カテゴリー: 資金調達情報 ・ ファクタリング
月末払いの買掛金が支払えない・・・、困ったときにはファクタリングで売掛債権(売掛金)を早期回収しよう
急な資金調達の場合、融資では間に合わないことがあります。
例えば月末に融資の返済や買掛金の支払い、各種公共料金の支払いがあるにもかかわらず、銀行口座にお金がないようなケースです。
そのまま放置すると、不渡りを起こしかねません。公共料金ならば翌月もう1回で済むかもしれませんが、銀行融資ならば返済事故で信用情報に書かれます。また手形決済の場合、不渡りは倒産に直結します。
月末に支払いが多い各種料金について、その時にキャッシュがない場合どうすればよいのでしょうか?それを解決できそうなのがファクタリングです。なぜファクタリングは月末の資金調達に重要なのか、今回解説していきます。
月末に現金がないと黒字倒産の危機に陥る
多くの買掛金や既存の借入の支払いは、毎月25日~末日の月末に行われることが多いです。その月末にあたり資金繰りに窮してしまう事例が多々見られます。
月末に現金、つまりキャッシュがない場合、たとえ「売上」を計上していても、「売掛金」を回収できていないのであれば、月末に支払う現金がありません。
資金がショートしている状態であり、このまま資金繰りができないと、不払いになってしまいます。金融機関からの借入を支払えなければ、重大な返済事故になります。返済遅延など返済事故になれば、信用情報に記載され、以後の融資の際に大きなマイナスとなります。
また、手形決済をしていた場合、月末の決済日に現金がないと「不渡り」となります。銀行では不渡り2回で、市場取引から締め出されます。
不渡り2回で「事実上倒産」と言われるのは、月末に現金がなく、銀行での手形決済ができなくなるため、銀行の信用がなくなってしまいます。それを防ぐために、不渡り2回で銀行での取引ができなくなります。「売上」としてはあるのに、売掛債権(売掛金)を回収できないため現金がなく、倒産してしまう「黒字倒産」の典型例が、月末決済の手形支払い不能です。
月末に現金がないことで、事業活動におけるあらゆるものが大きな影響を受けます。
月末払いの資金を用意するためには、融資では間に合わないことがあります。融資は申し込み~資金調達まで短くて2週間ほどかかってしまいます。「今月、月末の支払いに間に合わなそう」と危機を察知してから、実際に融資を申し込みしても月末に資金がない状態を改善できないかもしれません。
そうした月末に生じる黒字倒産の危機を回避するのがファクタリングです。ファクタリングを上手に使えば、月末の買掛金や諸経費の支払い時に現金を口座に調達できるかもしれません。
月末資金のためにファクタリングを行うことの意味
月末に支払う資金がない、しかし融資を待っていては間に合わない、そのような状態に陥った時こそファクタリングを利用しましょう。
月末資金に間に合わせるファクタリングとは?
ファクタリングとは、売掛債権(売掛金)の譲渡、売却です。8月末日締め10月15日払い100万円の売掛債権(売掛金)を、9月末日に間に合わせるように90万円でファクタリング会社に売却するようなイメージです。
売掛債権(売掛金)の回収期日前のものを、額面から手数料を引き、残りを期日前に現金化します。
このファクタリングを用いることで、「売上」勘定にはあるが、現金、預金になっておらず、「売掛金」勘定で未回収のものを、期日到来前に現金、預金へ変換できます。
このことで、月末に回収期日前の売掛債権(売掛金)を資金化することで、返済資金や買掛金支払い原資がなく、不渡りを起こし黒字倒産になってしまうリスクを回避できます。
月末にファクタリングで資金化できる売掛債権(売掛金)とは?
