

総合フリーダイヤル0120-700-339

名古屋支店直通052-414-4107

福岡支社092-419-2433

受付時間 平日 9:00 ~ 20:00( 土日祝休 )

DX認定

株式会社No.1は「DXマーク認証付与事業者」として認められました。

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