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個人事業主がファクタリングしたい場合オンラインがおすすめ!専用サービスも増えています
個人事業主の方の資金調達は苦労することが多いと言われています。個人事業主の中身にもよりますが、売上金額が少額で、月商20万円、年間売上300万円という個人事業主の方もいらっしゃいます。
このような規模が極めて小さい個人事業主の方向けの融資はあまりありません。金融機関としても少額すぎて、事務コストや審査コストに融資金利が見合わないからです。
数十万円のコストをかけて個人事業主に融資して、受け取る利息が毎月数千円、計数万円では割が合わないです。コスパが悪く、営利を求める民間金融機関の顧客対象から希望金額によっては個人事業主が外れてしまうかもしれません。
今回は個人事業主がファクタリングで資金調達したい場合、オンラインファクタリングを積極的に利用しようというお話です。オンラインファクタリングならば固定コストが削減できるため、個人事業主が持つ少額の売掛債権(売掛金)も買い取り可能になり、コストがかからず、ファクタリング会社の儲けも出ます。
個人事業主がファクタリングを断られる、対象にならない理由
冒頭で銀行融資の例を上げましたが、営利を追求しない政府系金融機関の日本政策金融公庫でも個人事業主向け融資の最低ラインは50万円とも言われています。20万円~30万円の資金が必要な個人事業主は調達する方法がありません。
消費者金融のカードローン、あるいはクレジットカードのキャッシングを使うこともできますが、信用情報がマイナスになってしまいます。
だからファクタリングがおすすめ、と言いたいのですが、ファクタリング会社の中にも個人事業主NGのところがあります。個人事業主の売掛債権(売掛金)を買い取らない理由は主に以下になります。
売掛債権(売掛金)額が少額すぎて利益にならない、コスパが悪い
銀行が少額融資を避けるのと同じ理由です。5万円の売掛債権(売掛金)を買い取っても、手数料10%でも5,000円です。
おそらく、審査の手間、面談時間スタッフを拘束する人件費、電話相談のコストなどを勘案すると赤字になってしまうでしょう。
ファクタリング会社の儲けはファクタリング手数料ですが、それがまったく稼げないのであれば行う意味がありません。ファクタリングは慈善事業ではありません。
政府系金融機関の日本政策金融公庫でさえ、融資の下限を設けています。慈善事業、公共目的の政府系金融機関でも少額すぎる融資を行わないのですから、許認可業でもなく法で守られないファクタリング会社は、自衛のためにも、コスパが悪い個人事業主の売掛債権(売掛金)買い取りは避けるのも当然です。
商業登記簿謄本が取得できないので信用度が低い
顧客が法人の場合、開業にあたり会社設立登記をしています。その結果、商業登記簿謄本を取得し、ファクタリング申し込み時に提出できますが、個人事業主の場合登記不要で開業できます。
個人事業主の開業は税務署に開業届を出すだけで完了して、審査は事実上ありません。もっというと、開業届を出さなくても個人事業主として営業できます(確定申告は必要です)。
そのため、ファクタリング申し込みをしてきた個人事業主がどこの誰なのかわからない中で、ファクタリング会社は審査を行わなければなりません。
法人の場合は商業登記簿謄本で、代表者、本店所在地、代表者の住所、事業目的、資本金などを確認できますが、個人事業主の場合自己申告だけになります。
信用できるかどうかわからない、どこのだれか良く知らない個人事業主の売掛債権(売掛金)を買い取るのはリスクがあります。
売掛先が有名企業や行政機関、自治体などであればある程度信用できますが(請求書が本物なら)、個人事業主の売掛先はそうしたところではないことが多く、やはり個人事業主に対してあまり信用できない中で買い取り審査、買い取り判断を行わなければなりません。
そうした手間や回収不能を考えると、最初から法人限定して、個人事業主をファクタリングの顧客から外すという選択も一定の合理性を持ちます。
オンラインファクタリングが個人事業主のファクタリングに道を開いた
以前のファクタリングはこのような理由で、個人事業主を対象から外していましたが、オンライン手続きの浸透で個人事業主もファクタリングを利用できる機会が増えました。
なぜオンラインファクタリングが個人事業主にとってメリットがあるのか、プラスに働いたのか、以下で解説します。
