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三田証券のファクタリングの評判は?手数料、審査、口コミやおすすめ利用法などを徹底解説

今回は、「三田証券」というファクタリング会社を紹介します。

ファクタリングにはさまざまなものがあり、その中でも医療系のファクタリング、つまり「診療報酬ファクタリング」や「介護報酬ファクタリング」「調剤報酬ファクタリング」は条件が良く、高額買い取りが可能です。

医療系ファクタリングは、その診療報酬や介護報酬、調剤報酬の請求先が、社会保険診療報酬支払基金や国保連であり、これらの公的機関は倒産することがないので、返済遅延、返済不能リスクがないと言われています。

そのため、さまざまなファクタリングの中でも、特に低手数料で資金調達できるのが、診療報酬ファクタリングをはじめとした医療系ファクタリングです。

今回は、医療系ファクタリングを行っている「三田証券」を紹介します。その名の通り、証券会社ですが、さまざまな業務を行っています。

果たして、三田証券とはどのようなファクタリング会社なのでしょうか?

ファクタリングについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングを徹底解説|ファクタリング初心者必見

「三田証券」とはどのような会社か?

まず、三田証券のファクタリングについてその概要を説明します。三田証券は1949年創業の歴史ある証券会社で、本社は東京都中央区に位置し、大阪市にも支店を構えています。証券会社としての事業に加え、ファクタリングをはじめ、資産運用サポート、投資銀行関連業務、不動産分野、ディーリング、各種ローンなど、幅広い分野でサービスを展開しています。

他社との差別化を意識し、独自の商品やサービスの企画・開発に力を注いでいるのが特徴で、たとえば「町家再生プロジェクト」など独創的な取り組みでも知られています。

さらに、業務の質を高めるために専門知識を有するスタッフを数多く採用しているほか、外部のプロフェッショナルとの連携も積極的に進めています。その結果、資金調達に関する相談にも柔軟かつ高度な対応が可能であり、また専門家の知見を活かすことで社内体制やコンプライアンスの強化にもつなげています。

三田証券のファクタリング概要

三田証券のファクタリングサービスは、医療機関・介護事業者・調剤薬局を対象としたもので、診療報酬債権や介護報酬債権、調剤報酬債権の売却に対応しています。つまり、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、そして調剤報酬ファクタリングを実施します。

請求額に対して最大95%まで資金化できるため、他社よりも高い割合での調達を希望する方にとって有利なサービスといえます。手続きは申込み後、審査・契約・資金実行の3段階で進められ、最短で1週間ほどで入金まで完了する点も魅力の一つです。

さらに、すでに請求済みの債権だけでなく、未請求分も含めて最大2か月分までファクタリングの買い取り対象としています。また、医療機関や介護施設、調剤薬局向けに、診療報酬債権2か月分に相当する金額を上限とした融資サービスも用意します。これらを組み合わせることで、最大で4か月分相当の資金確保が可能となり、資金繰りをより柔軟に行える体制が整っています。

三田証券のファクタリング条件は以下になります。

【三田証券のファクタリングサービスの概要】

審査通過率 非公開
手数料 0.4%~ +初回のみ事務手数料33万円
契約方式 診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリング
入金までのスピード 最短1週間
買い取り可能額 診療報酬等の最大2か月分
必要書類 決算書・税務申告書、診療報酬等請求書、支払決定通知書など
対象者 医療法人、病院、クリニック、介護事業者、調剤薬局
運営会社 三田証券株式会社

三田証券は病院、クリニック、歯科クリニックだけではなく、調剤薬局、介護事業所など医療関係の事業主様ならば問題なく利用可能です。

三田証券の各重要項目について解説

三田証券の各項目について上の表に沿って解説していきます。

審査通過率

三田証券では、審査通過率を公表していません。しかし、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリングができる事業主様ならば社会的信用も高くなっています。もちろん、売掛先が社会保険診療報酬支払基金や国保連なので倒産するリスクがなく、審査通過率も通常(60%~70%)よりも高くなることが期待されます。

手数料

三田証券のファクタリングにおける手数料は、0.4%以上となっています。1%未満での資金調達も可能であり、また掛け目(買取率)が85%~95%なので、債権額の90%超を資金化できる可能性が高くなっています。0.4%という手数料は破格の安さです。

医療系ファクタリングだから可能な数字になっています。

ただし、初回については「事務手数料」として33万円~の支払いがあるようです。これについてはチェックしておいてください。

契約方式

三田証券で取り扱うファクタリングは、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリングの各医療系ファクタリングです。

