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NECキャピタルソリューションの評判は?手数料、審査、口コミ、活用事例やおすすめ利用法などを徹底解説

今回は「NECキャピタルソリューション」というファクタリング会社を紹介します。

ファクタリングは融資と異なり、開業へのハードルが低く、まったく知らない事業者も多く存在します。

しかし、逆に誰もが知っている会社、日本を代表する会社がファクタリング事業に参入していることも珍しくありません。

今回紹介する「NECキャピタルソリューション」は名前を見てわかるようにNEC系列のファクタリング会社になります。大手電機メーカーの信頼度はどこまでファクタリング会社としてプラスになっているのでしょうか?

それではNECキャピタルソリューションについて解説していきます。
ファクタリングについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングを徹底解説|ファクタリング初心者必見

NECキャピタルソリューションとはどのようなファクタリング会社か?

まず、NECキャピタルソリューションについてその概要を説明します。NECキャピタルソリューションは、東京都港区に本社を構えるNECグループ傘下のリース・金融事業者です。

そのルーツは1967年設立の日本サテライトテレコミュニケーションズ株式会社にあり、1978年の業態転換を契機に日本電気リース株式会社へと名称を改めました。当初はNEC製品のリースやメンテナンスリースを中心に展開し、事業規模を拡大。メーカー系リース会社としての確固たる地位を築き上げてきました。

2002年にはNECリース株式会社へ社名変更し、翌2003年にはリース業界の再編や経営スピード向上の一環として、三井住友銀リース株式会社の持分法適用会社となります。その後は金融分野に加えICT(情報通信技術)サービスへも業務領域を拡大し、2006年には東京証券取引所第一部への上場を実現しました。

ファクタリング会社NECキャピタルソリューションの概要

NECキャピタルソリューションのファイナンス事業では、企業向けに融資とファクタリングを行っています。ファクタリング事業が開始されたのはなんと1983年と相当古く、日本でファクタリングが一般的になる2000年代よりもはるか前からファクタリングを行っていました。

NECキャピタルソリューションでは、一般企業(事業主様)向けに「個別ファクタリング」と「一括ファクタリング」の2種類のサービスを展開しています。売掛債権(売掛金)の一部だけを譲渡する形にも対応可能です。

個別ファクタリングは、債権者(事業主様)が保有する売掛債権(売掛金)を、銘柄ごとにNECキャピタルソリューションが直接買い取る仕組みで、特に製造業をはじめ幅広い分野で活用されています。

一括ファクタリングは、複数の売掛債権(売掛金)をまとめて譲渡し、その回収業務をファクター(NECキャピタルソリューション)が代行する方式です。この方法では、債権者側は資金繰りの効率化、支払側は事務処理の軽減といった利点があります。また、利用できるのは信用度の高い企業に限られるため、支払企業(売掛先)がNECグループに属している必要があります。

同条件を満たす場合は電子記録債権(でんさい)による資金調達も可能です。でんさいについても、2011年から開始しており、その分野のパイオニアであります。

【NECキャピタルソリューションの概要】

審査通過率 非公開
手数料 非公開
契約方式 3社間ファクタリング
入金までのスピード 非公開
買い取り可能額 非公開
必要書類 非公開
対象者 非公開
運営会社 NECキャピタルソリューション株式会社

NECキャピタルソリューションはメイン顧客をNECやNEC関連企業と取引しているところに限定しているので、あまり情報は公開されていません。

以下で解説していきますが、非公開ばかりであまり解説にならないかもしれないことはご容赦ください。

NECキャピタルソリューションの各重要項目について解説

NECキャピタルソリューションの各項目について上の表に沿って解説していきます。

審査通過率

NECキャピタルソリューションの審査通過率は公式に公表されていません。とはいえ、NECと取引のある会社がメイン顧客でしょうから、それなりにしっかりしている会社ばかりでしょう。

