カテゴリー: 実録!資金調達物語
建設業(電気工事業)を営むA社長のファクタリング事例
建設業(電気工事業)を営むA社長のファクタリング事例
建設業は臨時的に資金が必要になることが多くなるなど資金調達しなければならないケースも少なくありません。
さらに入金までのサイクルも遅い傾向にあり、ファクタリングが利用されやすい業種でもあるのです。
こちらでは建設業の中でも電気工事業を千葉県で営んでいるA社長のファクタリング事例を紹介します。
A社長はファクタリングによる資金調達が成功したのでしょうか?
それとも失敗してしまったのでしょうか?
今回のファクタリングの基礎情報
・経営者の年齢・・・55歳
・会社の経営年数・・・15年
・会社所在地・・・千葉県
・業種・・・建設業(電気工事業)
・年商・・・3億円
・決算状況・・・黒字決算
・税金・・・分納中
・資金調達成功額・・・1,000万円
・ファクタリング取引の方法・・・2社間取引
・資金調達目的・・・工事費用の工面のため
なぜ資金調達が必要になったのか?
A社長の会社は太陽光パネルを設置する仕事を行っています。
太陽光パネルの設置に関しては、屋根一体型は屋根工事業の許可が必要になります。
屋根据え置き型は電気工事業の許可が必要になります。
電気工事業の仕事はおもに送電線、配電盤、電灯、電力機器などの設備工事を行っているのですが、A社長の会社では特に太陽光パネルの設置に力を入れています。
今から10年ほど前は個人宅から多くの依頼を受けることになり、爆発的な売上になったこともあります。
しかし現在では新規の電気の買取価格も下がってしまい、ブームは去ってしまいました。
A社長の会社としても資金繰りに問題が発生し始めたのです。
そこで反転攻勢をかけるわけではありませんが、A社長の会社は取引相手を個人から法人に切り替えることにしたのです。
個人の小規模な太陽光発電システムの導入は下火ですが、法人が参入し始めています。
法人が所有している土地の中には何にも利用せずに遊ばせているところもたくさんあるんですね。
それらの遊休地を活用して太陽光発電事業に乗り出しているわけです。
A社長はそのような企業との取引を開始し始めました。
ある程度、目処が付いてきたところなのですが、大規模な太陽光パネルの設置の仕事が入ってきました。
ある意味ではビジネスチャンスですが、かなりのコストが発生することが分かってしまったのです。
そこでA社長はファクタリングを利用することにしました。
A社長が利用したファクタリングの中身
ファクタリングを利用して1,000万円の資金調達を実施しました。
大規模な工事のためには外注も新たに頼まなければなりません。
一定の立替費用などにも対応しなければならないのです。
そこで最低でも1,000万円が必要となったわけですが、無事に資金調達に成功しました。
A社長の会社では2社間取引を採用しました。
2社間取引であれば、取引先に売掛金を売却したことが分かりません。
悪い印象を与えずにファクタリングが利用できるわけです。
ただ2社間取引は手数料率が3社間取引と比較して高いのが難点です。
A社長の今回のケースの手数料率は12%となりました。
2社間ファクタリング・3社間ファクタリングについての詳しい説明はこちら
ファクタリング利用後にA社長の会社はどうなったのか?
A社長はファクタリングで手に入れた1,000万円で早速、大規模な工事に対応するために立替払いなどの支払を済ませました。
さらに新たに従業員を5人雇って大規模な工事に対応したのです。
工事についてはかなり大規模なものであり、1年数カ月に渡る契約となっていました。
要は継続して大きな利益が挙げられる仕事となったのです。
仕事を開始すると、順次売上が出てきます。
ファクタリングを利用することで大規模な工事にも対応できたわけですが、おおきな利益を上げることに成功しました。
もしも資金調達に失敗していたら、今回の仕事は引き受けられなかったかもしれません。
A社長はファクタリングによって大きなビジネスチャンスを掴んだのです。
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