カテゴリー: ファクタリング

面談なしで書類のみ審査のファクタリング会社に申し込む際の注意点!

ファクタリングは融資と異なり面談なしでも契約できます。ファクタリングは民法上の契約ですが、民法では契約の際に対面して会うことは条件になっていません。

つまり、双方の「ファクタリングしたい」という意思が確認できれば、面談なしでも問題ないのです。そのため、面談なしで契約できるファクタリング会社もありますが、注意点、デメリットもあります。

今回は面談なしのファクタリング会社について、マイナス面、注意点にも目を向けて解説いたします。注意点を克服できれば、面談なしのファクタリング会社も大きな選択肢になります。

今回は面談なしにファクタリング会社で申し込む際の注意点について解説していきます。

ファクタリングは民法上の契約なのでファクタリング会社とは面談なしでも契約可能

融資が銀行法や貸金業法、利息制限法などの法律によって厳しく規制され、また手形割引が手形法の制約を受けるのに対し、ファクタリングは主に民法の一般原則に基づいています。融資の場合、諸法律の規定もあり、面談なしで契約するのは難しいのが現実です。しかし、ファクタリングは民法上の契約(民法の一般原則)であり、面談なしでも成立します。

民法の一般原則とは「当事者間の自由な意思表示に基づく契約」です。

民法における契約は「申し込み」と「承諾」の意思表示があれば契約が成立し、その方法に制限はありません。対面でのやり取りは不要で、書面での契約も必須ではなく、口頭での合意でも成立します。したがって、契約において面談は法的な要件ではありません。面談なしでもファクタリングは成立します。

面談を行うことは問題ないのですが、面談なし、省略しても契約として成立します。そのため、法的には面談なしでファクタリング契約を締結しても問題はありません。

しかし、実際に面談なしで契約を進めるファクタリング会社は少数派です。それだけ面談することについては一定のメリットがあるといえるでしょう。次に、面談を行わない場合の利点と課題について検討します。

面談なしでファクタリングにはどのようなメリットとデメリットがあるのか?

面談なしでファクタリング契約を締結することに法的な問題はありません。もし面談なしでメリットが多い場合、ファクタリング会社はその方法を採用するでしょう。ここでは、面談なしで契約を行う際のメリットとデメリットについて解説します。メリット、デメリットがわかれば、注意点についても見えてくるはずです。

なお、この場合の「面談なし」とは、対面での面談を行わないだけでなく、オンライン面談も実施せず、ファクタリング会社の担当者と申込者が直接顔を合わせる機会が一切ない状況を指します。

面談なしでファクタリング契約するメリット

ファクタリング会社と面談なしで契約することのメリットについてまず押さえておきましょう。このメリットが大きいと感じたならば、積極的に面談なしで契約できるファクタリング会社を選ぶのもありです。

迅速な資金調達が可能になる

面談が不要なため、その準備や対応にかかる時間が省けます。書類審査のみで進行するため、特に「即日資金化」を希望する場合には、無駄な工程を省ける点が魅力です。

申し込み者、ファクタリング会社双方の負担軽減

ファクタリング会社の面談準備や申し込み者がファクタリング会社の店舗へ移動する時間を節約でき、双方の負担が軽減されます。

また、オンライン面談の場合でも、インターネット環境の整備やZOOMなどオンライン会議ツールの設定が不要となるため、迅速な対応が求められる場面では大きなメリットとなります。面談なしでは双方のコストを削減します。

匿名性の確保

ファクタリング会社の店舗を訪れる必要がなく、契約書類を郵送やデータ送信で提出できるため、他人に知られることなく手続きを進めることが可能です。特に周囲に知られたくない場合には有用です。

尤も、オンライン面談できれば実際に店舗へ行く必要はないので、この点については克服できそうです。ファクタリング会社の人に「顔バレ」しないメリットはありますが、そこまで「お尋ね者」の可能性は低いはずです。

面談なしでファクタリング契約するデメリット

一方、面談なしでファクタリングするデメリットも存在します。このデメリットが大きい場合、注意点として克服できそうか考えておく必要があります。

高額の売掛債権(売掛金)売却が難しくなる

銀行融資と同様、大きな金額になるファクタリング取引では、信頼性を確認するために面談を行うケースが多いです。面談を通じて人柄やファクタリングの目的を確認できない場合、高額買い取りにファクタリング会社はリスクを感じてしまいます。

