カテゴリー: ファクタリング
ファクタリングは対面不要!?オンライン契約でも可能な手続きの流れを紹介します!
ファクタリングを行う時には、急な資金需要に迫られて・・ということもあります。急な資金需要、資金調達の必要性があるのに、対面で手続きしていては間に合わないということもあり得ます。
実はファクタリング契約や手続きはオンラインで完結できます。今回はファクタリング契約をオンラインで行うための流れや手続きについて解説します。
少しでも時間や手間をかけずに売掛債権を現金化し、自社の資金調達に資することができれば経営が大いに助かるはずです。
ファクタリングでオンライン契約が可能な理由
融資の場合、銀行法や貸金業法などで細かく規定されていますが、ファクタリングは対象とした特別法はなく、民法や商法の一般条項による中古品の売買に近いカテゴリです。
中古ゲームや本の買い取りも、お店とのやり取りをすべてオンラインで完結できるところが増えています。本人確認書類なども全部データでアップロードします。ファクタリングも同様に書類をアップロードすることで契約書への署名などに代えられます。
また、ファクタリングで売買するものは目に見えない「債権」なので、本やゲームを発送する必要すらなく、すべてオンライン上で完結します。
細かい規定がないことで、スムーズな契約や現金化が可能になっています。
オンライン契約ができるのは「2社間ファクタリング」
オンライン契約で申し込みや手続きができるのは、申し込み人(債権者)とファクタリング会社で完結する「2社間ファクタリング」が多いです。3社間ファクタリングの場合、売掛先の了解が不可欠でありそこまでオンラインでできません。
したがって、2社間ファクタリングを行っているファクタリングの一部で、オンライン契約ができると考えてください。手数料が安い3社間ファクタリングを考えている方は、ある程度時間がかかる通常の(対面)手続き、契約を行います。
あくまで多少手数料が高くても迅速にファクタリング契約ができることを重視する人がオンライン契約を行います。
ファクタリングでオンライン契約する際の流れ
オンライン契約の場合も基本的に流れは通常のファクタリングと同じです。
必要書類はファクタリング会社によって異なりますが、
- 本人確認書類(身分証明書)
- 売掛金の請求書
- 銀行の通帳(売掛金の入金確認)
- 確定申告書、決算書
- 商業登記簿謄本(法人のみ)
おおよそこれらの書類を準備します。画像ファイル(jpgなど)やPDFに変換し、送信やアップロードすることで書類の提出となります。
オンライン契約の流れは以下になります。
- ファクタリング会社にユーザー登録する
- 請求書(売掛金がわかる)のアップロード
- 請求書情報の入力
- 本人確認書類の提出(アップロード)
- 携帯電話のSMS認証
- 事業者登録(法人登記簿謄本、確定申告書、決算書などのアップロード)
- WEB面談(ある場合。ZOOMやSkypeを使う。場合によっては電話)
- オンライン契約への同意、電子署名など
- AIによる審査
早ければ以上の流れが即日完了します。迅速な契約を求める場合、各種書類データについてPDFなどに変換しておきましょう。あとはアップロードするだけなので簡単です。
WEB面談はZOOMなどで行います。対面面談でなくてオンライン面談で契約できるのも各種法律の規制が緩いファクタリングならではです。面談すら必須ではなく、WEB面談なしのファクタリング会社もあります。
中古CDや本の売却の際、宅配便で行い面談などしません。ファクタリングも売掛債権の買い取りであり、融資ではないので、極端な話、WEB面談不要で請求書の内容のみで売掛債権の買い取りもできます。
そのリスクをファクタリング会社が取れるならば、さらに現金化のための契約は迅速化します。
オンライン契約のメリットとデメリット
通常のファクタリングのように対面でなくオンライン契約を行うことについてメリットとデメリットがあるので押さえておきましょう。
オンライン契約のメリット
まず、ファクタリングをオンライン契約するメリットについて解説します。
迅速な現金化が可能
WEBで契約手続きが完了するので、書類提出などの時間を大幅に削減できます。書類のデータを送信、アップロードするだけで終わりです。
面談もZOOMなどで行うので、実際に店舗まで出向く時間を省略できます。これにより、書類がそろって実際に審査をするまでの時間をショートカットできます。
審査についてもAIを併用するなどして、確実性を高めるのと迅速性を重視することが両立できます。
結果的に契約から売掛債権の買い取り、現金化まで迅速に行えます。
対面契約と比較すると手数料が低くなりやすい
オンラインならばファクタリング会社もファクタリング契約に関する諸手続きを簡略化できます。