まず、ファクタリングをオンライン契約するメリットについて解説します。
全国各地の個人事業主OKであるファクタリング会社へ申し込みできる
オンラインならば場所を問いません。ファクタリング会社は法人ならばまず申し込み可能ですが、個人事業主NGのところもあります。
地元のファクタリング会社が個人事業主NGでも、全国各地、都市部のファクタリング会社ならば個人事業主OKのところも多いはずで、そうしたファクタリング会社を多数比較して選択できるのはオンラインファクタリングの強みです。
近くのファクタリング会社が個人事業主NGでも、全国各地の個人事業主OKのファクタリング会社をオンライン申し込みできるので、まったく選択肢が狭まりません。
対面契約よりもコストがかからない
オンラインファクタリングは、ファクタリング会社の店舗を使わず、対面面談で時間も取らないので、コストがかかりません。
スタッフを窓口に拘束することもなく、開店時間中でなくても審査ができます。ZOOMなどのツールを使えば、大幅に面談コストも削減できます。
個人事業主のファクタリングが避けられてきた理由が、固定費のコストがかかることだったので、オンラインファクタリングによって、対面時間や面談スペースなどのコストを減らせます。
これによりある程度個人事業主のファクタリングでも「ペイ」できるようになりました。
ペーパレス化による固定費の削減
オンライン化によって紙のやり取りがなくなることも、個人事業主にとってはプラスになります。
書類の保管やファイリングのコストが減ります。ファクタリング会社の印刷コストもなくなります。
オンラインファクタリングでは書類についてはデータ化して送ります。電子保存がうまくいけば大幅な省力化につながり、結果的に損益分岐点が下がり、個人事業主をお客にしても十分利益が上がるようになります。
回数をこなせるようになり「薄利多売」でも十分利益が上がるようになった
「オンラインお見合い」の浸透で、婚活現場が変わりました。従来の対面お見合いでは1日2名が限界だったのに、オンラインお見合いの進展で、5名、6名と1日でこなせる人数が増えました。在宅でできるのでお見合い場所へ行かなくても済むからです。
ファクタリングも同じで、スタッフが対応できる人数が増えました。それにより、ある程度顧客の幅を広げて「薄利多売」できるようになりました。
これまで薄利過ぎて対象にならなかった個人事業主も十分「お得意様」にできるとファクタリング会社が判断し、オンラインファクタリングならば個人事業主も対象になりました。
遠方の個人事業主もお客にできる
オンラインファクタリングならば時間も場所も問わないため、地方の山村で農業をしながらライターもしている、みたいな人も都心部のファクタリング会社へ申し込めるようになりました。
これまで店舗が遠すぎてファクタリングを申し込めなかった地方の個人事業主も、買い取り条件さえ良ければ一気に顧客にできるようになりました。
そのため、大手ファクタリング会社は、オンラインファクタリングによって地方の個人事業主の囲い込みを図っています。個人事業主にとってはオンラインファクタリングでファクタリングできるようになるとともに、都市部の条件が良いファクタリング会社を利用できるようになりました。ファクタリング会社と個人事業主、Win-Winの関係をオンラインファクタリングがもたらしました。
オンラインファクタリングの流れを解説
オンラインファクタリングの流れは基本的に法人の場合と変わりません。法人のように商業登記簿謄本で信用を与えられない分、ファクタリング会社に求められないものについても、提出可能ならすべきです。
個人事業主のオンラインファクタリングに必要な書類
個人事業主のオンラインファクタリングに必要な書類は以下になります。
- 本人確認書類(身分証明書)
- 売掛金の請求書
- 銀行の通帳(売掛金の入金確認)
- 確定申告書(2期分)
これらは最低でも用意し、データ化しておきます。データ化はスキャナーで読み込みPDFファイルにするか、スマホで画像を撮影してJPGファイルなどにしておきます。
きれいにデータ化するのが基本で、こういうところで信頼できる人かどうか判断のポイントになるかもしれません。
個人事業主のオンラインファクタリングで追加提出可能ならした方が良い書類
よりファクタリング会社に信用してもらうため、オンラインファクタリングでデータを提出できる場所があれば以下の書類についても、データ化して送ると信頼度が増します。
