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ファクタリングの仕組み|2社間取引と3社間取引の違い

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ファクタリングを正しく理解し、活用するために欠かせないのが、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いを正しく知ることです。異なる2種類の方式を適切に使い分けることで、ファクタリングの活用がはかどります。
本稿では、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの仕組み、特徴、メリット・デメリットから、両者の違いを解説していきます。

ファクタリングの基本的な仕組み

まず、ファクタリングの基本的な仕組みを確認しておきましょう。
ファクタリングは、資産売却の一種です。自社の売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらうことで資金を調達します。
資産売却といえば、不動産や車両、製造設備などが思い浮かぶかもしれませんが、これらは固定資産であり、スピーディに売却できるものではありません。
ファクタリングで売却する売掛金は、流動資産です。流動性が高い資産ですから、資金調達もスピーディであり、柔軟に活用できます。

ファクタリングの流れ

ファクタリングの流れは、大まかには以下の通りです。

    1. 1.自社が売掛先のA社に商品を納入する。売掛金が発生する(債権者:自社、債務者:A社)
    2. 2.資金調達のために、ファクタリング会社にファクタリングを申し込む。
    3. 3.ファクタリング会社にA社売掛金の資料を提出し、審査を受ける。
    4. 4.A社売掛金の信用力や価値に応じて、ファクタリング手数料が設定される。
    5. 5.手数料に不満がなければ、ファクタリング契約を結び、A社売掛金を売却する(債権者:ファクタリング会社、債務者:A社)
    6. 6.ファクタリング会社から自社へ、買取代金が支払われる。

ただし、これは大まかな流れであり、ファクタリングの方式によって詳細な流れが異なります。ファクタリングの方式には、

  • 2社間ファクタリング
  • 3社間ファクタリング

の2種類があり、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。会社の状況によって選ぶべき方式が変わるため、よく理解しておくことが大切です。

2社間ファクタリングとは

まず、2社間ファクタリングから理解していきましょう。

2社間ファクタリングの仕組み

2社間ファクタリングとは、その名の通り2社間で取引するファクタリング方式です。自社とファクタリング会社の2社間でファクタリング契約を結び、売掛先をはじめとする第三者は一切関与しません。
2社間ファクタリングの流れは、上記の基本的な流れとほぼ同じですが、6以降の流れには気をつけて下さい。
2社間ファクタリングでは売掛先が一切関与しないため、売掛先は売掛金が売却されたことを知りません。売掛金も、自社に支払うものと考えています。
実際に、支払い期日になると、売掛先は自社に代金を支払います。その後、ファクタリング契約に沿って、回収した売掛金を自社からファクタリング会社に振り込むことで、ファクタリングが全て完了します。
買取代金受け取り後の流れは意外と知られていないため、ここで理解しておきましょう。

2社間ファクタリングのメリット

2社間ファクタリングのメリットは、売掛先にファクタリングの利用を知られないことです。
そもそも売掛金とは、支払い期日に代金を受け取る権利です。また、取引先の支払いを一時的に猶予し、自社が代金を立て替えている状態でもありますから、その立て替え資金の清算を受ける権利ともいえるでしょう。
実務上は、ファクタリングは売掛金の「売却」ですが、法律上は売掛金の「譲渡」にあたります。つまり、ファクタリングとは債権の譲渡なのです。
債権譲渡の際には、売掛先に債権譲渡を通知し、売掛先の承諾を得るのが一般的です。しかし、2社間ファクタリングにはその必要がありません。このため、売掛先に知られることなくファクタリングできます。
ファクタリングしたことを売掛先に知られると、売掛先から経営悪化を疑われ、信用を損なう恐れがあります。その心配がないことが2社間ファクタリングの大きなメリットです。
また、売掛先とのやり取りをしないため、売掛金売却までの流れがスムーズであり、スピーディな資金調達も可能です。

2社間ファクタリングのデメリット

2社間ファクタリングのデメリットは、2社間で取引することによって生じます。
2社間ファクタリングの回収の仕組みは、上記のように「売掛先→自社→ファクタリング会社」という流れです。このためファクタリング会社は、売掛金の回収に必要以上の手間がかかるほか、回収を仲介する自社が売掛金を使い込んでしまうリスクもあります。
このリスクに備えて、ファクタリング会社はファクタリング手数料を高めに設定することで対処します。自社にとっては、ファクタリングのコストが高くなるのです。
ちなみに、2社間ファクタリングのファクタリング手数料は10~20%が相場です。
もっとも、ファクタリング手数料は、自社と売掛先の信用によって変動します。売掛先の信用が高ければ、売掛金の貸し倒れリスクは低くなるためファクタリング手数料も安くなります。また、継続取引によって自社の信用が高まれば、売掛金回収に伴う使い込みなどのリスクも減るため、ファクタリング手数料を抑えられるでしょう。

