カテゴリー: ファクタリング

ファクタリングで審査甘い条件で即日資金化できるものはあるのか?審査甘い条件なども含めて徹底解説!

ファクタリングは融資と異なり迅速な資金調達が可能だと言われています。迅速な資金調達ができるということは、申し込みしたその日、即日の資金化もできるはずです。

即日資金化はファクタリング会社にとっても審査に時間をかけることができないのでリスクになります。そうしたリスクがあると審査は厳しくなってしまうのが通常です。

しかし、即日資金化可能で審査甘いファクタリングは存在するのでしょうか?即日可能、しかも審査甘いという条件を両立できれば、利用者にとっては大いに助かるはずです。

今回は「即日」「審査甘い」を両方叶えられるファクタリングについて条件などを考えていきます。両方達成できれば、大いにみなさまの事業資金調達に役立つはずです。

ファクタリングと融資の審査基準がそもそも違うので「審査甘い」にごまかされないように

ファクタリングは融資と比較して審査甘いと言われますが、実際にはそうではありません。ファクタリングと融資では審査基準が異なるため、「審査甘い」と主観的に判断されることがあるだけです。

ファクタリングと融資について審査基準を比較表にしてみました。

ファクタリングの審査基準 融資の審査基準
売掛先(取引先)の信用力を重視する
財務内容はそれほど問われない
決算が悪くても売掛債権(売掛金)があれば可能
信用情報照会無し
消費者金融からの借入があってもOK
最短即日のポイント審査
申請者(事業主様)の信用力を重視する
財務内容重視、借入が多いと不可
赤字企業には融資が厳しい
信用情報照会で厳しくチェック
消費者金融からの借入があると厳しい(大幅減点)
最短でも半月、長ければ1か月のじっくり審査

大きな違いは、ファクタリングには信用情報照会がなく、現在や過去の借入や返済事故について問われないということです。もちろん、事故は起こさないに限りますが、もし過去に返済事故を起こしても、ファクタリングならば資金調達できます。

現在の借入金の多寡についてもファクタリングでは問題となりません。みなさまの会社の信用以上に売掛先の信用が重視されます。返済するのはみなさまではなく売掛先です。したがって、売掛先が社会的信用があるところ、つまり大企業や行政機関、官公庁であることが確認できれば、審査甘いと感じられるほどのスピード審査で即日資金化できます。

みなさまの信用よりも売掛先の信用がファクタリングには大切だからです。

ファクタリングの審査項目から「審査甘い」を考える

ファクタリングが審査甘いというイメージを持つのは、その審査の特徴によるところが大きいようです。ファクタリングもしっかり審査を行っています。そのうえで、即時入金可能で迅速な資金調達を可能にしています。

ファクタリングの審査は以下のように現在行われています。

  • 売掛先の信用力を重視
  • 信用情報照会がない
  • 申込人の信用力は売掛先の信用力よりも重視されない
  • AIやスコアリングシステムなど融資にはない審査方法も用いる
  • 結果的に審査が早くなり即日資金調達可能なものもある
  • 銀行法や貸金業などの法的規制を受けない。民法に書かれている債権譲渡契約になる
  • 「総量規制」やビジネスローンの1000万円上限がない
  • 3社間ファクタリングの方が2社間ファクタリングより審査が緩い

ファクタリングは「審査甘い」ので即日資金化できるわけではなく、審査方法や審査項目が融資と異なるため、早く甘く感じるのです。

融資では、実際に営業しているかどうか確認する「実訪」などの手続きがありますが、ファクタリングにはありません。ファクタリング会社が楽をしているわけではなく、ファクタリングの審査に不要だからです。

またファクタリングは民法の債権譲渡行為であり、民法ならば当事者間の自由な意思表示によって契約できます。融資は銀行法や貸金業法の規定に縛られるので、どうしても時間がかかり、チェックポイントも多いので、審査が厳しいと感じてしまいます。

融資の審査が厳しいのは事実ですが、それは法的な問題と、性質の違いによります。

以下の表はファクタリングと融資の資金調達の違いについてまとめたものです。ファクタリングは「アセットファイナンス」、融資は「デットファイナンス」でそもそもカテゴリが異なることに注意してください。カテゴリが違うわけで、当然審査方法も違います。そのためファクタリングに「審査甘い」というイメージがついてしまうのです。

     内容 資金調達方法の選択肢
アセットファイナンス 自社の資産を現金化する ①不動産売却
②知的財産権(特許、商標、著作権等)売却
③独占販売権、営業権などの無形資産の売却
④ファクタリング
⑤でんさい(電子記録債権)譲渡
⑥債権回収
⑦セール&リースバック
デットファイナンス 「借入金融」お金を借りる、返済義務あり ⑧銀行融資(無担保、無保証人)
⑨自治体等の公的融資(無担保、無保証人)
⑩不動産担保融資
⑪消費者金融、ビジネスローン
⑫手形割引
⑬社債、私募債発行
⑭ABL(動産・売掛金担保融資)
エクイティファイナンス 他社、第3者から出資を受ける、返済義務なし ⑮新株発行公募
⑯IPO(新規公開株)による資金調達
⑰株主配当増資
⑱第三者配当増資
⑲クラウドファンディング
⑳ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家

