カテゴリー: ファクタリング
ファクタリングはどのくらい手数料がかかるのか?平均以上の手数料の会社は地雷なので避けよう
ファクタリングを行う際には、手数料がかかります。この手数料によって実際に資金調達できる金額が決まるので、非常に重要なポイントになります。
なるべく安い手数料でファクタリング契約したいのですが、相場としてどのくらいの手数料が適切なのか平均を知る必要があります。
今回は各ファクタリングの平均的な手数料相場についてご紹介します。あまりに高い手数料の会社は地雷、悪徳企業の可能性もあるのでご注意ください。
資金調達金額の計算方法をチェック
実際にファクタリングで現金化、資金調達できる金額は手数料だけでは決まりません。しかし、手数料が最重要ポイントなのには変わりありませんが、今一度現金化できる金額の公式を確認しておきましょう。
【(売掛金×掛け目)-(売掛金×掛け目×手数料率)=実際に調達できる現金】
になります。
売掛金100万円、手数料率10%、掛け目(買取率)80%のファクタリングの場合、現金化できるのは
(100万円×80%)-(100万円×80%×10%)=80万円-8万円=72万円
になります。手数料率が高ければ、手数料の総額も大きくなり、売掛金の総額から大きく資金調達額が減ります。
手数料の多寡が調達できる資金を大きく左右します。したがって、手数料(率)の平均、相場を知ることは何よりも重要なポイントになります。
ファクタリングの手数料の平均
それでは、最重要事項であるファクタリング手数料の平均についてまとめてみました。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの平均的な手数料率です。
- 2社間ファクタリング 平均手数料率 10%~20%
※20%以上の場合要注意 - 3社間ファクタリング 平均手数料率 1%~9%(10%未満)
※10%以上の場合要注意
これが目安になります。2社間ファクタリングの場合は、20%を超えるファクタリング契約、3社間ファクタリングの場合は2桁%の手数料率のファクタリング契約はやめておいたほうがいいでしょう。
<h4>その他のファクタリング手数料率の平均< h4=””> </h4>その他のファクタリング手数料率の平均<>
2社間ファクタリング、3社間ファクタリング以外にもファクタリングはあります。それらのファクタリング手数料についても合わせてまとめました。
ファクタリングの種類による手数料率の比較です。
ファクタリングの種類 手数料率
一括ファクタリング 2社間ファクタリング 10%~20%
3社間ファクタリング 1%~9%
医療ファクタリング 0.5%~2%
国際ファクタリング 1%~2%
保証ファクタリング 2%~15%
診療報酬債権を売却する「医療ファクタリング」の手数料は非常に低く、融資と同じ感覚で使えます。
0.5%の場合、融資を年利換算しても 0.5%÷2か月×12か月=3%です。本当に手数料が低い場合、審査が緩く、迅速に決定されるファクタリングの長所が生きます。
ファクタリングの手数料を決める要因
手数料の平均は以上になりますが、手数料とはファクタリング会社の利益、儲けです。ファクタリングの手数料はどのようにして決定されるのでしょうか?
みなさんがお持ちの売掛債権の内容によって、手数料率が決まります。内容次第で、平均を下回ることも、上回ることもあり得ます。
それは様々なリスクや回収の可能性、債権の信用力などを総合的に考慮し決まります。ここではその要因について解説します。
2社間・3社間ファクタリングどちらか?
