カテゴリー: ファクタリング
ファクタリング利用をおすすめしたい業種!メリットや成功事例をご紹介
近年ファクタリングを利用する企業は増えており、注目を集めています。
売掛債権を所持していて売掛先の信用性があれば、ほぼ全ての業種の方が利用できるとても便利な資金調達法です。
どんな業種の方でもファクタリングを利用するメリットはあるのですが、特に相性が良くファクタリングをおすすめしたい業種があります。
建設業・運送業・製造業・医療業・IT業の5つです。
本記事ではそれぞれの業種におけるファクタリング利用のメリットや、実際にあった成功事例をご紹介します。
ファクタリングの需要が高い業種
全ての業種の方が利用できるファクタリングですが、建設業・運送業・製造業・医療業・IT業からの需要は特に高く相性も良いとされています。
5つの業種の共通点としては、売掛金の入金サイトが長いことや人件費などにかかる経費が多いことです。
業種別にファクタリング利用をおすすめしたい理由(メリット)を見ていきましょう。
建設業
ファクタリングを利用する業種の中でも最も割合が高いのが建設業。
建設業の案件は時間がかかるもので、売掛先から入金されるのは工事完了後がほとんどです。案件が大きければ大きいほど、多くの他専門業者も関わり売掛金を受け取るまでの時間が長くなります。公共事業など大口案件であれば1年以上かかることもあるでしょう。悪天候により作業ペースが遅れることもあります。
さらには資材費や人件費が工事完了までには発生し、資金繰りの悪化を招くことがあるのです。
しかし取引先が公共事業など大手の場合、信用力が高くファクタリング会社の審査も通りやすいでしょう。加えて高額案件が多いので手数料も安くなります。
ファクタリングですぐに資金を調達できれば支払いによる経営圧迫を解決し、同時に次の新案件にも着手できるでしょう。
運送業
運送業は膨大な人件費、車両の燃料費や維持費が問題です。ガソリン代の変動にも左右されますし、日々の車両メンテナンス料や保険料なども支払わなければなりません。
加えて従業員が交通事故に遭ってしまった場合は、車両の修理など緊急の出費が発生します。
それでも売掛金の入金は売上確定後の後日です。そのため資金繰りに頭を抱える会社も多いでしょう。
常に予測不能な事態が起こる可能性のある運送業界においてスピーディーに資金を調達できるファクタリングは相性ぴったりなのです。
製造業
取引先から大量発注を受け、材料費と納期の狭間で苦しむこともある製造業。海外から仕入れている材料がある場合は、円安・円高の影響も受けやすいです。
さらに工場や機械など製品を作るのに必要な設備の固定費も抱えています。また機械が故障した場合には突発的な修理費が発生し、売上にもダメージを受けるでしょう。
しかし製造業界では製品を納品後すぐに売掛金を受け取れる訳ではなく、製品が販売された後に請求書を発行し、代金を受け取る”掛け取引”が一般的です。
よって売掛金が入金される前にコストがかさみ、資金が不足する事態に陥ることがあります。
ファクタリングを利用することで入金までの時間が短縮され、キャッシュフローの改善ができるのです。
医療業
医療業界では、開業時のリース代金や老朽化した設備の改修代などに高額費用を支払わなければいけないことがあるでしょう。もちろん人件費の支払いも常にかかります。
医療機関が診療報酬を受け取るには、支払い基金からレセプト(診療報酬明細書)が適正かの審査を受けて、はじめて健康保険組合に請求書が送付され入金されます。
したがって入金まで2~3か月かかるのが普通で、その間に資金不足が起こることがあるのです。
医療関係の業種がファクタリングを利用する最大のメリットは、取引先が国や地方公共団体ということ。
ファクタリング会社からすれば、倒産などによる売掛債権の未回収リスクがゼロなので安心して取引ができます。そのため手数料は低く、高値で債権を買い取ってくれるでしょう。
債務者が公的機関という絶大な信用度の高さを活用できる医療業種には、ファクタリングでの資金繰り改善がおすすめです。
IT業
ソフトウェアやサーバー利用料などIT業種の会社は先払いのコストが多いでしょう。
またプロジェクトが完成してから売掛金を受け取りますが、突然のバグなどトラブルによって完遂までの時間が延びれば資金繰りに影響が出ます。
そのため大口案件のチャンスがあっても、対応できる資金力が低ければ受けられません。
IT業種の方は、他業種のように担保となる土地や不動産もないので融資を受けることは難しいです。したがって資金調達を急ぎたい場合は、無担保で保証人も不要のファクタリングを活用することをおすすめします。
業種別の成功事例
ここからは弊社、株式会社No.1で実際に対応した5つの業種それぞれのファクタリング成功事例をご紹介します。
建設業種の成功事例
A社は電気工事業を行っていますが、特に太陽光パネルの設置に力を入れていました。
しかし太陽光発電の売電価格が下がり、個人宅からの太陽光発電システムの売上が減退したことにより資金繰りが厳しくなったのです。
そこでA社の社長は、販売対象を個人ではなく法人に変えること決めました。所有すると土地の中にある遊休地を太陽光発電に活用したい法人が存在するからです。大規模な仕事を取得できそうなチャンスが入ってきましたが、コストが高額でした。
仕事を受けるには資金が足りなかったため、A社の社長はファクタリングを決めました。
建設業A社のファクタリング内容
