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ファクタリングでも事前審査の重要性を認識しよう!融資とは異なる基準でしっかり事前審査します

どのような資金調達方法であっても事前審査はあります。ファクタリングも融資も同じように事前審査がありますが、最短即日で資金調達できるファクタリングの事前審査は緩いのでしょうか?そうなると事前審査の重要性はあまりない、ということにもつながりかねません。

さすがに事前審査の重要性がないということはなく、当然に重要です。しかし、事前審査の方法や審査の際に重視されるポイントが異なるようです。

融資とファクタリングの事前審査の違いについて理解することが、確実な資金調達につながります。

今回はファクタリングの事前審査について、その重要性を説明するとともに、事前審査の
際に重視されるポイントについて理解しておきましょう。

ファクタリングと融資の違いについて理解しておこう!

ファクタリングの事前審査について説明する前にファクタリングと融資など他の資金調達方法との違いについて理解しておきましょう。資金調達方法にはさまざまなものがありますが、大きく分けると「アセットファイナンス」「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」の3種類に分けられます。

内容 資金調達方法の選択肢
アセットファイナンス 自社の資産を現金化する ①不動産売却
②知的財産権(特許、商標、著作権等)売却
③独占販売権、営業権などの無形資産の売却
④ファクタリング
⑤でんさい(電子記録債権)譲渡
⑥債権回収
⑦セール&リースバック
デットファイナンス 「借入金融」お金を借りる、返済義務あり ⑧銀行融資(無担保、無保証人)
⑨自治体等の公的融資(無担保、無保証人)
⑩不動産担保融資
⑪消費者金融、ビジネスローン
⑫手形割引
⑬社債、私募債発行
⑭ABL(動産・売掛金担保融資)
エクイティファイナンス 他社、第3者から出資を受ける、返済義務なし ⑮新株発行公募
⑯IPO(新規公開株)による資金調達
⑰株主配当増資
⑱第三者配当増資
⑲クラウドファンディング
⑳ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家

この表を見ていただくとわかりますが、ファクタリングは「アセットファイナンス」、融資は「デットファイナンス」であり、事前審査のポイントも異なります。また重要性がある審査ポイントも同じではないことも理解していただけるはずです。

ファクタリングと融資は「完全に別物」と考えてください。しかし、資金調達方法ではあるので、事前審査の重要性については変わりません。問題は事前審査基準が異なり、重要性を持つ項目も違うことになります。

ファクタリングと融資の事前審査項目の違い

ファクタリングの事前審査について説明していく前提として、ファクタリングと融資の審査項目の違いについても理解しておきましょう。

同じ資金調達でも、上の表のようにファクタリングは「アセットファイナンス」、融資は「デットファイナンス」で種類が異なります。

そのため審査項目、審査基準についても別物と考えてください。ファクタリングと融資それぞれの審査基準については以下のようになります。

審査基準項目 ファクタリングの審査基準 融資の審査基準
信用を重視するところ 売掛先(取引先)の信用力を重視する 申請者(事業主様)の信用力を重視する
会社の財務状況 会社の借入状況など財務内容はそれほど問われない 会社の借入状況など財務内容重視、借入が多いと不可
赤字の場合 決算が悪くても(赤字などでも)売掛債権(売掛金)(売掛金)があれば可能 赤字企業には融資が厳しい
信用情報照会の有無 信用情報照会自体がない 信用情報照会で厳しくチェック
消費者金融からの借入 消費者金融からの借入があってもOK 消費者金融からの借入があると厳しい(大幅減点)
審査期間 最短即日のポイント審査、一部AI審査の導入も 最短でも半月、長ければ1か月かかる長い審査

審査基準がこのように異なると、事前審査もかなり変わります。ファクタリングの事前審査はあくまで、「売掛先から期日までに売掛債権(売掛金)を確実に回収できるかどうか」が最重要視されます。

一方で融資は、「利用者(借主)が毎月確実に返済できる経営余力やキャッシュがあるか」が最大の審査ポイントになります。

そこをクリアできなければ事前審査で容赦なく落とされてしまいます。

まず、事前審査はファクタリングも融資も重要性は同じ、しかし、それぞれの重要性をチェックするポイント、重視するポイントは異なる、ということをしっかりご認識いただければと存じます。

ファクタリングは「アセットファイナンス」、融資は「デットファイナンス」でまったく別の種類のものであることも意識してください。

ファクタリングの事前審査はこのように重要性あり!必ず審査ポイントをチェックしよう

ファクタリング契約を結ぶ前に、必ず事前審査が実施されます。ファクタリングが利用しやすい資金調達法と言われるのは、この審査を通りやすいからです。一般的な融資審査の通過率は約40%とされていますが、ファクタリングの事前審査は約70%の通過率があり、中には90%以上の通過率を宣伝する会社も存在します。