一般的なファクタリング会社の通過率(約60%~70%)については、上回るものと想定されます。

手数料

公式ホームページでは非公開です。3社間ファクタリング限定なので、そこまで高くないはずですが、事前に確認しても良いでしょう。

契約方式

NECキャピタルソリューションは、3社間ファクタリング限定です。

3社間ファクタリングなので、売掛先に債権譲渡通知が行われます。ただ、売掛先の多くはNEC関連企業なのでバレてもそこまでマイナスにならないかもしれません。

入金までのスピード

NECキャピタルソリューションの入金までの早さも非公開です。3社間ファクタリングであること、国内有名メーカー系ファクタリング会社であることから、じっくり時間をかけて審査するものと思われます。

融資よりは早いと思われますが、即日資金調達は期待できません。

買い取り可能額

NECキャピタルソリューションでは、買い取り可能金額についても非公開です。どのくらいの売掛債権(売掛金)を資金化できるのか、ぜひお問い合わせください。

必要書類

申込時に必要な書類は公開されていません。ただし、有名メーカー系ファクタリング会社なので通常のファクタリング会社のように「請求書」「通帳コピー」+αよりは多くなるはずです。

対象者

こちらも非公開です。おそらく、NECと取引のある法人に限られるかもしれません。事前にお問い合わせをお願い致します。

NECキャピタルソリューションの申し込み手続きの流れ

NECキャピタルソリューションではどのようにファクタリングするのでしょうか?NECキャピタルソリューションを申込みしたい場合の流れについては、ホームページにも詳しい説明がありません。

よってNEC(関連会社含む)やNECキャピタルソリューションの担当者に聞いていただくことをおすすめします。

NECの顧客であれば、簡略化できる部分もあるかもしれません。

NECキャピタルソリューションのメリット・デメリット

NECキャピタルソリューションについて流れを知っていただいたところで、NECキャピタルソリューションの特徴をメリット・デメリットに分けて解説します。

NECキャピタルソリューションのメリット

まずNECキャピタルソリューションのメリットについて紹介します。

NECグループという社会的安心感がある

NECキャピタルソリューションは、NECグループの一員として運営されており、その背景には高い社会的信用と安定感があります。

日本の製造業を支えてきたNECが完全バックアップするファクタリング会社ですので、他の資金源も怪しいファクタリング会社とはまったく次元の異なる安心感になります。

NECと取引があるなら、まずNECキャピタルソリューションに問い合わせても良いでしょう。

個別ファクタリングと一括ファクタリングを選べる

NECキャピタルソリューションは通常のように1社1回の債権をファクタリングする「個別ファクタリング」と、複数社の売掛債権(売掛金)をすべてファクタリングによって資金化する「一括ファクタリング」を選べます。

緊急対応なら「個別ファクタリング」の方が良いですし、売掛債権(売掛金)の回収業務効率化ならば「一括ファクタリング」の方がおすすめです。

自社がファクタリングに何を求めるかでファクタリングを選べるのがメリットになります。

売掛債権(売掛金)の一部をファクタリングできる

NECキャピタルソリューションのファクタリングは、売掛債権(売掛金)の全額だけでなく、一部だけを譲渡する形にも柔軟に対応できます。これにより、お客様は必要な資金額に応じて債権を活用でき、過剰な資金調達によるコスト負担を避けられます。

例えば、急な仕入れや運転資金が一時的に不足した場合でも、必要な分だけ現金化できるため、資金繰りの調整がしやすくなります。特に売掛先からの入金までの期間が長い業種や、資金の流動性を確保したい企業にとって有効な手段となります。

NECキャピタルソリューションのデメリット

一方でNECキャピタルソリューションにはデメリットもあります。こちらもしっかり押さえてください。

対外的に情報公開されていない

NECキャピタルソリューションのファクタリングは、NECとの取引が深い企業を主な対象としているため、公式ホームページにはあまり情報がありません。

NEC製品やサービスを利用していない事業者であれば、あえて同社のサービスを選ぶ必要はないケースもあるでしょう。

また、詳細を知るには直接NECやNECキャピタルソリューションの担当者に確認する必要があり、その手間を考えると、基本的にはNECの取引先向けに提供されるサービスと捉えるのが妥当かもしれません。

