カテゴリー: ファクタリング
ファクタリングは誰でも通る!?少しでも通りやすいファクタリングの選び方を解説
ファクタリングは融資に代わる新しい資金調達方法として近年注目されています。
ファクタリングは融資と比べて、資金化、実際に振り込まれるまでの時間が大幅に短いのが特徴ですが、それ以外にも違いはあるのでしょうか?
特に考えたいのが審査の通りやすさです。ファクタリングが誰でも通る審査をするならば、融資に代わる資金調達方法として有力な選択肢になります。
融資の審査は誰でも通ることはなく、審査通過率は高くて50%くらいだと言われています。
誰でも通るのとは程遠い結果になっていることを意識してください。
ファクタリングが誰でも通るくらい審査通過率が高いのか、あるいはファクタリングの種類によっても誰でも通るかどうか違うのか、今回は解説していきます。
ぜひ事業主様の資金調達方法における選択の判断にしていただければと存じます。
ファクタリングと融資、誰でも通るのに近いのは?
最初に結論を述べると、ファクタリングも融資も誰でも通る、100%通るというものはありません。
審査を行う以上、そこで一定の基準に満たない場合はどうしても落ちてしまいます。
誰でも通るならば審査不要であり、審査をする以上、誰でも通るわけではないことは意識しておきましょう。
しかし、より通りやすい、誰でも通るのに近いのはファクタリングです。
融資とファクタリング、審査基準の違いを見てみましょう。
ファクタリングの審査基準 | 融資の審査基準 |
---|---|
売掛先の信用力を重視する 財務内容はあまり問われない 決算が悪くても売掛金があれば可能 信用情報照会無し 消費者金融からの借入があってもOK |
申請者の信用力を重視する 財務内容重視、借入が多いと不可 赤字企業には融資が厳しい 信用情報照会で厳しくチェック 消費者金融からの借入があると厳しい |
両者の審査基準はこのように異なります。
融資は申請者の信用重視、ファクタリングは売掛先の信用力重視になります。
申請者の属性を重視しないことで、審査の難易度を下げています。
売掛先から決算書などを求めることはファクタリング会社にはできません。
ファクタリングの審査通過率はどのくらい緩いのか?誰でも通るのか?
ファクタリングでも100%通る、誰でも通ることはありません。
しかし、ファクタリングの審査基準を見ると、ある程度通りやすいものが見えてきます。
ファクタリングの審査についてまとめました。
ファクタリングの審査の特徴は以下になります。
- 売掛先の信用力を重視
- 信用情報照会がない
- 信用情報ブラックでも申し込み可能
- 申込人の信用力は売掛先よりも後の評価
- AIなどコンピューターによる機械的審査が進む
- 「総量規制」やビジネスローンの1000万円上限がない
- 3社間ファクタリングの方が2社間ファクタリングより審査が緩い
誰でも通るわけではありませんが、融資のように信用情報照会があるわけではないため、信用情報ブラックの人もファクタリングならば利用できます。
融資を受けられない、融資の審査に落ちてしまった人も、ファクタリングの審査には参加できます。
その意味では、誰でも通るわけではありませんが、資金調達可能な人は融資と比べて増えるのがファクタリングになります。
ファクタリングの審査について、ある調査によると、以下のような傾向があります。
- ファクタリングの審査通過率の平均は70%~80%
- 個人事業主や従業員5名~20名規模の小規模事業者が苦戦する
- 大企業が通る可能性が高い
- 3社間ファクタリングの方が2社間ファクタリングよりも審査に通る可能性が高い
- 初回申し込みと10回以上申し込みの「常連」は審査に通る可能性が高い
- 「即日買い取り」「即日現金化」ができるファクタリング会社は審査に通る可能性が高い(手数料が高い)
- 買い取り手数料が高いと審査に通る可能性が高い
要はファクタリング会社のリスクが低くなれば、誰でも通るまではいかなくても、審査に通りやすくなります。
あるいは手数料を高くして、いざという時のファクタリング会社のリスクを減らせれば、審査難易度が下がります。
ただし、事業主様の手取り(資金化できる金額)が減ってしまいます。
小規模事業者や個人事業主が苦戦するのは、売掛債権(売掛金)の金額が少なく、ファクタリング会社にとってコストをかけてファクタリングする「うまみ」が少ないからです。
小規模事業者10社よりも大企業1社のファクタリングの方が利益が大きく、ファクタリング会社はそちらを優先的に通す傾向があります。
3社間ファクタリングの方が通りやすいのは、売掛先の同意が得られることが前提で、ファクタリング会社が売掛債権(売掛金)を回収できない可能性が減るからです。
2社間ファクタリングの場合は、債権者(事業主様)からの売掛債権(売掛金)振り込みを待ちます。
ここで振り込まれない可能性が否定できません。そのまま「飛んで(逃げて)」しまう債権者もいるようです。
しかし3社間ファクタリングならば、ファクタリング会社が売掛先から直接回収できるので、回収不能リスクが減り、結果的に審査に通りやすくなります。
売掛先が官公庁や行政機関、超有名企業ならば、回収遅延等のリスクはないので、誰でも通る状況に近くなります。
そうした超安定の売掛先と契約できる債権者は、やはり信用できる人でしょうから、より誰でも通る状況に近づきます。
ファクタリングで可能な限り誰でも通る状況にしたい場合、公的な売掛先の売掛債権(売掛金)を売却できるようにしましょう。
それができる事業主様は社会的に信用できる人となります。
融資の審査通過率とファクタリングの審査通過率を比較
誰でも通る状況に近いのは融資よりもファクタリングですが、どれだけ違うのでしょうか?
