カテゴリー: ファクタリング
ファクタリングで手数料をより安くするためにできることは?実行して資金調達額を上げよう!
ファクタリングによる資金調達で大きな影響を受けるのが手数料です。ファクタリングは融資ではないので、その手数料も利息制限法が適用されません。
そのため、手数料を多く支払うことになり、実質的な資金調達額が減ってしまうことがあります。なるべく、本来の売掛債権(売掛金)額面に近い金額を資金調達するためには、手数料をより安くすることが大切です。
ファクタリングで手数料をより安くするためには、何ができるのでしょうか?どういうポイントに気を付ければよいのでしょうか?
今回はファクタリング手数料をより安くすることに焦点を当てて解説していきます。
ファクタリング手数料をより安くするためにファクタリングの計算式を再確認
ファクタリングで資金化できる金額は、以下の公式で計算されます。基本的なことですのでまず押さえておきましょう。
資金化できる金額は
資金化金額=(売掛債権(売掛金)額-(売掛債権(売掛金)額×手数料率)
で計算されます(本当はここに「掛け目」(買取率)も反映されます)。
手数料率をより安くできれば、実際に資金調達できる金額も上がります。
手数料をより安くすることが事業主様にとって重要なのは、ここから導かれます。
大前提は3社間ファクタリングを用いる
手数料をより安くするための大前提は2社間ファクタリングではなく3社間ファクタリングを申し込むことです。2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは手数料が違いすぎます。
2社間ファクタリングでいくら手数料をより安くするテクニックを使っても、何もテクニックを講じない3社間ファクタリングには到底及びません。
手数料をより安くして、実際の資金調達を上げるには、3社間ファクタリングを申し込むことが大前提になります。
ここで、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの比較表を載せておきます。
比較要素 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
---|---|---|
手数料 | 高い | 安い |
手数料率平均 | 10%~20% | 1桁%(数%) |
ファクタリング会社へ誰が支払うか | 債権者(ファクタリングした事業主様) | 債務者(売掛先、取引先) |
売掛先へのファクタリングした旨の通知 | されない | される、バレる |
資金化までの時間 | 早い | やや遅い |
手数料率が2社間ファクタリングと3社間ファクタリングではまったく違うことが確認できます。
いくら2社間ファクタリングでより安くするための方策をとっても、3社間ファクタリングに追い付けないことがわかります。
そうしたこともあり、資金調達額を上げるため、手数料をより安くするためには3社間ファクタリングという結論になります。
3社間ファクタリングの中でも特殊なファクタリング「診療報酬ファクタリング」など
3社間ファクタリングは2社間ファクタリングと比べると圧倒的に手数料が安いのですが、もし事業主様が病院やクリニック、介護施設等公的保険制度を使っている事業者であれば、「診療報酬ファクタリング」「医療ファクタリング」「介護報酬ファクタリング」など特別なファクタリングを使えます。
これらのファクタリングは手数料率が0.5%など1%を切るものもあります。ここまで低いと、手数料負担は、利用条件の良い融資と変わりません。しかも、融資よりも圧倒的に早く資金調達できます。
診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリングなどの手数料が非常に安いのは、債権者である病院、クリニック、介護施設に対する債務者である社会保険支払基金や国民健康保険団体連合会(国保連)が倒産しないからです。
倒産しなければ、売掛債権(売掛金)を100%回収できます。社会保険支払基金や国民健康保険団体連合会が倒産すれば、この国が崩壊してしまいます。
もし、これらを売掛先とする売掛債権(売掛金)を持っている場合は、通常の3社間ファクタリングではなく、診療報酬ファクタリングや介護報酬ファクタリングを実施しているファクタリング会社にお願いしましょう。
手数料をより安くでき、実際の資金調達額が大きく増えます。
3社間ファクタリング手数料をより安くする方法
手数料をより安くするためには、3社間ファクタリングを選んだうえで下記の方法を実践してください。これで、可能な限り手数料を極小化できるはずです。
安い手数料率を提示しているファクタリング会社を選ぶ
当然ですが、最初から手数料が安いファクタリング会社を選ぶことで、3社間ファクタリングにおいても資金調達額を上げられます。
例えば、HPに出ている手数料率が
- A社:3社間ファクタリング手数料 1.5%~
- B社:3社間ファクタリング手数料 2.5%~
であれば、A社のほうが内容にもよりますが、安い手数料で3社間ファクタリングできる可能性があります。
ただし、上限について言及がないと、A社の3社間ファクタリング上限が10%以上、2桁%という可能性もあります。ただし、全般的に最低手数料率が低いファクタリング会社の方が、手数料をより安くできます。
売掛先の信用力が高いものを選ぶ
手数料は売却する売掛債権(売掛金)の回収不能リスクに反比例します。絶対回収できる売掛債権(売掛金)ならば手数料はより安くなります。
