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JA三井リースの評判は?手数料、審査、口コミ、活用事例やおすすめ利用法などを徹底解説

今回は「JA三井リース」というファクタリング会社を紹介します。

ファクタリングは融資と異なり、開業へのハードルが低く、まさに「玉石混交」の世界です。まったく知らないファクタリング会社も多くありますが、逆にとても有名な会社が参入していることもあります。

今回紹介する「JA三井リース」は名前を見てわかるようにJA(農協)と三井グループが一緒に立ち上げたリース会社を母体としています。

ファクタリング専業会社ではありませんが、ファクタリングもメニューとして提供しているので、ぜひ知っておいていただきたい会社になります。

それではJA三井リースについて解説していきます。

ファクタリングについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングを徹底解説|ファクタリング初心者必見

JA三井リースとはどのようなファクタリング会社か?

まず、JA三井リースについてその概要を説明します。JA三井リース株式会社は、国内有数の総合リース事業者として知られています。2008年に、JA系の協同リース株式会社と三井系の三井リース事業株式会社が共同で設立した持株会社を母体として誕生し、現在は「JAML」という略称で親しまれています。

同社の特長は、農業分野に強みを持つJAグループと、商業分野に幅広い実績を誇る三井グループの双方の知見やネットワークを融合させている点です。これにより、金融サービスから物流網まで一体化した支援が可能となっています。

総合リース会社として幅広いサービスを展開しており、特に農業関連のリース・ファイナンス取扱額は業界でも高い水準を維持しています。さらに、クリニック開業の資金サポート、再生可能エネルギー事業への参入など、新たな領域への拡大も積極的です。

ファイナンスリースやオペレーティングリースにとどまらず、分割払いによる購入支援、資金融資、売掛債権(売掛金)のファクタリングなど、多彩な商品・サービスを提供しています。また、経営改善のためのコンサルティングや不動産関連事業も行っており、利用者に合わせた総合的なサポート体制を整備していることが大きな特徴です。

ファクタリング会社JA三井リースのファクタリングの概要

JA三井リース(JAML)が提供するファクタリングサービスは、売掛債権(売掛金)と手形債権のいずれにも対応した3社間ファクタリングになります。

JA三井リースにとってファクタリングは主要事業ではないものの、大手リース会社ならではの安定した基盤を活かし、取引企業への丁寧なサポートを行っています。過去には、ファクタリングをきっかけに利用者企業と資本提携に至った事例もあり、大口取引や長期的な案件への対応力にも定評があります。

また、JAMLの大きな強みの一つは、その高いブランド力です。3社間ファクタリングでは、売掛先から承諾を得る必要があるため、取引先の反応次第で交渉が難航することがあります。

特に、資金繰りの悪化を疑われることで、その後の取引関係に影響を及ぼすリスクも考えられます。しかし、JAMLは大手グループの信頼性が高く、売掛先からの安心感を得やすい傾向があります。さらに、経験豊富なスタッフがサポートに入るため、取引先への説明や調整をスムーズに進められる点も大きなメリットです。

【JA三井リースの概要】

審査通過率 非公開
手数料 非公開
契約方式 3社間ファクタリング
入金までのスピード 非公開
買い取り可能額 非公開
必要書類 非公開
対象者 非公開
運営会社 JA三井リース株式会社

JA三井リースは農業関係の顧客が主なので、一般向けに情報公開はしていません。したがって、この表も埋まらないのです。リースの担当者などに聞いてみると良いでしょう。

JA三井リースの各重要項目について解説

JA三井リースの各項目について上の表に沿って解説していきます。

審査通過率

JA三井リースの審査通過率は公式に公表されていません。しかし、JAや三井グループと取引のある事業者であれば、それなりに社会的信用度があるものと思われます。

手数料

公式ホームページでは非公開です。3社間ファクタリング限定なので、高いことはないはずです。

契約方式

JA三井リースは、3社間ファクタリング限定です。

3社間ファクタリングなので、売掛先に債権譲渡の事実がバレます。しかし、JA三井リースの社会的信用力が高いため、それほどマイナスにはならないのでは?という分析もあります。

