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「ベストファクター」の評判とは?手数料、審査、口コミ、活用事例を徹底解説
ファクタリングは融資と異なり、さまざまな会社が参入しています。融資は許認可業種なので、開業にあたって金融庁など監督官庁の許可が必要になります。
しかし、ファクタリングは融資ではなく、民法上の債権譲渡契約なので開業自由です。ファクタリング会社の中には、その実情がわからない「悪徳業者」もいると聞きます。
しかし、そのようなファクタリング業界にあって、情報公開を徹底しているファクタリング会社があります。
今回紹介する「ベストファクター」は、HP上で詳細な情報を開示しています。しっかりしている、コンプライアンスに問題がないからこそこのようにオープンな姿勢が採れるのです。
ベストファクターについて、そのファクタリング詳細や口コミなどを考えていきましょう。
ファクタリングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください
ベストファクターとはどのようなファクタリング会社か?
まず、ベストファクターについてその概要を説明します。
ベストファクターは、迅速な資金調達を得意とし、即日入金も可能な点が特徴です。特に、建設業・運送業・物流業の方々に多く利用されています。これらの業界では、業務を請け負う際に一時的に多額の運転資金(人件費、仕入等)が必要となり、まず人件費や材料費を自己負担するケースが一般的です。そうしないと大型案件を受注できません。
ファクタリングは、こうした資金繰りの問題を解決する手段として適していて、ベストファクターには年間約1万件の相談が寄せられ、利用者数は年間約1,000件に上ります。
ベストファクターの強みは、迅速な審査と最短即日の買い取り、入金で、個人事業主やフリーランスの方々も利用可能です。さらに、独自システムを活用することで、よりスムーズな即日買い取りを実現しています。
オンライン手続きやオンラインファクタリングだけでなく、電話での相談にも対応しているため、初めての方でも安心して利用できます。
特に建設業・運送業・物流業の方には、これらの業界に詳しいスタッフがいるベストファクターのサービスが最適です。
ベストファクターにおけるファクタリングの概要
ベストファクターで実施しているファクタリングの概要について表にまとめました。
【ベストファクターの概要】
審査通過率 | 92.2% |
---|---|
手数料 | 2%~ |
契約方式 | 2社間ファクタリング、3社間ファクタリング |
入金までのスピード | 最短即日 |
買い取り可能額 | 30万円~1億円 |
必要書類 | 請求書、通帳コピー、契約書、本人確認書類 |
対象者 | 法人、個人事業主・フリーランス |
運営会社 | 株式会社アレシア |
ベストファクターを運営する株式会社アレシアは東京に本社を持ちますが、基本的に、オンライン手続きが基本になります。ただし、審査通過後契約の際には、来訪していただくことになります(東京、大阪、福岡)。
ホームページには最新のデータが記載されています。
2025年3月下旬(本稿執筆時)で言いますと、上記表を基本に
- 平均買い取り率 87.8%
- 即日振り込み実行率 59.5%
- 前月(2月)最少買い取り価格 15万円
- 前月(2月)最高買い取り価格 3600万円
- 年間相談件数 10,580県 最多利用業種:建設業 最高利用額業種:運送業
このように情報をオープンにしています。
条件では、買い取り価格は30万円~1億円のはずですが、15万の買い取りを行っています。つまり、臨機応変に対応できる民法上の債権譲渡契約というファクタリングの長所をここで確認できます。
当事者がOKなら、柔軟に対応できるのがファクタリングの大きなメリットであり、ベストファクターはそれをオープンにしていることがわかります。
ベストファクターの各重要項目について解説
ベストファクターの契約条件について解説します。これを他社と比較していくことで、みなさまに合ったファクタリング会社が見つかるはずです。
審査通過率
ベストファクターの審査通過率は公式で92.2%と書かれています。一般的なファクタリングの審査通過率が60%~70%なので、それと比べて、相当高いものだと言えるでしょう。これは長所です。
手数料
ベストファクターの手数料は2%以上となっています。低い手数料でファクタリング契約できれば融資とあまり変わらないかもしれません。
契約方式
ベストファクターは2社間ファクタリングと3社間ファクタリングを行います。通常のファクタリング会社と同じですね。
ただ、3社間ファクタリングよりは2社間ファクタリングを得意としているようです。ファクタリングのまとめ記事には「2社間ファクタリング専門」と書かれているものもありますが、HP1ページ目に「2社間、3社間ファクタリングのご利用が可能」と記載されているので、両方のファクタリングが可能です。
入金までのスピード
ベストファクターでは最短即日24時間以内に実施されます。
オンラインファクタリングを用いて書類をデータで送ればより審査は早くなるでしょう。
買い取り可能額
ベストファクターは買い取り価格を30万円~1億円としています。上限1億円ならば相当規模の中小企業に対応しています。
また、上記のように下限(30万円)を下回る買い取りも行っているため、個人事業主やフリーランスの方で売掛債権(売掛金)額が少ない方もぜひ問い合わせしてみてください。