上記の診療報酬ファクタリングなどの手数料がとても低いのは、回収できないことがあり得ないからです。
もちろん、本来患者3割負担のところ1割負担で計算してしまい、過剰請求してしまうようなことはありますが、社会保険支払基金が倒産して支払えないことはあり得ません。
ファクタリング手数料をより安くするためには、社会保険支払基金並みの社会的信用度がある売掛先、つまりインフラ系大企業や日本を代表するメーカー、行政機関などの売掛債権(売掛金)をファクタリングすることです。
これなら回収できないリスクが極めて低いので、ファクタリング会社が引き受けるリスクも下がり、ファクタリング手数料がより安くなります。
売掛債権(売掛金)の金額が多いものを選ぶ
高額の買い物をすればサービスがよくなります。それと同じで、売掛債権(売掛金)の金額が高ければ、ファクタリング手数料が受け取る手数料も多くなります。
大口の利用者に自社の利用を促す意味でも、高額な売掛債権(売掛金)の場合、手数料をより安くして、サービスを向上させます。
初回債権や単発債権の場合、回収漏れリスクもありますが、ずっとお願いしている売掛先のファクタリングならば、1回の金額が高額になるほど手数料はより安くなります。
大口顧客には手数料をより安くしてさらに利用を促す、という流れになります。
売掛債権(売掛金)の支払いサイトが短いものを選ぶ
売掛債権(売掛金)の支払いサイト(締め日から実際の入金日)が長いほど、ファクタリング会社の回収不能リスクが高くなります。
3か月先に回収する売掛債権(売掛金)と半月先に回収する売掛債権(売掛金)では、後者の方がファクタリング会社にとってありがたいものになります。
そのため、リスクが低い後者、つまり支払いサイトが短い売掛債権(売掛金)の方が、ファクタリング会社として手数料をより安くできます。
相見積もりをとる
常連、「お得意様」になっているファクタリング会社を選ぶのを次項で述べますが、その際に他社にも相見積もりをとっていることをほのめかしても良いかもしれません。
今は常連だけど、他社がよりよい条件を出してくれば、ファクタリング会社を変える可能性があるとそれとなくほのめかせば、常連になっているファクタリング会社もより手数料を安くすることで引き留めようとするはずです。
「お得意様」「常連」になっているファクタリング会社を選ぶ
3社間ファクタリングの利用回数が多いと「お得意様」「常連客」として信頼されます。
どの商売でもそうですが、常連客、固定客は大事にされます。そのため、ファクタリング会社も利用歴が多い人を「お得意様」として優遇します。
お得意様をつなぎとめるためには、手数料をより安くして、特別サービスを提供するはずです。
事業主様はすでに信頼を得ているので、ファクタリング会社の態度がよくなります。ひょっとすると2社間ファクタリングでも3社間ファクタリング並みの手数料率を提示してくれるかもしれません。
手数料以外の費用を請求するファクタリング会社は避ける
3社間ファクタリングで手数料率をより安くすることに成功しても、ファクタリング会社によってはそれを埋め合わせるために手数料とは別の、手数料以外の費用を請求するところがあります。
いくら見かけ上、手数料率をより安くできたとしても、結果的に高い手数料を支払うのと同じことになるため、手数料以外を請求するファクタリング会社は避けてください。
手数料以外の費用として代表的なものは以下になります。
- ファクタリング手数料
- 事務手続き費用
- 債権譲渡登記費用
- 契約書添付収入印紙代
- 登記抹消費用(抹消する場合のみ発生する)
- 審査手数料
- 着手金
ファクタリング手数料をより安くできても、他の費用を請求されてしまえば意味がありません。これらの費用を請求するファクタリング会社があれば要注意です。
また、ファクタリングには消費税がかかりません(非課税取引)。もし諸費用に消費税を上乗せしているファクタリング会社があれば、意図的にやっている悪徳業者の可能性があります。やはり要注意で、取引をやめておいた方が良いでしょう。
この点に注意すれば、手数料をより安くする取り組みは成功します。ぜひチャレンジしてください。
ファクタリング手数料をより安くするためには実績あるファクタリングにしよう!株式会社No.1がおすすめ
ファクタリング手数料をより安くするためには、いくつかの方法がありますが、大前提として、元々の手数料が安いファクタリング会社に依頼することが大切です。
元々の手数料が安いファクタリング会社に依頼したうえで、手数料をより安くするための諸テクニックを行うべきです。
より安くする大前提は、元々の手数料が安いファクタリング会社にお願いすることです。そこから以下により安く手数料を下げられるか条件交渉になります。
「株式会社No.1」によるファクタリングは、元々のファクタリング手数料が安く、3社間ファクタリングならば手数料率1ケタ台前半も可能です。そのうえでより安くする取り組みをしていただければ、資金調達できる金額も増えます。
まず当社株式会社No.1に相談していただき、手数料をより安くできるかどうかお尋ねください。株式会社No.1といたしましても、貴意に添えるよう可能な限りお勉強させていただきます。
まずお問い合わせください。手数料をより安くできる請求書についてもアドバイスできます。
何卒宜しくお願いいたします。
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