そのため、面談なしでファクタリングの場合、高額の契約は避けられる可能性があります。

お互いに信頼度が高くならない

面談がないと、ファクタリング会社と申込者の双方が相手の人となりを直接把握できません。融資のように信用情報の照会がないファクタリングにおいて、面談を通じて貸し倒れリスクをある程度できないことはリスクとなります。

やる気や熱意、特段の事情がファクタリング会社に伝わらない

面談を通じて、申込者が事業に対する熱意や信頼性をアピールする機会が失われます。やる気や熱意を訴えることで得られる加点要素がなくなるため、ここをアピールポイントにできません。

また特段の事情があり、「どうしてもすぐにお金が必要」という定性的な事情もファクタリング会社に伝わりません。書類の内容のみで機械的に審査されてしまいます。

以上のように、面談なしでは時間的な効率の向上などの利点がある一方で、信頼構築や高額契約への影響といった課題も伴います。次項では、これらの要素を踏まえ、面談なしファクタリング会社の注意点を考えてきます。

面談なしファクタリングのメリットとデメリットまとめ表

以上、面談なしのファクタリングについてメリットとデメリットを表にまとめます。

面談なしのメリット 面談なしのデメリット
迅速な資金調達が可能になる 高額の売掛債権(売掛金)売却が難しくなる
申し込み者、ファクタリング会社双方の負担軽減 お互いに信頼度が高くならない
申し込み者、ファクタリング会社双方の負担軽減 やる気や熱意、特段の事情がファクタリング会社に伝わらない

面談なしのファクタリング会社と契約する場合の注意点

このように面談なしでファクタリングする場合、メリットとデメリットがあります。注意点として、本当に急いでいる場合以外、面談なしでファクタリングするのではなく、面談して双方がどのような人たちなのかを確認した方が安心できます。

面談なしで不安なのはファクタリング会社だけではありません。申し込みされる事業主様も、ファクタリング会社にどのような人がいるのか面談で確認できないと不安要素になります。

注意点として、ファクタリングの開業は融資と異なり、開業にあたり行政機関の許可が不要です。つまり、ファクタリング会社は玉石混交であり、注意点として中には悪徳業者、ヤミ金融や反社会的勢力がいる可能性を否定できません。

単に面談なしだと、信頼が得られにくい、面談を加点要素にできないというだけではなく、ファクタリング会社の素性がわかりません。

「その筋」の人は面談で顔や態度を見ればわかる可能性もあります。面談なしではそれが確認できません。

口コミやファクタリング会社ランキングサイトなどでしっかり「まともな会社」だと確認することが大切であり、注意点になります。

注意点を克服できるならば、面談なしのファクタリング会社についても候補に入れてよいでしょう。ファクタリング会社をどれだけ信用できるかがカギであり、みなさまによるファクタリング会社の「信用調査」が注意点となります。

以上、面談なしのファクタリングをする際の注意点をまとめてみました。

注意点 内容
注意点1 お互いに顔が見えず信頼度が高くならない
注意点2 ファクタリングは誰でも開業できるので悪徳業者が混ざっている可能性
注意点3 面談しないので悪徳業者「その筋」の人だとわからない
注意点4 高額の売掛債権(売掛金)買い取りについては面談なしでは断られる可能性
注意点5 書類選考だけで決まるのでこちらのやる気や熱意、特段の事情など定性面が無視される

迅速性だけであれば面談なしのファクタリングも有効ですが、そのファクタリング会社が本当に優良会社なのかしっかり見抜く力が必要で、注意点を踏まえて対応してください。

面談のメリットとデメリットを解決するためのオンライン面談で注意点を克服

面談なしには一定のデメリットがあるため、可能であれば面談を行うことがよいです。しかし、ファクタリング会社の店舗まで足を運ぶには時間やお金、手間がかかり、迅速な資金調達というファクタリングの大きなメリットを損なう可能性もあります。

こうした課題を解決する方法として、現在では多くのファクタリング会社がオンライン面談を取り入れています。

新型コロナウイルスの影響で広まったオンライン会議は、コロナがもたらした数少ないメリットのひとつです。これまで利用者が限られていたZoomなどのオンライン会議ツールにより、対面での訪問なしにカメラを通じて相手の表情やしぐさを確認しながら話すことが可能になりました。電話では声だけのやり取りですが、オンライン面談ならば相手の表情などもわかるようになりました。