必要書類
ベストファクターの申し込み書類は請求書、通帳コピー、掛取引の契約書、身分証明書の4点になります。申し込み後、審査に通過してファクタリング契約になった場合、さらに「納税証明書」「印鑑証明書」「(法人の場合)商業登記簿謄本」が必要になります。
対象者
法人も個人事業主やフリーランスも利用できます。特に「請求書の宛名(売掛先)は法人でなければならない」ということはありません。
ベストファクターの申し込み手続きの流れ
ベストファクターの申し込み方法や手続きについて、その大まかな流れを覚えておきましょう。
電話やメールでファクタリングしたい旨を伝える
まずベストファクターにファクタリングしたい旨連絡します。公式サイトの右上にある「無料相談はこちら」ボタンをクリックし、必要事項を入力してください。Webフォームのほか、電話での問い合わせも可能です。
入力情報(例):希望する調達額、会社名・組織名(任意)、氏名、電話番号、メールアドレス、ファクタリングの内容
入力後、「フォームを送信する」をクリックし、担当者からの連絡をお待ちください。連絡が来たら、ファクタリングの仕組みや希望額についての説明を受け、資金調達に関する不明点があれば相談しましょう。ヒアリングが終わると、審査に進みます。
必要書類の提出と審査
審査をスムーズに進めるため、以下の書類を準備しておくと便利です。
必要書類:請求書、本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)、通帳の取引履歴(Web通帳も可)、取引先との契約書
書類を提出後、審査が実施され、原則その日中に買い取り金額や手数料の提示を受けます。内容を確認し、問題がなければ契約手続きに進みます。
ファクタリング契約と入金
契約は対面または非対面で行われます。買い取り金額が少額(売掛債権(売掛金)30万~1,000万円)の場合は非対面も可能なようです(要問い合わせ)。それ以上の意高額債権は対面契約となります。対面契約の場合、利用者がベストファクターを訪問するのが原則ですが、高額の場合、担当者が訪問することもできます。
契約時に必要な書類:納税証明書、印鑑証明書、(法人の場合)商業登記簿謄本
ベストファクターのメリットとデメリット
ベストファクターでファクタリングするとどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
ベストファクターのメリット
ベストファクターを利用するメリットは以下になります。
特に建設業や運送業に強く、創業直後でも申し込み可能
公式サイトで現供されているように、ベストファクターでは特に建設業と運送業に強いことが挙げられます。
もちろん、それ以外の業種にも問題なく対応します。ベストファクターは、法人・個人事業主のどちらでも利用可能です。加えて、会社の設立年数や事業の経歴に関係なく、創業直後の経営者でも申し込めます。創業直後でも請求書があれば申し込めるのはかなり大きなメリットです。
これは、ファクタリングが利用者自身の信用情報ではなく、売掛金の回収見込みや取引先企業の信用度、規模などを重視する仕組みだからです。
経営コンサルティング、経営指導も受けられる
ベストファクターを運営する株式会社アレシアは財務コンサルティングも手がけており、ファクタリングを利用する際に無料で経営コンサルティング、資金調達コンサルティング、を受けられます。
ファクタリングは迅速に資金を確保できる手段ですが、計画的に活用しなければ、翌月の資金はまたショートし、継続的に手数料が発生する「リボ払い」のような状態に陥ってしまいます。
株式会社アレシアによる無料の専門的な財務コンサルティングを活用することで、資金繰りを安定させるためキャッシュフローを見直せます。
キャッシュフローを見直せば、ファクタリングに依存しなくても健全な経営ができるようになります。ベストファクターはお客様を「ファクタリング漬け」にしません。
ベストファクターのデメリット
ベストファクターにはデメリットもあるので知っておきましょう。
対面契約の必要性
少額(30万円~1000万円)の場合は、非対面契約もできるようですが、それ以上(1000万円~1億円)の場合は対面契約が必須になります。
東京、大阪、福岡の各本社、支社まで出向かなければならず、即日資金調達は難しいかもしれません。金額次第(超高額)ならばスタッフの「出張買い取り」も可能ですが、他のファクタリング会社の中には金額にかかわらず、オンライン契約までできるところがあるため、そこだけ不便に感じるかもしれません。
もちろん高額だから対面して契約した方が安心という考えもあります。
営業時間が短いかも
ベストファクターは営業時間が平日19時までということです。土日対応はしていないので、本当に急な資金調達には間に合わない可能性もあります。」
ファクタリングしたい場合、午前中に問い合わせることが大切です。
ベストファクターの評判と口コミ:利用者のリアルな声を紹介
ベストファクターの口コミや評判を抜き出してみました。
「ベストファクターのファクタリング 最短で即日振込!赤字でも税金滞納中でもOKです。 銀行のビジネスローンで融資を断られた人でも、ファクタリングなら審査通過率が90%以上です!」
(「X」より引用)
「北陸地方で事業を営んでおります。この度、納税のタイミングで仕事の受注が重なり資金繰りが厳しかった為、御社のファクタリングを利用しました。3か月先まで待たなくてはいけない売掛金が、御社のファクタリングによって低い手数料ですぐに現金化でき、非常に助かりました。また、取引先に知られることなく手元にある売掛金を現金化でき、従業員の給料も支払えて満足です。この度は早急なご対応誠にありがとうございました。」