医療系ファクタリングは3社間ファクタリングの仕組みになりますので、社会保険診療報酬支払基金や国保連に債権譲渡通知をします。ファクタリングがバレますが、そこでマイナスになることはありません。社会保険診療報酬支払基金や国保連は個々のクリニックや薬局がファクタリングしても、取引をしない選択肢がないからです。

入金までのスピード

三田証券のファクタリングは最短1週間です。3社間ファクタリングの枠組みを利用して、1週間なら標準的~早いくらいになります。

まったく問題はないでしょう。

買い取り可能額

三田証券のファクタリング買い取り金額は上限が決まっておらず、診療報酬債権や介護報酬債権の「2か月分」が最大になります。

必要書類

三田証券の必要書類は医療系ファクタリングなので、通常のファクタリングとは異なります。

医療系ファクタリングの必要書類は

      

  • 直近の申告決算書一式
  •   

  • 直近の診療報酬、介護報酬等の支払額決定通知書
  •   

  • 直近の診療報酬、介護報酬等の請求書

などになります。決算書。確定申告書、報酬の(社会保険診療報酬支払基金や国保連への)請求書、支払額決定通知書が医療系ファクタリングの必須書類と言われています。三田証券も基本この3つと別途指定されるかもしれない書類になります。

対象者

三田証券の医療系ファクタリングは診療報酬、介護報酬、調剤報酬ファクタリングを行うため、対象者は一般的な事業主様ではありません。

病院、クリニック、歯科クリニック、介護事業所、調剤薬局が対象になります。

三田証券の申し込み手続きの流れ

三田証券ではどのようにファクタリングするのでしょうか?三田証券の申し込み手続きはホームページに記載がないため、お問い合わせください。

オンライン云々の記載がないので、対面か、少なくとも郵送やFAX等のやり取りが発生する可能性があります。

三田証券のメリットとデメリット

三田証券を利用する際の、メリットとデメリットについてもしっかり押さえておきましょう。

三田証券のメリット

三田証券を利用するメリットは以下になります。三田証券のメリットをしっかり押さえてください。

医療、介護、福祉分野に特化したファクタリングを行っている

三田証券では、医療機関・介護事業者・調剤薬局を対象とした幅広いファクタリングサービスを展開しており、診療報酬・介護報酬・調剤報酬のいずれの債権にも対応しています。これほど多様な医療関連債権を一括で取り扱える企業は多くありません。

また、社会保険診療報酬支払基金や国保連からの入金を待たずに資金を確保できる点が大きなメリットです。たとえば、高額な設備投資を行う際など、まとまった資金が必要な場面でも柔軟に活用することが可能です。

手数料がとても低い

三田証券のファクタリング手数料はとても安く「0.4%~」になります。

0.5%未満の手数料はファクタリングでは破格です。これだけ低いのですから、実際に資金調達できる金額がとても多くなります。

社会保険診療報酬支払基金や国保連が、売掛先としていかに信用されているかの証拠だと言えます。

融資とのシナジー効果も期待できる

三田証券では、「ファクタリング+融資」というプランを用意しています。ファクタリングが診療報酬等の最大2か月、融資も同等の2か月で、計4か月分の資金を一度に調達できます。

融資の条件は「年率4.8%~18.0%」で、貸金業の金利(利息制限法範囲内)としては低めになっています。こちらは融資なので、信用情報照会や信用情報への記載があります。

ファクタリングで資金が足りない場合、同じ会社で必要最低限の融資を受けられます。これにより、高額の医療機器購入などの設備投資にも迅速に対応できます。

三田証券のデメリット

一方、三田証券にはデメリットもあります。デメリットも知っておきましょう。

即日資金調達ができず時間がかかる

三田証券の各種ファクタリングは即日資金調達できません。

診療報酬ファクタリングや介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリングは3社間ファクタリングになるので、どうしても時間がかかってしまいます。「明日お金が欲しい」という事例には使えないのでご注意ください。

初回事務手数料がかかる

三田証券では初回事務手数料(33万円~)がかかります。ファクタリングが日本にやってきた当初は、さまざまな手数料、費用がありましたが、今は「手数料」に包含されることとなり、別途請求するところは減りました。

しかし、三田証券は20年くらい前にあった「事務手数料」(着手金)を残しています。これを含めれば、手数料も見た目よりは高くなってしまいます。とはいえ初回だけですが、ご注意ください。