A社の社長は、取引先に知られることなく利用できる2社間ファクタリングを選択。
外注費、土地の建て替え費などを含めて必要になる1000万円を調達することができました。(このケースでの手数料は12%)
調達した1000万円でさらに5人の従業員も雇い、無事に大規模な工事に対応することができたのです。
ファクタリング利用に多少の手数料はかかりましたが、調達したお金でそれ以上の大きな利益を生むことができました。
運送業種の成功事例
運送会社のB社に数年間に渡る大きな配送依頼がきました。B社の状況では対応しきれないほどの規模で、従業員の増員や車両の増車が必要になります。しかしそのコストは利益だけではすぐに取り戻せない額でした。
さらにB社にはすでに抱えている留保金もあり、赤字経営時に受けた負担も残っていたのです。ですが大きな仕事を逃したくないとB社の社長はファクタリングを決めました。
運送業B社のファクタリング内容
B社の社長は3社間に比べ手数料は少し高くなりますが、2社間ファクタリングを選びました。手数料は10%で1500万円の調達を実現。
大きな売掛金額と売掛先の信用度を合わせて、手数料は比較的安めに設定されました。
調達できた1500万円で新しい車両を購入し、人員も4名増やしました。残った資金は新たに増えた従業員の給与支払いのためにも上手く回し、キャッシュフローの改善にもなったのです。
結果的に売上も増え、業績も好調に伸びています。
製造業種の成功事例
自動車部品の製造会社のC社に大規模な発注が入りました。案件に対応するための部品の仕入れ代が大きいため、その時点での資金ではどうしても足りない状況でした。
必要な資金は400万円~500万円という見積もりで、大きな案件を逃さないようファクタリングを決めました。
製造業C社のファクタリング内容
C社の社長は売掛先にも協力してもらう3社間ファクタリングを選択しました。
取引先に知らせるリスクがある3社間ファクタリングですが、C社と売掛先は信頼関係もあり事前に相談していたためスムーズに承諾を得ることができました。
必要な資金の見積もりは400万円~500万円でしたが、余裕を持った600万円の調達に成功しました。また3社間の手数料は2社間に比べて低く、このケースでは4%という結果に。
実際に部品の仕入れにかかった費用は400万円だったので、残りの200万円を各種運転資金にも活用でき問題なく案件を完遂しました。
ファクタリングの利用により双方満足のいく結果を出すことができ、現在では主な取引先になるほど継続的な関係となっています。
医療業種の成功事例
10年以上の歯科医キャリアがあるD様は開業を決めました。
1年ほどは新創業融資と自己資金でやり繰りできていたのですが段々と厳しくなり、銀行融資を考えましたが開業してから間もないので審査に落ちるかもしれません。
歯科クリニックの患者さんは増加傾向でしたが、ブリッジや入れ歯に使う材料費がかさんだのと、スタッフのボーナス時期が重なり資金不足を招きました。
充分な診療報酬は見込めていても入金までには時間がかかります。ファクタリングで期日前に資金調達をして、経営を安定化することに決めたのです。
医療業D様のファクタリング内容
医療業界における診療報酬は国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金など公的機関から入金されるので、3社間一択です。ファクタリング利用を知ったところで、取引が拒否されることはないため、2社間にする必要がありません。
D様は250万円の調達に成功し、クリニックの経営危機を回避することができました。
これから発展していくクリニックなのでまだ不安定さはありますが、利益率の高い診療内容も増え、順調のようです。
IT業種の成功事例
IT系会社のE社では主にシステムエンジニアリングサービス(SES)を行っています。つまりクライアントに技術者を派遣する仕事です。
大手企業との取引が増え、人手が足りなくなりました。しかし増員したからといって売掛金の入金サイトは30~60日のため、すぐに利益は得られません。それでも人材ありきのIT業です。
E社の社長はファクタリングで資金を調達し、人材確保に力をいれることにしました。
IT業E社のファクタリング内容
E社の社長は取引先との関係が悪くなるのを懸念し、2社間ファクタリングを選択。
手数料はやや高めの15%になってしまいましたが、300万円を調達することができました。
手に入れた資金を活用し、優秀な人材を5人確保。取引先へもスムーズな派遣ができ、要望に応えることができたのです。
また調達した資金のうち従業員の給与支払い分は使わずに、留保しました。したがってファクタリングを通して事業を成長させることができました。
ファクタリング利用がおすすめの業種に関するまとめ
全ての業種の方にとってメリットがあるファクタリングですが、建設業・運送業・製造業・医療業・IT業の方には特におすすめします。
売掛金が入金されるまでのサイトが長く、案件完了までに多額の経費がかかる共通点がある5つの業種。ファクタリングは比較的に素早く資金調達ができるのでおすすめです。
業種別の成功事例でもご紹介したように、株式会社No.1ではおすすめした5つの業種の方にも満足いただいた実績がございます。
スピード契約と丁寧な対応をモットーにしておりますので、ぜひご相談ください。
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