カテゴリー: ファクタリング

ファクタリングで手数料無料はあり得るのか?お得に思えるキャッチコピーには注意しよう!

ファクタリングで問題となるのはその手数料率の高さです。ファクタリングは融資ではないので、利息制限法の上限金利(15%~20%)の適用対象外です。

ファクタリング手数料を金利(年利)換算すると、利息制限法の上限をはるかに超え、100%以上になることも少なくありません。

迅速な資金調達ができる反面、この手数料率の高さが「ファクタリングが怖い」というイメージを与える要因の1つになっています。

ということは、ファクタリング手数料が安ければ利用者は増えそうです。もし「ファクタリング手数料無料!!」というファクタリング会社があればみなさん利用しますか?またそういうことが本当に可能なのでしょうか?

結論は「タダより高い物はない」ということになりますが、手数料無料に釣られないように、ファクタリングの仕組みや優良ファクタリング会社の見分け方などを紹介していきます。

手数料無料のファクタリングは営利目的ではありえない

手数料無料のファクタリングは、結論としてあり得ません。

「初回無料サービス!次回以降・・」の通信販売みたいなケースはひょっとするとあるかもしれませんが、手数料無料ではファクタリング会社に利益が出ません。

中古ゲームソフトや本であれば、希少価値のあるものや限定版を定価以上で買い取ることがあるかもしれませんが、「希少価値のあるビンテージ売掛債権」などというものはありません。

100万円の売掛債権を150万円で買ってくれる人などいるはずもなく、手数料を徴収しなければファクタリング会社の利益はゼロになります。

公的機関が金利ゼロで行う融資は、コロナなど緊急時にありますが、公的機関がファクタリングを行うことはなく、そうしたスキームも存在しません。

したがって、手数料無料を謳うファクタリング会社があれば「怪しい」と思うことが大切です。何か裏があるに違いありません。

・公的機関はそもそもファクタリングをしていないので手数料無料はありえない
・民間ファクタリング会社が手数料無料で行う意味がない、利益が出ない

ここをまず押さえてください。

ファクタリングの仕組みと発生する費用を確認

ファクタリングを行う際には、以下の計算式で売掛債権の買い取る額が決定されることがほとんどです。

(売掛債権金額×掛け目)-{(売掛債権金額×掛け目)×手数料率}=買い取り金額

掛け目(掛け目)とは買取率を指します。どんな優良な売掛債権でも回収できないリスクをゼロにはできません。絶対に倒産しない(倒産したら日本が終わる)健康保険の診療報酬債権を売却する「医療ファクタリング」でさえも、掛け目を100%にはできません。

診療報酬を請求できない自費診療を誤って請求する、あるいは患者負担率を間違えて請求する(患者3割負担の診療を1割負担で請求する)可能性があるからで、これ以上いない優良債権であってもリスクをゼロにはできません。

掛け目100%も無理なのですから、手数料についても同様です。本来請求できない売掛債権をファクタリングしてくる可能性はゼロにできません。

ファクタリングにおいて発生する費用はファクタリング手数料だけではないことに注意してください。ファクタリングで発生するのは

  1. ファクタリング手数料
  2. 印紙税
  3. 債権譲渡登記法定手数料
  4. 着手金
  5. 審査手数料
  6. 公正証書費用

このうち印紙税と債権譲渡登記手数料、公正証書費用は法定費用(金額が決まっている)ので定額です。

着手金と審査手数料はファクタリング会社によって差がありますが、ファクタリング会社間の競争でこれらの費用はなくなりつつあります。

着手金や審査手数料をファクタリング手数料に含める流れになっています。

「手数料無料」でもほかの費用でガッツリ請求されるかも

手数料無料と言っても、もし審査手数料や着手金を請求されるのであれば、全然安くなりません。

むしろ最近のファクタリングは業界の流れに取り残されている印象を受けます。審査手数料や着手金をファクタリング手数料に換算すると、相場よりも多くなる可能性があります。

しかし、優良誤認表示を問うのはなかなか難しく、また、銀行法や貸金業法で規制されないファクタリングですので、みなさんがしっかりするしかありません。

手数料無料でも、審査手数料や着手金でガッツリ請求され、高いファクタリング手数料率と変わらないこともあり得るので注意してください。

悪質な商売の「エサ」として手数料無料が示される可能性

さらに注意していただきたいのが、悪質な商売の「エサ」、入り口としてファクタリングを利用する悪徳業者の存在です。

ファクタリングは銀行でも貸金業(消費者金融)でもないので、基本的に誰でも開業できます。つまり、反社会的勢力やヤミ金融などがダミーとしてファクタリング会社を偽るケースもあります。

ファクタリング利用者が資金調達の必要があるのは事実ですから、手数料無料で集客して、高利な融資(違法金利)や、超高額手数料のファクタリングを強引に勧めるかもしれません。

タダより高いものはない、うまい話には裏があると認識してください。ファクタリング会社は慈善事業ではないので、手数料無料というのは怪しすぎます。

望ましいファクタリング手数料の相場で判断しよう

望ましいファクタリングは手数料無料ではなく、適切かつ低額、低手数料率のものになります。適正な手数料のラインを提示できるファクタリング会社ならば信頼できます。

可能ならば

  • 2社間ファクタリング手数料率 10%台前半
  • 3社間ファクタリング手数料率1%~5%

が望ましく、適正規模のファクタリング条件になります。

2社間ファクタリング、3社間ファクタリング以外にもファクタリングはあります。それらの適正な手数料についても合わせてまとめました。

ファクタリングの種類 手数料率
医療ファクタリング 0.5%~1%
国際ファクタリング 1%代前半%
保証ファクタリング 2%~10%

この手数料率であれば信用できます。手数料無料を謳う、怪しいファクタリング会社よりもはるかに信用できます。

診療報酬債権を売却する「医療ファクタリング」の手数料は非常に低く、金利換算しても融資と変わりません。手数料1%未満のものもありますが、手数料無料はありえません。上述のように、自費診療を保険診療として請求してしまうケースもあるからです。

手数料無料ではなく、低手数料率、かつ審査手数料や着手金などを請求しないファクタリング会社が良いファクタリング会社、選ぶべきファクタリング会社になります。

もう1点、いくら手数料が安くても、償還請求権付きのファクタリングはやってはいけません。売掛金を回収できなかった場合のリスクヘッジができません。回収不能になった場合のリスクをファクタリング会社に移転できるのがメリットであり、償還請求権付きのファクタリングは、依頼主にデメリットしかありません。

手数料無料ではなく安い手数料でしっかり対応するNo.1ファクタリングがおすすめ!

手数料無料ではなく、低手数料でしっかりしたサービスを提供するファクタリング会社をぜひ選ぶべきです。

手数料無料に釣られてしまうと、結局もっと高い買い物をすることになります。

「株式会社No.1」は経験と実績があるファクタリング会社です。常に利用者目線に立ち適正なファクタリングを行います。

当社のファクタリングメニューは手数料率の低さや買取率の高さなど多くの方に評価していただいています。手数料無料ではなく、適正で安い、かつしっかりしたサービスを提供いたします。

オンラインでファクタリング手続きが完了することもできるので、遠隔地にお住まいの方の利用も大歓迎です。全国各地のみなさまに当社No.1ファクタリングをおすすめします。

ぜひご利用ください。

総合フリーダイヤル0120-700-339

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