入金までのスピード

JA三井リースの入金までの早さも非公開です。3社間ファクタリングなので「即日資金化可能」とはならないでしょう。

またJA、三井という看板があるのでいい加減な審査をせず、時間をかけて審査するものと思われます。

買い取り可能額

JA三井リースでは、買い取り可能金額についても非公開です。農業を営む上で必要不可欠な資金が調達できるものと思われます。

必要書類

申込時に必要な書類は公開されていません。しかし、JAと三井が行うファクタリングですので、請求書、通帳コピーだけにはならないはずです。担当者にぜひ聞いてみてください。

対象者

こちらも非公開です。農業を営み、JA三井リースと取引のある事業主様が対象になるはずです。法人だけなのか、個人事業主で農業を行っている方もOKなのかはぜひ聞いてみてください。

JA三井リースの申し込み手続きの流れ

JA三井リースではどのようにファクタリングするのでしょうか?JA三井リースを申込みしたい場合の流れについては、ホームページにも詳しい説明がありません。

したがって、JA三井リースに問い合わせ、あるいは担当者に聞いてください。おそらく、一般的な3社間ファクタリングの流れを共有することになるはずです。

JA三井リースのメリット・デメリット

JA三井リースについて流れを知っていただいたところで、JA三井リースの特徴をメリット・デメリットに分けて解説します。

JA三井リースのメリット

まずJA三井リースのメリットについて紹介します。

JAグループ、三井グループという社会的安心感がある

JA三井リースは、JAと三井という2つのグループが共同で立ち上げたリース会社です。したがって、その社会的信用度は非常に高いものになります。

ファクタリング会社は「玉石混交」で、聞いたこともない会社も多く、知らない間に廃業しているケースも少なくないのですが、JA三井リースについては突然なくなることはあり得ません。

売掛先もJA三井リースに債権譲渡するなら、社会的にまったく問題なく、ファクタリングによってマイナスになることも少ないはずです。

売掛債権(売掛金)だけでなく手形債権も譲渡できる

JA三井リースでは通常のファクタリングで譲渡する売掛債権(売掛金)だけでなく、手形債権も買い取っています。つまり、手形割引とファクタリングを一緒にできます。

売掛債権(売掛金)はファクタリング会社、手形は金融機関か手形割引業者で資金化するというわずらわしさから解放されます。

詳しいスタッフによるアドバイスが受けられる

JA三井リースには農業やリース全般、さらに経営コンサルティングができるスタッフもそろっています。

ファクタリングによる資金調達だけではなく、農業分野に詳しいスタッフによる総合的なコンサルティングを受けられます。資金調達によるキャッシュフロー改善だけではなく、さまざまな観点からのコンサルティングを受けて、総合的な経営改善を実現させることができます。

JA三井リースのデメリット

一方でJA三井リースにはデメリットもあります。こちらもしっかり押さえてください。

対外的に情報公開されていない

JA三井リースのファクタリングはJAや三井グループと取引のない事業主様は対象外とも言えるので、対外的に情報が公開されていません。

農業などに従事し、JA三井リースからリースや他のサービスを受けている方の資金調達方法として用いるのが基本です。

それでもファクタリングを考えている場合は、ぜひ公式サイトなどから問い合わせしてみてください。

2社間ファクタリングできず即日資金調達不可能

JA三井リースは3社間ファクタリング専門ですので、2社間ファクタリングのように即日資金調達は不可能です。

おそらく、急な資金調達のためのファクタリングではなく、農業関係で設備投資をするなど中長期的な計画の中で、融資によらない資金調達の1つの選択肢としてファクタリングを用いるのだと思われます。

急な資金調達を希望する場合は、JA三井リースではない他社の2社間ファクタリングを使ってください。

JA三井リースの評判と口コミ:利用者のリアルな声を紹介

JA三井リースの口コミや評判はどのようなものなのでしょうか?