- 売掛先との取引基本契約書
- 印鑑証明書
- 納税証明書
- 住民票
- 開業届(税務署の受付印、e-taxの受領画面のスクショ)
売掛先との契約書は、売掛先の信用度を高くするために重要なアイテムです。また、印鑑証明書や住民票を添えることで、どこのだれか、商業登記簿謄本に代わる書類として有効です。個人事業主の身分を証明するにはこれがいちばんです。
開業届は税務署に出す際にコピーに受付印を押してもらえます。それか、電子申請した場合の受領控えをスクショしておきましょう。
個人事業主のオンラインファクタリングの流れ
個人事業主のオンラインファクタリングの流れは、法人の場合と特に変更点はありません。オンライン面談を行いますので、パソコン+WEBカメラ、ないしスマホを用いて行います。
動画の容量を消費しても良いように、光回線かWi-Fi接続できるようにしておきましょう。
- 1.ファクタリング会社にユーザー登録する
- 2.請求書(売掛金がわかる)のアップロード
- 3.請求書情報の入力
- 4.本人確認書類の提出(アップロード)
- 5.携帯電話のSMS認証
- 6.事業主登録(法人登記簿謄本、確定申告書、決算書などのアップロード)
- 7.WEB面談(ある場合。ZOOMやSkypeを使う。場合によっては電話も併用)
- 8.オンライン契約への同意、電子署名など
- 9.AIによる審査(する会社、しない会社あり)
- 10.決定、資金化、振り込み
銀行融資の審査に先駆けて、ファクタリング会社ではAIによる審査を積極的に導入しています。AIによって審査の省力化ができれば、売掛債権(売掛金)額が少ない個人事業主のファクタリングにとってプラスになります。
人が審査を行うコストを削減できるため、売掛債権(売掛金)額が少なくてもそれなりに「ペイ」するでしょう。
オンラインファクタリングは個人事業主にとっても、ファクタリング会社の負担軽減で対応できる余力を増やすのでプラスに作用します。ぜひファクタリングを行う際は、オンラインファクタリングを前向きに検討してみてください。
オンラインファクタリングでは熱意や個別事情が伝わらない面も理解しよう
オンラインファクタリングで、AIなどによる機械的審査が進めば進むほど「定量面」での審査の比重が増えます。
ファクタリングに至る個別事情や、必死さ、熱意、やる気などの「定性面」については評価されません。個別事情を別途書類にして送ることもできるかもしれませんが、オンライン上でのZOOM面談と、実際に対面しての面談では、やはり後者の方が細かいところまで伝えられます。
逆に面談が全然ダメな人の場合、オンライン面談の方が助かる場合もあります。
個人事業主の方の事情によっては、実店舗でファクタリング申し込みしたほうがよいこともありますので、オンラインファクタリングだけではなく、お住まいの地域にファクタリング会社があるかどうかも合わせてチェックしてもよいでしょう。
オンラインならば全国のファクタリング会社へ申し込めるというメリットは、やはり生かしたいところであります。
オンラインファクタリングする際に個人事業主がチェックしたいこと
オンラインファクタリングで個人事業主にもファクタリングのチャンスが増えましたが、まだまだ法人に比べると不利な面もあり、それを解消すべくしっかり各ファクタリング会社を比較して、以下のチェックポイントを確認してください。
個人事業主向けメニューを用意しているファクタリング会社を選ぶ
個人事業主を対象としていても、売掛債権(売掛金)額100万円以上など高いハードルを設けているファクタリング会社もあります。
可能ならば「個人事業主向けオンラインファクタリング」の専用メニューを用意しているところを選んでください。
利用額の下限が下がっていて、5万円~10万円の買い取りから行ってくれるファクタリングメニューになります。これなら、零細個人事業主のある売掛先1か月分の売掛債権(売掛金)買い取りも可能になります。
クラウドソーシングサイト提携の個人事業主向けファクタリングサービスも選択肢
「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトでは、サイト上で獲得した報酬を即日資金化できるファクタリングサービスを利用できます。
クラウドソーシングサイトで本人確認等を行っていることが条件ですが、サイト利用時の信用チェックによって、ファクタリングの審査を省略できます。