まず、希望するファクタリングが2社間ファクタリングなのか3社間ファクタリングなのかで手数料が大きく異なります。売掛先の了解を得ているかどうかで債権の回収リスクが変わってくるので、売掛先の同意がある3社間ファクタリングのほうが手数料は低くなります。
2社間ファクタリング業者の手数料相場
相場平均は10%~20%です。もし10%未満のものがあれば、それは優良業者である可能性が高いです。一方20%超~30%は悪徳業者の可能性があります。20%を超える手数料の2社間ファクタリングはよくよく考えて利用してください。
3社間ファクタリング業者の手数料相場
相場平均は1%~9%です。手数料率が10%を超えるところは悪徳業者の可能性が高く避けましょう。1%未満のところはさすがにほとんどないようです。できれば1%~5%のところが望魔数です。手数料率が1%~1.2%ならば金利換算しても利息制限法の上限内におさまるので優秀です。この手数料率なら、融資の代わりに恒常的に利用するのもありです。
売掛金の信用力
売掛金が確実に回収できそう、入金がなされそう、こうした要因です。売掛先が誰でも知っている有名企業であれば、回収不能になったり入金されなかったりするリスクは低いので手数料率が低くなります。
逆に聞いたことがない会社や、市場のうわさなどで経営が危なそうな会社の場合、倒産や不払いになる可能性があり、売掛金回収リスクが高くなります。そうした場合は、リスクヘッジのために手数料率が高くなります。
利用者の評判、経営実態
ファクタリングの申し込み者、利用者が信頼に足る人物なのか、うわさやネットをもとに判断材料にします。また経営実態についても、信用情報調査はしません(できません)がそれ以外の方法で可能な限り調べます。
人物高潔で良好な経営をしているとわかれば手数料は低くなりますが、逆に評判が悪い人や会社ならば手数料は高くなり、リスクヘッジを取ろうとします。
売掛金額の多い、少ない
売掛債権の金額が高い場合、手数料率を乗じれば利益も多くなります。逆に売掛債権の金額が少ないと、あまり手数料額が多くなりません。金額が低い債権はコスパが悪いため、手数料率は高くなります。逆に金額が高い債権は、手数料率を低くしても利益が出るため、利用を促す意味で手数料率を低く抑えます。
償還請求権の有無
売掛先から回収不能になった場合、債権者(ファクタリング利用者)に肩代わりを請求できる償還請求権ですが、それがない場合ファクタリング会社が損を被ることになります。したがって、償還請求権がないファクタリング(ノンリコース)はリスクヘッジのために手数料が高くなります。
逆に償還請求権があれば、回収できなくても利用者に請求できるのでリスクヘッジされます。その場合、手数料は低く抑えられます。
ファクタリングの利用回数
初回は手数料が高くなります。どこの誰だかわからない会社や個人の売掛債権を買い取るのはやはりリスクがあります。
ファクタリングの実績を詰む毎に「優良顧客」「お得意様」となっていくので、手数料率が下がっていくことになります。
手数料以外にかかる費用
ファクタリングの買取価格は【(売掛金×掛け目)-(売掛金×掛け目×手数料率)】以外の要素も若干絡みます。具体的には手数料以外の費用です。
- 事務手続き費用(必要がない場合もある) 0円~30,000円
- 債権譲渡登記費用(必要がない場合もある) 40,000円~50,000円
- 契約書添付収入印紙代 200円~200,000円
- 債権譲渡登記費用(2社間ファクタリング)
- 登記抹消費用(抹消する場合のみ発生する) 30,000円から40,000円
- 着手金(場合によって発生する) 30,000円~50,000円
これらの費用は、ファクタリングが世に出た当初は多くの会社で請求していましたが、競争が激化するとともに消えていき、現在は「手数料」に含むようになりました。わざわざ別建てで請求する場合、悪徳業者の可能性があります。
なお、ファクタリングは非課税取引ですので、手数料などに消費税はかかりません。ここにさらに消費税を請求してくる業者がいた場合、消費税分を丸々着服しようとしている悪徳業者の可能性が高く、取引しないようにしてください。
ファクタリング手数料は最重要要素!平均よりも高いところは可能な限り避けましょう
ファクタリング手数料の平均についてご理解いただけたはずです。平均よりも高いところは基本的に避けてください。また、平均ですので、みなさんの持っている(売りたい)売掛債権次第では「低リスク」と査定され、手数料が大きく下がる可能性があります。
口コミを調べる、相見積もりをとるなどして、手数料が低く、現金化できる金額が高いファクタリング会社をぜひ選んでください。
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