またファクタリングにも種類があります。
それぞれのファクタリングではどのくらい審査通過率がちがうのでしょうか?
表にまとめてみました。
ファクタリングの審査通過率 | 融資の審査通過率 |
---|---|
2社間ファクタリング 70%~80% | 民間金融機関融資 40%~50% |
3社間ファクタリング 80%~90% | 日本政策金融公庫融資 50%前後 |
医療(診療報酬)ファクタリング 90%~95% | 消費者金融系「ビジネスローン」 60%前後 |
介護報酬ファクタリング 90%前後 | 消費者金融系「カードローン」 40%前後 |
ファクタリングは融資と比べて、誰でも通るわけではありませんが、審査通過率はかなり高いことがわかります。
もちろん、ファクタリング=売掛債権(売掛金)譲渡ですので、売掛債権(売掛金)がない事業主様は利用できません。
現金取引の小売店や飲食店は融資を利用できても、ファクタリングは利用できないことは当然です。
売掛債権(売掛金)あってのファクタリングであり、その売掛債権(売掛金)の存在が審査通過率を高くしています。
融資以外の資金調達方法は誰でも通るものなのか?
資金調達方法は融資とファクタリングだけではありません。
メジャーなものとしてクラウドファンディングと補助金、助成金があります。
それらについても解説します。
クラウドファンディングの審査通過率
クラウドファンディングは、ネット上のクラウドファンディングで、一定の目標(達成したいこと)を示し、それに対して寄付を募る資金調達方法です。
寄付なので返済義務はなく、集めたお金をそのまま事業に使用できます。
ただし、設定した目標額が集まらなかった場合、原則的に寄付はキャンセルとなります。
キャンセルにかかわるお金はクラウドファンディングを募集した事業者が負担するため、失敗すると持ち出しが増えるという諸刃の剣です。
クラウドファンディングの審査通過率と言いますか、成功率は40%程度だと言われています。誰でも通るわけではなさそうです。
返済不能の事業資金が手に入るメリットはありますが、失敗すると1円も入手できず、手数料を持ち出すことになります。
また、ある設備投資に使いたいなど明確な目的があれば寄付が集まりますが、そうでなく漠然とした「運転資金が欲しいです」では資金が集まりません。
そもそも、クラウドファンディングサイトに掲載を断られる可能性もあります。
補助金の審査通過率
政府や自治体の補助金を受給する方法もあります。補助金も返済不要であり、税金を受給します。
補助金は審査があり、審査を通過して、事業を終え、報告が完了し、報告が問題なしと認められて初めて入金されます。
つまり後払いなので、今お金がない人には役に立たない資金調達方法になります。
主な補助金の審査通過率(採択率)は以下になります。
主な補助金 | 補助金の審査通過率(採択率) |
---|---|
ものづくり補助金 | 50%前後 |
IT導入補助金 | 60%~70% |
小規模事業者持続化補助金 | 50%~60% |
事業再構築補助金 | 40%前後 |
融資と同じくらいかそれよりも低い審査通過率になります。
繰り返しますが、補助金は後払いなので、事業実施の際は自己資金や他の資金調達方法で事業資金をねん出しなければなりません。
助成金の審査通過率
助成金は補助金と似ていますが、厚生労働省が管轄する公的資金であり、基本的に誰でも通るものです。
かなり意外かもしれませんが、助成金は、対象者や対象活動などの基準、条件を満たしていれば、ほぼ100%受給できます。
事業者としての条件を満たさなければいけませんが、諸条件を満たせば、確実に支給されます。
その意味では、誰でも通る資金調達のほぼ唯一の方法かもしれません。
しかし、助成金は厚生労働省が事業者の体制、基盤整備のために支給するものなので、使途は決められています。
補助金の方が、テーマや事業を決められます。
