カテゴリー: ファクタリング

ファクタリングで優良債権と言われる売掛債権は何か?優良債権の条件も合わせて紹介!

ファクタリングは売掛債権(売掛金)の買い取りです。融資と異なり、銀行法や貸金業法、利息制限法などの諸法規が適用されません。

ファクタリングは民法上の契約行為であり、当事者間の自由な契約が優先するものです。そのため、売却する売掛債権(売掛金)によってその評価が大きく異なるものになります。

売却するのであれば、評価が高い優良債権と言われるものを選びたいものです。優良債権と言われますが、実際にはどのような債権なのでしょうか?

今回は売掛債権(売掛金)の中でも優良債権と言われるものがどのようなものなのか解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

「優良債権」の条件を考える

今回取り上げる「優良債権」とはファクタリング会社にとって評価が高い売掛債権(売掛金)を指します。ファクタリング会社にとっての優良債権とは確実に回収できる債権を指します。

ファクタリング会社にとって最も困るのは、売掛債権(売掛金)を支払い期日に回収できないことです。

リスクを引き受けて買い取って、売掛債権(売掛金)の権利もファクタリング会社に移したのに、結局回収できなければ丸損です。そのため、聞いたことがない売掛先への売掛債権(売掛金)買い取りは非常に慎重になります。

しかし、その逆の場合、確実に売掛債権(売掛金)の支払い期日に回収できるものならば、貸し倒れリスクがないので、債権者に有利な条件を出しても買い取れます。

確実に回収できる売掛債権(売掛金)で金額が多ければ、それだけ手数料収入が増えるからです。

ファクタリング会社にとっての優良債権とは、支払い回収不能リスクがない、極めて低い売掛債権(売掛金)ということになります。そのほかにもいくつか優良債権になりえるものがあるので合わせて紹介していきます。

優良債権とはこのようなもの!あれば積極的にファクタリングしよう

ファクタリング会社が考える優良債権とは以下のような売掛債権(売掛金)を指します。もし事業主様がこのような債権を持っているならば、積極的に「攻めのファクタリング」として売却候補にしてください。

通常の売掛債権(売掛金)よりもはるかに好条件での資金化が可能です。ファクタリング会社も積極的に評価してくれるはずです。

誰もが知っている老舗有名企業、大企業の売掛債権(売掛金)

誰もが知っている大企業宛ての売掛債権(売掛金)ならば、ファクタリング会社は優良債権と判断するでしょう。

もちろん、民間企業なので倒産する可能性はゼロではありません。1990年代後半の金融危機や2000年代のリーマンショック時には思いもしない大企業が倒産したこともありました。

しかし、一般的な起業に比べればはるかに安定しています。トヨタ自動車グループ、NTTグループ、鉄道、インフラ、エネルギー、大手食品関係などであれば経営も極めて安定しています。

売掛債権(売掛金)の回収日に振り込まれることは限りなく100%に近く、ほぼ確実と言っても良いでしょう。これらの企業の売掛債権(売掛金)は典型的な優良債権と言えそうです。

そのような大企業と取引できるということは、みなさまの会社も評価されているということになります。債権者も債務者も両方しっかりしているので優良債権になります。

政府、自治体など行政機関の売掛債権(売掛金)

政府(省庁)、自治体など公的機関の仕事を請負していると、その売掛債権(売掛金)をファクタリングに出す場合、優良債権として評価されます。

言うまでもなく、行政機関の倒産はあり得ません。あらかじめ予算を通してその範囲で仕事を発注しているはずなので、キャッシュがないということもあり得ません。

売掛債権(売掛金)の支払い期日に確実に入金されることは明らかであり、そうした機関の売掛債権(売掛金)は、当然優良債権とみなされます。

行政機関と取引できるだけの信頼がみなさまの会社にもあります。したがって、ファクタリング審査も迅速スムーズに進みます。

行政機関への売掛債権(売掛金)を持っている場合、優良債権として優遇されるのでぜひファクタリングを検討してください。

社会保険報酬支払基金や国保連などへの診療報酬、介護報酬債権

行政機関への売掛債権(売掛金)と似ていますが、病院やクリニック、整骨院の保険診療にかかる診療報酬や、介護施設の介護保険サービスによる介護報酬は優良債権として評価されます。

診療報酬や介護報酬の請求先である社会保険報酬支払基金や国民健康保険団体連合会(国保連)は倒産しません。倒産したら日本の医療が破滅するので、何があってもなくなりません。

そうした機関への売掛債権(売掛金)は極めて安定しています。病院やクリニック相手に売掛金支払いが滞ることはあり得ません。

もちろん、これらの報酬を請求できるのは、許認可された医療、福祉機関であり、社会的信頼度も抜群です。

優良債権であることには疑いがありません。3社間ファクタリングしても、社会保険報酬支払基金や国保連の心証が悪くなることもありません。

また、これらの優良債権は、通常のファクタリングメニューではなく「診療報酬ファクタリング」や「介護報酬ファクタリング」というさらに事業主様有利な枠組みのファクタリングメニューがあります。

これらのファクタリングメニューならば、手数料を年利換算しても通常の融資と変わらない、あるいは融資の金利よりも低くなります。

しかも融資ではないので信用情報照会などもありません。特別な優良債権だから可能な内容になっています。

売掛債権(売掛金)の支払いサイトが短いものにする

事業主様が所有している売掛債権(売掛金)の支払いサイトが半年、あるいは4か月、5か月後というものがあれば、ファクタリング会社としては回収不能リスクを感じざるを得ません。