これらを踏まえると、ファクタリングの審査は決して「審査甘い」というものではなく、法律(民法)によって適切に行われていることがわかります。

審査甘いのではなく、審査するべき基準が異なるということです。

審査甘いと感じられるファクタリングの傾向

審査甘いということはないのですが、事業主様が主観的にそう感じるファクタリングの特徴について考えます。

審査に必要な書類が少ない

10個の書類を審査する場合と、5つの書類を審査する場合では、後者の方が「審査甘い」と感じられることがあります。

ファクタリング審査においても、重要なポイントを明確に示す書類があれば、返済リスクを減らすことができます。

ファクタリングの審査に必要な書類は以下の通りですが、その中でも「請求書」「通帳コピー」の2つのみで審査が通る場合もあり、その場合は審査甘いと感じることがあるでしょう。

  • 売掛金の請求書
    (例外的に「将来債権」である発注書、注文書などでファクタリングできるファクタリング会社もある)
  • 銀行の通帳コピー(売掛債権(売掛金)の入金確認のため)
  • 本人確認書類(身分証明書)
  • 売掛契約が発生する旨の契約書
  • 確定申告書、決算書(それほど重視しない)
  • 商業登記簿謄本(法人のみ)

2社間ファクタリングではなく3社間ファクタリングを選ぶ

債権者である事業主様とファクタリング会社のみで取引が完了する2社間ファクタリングでは、売掛先が期日に事業主様に支払った売掛債権(売掛金)が、ファクタリング会社に直接(債権者が払わずに消える)支払われないリスクがあります。支払いを逃れる事業主様も存在します。

一方で、3社間ファクタリングでは、ファクタリング会社が直接売掛先から売掛債権(売掛金)を回収するため、回収漏れや返済遅延のリスクはありません。

そのため、ファクタリング会社は売掛債権(売掛金)の回収が見込めるため、2社間ファクタリングよりも買い取り手数料が低く設定されます。結果として、2社間ファクタリングと比較して3社間ファクタリングの方が「審査甘い」と感じるのは事実でしょう。

買い取り上限額の設定が低い、ファクタリング利用額が少額

高額な融資では審査が厳しくなりますが、少額の融資では審査基準が緩和されることがあります。

これと同様に、ファクタリングにおいても、金額が小さい場合、回収不能時にファクタリング会社が被る損失も少ないため、比較的「審査甘い」ということが言えるかもしれません。

手数料が高いことを甘受する

2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングの方が手数料が安いのは「売掛先から直接回収する」ことで貸し倒れリスクが減るからです。

審査甘いと感じるためには、ファクタリング会社のリスクヘッジとして高い手数料をこちらが受け入れることが必要です。

手数料が多少高くても許せるならば、審査甘いと感じるようにファクタリング会社も、厳しい審査を行わない可能性があります。

売掛先が個人ではなく法人である

売掛先が個人の場合、どこのだれかわかりません。実在するかどうかもわからない人宛ての請求書をファクタリング会社は買い取るリスクがあります。

しかし、売掛先が法人の場合は、どこに本社があり社長が誰かわかります。確かに存在して登記しているわけで、ファクタリング会社の審査も、売掛先の信用度についてある程度担保されているので、緩めになります。

売掛先が、大企業や行政機関、官公庁ならば、審査も形式的なものになるかもしれません。「審査甘い」と感じられるかもしれません。

即日資金調達可能なファクタリングの傾向

審査甘いのとは別に、即日資金化可能なファクタリングについてもその特徴を把握しておきましょう。

両方に合致するファクタリングが、「審査甘い即日資金化できるファクタリング」になります。

オンラインファクタリングならば即日現金化も可能

オンラインで申し込みから面談、そして入金まで完結する『オンラインファクタリング』を提供しているファクタリング会社であれば、条件さえそろえば、即日資金調達することも不可能ではありません。

オンラインファクタリングでは、必要書類をデータ形式でファクタリング会社に提出することで、手続きの時間を短縮します。

面談は、ZOOMやチャットワークといったWEB会議ツールを利用し、リアルタイムで行う形となります。

<オンラインファクタリングで提出する書類>

  • 本人確認書類(身分証明書)
  • 売掛金の請求書
    (例外的に「将来債権」である発注書、注文書などでファクタリングできるファクタリング会社もある)
  • 銀行の通帳(売掛金の入金確認できるもの)
  • 確定申告書、決算書
  • 商業登記簿謄本(法人のみ)

