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ファクタリングの営業電話は要注意!ヤミ金融のフロント企業の可能性も!
金融機関から営業電話がかかってくることはたまにあるかもしれません。しかし、その場合誰もが知っている金融機関を名乗ります。
消費者金融からの営業電話は今ではあまり聞かなくなりました。一連の過払い金請求などで、消費者金融業界が厳しくコンプライアンス遵守を行っている証拠でもあります。
ファクタリングの営業電話はどうでしょうか?受けたことがない人も多いはずです。もしファクタリング会社を名乗る営業電話がかかってきた場合、「渡りに船」ということで利用してもよいのでしょうか?
そこには大きな罠が潜んでいる可能性があります。基本的に営業電話に乗るべきではないというお話を今回はいたします。ぜひ参考になさってください。
ファクタリングの営業電話はファクタリング会社ではない可能性
ファクタリング会社を名乗る営業電話はそもそも、本当に存在するファクタリング会社かどうかわかりません。
ヤミ金融や反社会的勢力が行っている可能性
ファクタリングは銀行や消費者金融のように法律でガチガチに規制されていないのは有名です。当事者間の自由な契約によって進むので、臨機応変、迅速な対応が可能になります。
その反面、ファクタリング会社の開業についても、基本的に自由です。銀行のように許可が必要で審査があるというものではなく、買い取り資金があればだれでも開業できます。
そのことを利用して、銀行や消費者金融などの開業許可が下りない、札付きのヤミ金融や、そもそも存在自体が問題な反社会的勢力の資金源になっている可能性があります。
ファクタリングの手数料を高額にして、それを資金源にしています。ファクタリングは規制が緩いので、法外な手数料や悪辣な契約条件も合法になってしまいます。
片っ端から営業電話をして、金策に困っている事業者を見つけターゲットにします。ターゲットにされた事業者は何とか資金調達したい一心で高額の手数料を支払いファクタリングしてしまいます。
このようなことから悪質業者はファクタリング漬けにし、結局もともとの売掛金よりも少額しか資金調達できなくなり、ここでヤミ金融や違法な貸付の提案をし、以後は脅迫、威嚇、実力行使などで事業者を追い込んでいきます。
そのきっかけとしてファクタリングの営業電話が使われている可能性があります。
そもそもみなさんの会社の電話番号はどこで?
そもそも銀行などからかかってくる営業電話は、口座がある銀行のはずです。口座を作る際に同意書などに署名して、新しいプランの紹介や新規借り入れ等の営業電話がかかってくるかもしれません、というものに同意しているはずです。
そういうこともあり、口座がある銀行からの営業電話はありますが、口座がない銀行からの営業電話、あるいはDM(ダイレクトメール)はないはずです。
しかし、ファクタリング会社を名乗る事業者から営業電話がかかってくる場合、利用したことがない事業者がほとんどのはずです。
彼らは何の権限で電話をしているのでしょうか?みなさんの事務所の電話番号をどこで知ったのでしょうか?この時点で疑いを持ってください。HPに電話番号を掲載しているなら、業界名簿や業界団体のHPなどでみなさんの会社を調べて営業電話をするかもしれません。
そうでなければどこかでかなりグレー(違法にもなる)な名簿を入手したことになります。そんなことをする「ファクタリング会社」(「」付きなのは、本当のファクタリング会社ではなく、自称ファクタリング会社のヤミ金融や反社会的勢力の可能性があるからです)を信頼できませんよね。
後は、夜中や営業時間外も含めて突然固定電話に電話がかかってきて、ワン切り(1回コールが鳴りそのまま切れる)ことがあります。詳細は不明ですが、与信情報を調べる(信用調査)会社が無作為に電話をかけているという説があります。
電話番号が実際に使われているものかどうか、レンタル電話ではないか、電話料金を滞納してないかなどを、実際に電話をかけることで調査しているらしいというものです。
もう1つが、今回議題に出している営業電話のように、その電話番号に電話があることを確認し、集めた情報を名簿屋のように売っている業者がいるらしいということです。
与信会社が情報を横流ししていれば、与信会社の信用がなくなるので、あるとすれば後者の「電話番号屋」でしょうか。この場合、電話番号を公開しないよう対策をしても防げません。
通常の営業電話とヤミ金融や反社会的勢力の悪徳業者の営業電話を見分ける方法
基本的に営業電話をかけてくる「ファクタリング会社」には注意が必要ですが、中にはまっとうなファクタリング会社の営業電話もあるかもしれません。絶対に取り合ってはいけない営業電話とある程度信頼できる営業電話はどこで見分ければよいのでしょうか?