申請期間も長期間に渡り、随時募集されていることが多いですが、目的が限定されているので、融資やファクタリングと同じ感覚で利用できません。
特に採用や人事労務関係の分野に特化しているため、「〇〇を買いたいから」という目的の場合助成金は利用できない可能性もあります。
助成金のテーマと自社の希望がマッチすれば、誰でも通る貴重な資金調達方法になりますが、そこまで日常的な業務の役には立たないかもしれません。
誰でも通るわけではないが融資と比べて審査通過率が高いファクタリングの特徴をまとめた
以上、ファクタリングと他の資金調達方法を比較いたしました。
ファクタリングは融資やビジネスローンと比較して審査が緩いですが、誰でも通ることはありません。
やはりファクタリング会社も回収不能リスクを判断します。
しかし、通る可能性が高いファクタリングの選び方はあります。
- 3社間ファクタリング
- 手数料が高め(2社間ファクタリングで15%~20%、3社間ファクタリングで1桁%後半)
- 売掛先(取引先、債務者)が官公庁、行政機関や大企業
この3つに着目して、ファクタリングを依頼できれば、誰でも通る状況に近づけられます。
ファクタリングの中でも「医療ファクタリング(診療報酬ファクタリング)」や「介護報酬ファクタリング」の審査通過率が高いのは、売掛先が社会保険支払基金や国保連といった絶対につぶれない、支払いも滞らない公的機関だからです。
事業主様も民間企業ではなく、病院やクリニック、社会福祉法人など公益性が高く、開業審査も厳しいので、そもそも双方に公益性があるとされ、選ばれています。
その両者であれば誰でも通る状況に近くなり、審査通過率が高くなります。
誰でも通る状況に少しでも近づけるには、このようなファクタリングに心がけると良いでしょう。
誰でも通る状況に近い高い審査通過率はNo.1のファクタリングがおすすめ
ファクタリングによる資金調達は、融資や他の方法に比べるとかなり高いことがわかりました。
しかし誰でも通る状況に近いものの100%ではありません。
誰でも通る資金調達方法の例外が助成金ですが、使途が限定されすぎていて、運転資金の支払いや機械設備等の購入資金には充てられません。現実的なのはファクタリングでしょう。
少しでも審査通過率を上げるためには、今回説明したファクタリング方法を試してください。
3社間ファクタリング、売掛先が公的機関か大企業で、多少高い手数料を甘受できれば、審査通過率を上げられます。
信用度は手数料で「買って」誰でも通る状況に近づけていきます。
手数料を支払うことで、ある程度ファクタリング会社のリスクヘッジになります。
少しでも誰でも通る状況に近づけていきたい場合、ファクタリング会社選びも重要になります。
審査通過率が高いファクタリング会社を選択することはとても重要です。
そこで紹介したいのが「No.1」のファクタリングです。
「株式会社No.1」によるファクタリングは、審査通過率90%以上です。誰でも通る状況にかなり近いです。
審査通過率90%以上というのは、ファクタリング業界において最上位であり、これよりも高いファクタリング会社はほとんどありません。
No.1のファクタリングは、大企業から小規模事業者、個人事業主、フリーランスまで対応していて、特に個人事業主やフリーランスの方向けのプランもあり、審査通過率も大企業~中小企業とあまり変わりません。
業界最安値レベルの手数料(1%~15%)でありながら、迅速かつていねいな対応には定評があります。
過去に返済事故などを起こした「信用情報ブラック」の方もご利用いただけます。
誰でも通るわけではありませんが、「誰でも申請できる」のは大きな強みです。
No.1ではオンライン契約可能で、全国各地の事業者様の売掛債権(売掛金)を買い取ります。
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