カテゴリー: 実録!資金調達物語
製造業(自動車部品など)を営むB社長のファクタリング事例
製造業(自動車部品など)を営むB社長のファクタリング事例
製造業も資金調達にファクタリングが選ばれるケースが多くなっています。
特に下請けが多い業種でもあるので、大手の意向が大きく反映されてしまいます。
入金まで時間がかかってしまうことも少なくありません。
製造業の場合は取引先もファクタリングに理解があるケースも多く、3社間取引が選択されるケースも珍しくありません。
今回は愛知県にある工場を経営しているB社長のファクタリング事例についてお伝えします。
今回のファクタリングの基礎情報
・経営者の年齢・・・63歳
・会社の経営年数・・・20年
・会社所在地・・・愛知県
・業種・・・製造業(自動車部品など)
・年商・・・1億5千万
・決算状況・・・黒字決算
・税金・・・未納なし
・資金調達成功額・・・600万円
・ファクタリング取引の方法・・・3社間取引
・資金調達目的・・・部品の仕入れに対応するため
なぜ資金調達が必要になったのか?
入金間隔と出金間隔のギャップを埋めるために利用することになりました。
出金する間隔のほうが短いのがB社長の悩みであり、支払いのたびに資金難に悩まされていたのです。
ファクタリングで入金を早めることができれば入金ギャップはなくなるはずですよね。
B社長としてもファクタリングを利用することで、入金ギャップがなくなると思い利用を計画したのです。
B社長の会社ですが自動車部品などの製造を行っています。
自動車メーカーから提示されるドアミラーのラフデザインに基づいて成形・塗装・製鏡・組立・検査・出荷などを行っており、設定した製造管理条件に準じて量産しているのです。
B社長の会社は取引先からの大きな発注に対応しなければならなくなりました。
対応するためにはまずは部品を仕入れなければなりません。
大きな取引なので利益は出るのですが、ラフデザインからの製造になるので事前の準備もあり前述したように入金はだいぶ先になります。
事前の準備として、ラフデザインに基づいて他社製品との比較、特許との関連、コストなどの観点から検討し製品コンセプトを固めるのです。
その製品コンセプトに即して、生産性や品質などを追及し設計構想を決めてからの製造開始となるのです。
先に仕入れた部品の支払いが来ることになるのですが、どう計算してもショートすることが分かってしまいました。
部品の仕入れ費用として必要なのは400万円から500万円であると試算。
少し余裕を持って600万円程度の資金調達が必要、ということでB社長はファクタリングによる調達を考え始めたのです。
B社長が利用したファクタリングの中身
600万円のファクタリングによる資金調達に成功しました。
今回のファクタリングの取引方法は3社間取引です。
3社間取引は手数料が低い半面、取引先に売掛金の売却がわかってしまう、といったデメリットがあります。
しかしB社長に関しては前もって取引先に対してファクタリングの利用を相談していました。
だからこそ安心して3社間取引が選択できたのです。
ちなみに製造業に関してはファクタリングに対して理解している方が多い、といった傾向もあります。
比較的3社間取引が選択しやすい業種であることは確かです。
3社間取引なので手数料率はかなり抑えられることになりました。
B社長の場合は、4%となりました。
2社間取引であると手数料率は10%から20%にもなります。(業界平均)
3社間の場合は1%から5%程度なので大きな違いがあることがわかりますよね。
B社長としても「ビジネスローンを利用するよりもお得」といった印象を持ったそうです。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングについての詳しい説明はこちら
ファクタリング利用後にB社長の会社はどうなったのか?
600万円の資金調達に成功したB社長は、その資金をもとに部品を仕入れ製造を実施します。
実際に仕入れた部品にかかった費用は400万円程度であり、残った200万円は各種運転資金にまわしたとか。
問題なく部品を仕上げることができ納品。
問題なく取引ができたということで、今回の取引先から継続発注が受けられることになりました。
現在ではB社長の会社の主力級な取引先となっています。
もしもB社長が資金調達できていなければ、状況は大きく異なっていたかもしれません。
仕入れ費用にも即座に対応できるファクタリングの力は侮れません。
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