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どちらがおすすめ?ベンチャーキャピタルとファクタリングの違い
どちらがおすすめ?ベンチャーキャピタルとファクタリングの違い
創業間もない会社に選ばれることが多い資金調達方法に「ベンチャーキャピタル」があります。
そもそも創業間もない頃には銀行融資などは受けにくい状況となっています。
少なくても創業から3年以上経っていなければ利用できないことが多いのです。
一方で創業間もなかったとしてもすでに売上がある企業であれば利用できる資金調達方法にファクタリングがあります。
海外では一般的な企業の資金調達方法となっていますが、国内ではまだまだ浸透しているとは言えません。
こちらでは創業間もない会社であったとしても利用できるベンチャーキャピタルとファクタリングの違いを明らかにします。
ベンチャーキャピタルとファクタリングの違いその1~リスク~
・ベンチャーキャピタルのリスク・・・経営権を乗っ取られる可能性あり
・ファクタリングのリスク・・・基本的になし
資金調達を行うときには「リスク」に目を向けなければなりません。
絶対に安全な資金調達方法はありませんが、少しでもリスクが低い方法を選択していくことも会社を守るためには必要になってくるのです。
ベンチャーキャピタルの最大のリスクは経営権の失う、というものです。
そもそもベンチャーキャピタルが行っているのは出資です。
企業に資金を提供することで、その見返りとして株式を受け取ることになります。
その株式の比率が51%を超えてしまうようなことになると、経営者自身の経営権はないと言っても過言ではありません。
会社を乗っ取られた状態になり、自分の思ったような事業ができなくなる恐れもあります。
他にも利益が出た場合には「配当金を出さなければならない」などの細かなデメリットもあります。
ファクタリングに関しては、「償還請求権あり」の契約を結ばなければ特に大きなリスクはありません。
融資ではないので返済もないのです。
「償還請求権あり」にしてしまった場合のみ、売掛先が売掛金を支払わなかったときは自社が代わりに対応しなければなりません。
リスクゼロでファクタリングを利用したいのであれば、「償還請求権なし」の契約を結びましょう。
※「償還請求権あり」のファクタリングは売掛金の売買というよりかは売掛金を担保とした「売掛債権担保融資」の側面が強い取引です。
ベンチャーキャピタルとファクタリングの違いその2~資金調達額~
・ベンチャーキャピタルからの資金調達額・・・企業の将来性による
・ファクタリングによる資金調達額・・・売掛金の金額による
資金調達額に関しては、高額対応も可能なのがベンチャーキャピタルです。
ベンチャーキャピタルからどの程度の評価を受けるかにもよりますが、高く評価された場合には数千万円や数億円の資金調達が可能になることもあるのです。
一方でファクタリングに関しては、ベンチャーキャピタルのように高額の資金調達ができるわけではありません。
調達額は売掛金の金額が左右することになるのです。
売掛金から一定金額が手数料として差し引かれ、その上で振り込まれてくることになります。
売掛金額が低ければ、当然少額の資金調達しかできないのです。
ベンチャーキャピタルとファクタリングの違いその3~資金提供側の目的~
・ベンチャーキャピタルの目的・・・上場
・ファクタリング業者の目的・・・売掛金の回収
資金を提供する側がどのようなことを希望しているかも資金調達では重要になります。
ベンチャーキャピタルに関しては、資金提供することによって得られた株式の価値が上昇することを望んでいます。
最終的には出資した企業が上場し、取得していた株式を高く売る、といったことを希望しているわけです。
ベンチャーキャピタルの出資はハイリスク・ハイリターンとされており、実際に出資した企業のうち上場するのは1割程です。
ファクタリング業者に関しては、取得した売掛金が問題なく回収できることを望んでいます。
自社の経営状況の改善などについてはあまり興味がありません。
業者の目的は売掛金の回収であるからです。
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