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クラウドファンディング活用事例

クラウドファンディング活用事例

クラウドファンディングを申し込んで資金調達を行うこと自体は、一定の要件さえ満たせば誰でもできます。

しかしながらただ融資してほしいというだけでは、誰もお金を出してくれません。

クラウドファンディングで融資してもらうためには、融資する相手に自身のビジネスプランや夢を熱く語るとともに、その実現性をきっちりと説明する必要があるのです。

では実際にどのようなビジネスプランや夢がクラウドファンディングで資金調達出来たのでしょうか。

地域の再生、活性化に貢献する

地域の自然保護や過疎化が進む地域の活性化に、クラウドファンディングを利用するケースが多くあります。

地域の活性化については「ふるさと納税」を利用することが頭に浮かびますが、こちらは自治体が主導する関係で、すべてのアイデアやプロジェクトに資金が行き渡るわけではありません。

例えば

・観光客が訪れるための宿泊施設やゲストハウスを作りたい
・UターンやIターンで移住する人に向けた就労プログラムを作りたい
・地域を舞台にした映画を製作し、その魅力を全国に伝えたい

といったアイデアに対して、自治体の補助だけでは不足する、もしくは全く補助を受けられないこともあるのです。

近年これをクラウドファンディングで実現するケースが増えており、都会から移住した若者が自身の夢を叶えた事例もあるのです。

まだ世にない商品・サービスを作り出し、発表する

新しい商品やサービスを開発し、世の中に発表する際にもまとまった資金が必要です。

これまでは、銀行などの金融機関から設備投資に向けた融資を受けるなどして資金調達をすることが一般的でした。

しかし、まだ製品化や事業化の目処が立っていない場合、金融機関が簡単に必要な資金を融資してくれるとは限らず、担保や保証人などを求められることもしばしばです。

クラウドファンディングは、そうしたまだ世の中に出ていない新しい商品やサービスに対してインターネットを使って資金調達ができるという点でもメリットがあります。

例えば、大学などの研究室での研究成果をもとにした製品化や、陶器や工芸品、日本酒といった地域の特産品や逸品を海外に紹介することなど新しい販路やマーケットづくりにも、クラウドファンディングは一役買っています。

またこのような場合のクラウドファンディングのメリットは資金調達にとどまりません。

インターネットで自身の製品、サービスを世の中に紹介することによって、それらが世の中でどれほど魅力があるかそして反響があるかを、集めた金額がどのぐらいになるかによって客観的に測ることもできるのです。

自分のアイデアの実現性を世に問う

クラウドファンディングの活用は、現実に施設や製品、サービスなど形に残るものだけではありません。

これからマーケットを創り、新たなノウハウや人材を集めることにも有効です。

例えば、地域の活性化をこれから進めていく上でのイベントの実施や、人材を育成するためのセミナーの開催などに関わる費用をクラウドファンディングで調達した事例も多数あるのです。

もちろん、このようなイベントやセミナーはそれだけで収益や利益には直結しません。

これらを開催することで自らのアイデアを世の中に問いかけ、アイデアをブラッシュアップしたり、事業化を進める新たな仲間を獲得するなど、資金調達だけではない、さまざまなシナジー効果が期待できるのもクラウドファンディングの特徴といえるでしょう。

まとめ

クラウドファンディングは、インターネットの普及により国内はもとより世界的に活用され始めています。

単なる運転資金の調達だけでなく、自らのアイデアや夢を世に問い、資金を集めて事業化を考えるには有効な資金調達方法といえるでしょう。