2社間ファクタリングがおすすめの会社

2社間ファクタリングの仕組みは、売掛先に知られずにファクタリングできることが最大の特徴です。また、自社とファクタリング会社の2社間で取引することにより、スピーディに資金調達できることも見逃せません。
一方でファクタリング手数料が高めであることを考えると、2社間ファクタリングは以下のような会社におすすめです。

  • 売掛先に知られることなくファクタリングしたい会社
  • スピーディに資金調達したい会社
  • 自社と売掛先の信用力が高く、ファクタリング手数料を安く抑えられる会社

3社間ファクタリングとは

次に、3社間ファクタリングをみていきましょう。

3社間ファクタリングの仕組み

3社間ファクタリングの仕組みは、2社間ファクタリングに比べてやや複雑です。
3社間ファクタリングでは、自社・ファクタリング会社・売掛先の3社間でファクタリング契約を結びます。売掛先への債権譲渡通知・承諾、売掛先からファクタリング会社に対する情報提供などの工程が必要となるため、仕組みと流れがやや複雑になるのです。
具体的には、3社間ファクタリングは以下の流れで手続きします。

    1. 1.自社が売掛先のA社に商品を納入する。売掛金が発生する(債権者:自社、債務者:A社)
    2. 2.資金調達のために、ファクタリング会社にファクタリングを申し込む。同時に、売掛先に対して債権譲渡を通知し、承諾を受ける。
    3. 3.A社からファクタリング会社へ売掛金の資料を提出する。ファクタリング会社はA社に対して審査を行う。
    4. 4.A社の信用力に応じて、ファクタリング手数料が設定される。
    5. 5.手数料に不満がなければ、自社・売掛先・ファクタリング会社の3社間でファクタリング契約を結び、A社売掛金を売却する(債権者:ファクタリング会社、債務者:A社)
    6. 6.ファクタリング会社から自社へ、買取代金が支払われる。
    7. 7.支払い期日になると、売掛先からファクタリング会社へ売掛金が直接支払われる

ファクタリングに申し込む際、売掛先に債権譲渡を通知し承諾を受けること、またファクタリング後に自社は関与せず、売掛先からファクタリング会社に直接支払われることに注目してください。これが、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの仕組みが大きく異なる点です。

3社間ファクタリングのメリット

3社間ファクタリングのメリットは、ファクタリング手数料の安さにあります。
2社間ファクタリングの仕組みで説明した通り、ファクタリング手数料は売掛先の信用力や回収に伴うリスクなどに左右されます。
3社間ファクタリングは、売掛金の回収を「売掛先→自社→ファクタリング会社」ではなく「売掛先→ファクタリング会社」という流れで行うため、回収時にトラブルが起こりにくいです。売掛先の信用さえ問題なければ、ファクタリング会社は低リスクで利益を得られるため、ファクタリング手数料を抑えてもビジネスが成り立ちます。
したがって、3社間ファクタリングの手数料は1~5%程度が相場です。2社間ファクタリングに比べてかなり安いことが分かるでしょう。
また、3社間ファクタリングを提供しているのは銀行系の大手ファクタリング会社や、中小ファクタリング会社の中でも優良業者だけです。このため信用が高く、悪質業者を避けやすいこともメリットです。

3社間ファクタリングのデメリット

ただし3社間ファクタリングでは、売掛先に債権譲渡を通知し、承諾を得なければなりません。これが大きなデメリットです。
上記でも少し触れましたが、ファクタリングの事実を知られることによって、売掛先の信用を損なう可能性があります。実際に、そのようなケースが少なくありません。
多くの会社にとって、資金調達は銀行融資が基本です。それができない場合に、ビジネスローンやファクタリングなど、その他の資金調達を利用します。
もちろん、緊急的に少額の資金を調達する場合、あえてファクタリングを利用する会社もあります。しかし、自社は効率的な資金調達をしているつもりでも、売掛先の印象は別問題です。
売掛先が「銀行から資金調達できないのではないか?」「経営が悪化しているのではないか?」などの疑いを抱き、取引の縮小を図ることも考えられます。
信用が低下し、売上の低下などを招くと、資金繰りに大きなダメージを受けてしまいます。このデメリットには十分注意しておきましょう。

3社間ファクタリングがおすすめの会社

3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングに比べてファクタリング手数料が大幅に安いことが魅力です。しかし、売掛先に知られる問題もあります。
そこで、3社間ファクタリングをおすすめできるのは、売掛先に知られても問題ない場合でし。例えば、

