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売掛金を現金化すると資金繰りが改善する理由とは?

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売掛金が資金繰りに与える影響は大きく、資金繰りの改善には売掛金を減らすことが欠かせません。このとき役立つのが、売掛金の現金化です。
売掛金の現金化は、資金調達方法として役立つだけではなく、資金繰り改善をはじめ様々なメリットがあります。
本稿では、売掛金の現金化が資金繰り改善に役立つメカニズム、メリット、注意点などを解説します。

売掛金とは?

ほとんどの会社では、掛取引をしています。掛取引は信用取引ともいわれる通り、取引先の信用に応じて代金の先払いを認め、自社で一時的に立て替えておく取引のことです。
掛取引を行うと、売掛金が発生します。売掛金とは、将来の支払い期日に代金を受け取る権利のことであり、売掛債権の一種です。

売掛金が資金繰りを圧迫する

多くの会社が掛取引をしており、自社の流動資産には売掛金を計上しています。しかしながら、売掛金が資金繰りに与える影響を正確に把握している経営者は少ないものです。
資金繰りを圧迫する要因は色々ありますが、売掛金は特に影響が大きいため注意が必要です。現金や預金なども資金繰りに大きく影響しますが、現在の残高が見えやすく、増減もダイレクトに把握できるため、現預金の増減によって資金繰りが狂うことはあまりありません。
 
しかし、売掛金は影響が見えにくい資産です。
例えば貸借対照表には、売掛先が異なる売掛金がひとまとめに計上されています。売掛先が異なれば支払い期日や信用も異なり、ひとまとめに把握することはできないのですが、ひとまとめにして考える経営者が意外なほど多いです。
また、売上があるからこそ売掛金が発生したという事実から、「いずれ回収できるから大丈夫」「資金繰りにも大して影響はない」と錯覚することも少なくありません。
 
実際には、売掛金の増減によって資金繰りは大きな影響を受けます。上記の通り、売掛金とは売掛先の支払いを一時的に自社が立て替えておくものです。したがって、売掛金の増減が起こると、

  • 売掛金が増加する→自社で立て替えておく資金が増える→資金繰りが苦しくなる
  • 売掛金が減少する→自社で立て替えておく資金が減る→資金繰りがラクになる

といった影響を受けます。
売掛金と資金繰りの関係は、このように考えると分かりやすいでしょう。

売掛金を減らして資金繰り改善を

売掛金が増えると資金繰りが苦しくなる、売掛金が減ると資金繰りがラクになる・・・という関係が分かれば、資金繰り改善の方法もみえてきます。資金繰りを改善したければ、売掛金を減らせばよいのです。
そのための代表的な方法には、

    1. 契約条件を見直して回収サイトを短縮する
    2. 売掛金を現金化して早期回収を図る

の2通りがあります。

1.回収サイトの短縮

1の方法では、売掛金の回収サイトを短縮することで売掛金を減らします。回収サイトを短縮すれば、自社が代金を立て替えておく期間も短くなり、売掛金は減少します。
ただし、この方法は容易ではありません。なぜならば、自社は売り手であり、売掛先は買い手だからです。
商品やサービスを買ってもらう自社としては、売掛先の希望する条件をある程度受け入れる必要があります。売掛先は、代金の支払いを先延ばしするほど資金繰りがラクになるのですから、回収サイトの短縮は避けたいと考えるのが普通です。
したがって、単価の引き下げや納入スピードの短縮など、売掛先にメリットのある条件と引き換えに交渉する必要があります。
時間をかけることで着実な効果が期待できますが、回収サイト短縮には限界があり、即効性もありません。

2.売掛金の現金化

即効性があり、手軽に資金繰りを改善するには、売掛金の現金化がおすすめです。
売掛金は、専門業者に譲渡することで現金化できます。この時、売掛金ごとに手数料や諸経費がかかりますが、正しく活用することで資金繰り改善に役立ちます。
 
売掛金を現金化すれば、支払い期日まで待たずに代金の回収が可能です。現金化によって回収を前倒しした分だけ、売掛先に対する代金の立て替え期間は短くなり、売掛金は減少します。
売掛先に交渉して回収サイトを短縮することに比べると、売掛金の現金化は手軽に取り組むことができ、即効性もあります。

売掛金現金化を活用しよう

売掛金を減らす方法として、売掛金の現金化を紹介しました。
売掛金の現金化には、資金繰り改善のほかにも色々なメリットがあります。同時に注意すべき点もあるため、知識をつけて活用することが大切です。

売掛金を現金化するメリット

売掛金現金化のメリットを簡単に述べると、以下の通りです。

スピーディな資金調達

売掛金の現金化は、資金繰り改善だけではなく資金調達にも役立ちます。特に、他の資金調達方法に比べてスピードに優れているため、短期・少額の資金需要を手早く調達したり、想定外・緊急の資金需要をカバーしたりするのに役立ちます。

資金繰りが悪化しにくい

銀行やノンバンクからの資金調達は借入れであるため、負債が増え、返済負担にも注意が必要です。一方、売掛金の現金化は資産の売却であり、借入れとは根本的に異なります。負債が増加することはなく、返済負担も生じません。
当然、資金繰りも悪化しにくいです。

融資より利用しやすい

借入れではないことから、審査も柔軟です。現金化する売掛金の審査は行われますが、自社の経営状況は審査の対象になりません。連続赤字や債務超過などの大きなマイナス要因を抱えている会社でも、売掛金の現金化ならば問題なく利用できます。

売掛先に知られない

自社と業者の2社間で取引する方式では、売掛先が一切関与しません。売掛金の譲渡を通知する必要がないため、売掛先に知られずに利用できます。

売掛金現金化の注意点

色々なメリットのある売掛金の現金化ですが、注意すべき点もあります。特に注意すべきは、現金化に伴うコスト負担です。
業者に依頼して売掛金を現金化する際には、手数料やその他の費用を負担しなければなりません。コストは売掛金の信用度や業者の方針によって変わり、コストが想像以上に膨らむこともあります。
 
資金繰りの原則から考えるならば、現金化によって売掛金を減らすことで、資金繰りを改善できます。しかし、コスト負担によっては資金繰りが悪化することも皆無ではありません。
確かに、支払い期日を待たずに売掛金を現金化すれば、回収した代金を支払いに充てることもでき、資金繰りが円滑になります。資金繰りが改善したようにも思えるでしょう。
 
ところが、目先の支払いがスムーズにできたからといって、資金繰りが改善したとは限りません。コストによっては、資金繰りが悪化している可能性もあるのです。
例えば、利益率が20%の会社では、支払い期日を待つことで20%の利益を確実に得ることができます。しかし、売掛金を現金化する際のコストが20%を超えると、その売掛金は赤字になります。赤字分はいずれ補填しなければならないため、このような現金化を繰り返していると資金繰りの悪化は避けられません。
 
また、黒字をキープできたとしても、コスト負担が大きければ資金繰り改善効果は薄くなってしまいます。
したがって、売掛金の現金化を行う際には、コスト負担をシビアに考えることが大切です。

まとめ

本稿では、売掛金の現金化について解説しました。
売掛金の増減は、資金繰りに大きな影響を与えます。売掛金の増加は避けるべきであり、できるだけ減らすように努めるべきです。
このとき、売掛金の現金化が役立ちます。ただし、コストとの兼ね合いをよく考える必要があるため、専門家の助言も欠かせません。
売掛金の現金化でお悩みの方は、ぜひNo.1にご相談ください。弊社のコンサルタントが最適な現金化をご提案します。

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