カテゴリー: ファクタリング

ファクタリングで契約書がない場合も売掛債権(売掛金)を売却できる?その場合の条件を紹介

ファクタリングをする際には必要書類をそろえて提出する必要があります。通常、掛売の契約をする場合、契約書(業務委託契約書など)を締結します。

しかし、何らかの事情で契約書がない場合、掛売契約を証明できないのでしょうか?今回はファクタリングを行うにあたって契約書がない場合の対処法について解説します。

結論を言うと、契約書がない場合もファクタリングできますのでご安心ください。

そもそも契約書は掛売契約に必須ではない

ファクタリングは民法上の債権譲渡契約です。ファクタリングの前提となる掛売契約も原則的に民法上の契約となります。

民法の契約では契約書の取り交わしは必須ではありません。双方が口頭で契約内容に同意すれば契約が成立します。

したがって、掛売契約についても口頭ベースでも法的に成立します。そのため、契約書を取り交わさず業務委託契約、掛売契約をするケースも珍しくありません。

契約書なしで業務を行うのは、依然と比べると減ってきていますが、それでも業界、業種によっては今でも契約書なしが慣習となっているところもあります。

そうした中で契約書締結を求めるのは、なかなか言い出しづらいものがあります。「契約書を作成するような面倒なクライアントには仕事を振らない」ということが、残念ながら現実的にあり得てしまうのです。

しかし、法的には契約書がない場合も契約自体は成立するので、売掛債権(売掛金)も当然契約書がない場合も発生します。

「売掛債権(売掛金)を〇日後に受け取る権利」も契約書がない場合も存在するので、本来はその売却であるファクタリングもできるはずです。

契約書がない場合も果たしてファクタリングできるのでしょうか?

ファクタリングの必要書類で契約書は最重要ではない!契約書がない場合もファクタリング可能

結論を先に述べますと、契約書がない場合もファクタリングできます。ただし、ファクタリング会社次第のところもあり、契約書を必要書類として、契約書がない場合は買い取りしないファクタリング会社もあります。逆に契約書を必要書類とせず、契約書がない場合も問題なくファクタリングが可能です。

ファクタリング申し込みに必要な書類をチェック!

ファクタリングの申し込みについては、契約書がいらない場合があります。

ファクタリング申し込みに際して多くのファクタリング会社で求めるのは以下になります。最重要書類が◎、重要書類が〇になります。

  • ◎売掛金の請求書
    (例外的に「将来債権」である発注書、注文書などを買い取るファクタリング会社もあり
  • ◎銀行の通帳コピー(売掛債権(売掛金)(売掛金)の入金確認のため)
  • 〇本人確認書類(身分証明書)
  • 売掛契約が発生する旨の契約書
  • 確定申告書、決算書(それほど重視しない)
  • 商業登記簿謄本(法人のみ)

これを見ていただくとわかりますが、契約書は必須、重要書類ではありません。

ファクタリングで何より重要なのは「売掛債権(売掛金)の証明書類」と「定期的に売掛金が振り込まれている証拠」です。それらが、請求書と銀行の通帳コピーに該当します。

この2つの書類が確かなものならば、売掛先から期日に確実に入金される担保になり、契約書がなくても、ファクタリング会社の回収不能リスクが減ります。

現に売掛債権(売掛金)が存在し、毎月指定期日に振り込まれているという確認がファクタリングには何より大切になります。

契約書はあくまでオプション的な書類であり、あくまで掛売契約は口頭でも成立する中で、多少の安心要素にしかなりません。

契約書があっても、毎月入金が遅れている方がよほどファクタリング会社にとってはリスクになります。

そうしたことから、あくまでファクタリングにおいて重要視されるのが請求書と入金を確認する通帳コピーになります。これらがないとまずファクタリング申し込みできませんが、契約書がない場合はそこまで深刻ではありません。

最初から口頭ベースの契約の場合や契約書をなくしてしまった場合もファクタリングできますのでご安心ください。

契約書がない場合に重要になる(充実させたい)書類は?