これだけ見るとファクタリングの事前審査は「やさしい」「簡単」ということになりますが、審査の基準が甘いというわけではありません。

なぜファクタリングの審査は通過率が高いのか。それは審査の目的が異なるためです。審査の目的が異なるので、当然審査基準も変わります。ここを押さえておいてください。

事前審査に基づいて契約条件が決まる

融資を受ける際は事前審査が必要で、事前に設定された融資条件を事業者が満たせるかどうかが判断されます。融資の場合、この条件が厳しいため、融資審査の通過率は低くなります。

融資審査は、条件を満たさない事業者を排除するためのもの(「落とす審査」)である一方、ファクタリングの事前審査は、契約条件を決めるために行われます。ファクタリングの事前審査は「通すための審査」の色彩が強くなります。

そのため、事業主様の良いところを加点評価することとなり、結果として通過率が高くなるのです。

また、事前審査は契約条件を決める目的で行われるため、事前審査なしでの契約は基本的にありません。もし事前審査なしでファクタリングしますという会社があれば悪徳業者を疑ってください。

ファクタリング開業には行政の許可が不要であり誰でも開業できます。そのため、悪徳業者、反社会的勢力、ヤミ金融なども紛れ込んでいる可能性があります。

事前審査なしでOKというファクタリング会社があれば、それらに該当する可能性があります。事前審査なしでファクタリングを無条件にOKとします。彼らの手口としては、事前審査なしの代わりに手数料をかなり高くします。ファクタリングによる資金調達価格は「額面-手数料」ですので手数料が高いと手取りが減ります。そこで足りない分をヤミ金融で貸し出し、法外な金利を貸し、借金まみれにして追い込んでいきます。

事前審査なしだと、「蟻地獄」に陥る可能性が高く、これは審査が緩いというものではなく非常に危険な兆候です。

しっかり事前審査を行ってもらえるファクタリング会社を選ぶことが大切です。

ファクタリングの事前審査で重視されるポイントを押さえよう

ファクタリングの事前審査では、いくつかの重要な点が確認されます。これは融資の事前審査と異なる内容でもあり、各チェックポイントの重要性についてご理解ください。

売掛債権(売掛金)の存在を容易に確認できる

当たり前のことですが、ファクタリングは実際に存在する売掛債権(売掛金)の譲渡です。事前審査では売掛債権(売掛金)が実在するかが最初にチェックされます。請求書を必ず提出して、ファクタリング会社はその請求書の宛名(売掛先)が確かに存在するかどうかを確認します。

この段階で、売掛先を法人に限定する可能性があります。法人ならば商業登記簿謄本によって存在を確認できますが、個人事業主やフリーランスが売掛先の場合、どこのだれかわからず、実在する自分かどうかも分かりません。

最悪請求書が捏造されている可能性もかんがみ、ファクタリングの事前審査では厳しい審査となります。売掛先が存在していることの重要性が確認できます。

取引先との過去の取引実績(通帳コピー数か月分)などを通じて、売掛債権(売掛金)の存在を確認します。新しい取引先との債権は対象外となる場合が多いです。1回や2回の取引しかしていない売掛先の場合、本当に今も継続して取引しているかわからないので、ファクタリングの事前審査で跳ねられる可能性があります。

ここで売掛先が大企業、官公庁、自治体、行政機関、健保組合など絶対につぶれないところであれば、事前審査が非常に緩くなります。何があっても倒産しない公的色彩が強い売掛先であれば、支払い不能や支払い遅延リスクは限りなくゼロになります。

売掛債権(売掛金)の継続的な支払いを確認できる

債権が確認できた後、売掛金が実際に支払われるかも審査されます。取引先の信用状況が確認され、支払いが確実と判断されなければ契約には至りません。

通帳のコピーを提出させるのは、請求書の宛名(売掛先)が確かに継続して毎月決まった日に売掛債権(売掛金)を支払っているかどうかを確認するためです。数年間ずっと毎月同じ日に売掛債権(売掛金)を支払っている売掛先ならば信用できます。

しかし、1回しか支払っていない売掛先や、まだ1回も売掛債権(売掛金)の支払いがない新規取引先は本当に期日に売掛債権(売掛金)を支払うのか不透明です。

これではファクタリング会社も安心して事業主様の売掛債権(売掛金)を買い取ることができません。回収不能リスクがどうしても頭をよぎってしまい、事前審査においてマイナスとなります。掛け取引を継続していることの重要性がここで認識されます。