これらをデータ化(PDFや画像)にして、指定の方法でファクタリング会社に送ります。オンラインファクタリングの手続きはおおよそ以下になりうます。

  • 1.ファクタリング会社にユーザー登録する
  • 2.請求書(売掛金がわかる)のアップロード
  • 3.請求書情報の入力
  • 4.本人確認書類の提出(アップロード)
  • 5.携帯電話のSMS認証
  • 6.事業者登録(法人登記簿謄本、確定申告書、決算書などのアップロード)
  • 7.WEB面談(ある場合。ZOOMやSkypeを使う。場合によっては電話)
  • 8.AIなど用いたファクタリング会社の審査
  • オンライン契約への同意、電子署名など

書類をしっかりデータ化して朝のうちに申し込みできれば、午後WEB面談となり、その日中、即日に資金化可能です。逆にオンラインを使わないで対面のみで即時入金するのはかなりのハードルがあります。

2社間ファクタリングならば即日現金化に有利

オンラインファクタリングに加えて、即日資金化できるのは2社間ファクタリングです。3社間ファクタリングの場合、売掛先へ債権譲渡通知や同意が必要になります。

その日中に売掛先の同意を取り付けるのは難しく、必然的に事業主様とファクタリング会社の2者で契約が完結する2社間ファクタリングになります。

「即日資金化」を謳って独自のシステムを持っているファクタリング会社は基本的に2社間ファクタリングになります。これとAI審査やスコアリングシステムなどを組み合わせて審査の時間を短縮していきます。

即日資金調達可能で「審査甘い」を満たすファクタリングは?

以上、「審査甘い」「即日資金可能」という2つの見地から、それを可能にする条件を紹介しました。

まず「審査甘い」(実際に甘いわけではなく甘く感じる)条件を満たすファクタリングは以下になります。

  • 必要書類が少ないファクタリング
  • 3社間ファクタリング
  • 少額のファクタリング
  • 手数料が高いファクタリング
  • 売掛先が個人ではなく法人

次に即日資金化できるファクタリングの条件は以下になります。

  • オンラインファクタリング
  • 2社間ファクタリング

これらを合わせると、「審査甘い」「即日資金化」を両立できるファクタリングは以下の条件を満たすものになります。

      

  • 必要書類が少ない(可能なら「請求書」と「通帳コピー」)
  •   

  • 売掛先が法人
  •   

  • オンラインファクタリング
  •   

  • 2社間ファクタリング
  •   

  • 多少手数料が高いのは甘受する

これを満たせるファクタリングメニューを出しているファクタリング会社を選んでください。本当に信頼できる売掛先ならば、ファクタリング手数料も考えるほど上がらないはずです。

必要書類が少なすぎるのは危険かも?

審査甘いと思われる条件にもなる「必要書類が少ない」ですが、例えば「請求書だけでOK」というのは逆に危険かも知れません。悪徳業者やヤミ金融の可能性もあります。

少なくとも「請求書」「通帳コピー」の2点を求めるファクタリング会社にしてください。この2点があれば、継続的に売掛債権(売掛金)の入金があり、有効な売掛契約をしていることが確認できます。

もちろん、逆に「審査甘い」代わりに必要書類を多く求めるファクタリング会社にも注意してください。

ファクタリング審査で、借入一覧表や不動産登記簿謄本などは必要ありません。融資ではないので、請求書の売掛債権(売掛金)が確かに期日に入金されることが確認できれば、必要かつ十分だからです。

即日入金の場合、そもそも多くの書類を提出して審査ということはありません。もし、即日入金可能と謳いながら多くの書類を求めるファクタリング会社があれば疑ってください。

ファクタリング自体は「審査甘い」かもしれませんが、その後悪徳金融などへ誘導されてしまう可能性があります。

必要書類が少なくても「請求書」と「通帳コピー」の2点を求めていることは必ず確認してください。

審査を適切に実施した結果「審査甘い」と思ってしまうほどしっかりした即日可能なファクタリング会社株式会社No.1

ファクタリングで「審査甘い」というのは必ずしもいい加減な審査をするわけではありません。中には本当にいい加減な審査をするファクタリング会社があるかもしれませんが、そうではなく、融資とファクタリングでは評価軸が異なるので、結果として「審査甘い」と感じてしまうこともあるのです。

しっかりした審査(審査甘いと感じることも)で、かつ即日資金調達可能なファクタリング会社を探してください。

その中で特におすすめできるファクタリング会社が「株式会社No.1」になります。

「株式会社No.1」によるファクタリングは、迅速で丁寧な対応、業界最安値レベルの手数料でとてもコスパが良いです。少ない書類で適切な審査を迅速に行うので、結果として「審査甘い」と感じることもありますが、長年の経験のデータの蓄積に基づいて審査しているので、いい加減な内容ではありません。

審査甘いのではなく、審査項目が少ない中でも厳正な審査を行っているため、即日可能なファクタリングかつ、適正なリスク判断を行えます。

ファクタリングで「審査甘い」と「即日」は両立しますが、ある程度高い手数料などは甘受してください。「審査甘い」「即日」「手数料安い」の3つはなかなか鼎立しないことは意識しておいてください。

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