(Google「口コミ」より一部改変)
「今回で3度目のファクタリングになりますが、貴社のファクタリングを有効活用できる場面が多くとても助かっています。弊社は建設業を長年営んでいます。つい最近、悪天候の影響で工事が延期となり、当初の計画よりも入出金のタイミングがずれてしまいました。しかし、貴社に相談したところ迅速にご対応頂き大変助かりました。3度目の利用という事もあり書類の再提出する必要もなく、翌日にはまとまった現金の確保ができました。手数料に関しても初回に比べると若干下げて頂いており、とても助かっています。」
(Google「口コミ」より一部改変)
「顧問税理士にファクタリングを提案してもらい、ネットでも評判の良いベストファクターさんを利用しました。対応が早く、書類提出後翌日には買取金額が振り込まれていました。
審査書類を提出すればすぐに査定が出るので、資金調達を急いでいる方にオススメです!」
(Google「口コミ」より)
「資金繰りが非常に厳しい中ベストファクターさんにご相談に乗っていただき、親身になって色々ご教授いただけましたおかげで現在無事に会社を運営できています。お世話になりました。良心的な手数料と的確なアドバイスでした。またお願いしたいと思います。」
(Google「口コミ」より)
口コミを見ますと「建設業の方にたいへん評価されている」「税理士からもベストファクターがおすすめである」「アドバイス(コンサルティング)が優れている」、とベストファクターの長所、特徴を反映したものがあります。
ポジティブな口コミが多く、ここは本当に信用できそうですね。
ベストファクターの利用がおすすめの活用事例
ベストファクターは特に建設業と運送業に強いファクタリング会社として知られています。
公式HPにも建設業と運送業の「お客様の声」が多数掲載されています。
会計年度をまたぎ一時的に赤字決算になっている場合、特に建設業などで検収が終わらず売上としても計上できない状態では、融資を受けにくいのが実情です。
しかし、ファクタリング審査では、みなさまが赤字かどうかはそこまで重視しません。売掛先の信用が第一であり、例えば自治体の建物の工事を請け負っている場合、その売掛債権(売掛金)のファクタリングであれば、審査にも通りやすくなりますし、買取率も高くなります。
結果的に融資よりも効率よく「コスパ」も優れていることになります。
ベストファクターは建設業と運送業をはじめ、それぞれの業種、業界に強いスタッフがそろっていますので、相談いただければ適切に対応できます。
大きな公共の仕事を請ける場合、一時的に持ち出すお金が増えてしまいます。それをファクタリングで補っていくのが活用事例としていくつも公式HPに上がっているので、ぜひ参考にしてください。
ファクタリングを利用されたお客様の声|ベストファクター公式サイト
ベストファクターの審査通過のポイント
ベストファクターに申し込む際、審査に通過しやすくなるためにはどのようなことに注意知ればよいのか2点まとめました。
社会的信用度の高い公共に近い売掛先の請求書を提出する
ファクタリングの審査を迅速進めるには、売掛先の信用力が重要な要素となります。特に、官公庁や自治体、大企業などへの請求書は社会的信用度が高いため、審査に通りやすい傾向があります。
さらに、安定した企業と継続的に取引を続けていると、利用者自身の信用評価も向上し、審査の通過率が高まる可能性があります。信頼性の高い取引先と長期的な関係を築くことは、自社の信頼も上げていきます。
取引履歴の継続性を通帳コピーではっきり確認できる
審査においてもう一つ重要なポイントは、売掛先からの入金履歴です。通帳に長期にわたって毎月同じ日に入金が記録されている(例えば毎月15日)と、安定した取引があるとみなされ、審査を有利に進めることができます。
一方で、通帳上に売掛先からの入金遅延が確認されると、その取引先の信用度が低いと判断される可能性があります。
ベストファクターの審査では「通帳のコピー」の提出が必要となるため、毎月決まった日に継続的な入金が確認できる売掛先を選ぶことが重要です。
ベストファクターをうまく利用して効率的な資金調達を心がけよう!
ベストファクターは特に建設業と運送業に強いファクタリング会社です。これらの業種の方は、最初の選択肢に入れていただいても構いません。
もちろん、他の業種の方も大歓迎です。年間1000件超のファクタリング実績は口コミ評価が良くなければ達成できません。その意味では、どの業種、法人、個人事業主やフリーランスの方問わず積極的にご活用ください。
単なる資金調達ではなく、事後のコンサルティングも大きな魅力です。望ましい経営はファクタリングや融資を使わずに自己資金だけで回せることは言うまでもありません。
ベストファクターはその「正直さ」ゆえ、ファクタリング漬けにお客様をできません。キャッシュフローの見直しなどを積極的にアドバイスし、資金調達を最小限にすべくアドバイスさせていただきます。
さまざまな数字を正直に情報公開しているベストファクターをぜひ信用していただき、ファクタリング会社の候補にしてください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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