  • 売掛先と強い関係がある(付き合いが非常に長く信頼関係が強い、同じ系列の会社である、縁故者の会社であるなど)
  • 売掛先に理解がある(売掛先もファクタリングを利用しているなど)
  • 売掛先の事業が自社に依存している(自社製品の独自性が高く、仕入先が自社の他にないなど)

といった関係であれば、3社間ファクタリングをしても信用が低下しない、または信用が低下しても事業への悪影響は限定的でしょう。
このような場合には、3社間ファクタリングを積極的に活用し、資金調達コストを下げるのがよいでしょう。

ファクタリングの仕組み|2社間取引と3社間取引の違い

ファクタリングには2つのタイプの取引方法が用意されています。

多くのファクタリング業者が2つの取引方法に対応しているということもあり、どちらかを選択することになるわけです。

その2つの取引方法ですが「2社間取引」と「3社間取引」となっています。

こちらではその2社間取引と3者間取引の違いを明らかにしていきます。

実際にどのような違いがあるのでしょうか?

ファクタリングについての説明はこちら

2社間取引と3者間取引のどちらを選ぶべきか悩んでいる、という方は必見です。

取引先への通知の違い

  • 2社間取引・・・取引先にファクタリングが通知されない。
  • 3社間取引・・・取引先にファクタリングが通知されてしまう。

ファクタリングの通知ですが、要は債権(売掛金)の譲渡が売掛先に知られてしまう、ということになります。

債権(売掛金)の譲渡が売掛先に通知されてしまえば、今後の取引に影響が出てきてしまう可能性があります。

「ファクタリングをするほど資金繰りが危ない企業なのでは?」
「このまま取引を続けていて平気なのか?」

上記のようなことを考えられてしまうこともあるわけです。

今後の取引が手控えられてしまうかもしれません。

取引先への通知に関しては3社間取引であると行われてしまいます。

そもそも3社間ということなので、自社とファクタリング業者、さらには売掛先が関わる取引方法となっているわけです。

一方で2社間取引に関しては取引先への通知が行われません。

ファクタリング業者と自社のみの契約となるのです。

売掛先に知られることがないので、今後の取引に影響を与えることはありません。

ファクタリング手数料の違い

  • 2社間取引の手数料の相場・・・10%から20%
  • 3社間取引の手数料相場・・・1%から5%

2社間取引の手数料相場は高くなっています。

一方で3社間取引の手数料相場は低くなっているわけです。

非常に大きな差に感じるかもしれません。

大きな差になっているのには理由があります。

ファクタリング業者にとって3社間取引のほうが安全性は高いのです。

2社間取引のほうは危険性があるので、リスクを回避するためにも手数料を高くして対応しています。

ちなみに危険性というのは貸し倒れのことを指しています。

売掛金が回収できなくなることを貸し倒れと呼んでいるのですが、掛取引はあくまで将来的に支払うことを約束したにすぎません。

取引先の経営状況によっては支払えなくなることも当然あるのです。

売掛金の回収方法の違い

  • 2社間取引の回収方法・・・通常通り自社が回収し、その後ファクタリング業者へ振り込む
  • 3社間取引の回収方法・・・直接ファクタリング業者が回収を行う

ファクタリングは売掛金の譲渡を行うので、売掛金が回収されたらファクタリング業者が受け取ることになります。

2社間取引の場合は、売掛先にファクタリングの事実が通知されていません。

よって回収に関しては通常通りに自社が行うことになります。

回収といっても、売掛先が自社の口座に売掛金を振り込んで来るだけです。

何かしらの回収活動をしなければならないわけではありません。

3社間取引の場合は、売掛先にファクタリングの事実が伝えられています。

よってファクタリング業者へ直接的に売掛先が売掛金を振り込むことになります。

自社としては何かしら回収に関わる活動をしなければならないわけではありません。

まとめ

2社間取引と3社間取引の違いは以下の3点です。

  • 取引先への通知
  • ファクタリング手数料
  • 回収方法

その3つを考え、どちらの取引方法が自身に適しているかを考えましょう。

どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあるため、適切な使い分けが大切です。多くの中小企業にとって、信用悪化のリスクが小さい2社間ファクタリングが適しています。しかし、3社間ファクタリングを利用できる場合には、3社間ファクタリングを積極的に活用すべきです。
自社が活用すべき方式が分からなければ、ぜひNo.1にご相談ください。資金繰り専門のコンサルタントが、最適なファクタリングをご提案します。

2社間・3社間ファクタリングについての詳しい説明はこちら

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