カテゴリー: ファクタリング

B2Bファクタリングとは何?限られた会社だけに許されたお得なファクタリングとは?

ファクタリングは売掛債権の買い取りによる現金化手法なので、原則的には事業を行っていて、売掛金がある人ならば法人、個人事業主問わず利用できます。

会社員で給与所得者の方が利用できる「給与ファクタリング」というものがありますが、これは違法性も指摘されているため今回は考えません。

事業者であれば利用できるファクタリングの中でも「B2B(BtoB)ファクタリング」について解説します。通常のファクタリングとB2Bファクタリングはどこが違うのか、みなさんはこのB2Bファクタリングを利用できるのか、確認してください。

もし、B2Bファクタリングが可能ならば1つの選択肢として考えてみてください。

B2Bファクタリングとは何?

ファクタリングにはさまざまなものがありますが、B2Bファクタリングは、債権者(依頼人)も債務者(売掛先)も法人であることを前提にしたファクタリングになります。B2Bファクタリングは原則2社間ファクタリングです。

事業用のファクタリングには

  1. 債権者法人、債務者法人
  2. 債権者法人、債務者個人事業主
  3. 債権者個人事業主、債務者法人
  4. 債権者個人事業主、債務者個人事業主

の4パターンありますが、B2Bファクタリングはこのうち1番目のケースに限定したファクタリングになります。

クラウドソーシングサイトで請け負っている個人事業主の方などは利用できず、必然的に売掛金の金額も多くなります(B2B限定なので)。

B2Bファクタリングの意義

なぜB2Bに限定したファクタリングが成立するのでしょうか?

ファクタリングは債権者(申込人)の信用以上に、債務者(売掛先)の信用を重視します。売掛先から期日に回収できれば、申込人がどういう人か(犯罪者では困りますが)、経営状況がどうなのか、あまり重視されません。

売掛先から本当に確実に回収でき、貸し倒れリスクがないなら、ファクタリング会社はその債権を買い取ります。

個人事業主の場合、どちらの素性もはっきりしない面があります。身分証明書を提出させても100%の信用は得られません。売掛先が個人事業主の場合は、よほど有名な個人でないと、確実な信用とはいかないでしょう。

B2Bファクタリングは双方が法人であるという信用によって、通常の2社間ファクタリングよりも手数料などを優遇します。

法人ならば法人登記をしていますので、登記簿謄本を取得できます。登記できる会社は反社会的な勢力や過去に犯罪歴のある人などは少ないはずです。会社の要件を満たさないような資本金もなく、事業内容もよくわからない人たちも排除されます。

申込人についても、会社設立登記していれば身分証明書以上の本人確認になります。

つまりB2Bファクタリングは双方が公的な「お墨付き」として法人登記をしていることで、申し込み段階でフィルタにかけ、回収不能リスクを減らす限定的なファクタリングになります。

法人間の取引であれば、大口が多く、売掛金も多いので、ファクタリング会社にとっても一定額の手数料収入が期待できます。手数料率を優遇しても「太客」を獲得できれば大きなメリットになります。

双方が法人で、登記簿謄本などで確認できれば、貸し倒れリスクが下がるので、基本2社間ファクタリングでも大丈夫という判断になります。

B2Bファクタリングのメリットとデメリット

B2Bファクタリングが可能な場合、以下のようなメリットがあります。もちろん、ファクタリング会社によって異なるのでしっかり事前確認してください。

B2Bファクタリングのメリット

まず、B2Bファクタリングのメリットを挙げます。

手数料が安い

通常の2社間ファクタリングは10%~30%が相場ですが、B2Bファクタリングは2社間ファクタリングなのに1桁%の手数料で済むことが多いです。実質3社間ファクタリングと同じくらいの負担で済みます。

2社間ファクタリングでバレない

双方法人登記があるので社会的信用が担保されています。したがって2社間ファクタリングでOKです。

高額債権の買取も可能

ファクタリング会社は貸し倒れを恐れて高額の売掛債権については買い取らない、上限枠を設定していますが、双方が信頼できるB2Bファクタリングなので、上限額が上がる、あるいは解放されます。高額の債権も買い取ります。

ファクタリング会社も信頼度が高い

ハイクラス、プレミアムなサービスになるので運営元であるファクタリング会社についても信頼できます。悪徳業者や反社会的勢力が運営している可能性はかなり低いでしょう。

訳アリ売掛債権も買い取り可能

当事者に信用があるので、通常のファクタリングでは避けたがる、サイトが極端に長い売掛債権や譲渡禁止特約付き債権も買い取る可能性があります。譲渡禁止特約があっても、2社間ファクタリングならばバレないので回収できると評価しているからです。

B2Bファクタリングのデメリット

一方でデメリットも理解しておいてください。

個人事業主は利用できない

繰り返しになりますが「B2B」なので、法人(会社)のみがB2Bファクタリングを利用できます。

売り上げ規模が法人並みでも、法人登記がないとB2Bファクタリングは利用できません。

少額の売掛債権は買い取りできない可能性

B2Bファクタリングはお互いに信頼できる法人の債権額が大きいから、貸し倒れリスクが少ないと判断し、安い手数料率で高額債権を買い取ります。

したがって、数万円、数十万円単位ではB2Bファクタリングするメリットがファクタリング会社にないので、少額の売掛債権についてはB2Bファクタリングの対象外となります。

即日入金には対応していない

審査に時間がかかるため即日入金には対応していません。ファクタリング会社も確実に回収できる見込みがある会社を選別します。

即日入金はファクタリング会社にとってもリスクがあります。どうしてもその日に資金調達したい場合は、B2Bファクタリングを使わず通常のファクタリングで、やや高い手数料を支払うことになります。

審査は厳しめ

通常のファクタリングは審査が緩めですが、B2Bファクタリングは審査が厳しめです。通常のファクタリングではあまり重視されない債権者(申込人)側についても、しっかり審査します。もちろん、法人の登記簿謄本を提出します。

B2Bファクタリングについてお問い合わせはぜひファクタリング会社No.1へ!

B2Bファクタリングは限られたファクタリング会社のみ取り扱っています。社会的に信頼がないとこの枠組みを利用できません。

「株式会社No.1」は経験と実績があり、さまざまな業種、業界の事業に詳しいプロフェッショナルによる迅速な審査と高額買い取りに定評があります。B2Bファクタリングについても可能な限り対応しますので、ぜひご相談ください。

B2Bファクタリングを利用できる法人の経営者の方は、取引先も法人ならばB2Bファクタリングが使えるかもしれません。有利な条件で資金調達できますので、ぜひご検討いただければと存じます。

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