これにより、従来の「対面での面談」と「完全に面談なし」の中間に、「オンライン面談」という新たな選択肢が生まれました。オンライン面談では、相手の顔が見えることで信頼感を築きやすくなるだけでなく、「怪しい」「何か不安を感じる」といったネガティブな印象や、逆に熱意や誠意、やる気などのポジティブな要素も伝わりやすくなります。

面談なしの注意点もオンライン面談なら克服できそうです。

さらに、オンライン面談は自宅や任意の場所から参加できるため、移動時間を削減でき、面談の手間も大幅に軽減できます。インターネット環境とスマホ、Wi-Fiがあれば利用できるため、行うためのハードルも低く、コスト面でもメリットがあります。

オンライン面談のもう一つの利点は、ファクタリング会社の雰囲気や信頼性を見極められる点です。担当者の顔だけではなく、オフィス内の様子も(人口背景でない場合)ある程度分かります。

たとえば、背景が整然としていないオフィスや、不審な印象を与える環境の場合、そのファクタリング会社と契約するリスクを感じられるかもしれません。

これは、面談なしでは得られない重要な情報です。同様に、ファクタリング会社側も事業主の様子を確認することで、信頼関係を築きやすくなります。みなさんが怪しい人だと感じれば審査でマイナスとなりますし、その逆に誠実な印象を与えられれば加点要素になります。

オンライン面談は、面談なしの注意点もデメリットも克服できる有効な手段になります。

オンライン面談を行う場合、基本的な流れは以下になります。

  • ファクタリング会社にユーザー登録する
  • 請求書(売掛金がわかる)のアップロード
  • 請求書情報の入力
  • 本人確認書類の提出(アップロード)
  • 携帯電話のSMS認証
  • 事業者登録(法人登記簿謄本、確定申告書、決算書などのアップロード)
  • WEB面談(ある場合。ZOOMやSkypeを使う。場合によっては電話)
  • オンライン契約への同意、電子署名など
  • AIによる審査

オンライン面談は、Zoom、Skype、Chatworkなどのオンライン会議ツールを使用して実施します。これらのツールでは複数人で同時に会話ができるため、ファクタリング会社側の担当者や役員などが揃った状態で面談を行うことが可能です。

ツールのアプリをインストールする必要がありますが、基本的には無料で利用できます。
オンライン面談を行うにはインターネット環境が必要です。以下のいずれかの環境を準備することをおすすめします

・パソコン + WEBカメラ + マイク+インターネット接続(有線LANまたはWi-Fi)
・スマホ+ Wi-Fi環境

パソコンの方が操作しやすい場合もありますが、スマートフォンでも問題なく対応可能です。ただし、オンライン面談ではデータ通信量を多く使用するため、Wi-Fiの利用が望ましいです。無制限プランの4Gや5G回線であれば問題ありません。
この方法を活用することで、面談なしの場合と比較して、双方がしっかりと納得した上でファクタリング契約を進められるという大きな利点があります。

面談なしの注意点もしっかり踏まえて、注意点を克服できるオンラインファクタリングを候補にしよう

ファクタリングは融資ではなく、民法上の契約になるので、当事者間で合意できれば面談は必須ではありません。面談なしでも法的な問題はないのです。

しかし、ファクタリング会社とすれば利用者を面談なしで審査するのはやはり不安です。
また利用者(事業主様)にとっても、ファクタリング会社が不穏な会社である可能性がゼロではありません。ファクタリングの開業には許可が必要ないので、とんでもない悪徳業者が混じっている可能性があります。

面談なしではなく、担当者と面談することで、そこから何か感じ取れる可能性があります。

オンライン面談ができるファクタリング会社で評判が良いところを選ぶのが、注意点として重要になります。

おすすめしたのが株式会社No.1です。株式会社No.1は東京池袋に本社があり、名古屋と博多にも支店を持ちます。

独自の「イージーファクター」というオンラインファクタリングシステムを利用すると、面談なしでも迅速な資金調達が可能です。もちろん、店舗で面談してやる気や熱意を伝えていただくことも可能です。面談なしファクタリングの注意点である信用確認が不安ならば、オンライン面談について使えていただければと存じます。

ぜひ面談ありでも面談なしでも注意点について理解していただき、ファクタリングを申し込んでいただければと存じます。

口コミ評判も良く、何卒よろしくお願いいたします。

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