「私たちは医薬品メーカーを営んでいます。新薬の販売拡大に向けて大規模な広告展開を計画し、販促用試供品の制作を進めていました。しかし、販促費用の支払いが売掛金の回収より早く発生することがわかり、資金繰りに大きな不安を抱えていました。手形割引の経験はあったものの、売掛金を早期に資金化する方法は初めてで悩んでいたところ、JA三井リースさんに相談しました。担当者の方は状況を丁寧に聞き取ってくださり、売掛債権(売掛金)の買取という解決策を提案。販売先の承諾も必要でしたが、事情を説明したことですぐに了承を得られ、無事に資金を確保できました。おかげで広告展開のタイミングを逃さず、商機をしっかり掴むことができ、本当に助かりました。迅速で的確な提案をいただき、感謝しています。」
(公式サイトの口コミを一部修正)

「最初に相談したときは、「資金を早めに確保したい」という漠然とした考えしかなく、具体的にどうすればよいのか全く見えていませんでした。そんな中、JA三井リースさんは私たちの状況を丁寧にヒアリングした上で、最適な解決策をわかりやすく提案してくれました。特に、既存の資金繰りに大きな負担をかけずに済む方法を考えてくださった点がとても助かりました。農業関連の案件に強いだけあって、専門知識も豊富で、安心して相談できる存在だと実感しています。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

「ファクタリングを利用するきっかけになったのは、もともと農業機械のリースで三井さんにお世話になっていたことでした。見積もりの内容を確認したところ、条件も悪くなかったので、そのまま本審査をお願いすることにしました。手数料は相場よりやや低めで助かりましたが、入金までに想像以上の時間がかかった点は少し残念でした。エビデンス資料の準備に手間がかかったうえ、面談も複数回必要で、着金までにかなり日数を要しました。サポート自体は丁寧で安心感があったものの、もう少しスピード感があればなお良かったと感じています。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

丁寧な手続きとやや厳格な審査で従来のファクタリングとは異なるようです。しかし、JA三井リースの社会的信用度がすごく生きているのだと口コミを読むとわかります。

また、最初の口コミは医療関係ですが、JA三井リースではクリニック開業支援や医療機器リースなど、農業ではなく医療関係の「メディカルサービス」も行っているのでそこからのアプローチになります。

JA三井リースの利用をおすすめする活用事例

JA三井リースの利用を特におすすめできるのは、以下のようなケースです。

JA三井リースは、主に農業を営んでいる事業主様で、かつJA三井リースから農業機械のリースや農業システムなど各種サポートプログラムを受けている方向けのファクタリングになります。

まったく農業にもJA三井リースにも無関係の方は、そもそもファクタリング可能かどうかも分かりません。

そのため、JA三井リースをおすすめできるのはすでに同社の他のサービスを受けている事業主様や同社の投資など他のサポートを受けている事業主様に限っても良いでしょう。

まったく無関係の事業主様におかれましては、JA三井リースは難しいかもしれません。

JA三井リースで審査通過するためのポイント

すでにJA三井リースと取引があれば、ファクタリングが可能かどうかは担当者が判断してくれるはずです。逆に、JA三井リースと取引がない、あるいは非農業でJAとも取引がない場合は、JA三井リースとコンタクトを取るのも難しくなるかもしれません。

その意味では

JAや三井グループと取引がある:JA三井リースの審査通過率は高くなる
JAや三井グループと取引がない:JA三井リースを利用するメリット自体がない

ということになるでしょう。

上記の選択でだいたい決まるので、JA三井リースのファクタリングについては、審査通過率自体はそこまで重視して考えるものではなさそうです。

JA三井リースは農業を営んでいるならぜひ使いたいファクタリング会社

JA三井リースはJAと三井グループで立ち上げたリース会社が運営するファクタリングです。農業はもとより、環境・エネルギー関連事業者や病院、クリニックに対してもリースや経営サポートメニューを提供しています。

そのため、すでにJA三井リースと取引がある事業主様だけではなく、これらの業種の事業主様もリースやコンサルティングを受けながらファクタリングもできる可能性があります。

単発でファクタリングのみの利用は難しいかもしれません。ファクタリングを目的ではなく手段として考える事業主様で、農業、メディカル、環境分野の方は利用のメリットが大きい可能性があります。

該当する事業主様はぜひお問い合わせください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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