カテゴリー: ベンチャーキャピタル
返済不要?ベンチャーキャピタルってなんだ?
返済不要?ベンチャーキャピタルってなんだ?
創業してからそれほど期間が経っていない会社の資金調達方法として選ばれることが多いのがベンチャーキャピタルです。
返済が不要な資金調達方法として多くの経営者が興味を持っています。
しかしベンチャーキャピタルについて詳しく知っているでしょうか?
多くの方が【なんとなく】といったイメージしか持っていません。
こちらではベンチャーキャピタルとはどういったものであるかを解説します。
ベンチャーキャピタルによる資金調達を考えている経営者は必見です。
将来への先行投資を行うのがベンチャーキャピタル
ベンチャーキャピタルのことを理解するためには、投資先として選ばれる企業の傾向を知ることが重要です。
ベンチャーキャピタルに投資される企業ですが
・まだ株式上場をしていない
・今後大きな成長が見込める
以上の2つの条件をクリアしていなければなりません。
要は今後企業として大きく成長し、株式上場してくれることを狙っているのです。
すぐに資金が回収できることを望んでいるのではありません。
将来への先行投資をするのがベンチャーキャピタルです。
なぜベンチャーキャピタルは将来への先行投資を行うのか?
ハイリターンを狙っているからです。
ベンチャーキャピタルは無償で投資をしているわけではありません。
企業に対して出資をするわけですが、一定の株式を受け取ることになります。
ベンチャーキャピタルはその株式を将来的に高額で売却することを狙っているのです。
そこで出てくるのが大きな成長です。
企業として大きくなってもらわなければ、株式の価値は上昇しませんよね。
よって企業が大きくなるように、様々な経営的なアドバイスを行います。
そして企業が大きくなったら株式上場をしてもらうのです。
株式上場ともなると株価も大きく高まる可能性があり、結果として高く売却できます。
ベンチャーキャピタルとして大きな儲けが得られる可能性が出てくることになるのです。
ただし将来についてはどうなるかは誰しも分かりませんよね。
実はベンチャーキャピタルの投資は9割程度失敗に終わる、とされています。
要は成功した10%で元をとっているのです。
まさにハイリスク・ハイリターンな投資を行っているわけです。
ベンチャーキャピタルの役割とは?
最もわかりやすいのが資金提供でしょう。
ベンチャーキャピタルは「経営アイデアはあるけどお金がない」といった企業を助けるために資金を提供しています。
資金が提供された企業は経営に生かせる資金が得られるので、大きく羽ばたくチャンスが与えられることに。
ベンチャーキャピタルの役割は資金提供だけではありません。
もう一つ重要なのが、経営アドバイスです。
そもそもベンチャーキャピタルは起業経験がある方たちが行っています。
経営ノウハウを持っているので、投資が成功するためにも様々なアドバイスを実施するのです。
実はこのアドバイスがメリットになることもあればデメリットになることもあります。
お金を出すことになるので口を出したくもなりますよね。
結果として、経営に口を出しすぎて経営者の意向が事業に反映されない、といったこともあります。
ベンチャーキャピタルと会社の折り合いが悪くなってしまうような事例もあるほどです。
ベンチャーキャピタルの出資が失敗に終わったらどうなるの?
基本的には株式を手放すことになります。
要は株式を売却して少しでも資金を回収しようとするのです。
株式の売却先としては投資先になる可能性もあります。
簡単に言えば、株式の買い戻しを迫ってくるのです。
ベンチャーキャピタルとしても回収の見込みがなくなってきたら、回収ができるうちに株式を手放そうとしてきます。
ベンチャーキャピタルによる資金調達はメリットだけではありません。
デメリットにも目を向けて利用するかを判断しましょう。
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