とはいえ、契約書がない場合、少なくとも加点要素にはなりません。最初から契約書がいらないファクタリング会社なら問題ないですが、契約書「も」必要書類として出せるファクタリング会社の場合、契約書がない場合マイナス点となってしまうかもしれません。

それを補う「加点要素」を考えてみましょう。

ファクタリング手続きにおいて契約書がない場合、加点要素、マイナス点を補うための重要な書類がいくつかあります。

まず、売掛金の発生源となる請求書は絶対に必要です。請求書には取引の詳細な内容や売掛金額、支払い条件、支払日などが記載されていて、ファクタリング会社が売掛先の信用を調べるのに不可欠です。請求書を今回買い取り希望のものだけでなく、同じ売掛先への過去のものも複数参考資料として提出してみましょう。

また、売掛契約が正しいことを証明する書類として、注文書、発注書、請書、納品書や契約内容を示すメールや手紙(信書)なども重要です。これらの書類は取引の内容や条件を裏付けるものとして役立ちます。

さらに、売掛先とのメールやチャットワークのスクショなども追加書類として出せます。ともかく、売掛先と仕事をしていて、日常的にコミュニケーションをとっていることが確認できる書類を追加で出すと良いでしょう。

極端な話、売掛先から来た年賀状や暑中見舞いはがき、冠婚葬祭の案内、お中元やお歳暮の荷札などでも追加書類になります。

契約書がない場合、その売掛先と仕事上付き合いがあり、その関係が長く続いていることを証明する書類を、請求書や通帳コピーとともに出せるかどうかがカギになります。契約書がない場合も慌てず、追加書類を出して、マイナス点を防ぎましょう。

契約書が必要なファクタリング会社は候補として外す

ファクタリング会社によっては、ファクタリングするにあたり売掛先との契約書を必須書類として求めてくるところがあります。

ファクタリングは民法上の自由な契約行為に基づくので、先方が求めるということも自由な契約として合法です。

契約書を求めるファクタリング会社に「契約書がないが何とかならないか?」と聞くのは、正直労力の無駄で「コスパ」が悪いです。

そこでファクタリング会社が翻意することもあるかもしれませんが、ここで時間や労力をかけるのは無駄です。

ファクタリング会社は全国に数百社あり、その中には契約書がない場合も問題なく買い取るところがたくさんあります。みなさまの事業所の近くにそうしたファクタリング会社がなくても、オンラインファクタリング(オンライン手続きですべて完結するファクタリング)ができるファクタリング会社ならば場所を問いません。

「契約書がない場合も買い取る」「オンラインファクタリング可能」この条件を満たすファクタリング会社を探せば、契約書がない場合もまったく問題なくファクタリングによって迅速な資金調達が可能です。

このような条件を満たすファクタリング会社はかなりあるため、わざわざ契約書がない場合買い取らないファクタリング会社を説得する必要はありません。

最初から契約書がない場合も買い取ってくれるファクタリング会社をいくらでも選べます。売掛債権(売掛金)自体の証明ができればファクタリングはそう難しいことではありません。

「契約書が必要なファクタリング会社は最初から候補として外す」でまったく問題ありません。

株式会社No.1のファクタリングならば契約書がない場合も問題ありません!ぜひお手続きを!

掛売について売掛先と契約書がない場合も、請求書他の書類があれば基本的にファクタリング可能です。契約書を取り交わさず掛売を始めることはままあります。それ自体、口約束があれば民法上有効なので何の問題もない、有効な売掛契約です。

ファクタリングする際には、請求書などを提出していただきます。

株式会社No.1のファクタリングでは、「過去直近の取引入金が確認できる書類(入金通帳・当座通帳・当座照合表)」「決算書直近二期分(勘定科目明細付で税務申告済みの捺印のあるもの)」「成因資料(請求書・発注書・納品書など)」が必須で、契約書についてはない場合事情を話していただければ審査に通る可能性があります。

当初から契約書を取り交わさなかったのか、契約書を紛失してしまったのか、そのほかの事情があるのか、しっかり話してくだされば大丈夫です。

あるいは「Easy factor」というオンラインファクタリングでお申し込みいただく場合は、「通帳コピー」「請求書」「決算書(確定申告書)」の3種類だけで申し込めるため、契約書は不要です。契約書がない場合、そちらからお申し込みいただけば問題ありません(オンラインファクタリングの手続きとなります)。

通常の対面手続きの場合は契約書がない理由をお話しください。オンラインファクタリングならば、契約書がない場合も必要書類に契約書がないので問題ありません。

契約書がない場合も、売掛債権(売掛金)をしっかり他の書類で確認できれば大丈夫です。ぜひ当社株式会社No.1までお問い合わせいただき、ファクタリングによる資金調達を実現してください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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