2社間ファクタリングできず即日資金調達不可能

NECキャピタルソリューションは3社間ファクタリング専門ですので、即日資金調達は不可能です。また、有名メーカーのファクタリングなので通常の3社間ファクタリング以上に時間がかかる可能性もあります。

2社間ファクタリングを実施していないので、どうしても迅速な資金化は難しく、そうではないこと、つまりNEC関連会社とのやり取りをNECキャピタルソリューションがファクタリングして非常に安定することに価値を見出さないと難しくなります。

NECキャピタルソリューションの評判と口コミ:利用者のリアルな声を紹介

NECキャピタルソリューションの口コミや評判はどのようなものなのでしょうか?

「他社のファクタリングと比べると、必要となる契約書類や覚書はやや多い印象でしたが、その分きちんと対応してもらえた安心感がありました。取引先の協力を得て3社間での契約がスムーズに進んだことで、想定より早く資金を確保できました。最初は書類の多さから手間がかかると身構えていましたが、担当者の丁寧なフォローもあり、結果的には負担なく資金調達を終えることができました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

「NECキャピタルソリューションのファクタリングを利用したところ、売掛金の回収業務まで任せられたため、社内の作業負担が減り、経費削減にもつながりました。契約は事前に交わす形式だったため、取引先からもスムーズに承諾を得られ、低い手数料で迅速な資金調達とコストカットを同時に実現できました。さらに担当者は知識が豊富で、ファクタリング以外のサービスについても有益な情報を得ることができ、大変助かりました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

「大手グループに属していることもあり、担当者の応対や契約内容に至るまで安心して任せられました。取引先へファクタリング利用の説明をする際も、NECの名が後ろ盾となり、スムーズに信頼を得られたと感じます。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)

どの口コミもNECの抜群な社会的信頼感で安心してファクタリングしていることがわかります。NECと取引があるならぜひ前向きに検討してみましょう。

NECキャピタルソリューションの利用をおすすめする活用事例

NECキャピタルソリューションの利用を特におすすめできるのは、以下のようなケースです。

NECキャピタルソリューションは、NECのバックアップによって非常に信頼できるファクタリングが実現できます。

取引先がNEC、ないしNEC関連会社であるならば、3社間ファクタリングでファクタリングの事実がバレても大きなダメージにはなりません。NECの関連会社であるNECキャピタルソリューションがファクタリングを認めているのですから、それは正しい選択と言うことになります。

と言うわけでNEC、NEC関連企業と取引があるなら、NECキャピタルソリューションでファクタリングすることはまったく問題なく、むしろおすすめするものです。

NECキャピタルソリューションで審査通過するためのポイント

NECと取引があれば、そこまで気にしなくても大丈夫です。NECとの取引履歴もあるため、審査通過率もかなり高くなることが予想されます。

逆にNECと取引がない場合には、NECキャピタルソリューションでファクタリングする意味はあまりないかもしれません。

その意味では

NECと取引がある:NECキャピタルソリューションの審査通過率は高くなる
NECと取引がない:NECキャピタルソリューションを利用するメリット自体がない

ということになります。審査通過率はあまり気にしなくても良いはずです。

NECキャピタルソリューションはNECと取引があるならぜひ利用したいファクタリング会社

NECキャピタルソリューションはNECグループが1980年代から先進的な取り組みとしてファクタリングを行ってきたことの証明です。

NECの担当者などから詳細は聞けるはずなので、ぜひNECと取引のある事業主様はファクタリングを検討してみてください。

NECの高い社会的信用度をそのまま受け継ぐNECキャピタルソリューションをご利用ください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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