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資金繰り表実践解説① 資金繰り表の仕組み

資金繰り表実践解説① 資金繰り表の仕組み

会社を経営するうえで、最も気を使うのは「資金繰り」ではないでしょうか。

いくら帳簿上は売上が上がっていても、キャッシュフローがうまくいかず資金ショートしてしまう可能性があれば資金調達を行うなど手を打たねばなりません。

資金繰り表を活用すれば、キャッシュフローが明確になるため、このような事態を回避することができます。

そのためにはまず資金繰り表がどのような仕組みなのかを理解しておくことは重要です。

それでは早速資金繰り表の仕組みについて見ていきましょう。

資金繰り表で何がわかるのか

資金繰り表の目的は、資金の収支予定をきっちりと把握することです。

また過去のキャッシュフローを追っていくものですが、資金繰り表は将来においての資金の収支予定までを把握します。

つまり過去を見る表と将来を予想する表となります。

将来の資金繰りを予想することにより、帳簿上で利益がでていても資金ショートする可能性を探ることができます。

資金ショートが予想できるのであれば、売掛金の現金化を急ぐことや、買掛金の支払いを先伸ばしにするなどの対応をすることができます。

またどうしても資金が不足する際には金融機関に融資を申し込むなど短期借入金で対応することも検討する必要があります。

資金繰りは通常営業において手元の運転資金だけで資金繰りを行うことが望ましい状況です。

ですから一時的な資金不足となる状況が解消すれば良いというわけではないのです。

資金繰り表で資金不足の原因を究明して、その対策をしなければまた同じように資金不足となるのです。

もし売上が良くないのであれば根本的な原因ですが、実際には売掛金が回収ができないために貸倒損失となっているケースや、売れ筋商品だったはずが予定通りに販売できずに過剰在庫や不良在庫となっている可能性もあります。

この原因を資金繰り表から把握することもできるのです。

つまり資金繰り表をつくる目的は、キャッシュフローを確認して資金不足にならないようにすることだけではなく、今後の経営戦略を考える上での判断材料とすることもあると言えるでしょう。

資金繰り表の作り方と見るべきポイント

資金繰り表の作成には専用ソフトなどは必要なく、手元に試算表とエクセルが使えるパソコンがあれば簡単に作成することができます。

また具体的な作成方法はインターネットでもさまざまな記事で紹介されているので、それらを参考にしながら作成することをオススメします。

次に資金繰り表から見るべき重要なポイントを紹介します。

まず、営業収支では本業においてどれだけ利益を生み出しているのか、どれだけの経費がかかっているのかを示しています。

営業収支がプラスになっていることが当然ですが、マイナスとなっている場合には早急に対策が必要となるのです。

また営業収支がプラスとなっていたとしても、一時的なものなのか継続しているのか、利益につながっているのかなど様々な観点から検討する必要があります。

営業収支がマイナスであれば対策をしていきますが、プラスとなっていても安心はできません。

また財務収支では主に借入金の収支となります。

財務収支がプラスとなっていれば借入金が増加したことを意味します。

一方で財務収支がマイナスとなっていれば借入金を返済していることになり、営業収支のプラスで財務収支のマイナスつまり借入金の返済ができていると言えるでしょう。

また財務収支での借入金に頼った経営をしていくと、返済金が増加してしまい、本業の営業収支での返済が不可能とならないように対策をしなければなりません。

資金繰り表をつくることは、当面の資金ショートの可能性を予想するだけではありません。

過去の実績から資金ショートになった原因を把握することも重要なのです。