ここで改めて「売掛債権(売掛金)」について確認しておきましょう。
「売掛債権(売掛金)」とは自社が商品の販売やサービスの提供をした時に、その場ではなく、後日代金を受け取る取引によって生じた債権(権利)を指します。このような取引を「掛け」といいます。「売掛金」とは、この掛け取引で発生した利益、売上、および、それを簿記帳簿等に未収分を計上する際の勘定科目を指します。
売掛債権(売掛金)は、取引先との継続的な取引を前提としています。通常の相手との事業活動から生じた債権の未収分が売掛金です。
具体的には売却代金の未収分、請負代金の未収分、サービス料の未収分などを指します。
「売掛金」については、貸借対照表では資産の部に計上します。売掛金は現金として手元にはありませんが、回収予定債権として資産扱いをします。しかし、回収できない場合、不良債権となり、負債の部に移転計上せざるを得ないもので、いつまでも売掛金の勘定科目のままではキャッシュフローが増えず、決算書の評価も下がってしまいます。
売掛債権(売掛金)を回収できない場合、上述のように月末の黒字倒産危機を招いてしまうことと同時に、金融機関などの信用を無くしてしまいます。いつまでも「売掛金」計上している、何月の月末になっても「売掛金」勘定のまま回収されない売掛債権(売掛金)があると、不良債権化していて、それを放置していると判断されます。
これは企業の信用(融資の際の信用情報ではなくもっと幅広い一般的な信用)を著しく損なう行為です。
それを回避するためにもファクタリングが有効です。ファクタリングによって「売掛金」を買い取ってもらい資金化することで、売掛金勘定が消えます。これを「オフバランス化」と呼びますが、オフバランス化によって外部が不審がる不良債権リスクが消えます。回収できない「売掛金」がなくなるからです。
月末の資金需要に間に合わせるだけではなく、外部からの対外的信用度を高める意味でもファクタリングが有効であることを示しています。
月末までにファクタリングすることの有効性
月末(まで)に資金化できる売掛債権(売掛金)とは、その月末以降に回収日(支払いサイト)が到来する売掛債権(売掛金)です。あるいは、月末日当日に支払日であり、それを待っていると、月末の各種返済や買掛金の支払いに間に合わない可能性がある場合です。
例えば、10月30日に
口座残金 10万円
あり、10月月末31日に
支払い 20万円
売掛債権(売掛金)回収 30万円
であったとします。
31日、口座に売掛債権(売掛金)が支払いよりも早く入金されれば
10万円+30万円-20万円>0
で問題ありませんが、返済引き落としの方が早く来てしまうと、残金不足で引き落としされない=不渡り
になってしまいます。
月末当日の入出金の順番に掛けるのはとてもリスクキーであり、月末前に多少手数料をとられてもファクタリングによって早期資金化しておいた方が不渡り、黒字倒産リスクがなくなります。
月末までに30万円の売掛債権(売掛金)を20数万円で買い取ってもらえれば(少なくとも10万円以上で買い取ってもらえれば)、月末に引き落としせず不渡りになることはありません。
ファクタリングで買い取り代金が半額以下になることはまずないので、この事例ではファクタリングで資金調達さえ行えれば、月末に支払えず不渡りになることはありません。
月末にいくら資金が必要か考え、余裕を持ってファクタリングを利用しましょう。ファクタリングは融資とは異なり、遅くても数日で資金化できます。毎月20過ぎ、あるいは月末から逆算して5営業日くらいであれば、ファクタリングによる資金化は月末に間に合います。
融資ができないから万策尽きた、と嘆く前にファクタリングによって月末に間に合う資金調達を考えてみましょう。
月末に間に合う資金調達として「ビジネスローン」もあるがおすすめしない
ファクタリングと同じように月末に間に合う資金調達、数日で行われる資金調達に「ビジネスローン」というものがあります。
しかし、このビジネスローンはおすすめしません。
ビジネスローンは以下の特徴を持ちます。
- ノンバンク(消費者金融)が行う事業者向け融資
- 利用限度額が約1000万円と非常に少ない
- 融資なので信用情報照会がある
- 信用情報ブラック、金融ブラックの場合借りられない
- 1000万円では必要な資金調達ができない場合がある
- 消費者金融からの借入になるので、以後、特に銀行融資にあたり大きなマイナスとなる
ビジネスローンは融資ですが、ノンバンク(消費者金融)が行うため、審査が早く簡便になっています。
しかし「消費者金融からの借入」というマイナスの履歴が(融資なので)信用情報に残ってしまい、以後融資を受ける際に大きなマイナスとなります。
また、ビジネスローンは最大で(企業規模にかかわらず)1000万円までしか借りられません。大企業には雀の涙にしかならない可能性もあります。
ビジネスローンを使わなければならないのは、「ファクタリングできる売掛債権(売掛金)がない」「しかし月末までに時間がない」「不渡りになるよりも信用情報に×が付く方がまし」という、経営的に追い込まれて、例外的に「最後の手段」にせざるを得ない状況に限ります。
それ以外の場合は、まず売掛債権(売掛金)を売却して資金化するファクタリングを考えてみましょう。
月末に資金がなく支払いが危ない場合株式会社No.1のファクタリングがおすすめ!利用歴も残らず安心!
支払い期日が到来していない売掛債権(売掛金)があれば、月末に資金がない場合、前倒しでファクタリングすることで、現金が得られます。月末の支払いに間に合わず、支払いができない、貸し倒れになってしまうリスクを避けられます。
売上があってもキャッシュがないことで起きる「黒字倒産」もファクタリングを上手に活用することで避けられます。
ファクタリング手続きは融資と異なり、数日、最短即日で完了するので、月末の支払いが足りないと判断してからでも間に合います。ファクタリングすると手数料分手取りが減るのは事実なので、慎重に見極めることも大切です。
ファクタリングは信用情報照会や信用情報への記載がないのでいつでも利用できます。過去に利用歴があっても、あるいは融資の返済事故(「信用情報ブラック」)があっても、売掛債権(売掛金)に信用があれば利用できます。
「株式会社No.1」は老舗のファクタリング会社で迅速な資金調達に対応します。月末の支払い資金が足りない、買掛金が払えない、融資の返済が間に合わないなど、急な資金調達にも売掛債権(売掛金)さえあれば対応できます。
急な資金調達や黒字倒産防止のため、月末の支払いに対してファクタリングによる資金化をぜひ候補に入れてください。
そのため株式会社No.1へお問い合わせください。すべてオンラインで完結し、即日資金化できるメニューも用意しています。
何卒をよろしくお願いいたします。
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