オンラインファクタリング等遠隔地の事業主様への言及がない

三田証券は東京都中央区日本橋にありますが、来店必須なのか(大阪支店も含めて)、オンラインや郵送で手続きできるのか記載がありません。

来店必須の場合、首都圏や関西圏以外の事業主様の利用がかなり難しくなります。オンラインシステムがなくても、メールや電話、郵送、FAXで手続きできるファクタリング会社もあります。

遠方の方はぜひ問い合わせていただき、来店不要でファクタリングできるか確認してみてください。

三田証券の評判と口コミ:利用者のリアルな声を紹介

三田証券の口コミや評判を抜き出してみました。

「他社では買取率が8割程度のところが多い中、こちらでは9割以上で対応してもらえたのは本当に助かりました。うちのクリニックでは医師と看護師の採用を急いでいたため、できるだけ多くの資金を確保することが最優先だったんです。契約期間や解約条件など気になる点はいくつかありましたが、相談すれば柔軟に対応してもらえたので安心できました。手数料も納得できる水準で、総合的に見てもメリットの方が大きいと感じたので、最終的に契約を決めました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

「申し込みから資金化までの流れがとてもスムーズで驚きました。審査から契約完了まではおよそ1週間ほどで、その後レセプトを提出してから実際に入金されるまでも2〜3日程度だったと思います。うちのクリニックは正直、経営面でそこまで余裕があるわけではないのですが、診療報酬債権の信頼性に加え、三田証券さんが柔軟に審査してくださったおかげで利用できたのだと感じています。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

「他社の診療報酬ファクタリングと比べても、こちらは資金が入るまでのスピードが早く、とても助かりました。掛目の条件も悪くはなく、納得できる範囲だったと思います。ただ、契約期間の長さや事務手数料については少し気になる点もありました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

病院やクリニックの評判が高いことがわかります。事務手数料がデメリットになるかもしれないのもそうかもしれません。入金までの期間が早いのはとても素晴らしいことですね。

三田証券の利用をおすすめする活用事例

診療報酬・介護報酬・調剤報酬などの入金まで時間がかかり、資金繰りが不安定になりがちなとき、三田証券のファクタリングは有効な選択肢のひとつです。

開業したばかりで資金に余裕がない医療機関や、予期せぬ人件費・設備投資が必要になった介護事業者などにとって、速やかに資金を確保できる手段として活用できます。

さらに、すでに他社のファクタリングを利用している方でも、手数料や対応面で不満がある場合は、三田証券のサービスを検討する価値があります。状況に合わせた柔軟な資金調達を可能にし、事業の安定運営をしっかりと支えてくれます。

また、ファクタリングと同等規模の融資を受けられるのも、高額の資金調達が必要になった場合、大いに役立ちます。

三田証券はファクタリング+融資が一度にできるので、そこがおすすめポイントになります。

三田証券で審査通過するためのポイント

医療機関や介護事業者、調剤薬局といった公的性質の高い事業者であれば、三田証券のファクタリングを安心して利用できます。公的機関(社会保険診療報酬支払基金や国保連)からの入金なので、極端な入金遅延や未入金のリスクはほとんどありません。

ただし、利用する際には請求内容の正確さが重要です。保険診療と自由診療の区分があいまいなままレセプトを提出すると、社会保険診療報酬支払基金や国保連から差し戻される可能性があるため注意が必要です。

たとえば、患者負担割合の記載ミスがあると、後から修正や返金対応が必要になるケースもあります。三田証券の医療系ファクタリングは、社会的信頼性が高いことが特徴ですが、同時に、請求内容の整合性や、自己負担分の処理状況も審査の大切なポイントです。請求内容が正確であれば、審査を通過できる可能性は高く、契約が成立しないケースはほとんどありません。

医療系ファクタリングと融資でまとまった金額の資金調達を希望する事業主様は三田証券を選択肢に入れてみよう

三田証券は、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、そして調剤報酬ファクタリングの医療系ファクタリングに加えて、それらと同額相当の融資を一緒に受けられます。

そのため、高額な設備投資や人件費獲得を目指す場合、三田証券の「ファクタリング+融資」の利用によって、非常に有効に資金調達できます。社会的信用がある皆さまですので、三田証券を上手に使いこなせれば、通常の融資よりも、はるかに確実に高額資金の調達ができるはずです。

そうでなく、診療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリングだけを行いたい事業主様も歓迎します。

ぜひ、三田証券を皆さまの資金調達の選択肢にいれてください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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