本来「15日締め月末払い」の獲得報酬も、数%の手数料で即日資金化できます。個人事業主がクラウドソーシングサイトで獲得した報酬は、ファクタリング会社ではなく提携サービスで早期資金化したほうがいろいろ楽かもしれません。
高額な売掛債権(売掛金)に対応できるファクタリング会社は少ない可能性
個人事業主はただでさえ信用が法人よりも薄いわけですが、高額の売掛債権(売掛金)についてはファクタリングできない可能性があります。ファクタリング会社の回収不能リスクを考えての結果です。
結局、個人事業主のファクタリングはある一定のレンジ以下にしないと、ファクタリング会社から信頼されないのかもしれません。
実績を積んでいくことが、金額については徐々に増やしていくことができるはずです。
2社間ファクタリングが多く手数料は高めになる
個人事業主の売掛債権(売掛金)額が低いファクタリングの場合、3社間ファクタリングでは手間や手数料を考えるとファクタリング会社に「うまみ」がありません。
少額の売掛債権(売掛金)を手間とコストをかけて3社間ファクタリング契約して、2社間ファクタリングよりも少額(半額以下)の手数料を受け取るのは、ファクタリング会社にとってコストパフォーマンスが低いので、個人事業主のファクタリングについては多くの場合、少なくとも手数料を稼げる2社間ファクタリングになります。
3社間ファクタリングを認めさせるためには、売掛債権(売掛金)の金額が高い、売掛先が信用できるなどの条件を満たす必要があるでしょう。ファクタリング会社に掛け合ってみてください。
個人事業主向け専門プランもある株式会社No.1オンラインファクタリングで資金調達しよう!
個人事業主(あるいはフリーランス)の方がファクタリングしようとしても、「法人限定」としているところが結構あります。
個人事業主が持つ売掛債権(売掛金)は少額のことが多く、法人のように商業登記簿謄本の取得ができないので、ファクタリング会社としても信用調査に時間がかかる割に、買い取り額が少なく「うまみ」がありません。
しかし、オンライン手続きによるファクタリングが浸透していく中で、AIによる審査など大幅に審査にかかわる人的コストが減らせるようになりました。
オンラインファクタリングが個人事業主のファクタリングの間口を広げつつあります。ファクタリング会社の中には、個人事業主専用のメニュー、プランを用意してその資金調達ニーズを汲み取ろうとしているところも増えてきました。個人事業主は十分お客様として「ペイ」できるようになってきました。
「株式会社No.1」によるファクタリングは、個人事業主向け専用メニューを用意していて、少額でも迅速な売掛債権(売掛金)買い取りを行います。また、Fin Tech(フィンテック)というオンラインシステムを使った最短30分で資金化できるオンラインシステムで個人事業主様の資金調達を応援します。
【株式会社No.1の個人事業主(フリーランス)向けファクタリングプランの概要】
東京都内住所 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋4丁目2−11 CTビル3F |
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ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング、3社間ファクタリング |
買い取り手数料率 | 1%~15% |
即日資金化可能か? | 可能 |
入金までの時間 | 最短30分 |
審査通過率 | 79%以上(2021年3月実績) |
買い取り可能金額 | 10万円~5000万円(個人事業主、フリーランスはさらに下限が下がることも) |
オンラインファクタリングの可否 | 可能 |
対応エリア | 全国各地 |
ファクタリング会社HPURL | https://no1service.co.jp/factoring/freelance/ |
株式会社No.1は個人事業主の売掛債権(売掛金)を10万円から買い取ります。ぜひご利用いただき、個人事業主の経営に役立ててください。
よろしくお願いいたします。
ファクタリングなら株式会社No.1 詳細情報
株式会社No.1の各サービスの紹介は下記からご覧ください。
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