固定電話ではない
ナンバーディスプレイやスマホならば相手の電話番号がわかります。ここで固定電話ではなく携帯電話の場合はやめておきましょう。
これは融資にも言えます。090-、080-など携帯番号で始まる消費者金融はほぼ確実にヤミ金融なのと同じ論理です。
1つの場所に定住できない、事務所を探されると困るから固定電話ではなく携帯電話でかけてきます。
また非通知設定で電話してきている場合も同じで取り合ってはいけません。やましいことがなければ正々堂々自社の電話番号を通知してくるはずです。
「ファクタリング会社」からの営業電話が
・携帯電話の場合
・非通知設定
の場合はその時点で拒否しましょう。その「ファクタリング会社」はまともな会社ではありません。
ホームページがない
営業電話で「ファクタリング会社」の社名を聞き、社名で検索してもホームページが見当たらない場合も、それ以上話を進めてはいけません。
これはファクタリング会社に限らず、信用を得る場合、簡素でもホームページを作るべきなのです。まして、売掛債権を買い取って現金化するファクタリングならば、その会社の信用度を高めるためにホームページは必須と言えるでしょう。
法人登記がない、個人事業主である
個人事業主が「ファクタリング会社」を経営することは法的には問題ありません。しかし会社設立登記をせず、個人事業主で資金調達を助ける事業を行うのは信用を得ることが難しいです。
会社登記しないと、どこの誰が代表をしていて、どこに本店や事務所があるのか、本業は何なのか(ファクタリングが副業の可能性も)わかりません。
もし「株式会社○○」を名乗っていても、その会社が本当に設立登記しているかわからず、会社設立登記をせずに勝手に会社を名乗っている可能性だってあります。
法務局へ行き商業登記簿謄本を取得しなくても、国税庁の法人番号公表サイトで登記地や何年開業かなどが検索できます。
社名でヒットしない場合、架空の会社をでっち上げているかもしれません。営業電話に出た後は、必ず法人番号公表サイトで検索してください。
ファクタリング手数料が著しく高額あるいは不明瞭である
営業電話の際に、ファクタリング手数料を聞いてみましょう。
ファクタリング手数料の相場は
・2社間ファクタリング:10%~20%
・3社間ファクタリング:1桁%
です。それ以上の手数料を提示してきた場合、悪徳業者やヤミ金融、反社会的勢力である可能性も否定できません。
あるいは、営業電話の段階で手数料について明確にせず言葉を濁した場合もNGです。ファクタリング契約までに巧妙に手数料をごまかして、高額の支払いをさせる可能性があります。
はっきりと手数料を営業電話で話せないケースもやましいことをしている自覚があるからと捉えることもでき、悪質業者の可能性が高いです。
こういう「ファクタリング会社」とは契約してはいけません。速攻断って電話を切りましょう。
ファクタリングではなく融資をすすめてくる
最初はファクタリングをすすめる営業電話でも、次第に「ファクタリングよりも融資の方がいいですよ」となれば「本性を現した」ということになります。
「ファクタリング会社」の実態はヤミ金融であり、高利の融資を借りさせて返済ができない状態にして、仲間の「貸金業者」からまた高利で借入させて・・・と破滅に追い込んでいきます。
ファクタリングならば、その売掛金の支払日になり返済すれば契約は終了ですが、融資ならば何か月も何年も利息を支払わせることができます。
「ファクタリング会社」の狙いがファクタリングの手数料ではなく、融資の利息だとすれば、積極的に融資をすすめてくる可能性があります。
しかし融資ができるのは、許可を受けた会社のみです。許可なく融資をしてくるのは100%悪徳業者、ヤミ金融、反社会的勢力ですので絶対に契約してはいけません。
これらの悪徳業者の場合は、利用者がファクタリングのつもりでも「契約書を見たら融資の契約になっている」可能性すらあります。
途中でファクタリングから融資へおすすめを切り替える会社は、営業電話の段階で見抜いてください。
営業電話からではなく信頼度が高い「No.1ファクタリング」をおすすめします
営業電話がすべて悪いとは言い切れず、優良会社だって営業電話をすることがあります。
しかし、何度も断っているのにしつこく営業電話をしてくる会社やその会話内容によっては悪徳業者の可能性があります。
本当に信頼でき実績あるファクタリング会社ならばしつこい営業電話はせずとも十分な顧客を持っています。
「株式会社No.1」は歴史と実績のあるファクタリング会社です。着実に実績を上げ、顧客満足度もおかげさまで高くなっています。
さまざまなファクタリングメニューを提供し、可能な限りみなさんの希望に添えるよう尽力します。
是非お問合せください。もちろん強引な営業などはしませんのでご安心ください。ファクタリングを利用するかしないかはみなさん次第です。
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