本当に期日に支払われるのかわからず、リスクを感じてしまいます。

建設工事やシステム開発などで発注元が大企業や行政機関であればそれでも信用でき、優良債権とみなせるかもしれません。それは仕事内容に影響されます。

そのような優良発注元からの仕事でない場合、優良債権とするためには、支払いサイトが短いものを選びましょう。

支払いサイトが1か月、あるいはそれ未満(20日など)で、継続的な支払いが通帳から確認できれば、支払い期日にはほぼ入金されることがわかります。

支払いサイトが短いことで何か突発的なことに巻き込まれるリスクも低いため、ファクタリング会社は優良債権とします。

そもそも支払いサイトが短いということは、売掛先の資金繰りも安定しているからであり、その意味では社会的信用もあります。支払いサイトを長くして、お金をどこからかかき集めて支払う自転車操業とは真逆の経営スタイルになります。

本当の優良債権は、請求書提出→即日や翌日入金ですが、そうした売掛債権(売掛金)はそもそもファクタリングできないので、ここでは除外します。少なくとも、ファクタリングできるだけの支払いサイト(少なくとも半月)がある売掛債権(売掛金)が優良債権となります。

取引を継続している期間が非常に長い売掛債権(売掛金)

数か月前に契約した取引先(売掛先)と、数十年、親の代から取引している売掛先では、信用度が違います。

当然、取引している期間が長い売掛先の売掛債権(売掛金)ほど、期日に入金される可能性が高くなります。数か月前に契約した売掛先と数十年にわたって取引している売掛先では、後者の売掛債権(売掛金)の方が優良債権とファクタリング会社は判断します。

後者ならばいきなり連絡が取れなくなる、振り込みされないというリスクも極小化できます。ファクタリング会社にとって「安全パイ」であり、優良債権として評価されます。

これらが優良債権としてファクタリング会社の評価が高くなるものです。みなさまの売掛債権(売掛金)はどのようなものでしょうか?

金額が大きい売掛債権(売掛金)はリスクもあるので注意

優良債権とは以上のような売掛債権(売掛金)を指します。意外かもしれませんが「高額債権」が入っていません。1000万円の売掛債権(売掛金)と1億円の売掛債権(売掛金)では、ファクタリング会社が受け取る手数料は、後者の方が比較にならないほど大きいはずです。儲けも出ますが、高額債権=優良債権とは言えない事情があります。

いくら売掛債権(売掛金)が高額でも、高額であればあるほど回収できなかった場合の損失が大きくなるからです。

ファクタリング会社にとっては、売掛債権(売掛金)の額面と回収できないリスクを比較することになります。

1000万円と1億円でも、売掛先がどちらも官公庁ならば、回収不能リスクが事実上ゼロなので、後者のほうが優良債権になるのは当然です。

しかし、官公庁への1000万円の売掛債権(売掛金)と、知らない新興企業への1億円の売掛債権(売掛金)では、どちらの方が優良債権なのかは即断できません。1000万円の債権の方は確実に回収できますが、後者1億円については回収できないリスクをはらみます。

そうなると、ファクタリング会社としても1億円については買い取りを躊躇してしまうかもしれません。

売掛債権(売掛金)を回収できなかった場合の損害、損失が大きすぎます。

そのようなこともあり、高額債権=優良債権にはなりません。

ただし、1000万円の官公庁宛て売掛債権(売掛金)と1億円の官公庁宛て売掛債権(売掛金)では後者の方が高評価になるのは事実であります。

つまり「『優良債権』を前提に優良債権の中でも高額なものはより高評価になる」ということになります。高額債権の評価が上がるのは、その債権が「優良債権」の条件に該当することが必要になります。

これを踏まえてください。優良債権の中でもより高額なものほど、ファクタリング会社は事業主様に有利な条件で買い取ってくれるはずです。

優良債権ならば高価買い取りいたします!まずは株式会社No.1へご相談ください

ファクタリングは売掛債権(売掛金)の譲渡ですが、譲渡しやすい、ファクタリング会社が買い取りやすい債権が存在します。

今回紹介した優良債権をお持ちであれば、事業主様は優先的にファクタリング対象にしていただくことも1つの選択肢になります。

ファクタリングには回収リスクがある売掛債権(売掛金)を先んじて資金化する「守りのファクタリング」もありますが、多くは、積極的かつ迅速な資金調達を可能にする、自社のキャッシュを潤わせる「攻めのファクタリング」です。

攻めのファクタリングにふさわしいのは今回紹介した優良債権になります。ぜひ自社がお持ちの売掛債権(売掛金)についてチェックしていただき、優良債権があればファクタリングの候補にしましょう。

優良債権ならば多くのファクタリング会社がとても良い条件で買い取ってくれるはずです。

当社「株式会社No.1」もその1つです。ファクタリング業界内でも評価がよく、利用者様の口コミにも自信があります。優良債権と言われるものについては、低手数料、高買取率、迅速な審査(最短即日、数時間)が可能です。

ぜひ迅速な資金調達を希望される方(そうでない方も)は、当社株式会社No.1のファクタリングをご利用ください。

優良債権については非常に良い条件で買い取りいたします。

みなさまの大切な売掛債権(売掛金)を適切に評価し、経営改善の一助にしていただければ幸甚です。

ぜひ一度株式会社No.1まで優良債権のファクタリングについてお問い合わせください。

何卒よろしくお願いいたします。

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