それにより、手数料も減らせます。銀行振込などの場合も、店舗窓口で行う場合よりも、オンライン振り込みの方が手数料が安いのと同じ原理です。相手に手間を取らせないことで、高いと言われるファクタリング手数料を安くできます。
オンラインに特化したファクタリング会社は、オンライン専業証券会社などと同じように手数料を抑えられ、通常なら20%~30%と言われる2社間ファクタリングの手数料を10%台、あるいはそれ以下で利用できる可能性もあります。
オンライン契約による省力化は手数料引き下げに大いに貢献します。
遠方の方も利用しやすい
オンライン契約であれば全国どこからでもファクタリングの申し込みができます。周囲にファクタリング会社がない地方の方も利用できますし、このファクタリング会社がいい!と特定のファクタリング会社の利用をしたい人も問題ありません。
夜間に書類だけアップロードして、WEB面談だけ日中の隙間時間に行う、このようなフレキシブルな対応ができるのもオンライン契約のメリットになります。
ファクタリングの利用を他人に見つからない
オンライン契約ができるファクタリングは2社間ファクタリングなので、売掛先にバレませんが、それに加えてファクタリング会社の店舗に行かなくて済むというのも、精神的なストレスを軽減します。
合法的な行為なので、ファクタリングをやましく感じる必要はないのですが、消費者金融の利用と同じように、他人の目が気になります。知り合いに見られることはほぼありえませんが、オンライン契約ならば自宅ですべて完結するので、他人や「世間」の目を一切気にせずファクタリングを申し込めます。
オンライン契約のデメリット
一方でオンライン契約のデメリットも理解しておきましょう。
オンライン契約できるファクタリング会社が少ない
オンライン契約に対応しているファクタリング会社がまだ多くありません。対面契約が現状ではメジャーであり、オンライン契約は例外的です。
つまり、オンライン契約できるファクタリング会社をいくつも比較して、ということが難しいです。競争がない段階では、まだサービス向上が不十分になる可能性もあります。
もっとオンライン契約できるファクタリング会社が増えれば、さらにサービスが向上し、手数料なども安くなるでしょう。
面談で熱意が伝わりにくい
WEB面談を行いますが、対面で直接会った方が熱意や切実さが伝わりやすいです。本来ならばファクタリングOKにならない案件や手数料が高くなってしまう案件も、面談である程度ひっくり返すことができます。
しかし、オンライン契約の場合、AIなどで機械的に審査されることも多く、「特段の事情」が考慮されにくくなっています。
何かファクタリング会社にくみ取ってもらいたい事情がある場合、オンライン契約は不利になりがちです。
会社の雰囲気、様子がわかりにくい
店舗に行き、「この会社は怪しい」「ブラックでは?」と感じ取り、契約を保留することがあります。
オンライン契約の場合、実店舗へ行かないので、危険な空気や普通ではない感覚をつかめないデメリットがあります。社員の対応に「??」と感じることがあれば契約前に回避できますが、それも難しいということです。
高額な売掛債権に対応できるファクタリング会社はさらに少ない
銀行取引でも高額になるとATMではだめで店舗まで行くことになっています。ファクタリングも同様で、高額な売掛債権の買い取りについては、オンライン契約に対応していないことが多いです。
最終的には対面で面談し、債権者の人となりなどをしっかり確認しないとファクタリング会社の方としても、売掛債権の買い取りができないのです。
とはいえ、通常の売掛債権の買い取りであればこの金額上限にかかることはまれです。
原則2社間ファクタリングになる
オンライン契約ですべて終わるので、第3者が介在する余地はなく、原則的に2社間ファクタリングになります。3社間ファクタリングの場合、売掛先の同意を得る必要があり、その場合オンラインではなく電話などで連絡するからです。
2社間ファクタリング、つまり申し込み人(債権者)とファクタリング会社だけであれば、オンラインのみでの契約が可能になります。
ただし、オンライン契約のファクタリングは通常の2社間ファクタリングよりも手数料が安い傾向にあるので、3社間ファクタリングに近い安めの手数料で売掛債権の売却ができるかもしれません。
現金化を急ぎたい場合オンライン契約も検討してみよう
オンライン契約によるファクタリングは、まだ対応している会社が少ないのですが、上手に利用できれば、売掛債権の現金化にかかるコストや時間を大きく抑えられます。
みなさんの売掛債権の金額やお住いの場所、現金が必要な日にちなどを考慮し、メリットとデメリットも比較しながら利用を検討してください。
新しい手法としてオンライン契約は大いに注目されています。
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