確実に入金してもらえる依頼人かどうか

特に2社間ファクタリングの場合、売掛金が申込者(事業主様)からファクタリング会社に期日(まで)に送金されるかが重要視されます。

ファクタリングは売掛先の信用を重視しますが、それでも申込者の社会的信用をまったく考慮しないわけにはいきません。

明らかに犯罪歴があり、検索すればヒットするような方は利用が難しいかもしれません。また、ファクタリング会社とのやりとりも重要です。事前審査の中で面談や書類のやり取りが発生するはずです。

ここで態度が悪い、不誠実だと伝わるといくら売掛先が優良でも。申込者への評価が下がり、人として信用できない状態に陥ってしまいます。

やはり事業主様の人となりや社会的信用もある程度は考慮されます。誠実にファクタリング会社と向き合ってください。

売掛債権(売掛金)の支払いサイトが短いかどうか

売掛債権(売掛金)の支払いサイトが長い(締め日から振り込みまでの期間)場合、その間に何が起きるかわからず、支払い不能リスクが高くなります。

そのため、売掛債権(売掛金)の支払いサイトが短いものをファクタリングした方が、事前審査で有利になります。ただ、半月待てば入金がある売掛債権(売掛金)と数か月先まで待たなければならない売掛債権(売掛金)では後者の現金化需要の方が多いはずです。

そのあたりの兼ね合いをどう考えていくかも、経営者としての手腕が問われることになります。

事前審査はこのように重要性があり、融資とは違う審査基準の中で如何に加点要素を稼いでいくかが重要になります。

まとめると、事前審査を有利にするには

  • 可能な限り長い取引期間がある
  • 法人、特に大企業や行政機関、公的団体宛ての請求書
  • 売掛債権(売掛金)の支払いサイトが短い
  • 申込者の人となりが誠実で信頼できる

この条件をクリアすることです。ファクタリングの事前審査の重要性は、とにかく「期日に確実に売掛債権(売掛金)が支払われる、回収できることを証明する」ことに尽きます。

ぜひ事前審査の重要性についてご理解いただき、少しでも有利にファクタリングできるようにしましょう。

事前審査の重要性を認識し的確なファクタリングを行える会社!株式会社No.1に相談しよう

ファクタリングも事前審査の重要性は融資と変わりません。しかし、重視する事前審査のチェックポイントが異なります。

ファクタリングの場合、事前審査で重視されるのは「売掛先の信用」です。極端な話、依頼人(事業主様)の経営に問題があっても、売掛先が大企業や行政機関、官公庁などであればファクタリングの事前審査は通ります。

ファクタリングは売掛先から期日までに売掛債権(売掛金)を回収できることが何より重要であり、依頼人の経営状態や返済余力などはそれほどの重要性を持ちません。

売掛先から売掛債権(売掛金)を回収できることが最重要であり、それが可能な請求書なのか事前審査でしっかりファクタリング会社が吟味します。

ファクタリング会社によって、持っているスキルや売掛先のデータが異なります。老舗で評判の良いファクタリング会社ほど、正確に事前審査を行い、審査不合格にする範囲を可能な限り狭めます。

広く事前審査でNGにせず、売掛先から売掛債権(売掛金)を回収できることを判断します。

そのような能力があるファクタリング会社の中でも「株式会社No.1」は経験と実績があり、審査基準も明確で、口コミの評判も良い改会社です。

事前審査が正確なだけではなく、迅速な資金調達にも寄与します。特に最短60分で資金調達を可能にする「Easy factor」というシステムは画期的で。必要書類も「決算書」「請求書」「通帳コピー」の3点で大丈夫です。事前審査というよりも申し込みと同時にリアルタイム審査と言っても良いかもしれません。これなら、事前審査と迅速な資金調達を見事に両立できます。事前審査の重要性を熟知し、確実に必要なチェックポイントのみを審査して迅速な資金調達につなげます。

ファクタリングの長所を活かすためには、事前審査においてなんでも審査するのではなく、重要性が高い項目をピンポイントで押さえることも大切です。株式会社No.1はその両立を可能にできるファクタリング会社になります。ファクタリングが初めての方も、他社でファクタリングしている方もぜひ株式会社No.1でファクタリングしてみてください。

ぜひ一度株式会社No.1にお問い合わせください。事前審査についても可能な限りお答えします。

よろしくお願いいたします。

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