カテゴリー: ファクタリング

ファクタリング大手の審査難易度は高いのか低いのか?法人と個人事業主では大手の対応が変わる?

ファクタリングは融資と比較すると、結果的に審査の難易度が低いと言われています。また審査の迅速性もけた違いで、即日資金化も可能です。

融資の場合は、審査~入金までに最低半月はかかりますが、ファクタリングは融資と異なり通常数日、場合によっては即日資金化も可能です。

ということは、ファクタリングは融資と比べて、審査の難易度が低く、楽に資金調達できるのでしょうか?その場合、大手ファクタリング会社の難易度ではどうなのでしょうか?

今回はファクタリングについて、大手ファクタリング会社の審査難易度を中心に解説します。みなさんは大手ファクタリング会社に申し込んだほうが良いのか、それとも非大手の中小のファクタリング会社に申し込めばよいのでしょうか?

「寄らば大樹の陰」の考えで大手を選ぶのが良いのか、それとも隠れた優良中小の会社があるのでしょうか?

審査の難易度という観点を中心に考えてみたいと思います。

ファクタリング審査の平均通過率と大手ファクタリング会社の通過率の違い

大手ファクタリング会社の中には「審査通過率97%以上!」などと大々的にPRしている会社もあります。それが本当ならばすごいことです。ほとんどすべての売掛債権(売掛金)がファクタリングで資金化できることになります。

しかし、実際のファクタリング会社の平均した審査通過率は90%ではなく、70%前後だと言われています。それでも融資の審査の難易度と比較してみるとファクタリングの難易度はやさしいのです。

融資の審査通過率は50~60%だと言われています。融資の審査の難易度と比べるとファクタリングの審査については比較してやさしいと言うことができるでしょう。

融資は難しいけど、それと比べればファクタリングなら楽勝!と考える方は注意してください。審査通過率95%超!はあくまで謳い文句であり、下に小さな文字で諸条件が書かれていることもあります。

基本的にそうした謳い文句は、大手ファクタリング会社の方が間違ったことは書かれていませんが、さりながら、平均審査通過率95%超というのはいささか「盛りすぎ」であり、本当のところを確認しなければなりません。

審査率が高い、審査が緩いファクタリングは何か裏があるかもしれません。ファクタリングはファクタリング会社がリスクを請負、それを手数料に反映させています。誰のどんな売掛債権(売掛金)でも、難易度が低い審査で安い手数料、というのはやはり何かあるのかもしれません。

大手ファクタリング会社であってもそれは同様です。甘すぎる謳い文句には注意が必要です。

審査の難易度とファクタリング条件は事実上「トレードオフ」の関係にある

ファクタリングの審査難易度は、ファクタリング条件とトレードオフ、言い換えると反比例になることが多いです。

審査の難易度が低い場合、ファクタリング会社が回収不能リスクを背負うので、手数料が高い、掛け目(買取率)が低いなど、利用する事業主様にとってはあまりありがたくない条件が提示される可能性があります。審査は緩くするが、その分手数料などを「保証料」として請求するようなイメージです。

比較的審査難易度が低い消費者金融からの融資が、銀行融資と比べて利息が高く、利息制限法上限付近になるのと同じ論理です。

逆の審査難易度が高い、審査が厳しい場合、ファクタリング会社が回収不能リスクを可能な限り減らしています。そのため、安い手数料で買い取っても、回収不能リスクが小さいので、結果的にファクタリング会社の儲けは、審査の難易度が低い場合とそれほど変わらないかもしれません。

利用する事業主様にとっては、審査が厳しくても、自社の売掛債権(売掛金)が通るなら、この難易度のファクタリングでも申し込む価値はありそうです。

みなさんがファクタリングしたい売掛債権(売掛金)の請求先が、大手企業や官公庁、行政機関であれば、大手ファクタリング会社のように審査難易度が高くても、結果的に条件が良いファクタリングメニューを利用できそうです。

そうした場合、ファクタリングを依頼すべきは大手ファクタリング会社なのでしょうか?中小のファクタリング会社なのでしょうか?

大手ファクタリング会社と中小のファクタリング会社の違い

何を以って「大手」なのか「中小」なのか、企業分類の大企業と中小企業とはまた違うこともあります。ただし、一般的に大手ファクタリング会社と中小のファクタリング会社は以下のような違いがあります。

大手ファクタリング会社は、ファクタリング市場での存在感があり、多額の資金を保有しています。資金が多いということは、大口顧客の売掛債権(売掛金)の買い取りも可能です。

これに対して、中小のファクタリング会社の会社規模は小さく、資金力も限られています。よって、大企業、大手企業の数千万円、数億円の売掛債権(売掛金)を買い取るだけの資金力がないかもしれません。

大手ファクタリング会社は、請求書だけでなく、注文書や発注書などの「将来債権」を取り扱うところもあります。また、「国際ファクタリング」や「保証ファクタリング」、「診療報酬ファクタリング」、「介護報酬ファクタリング」など、通常の「一括ファクタリング」以外のファクタリングメニューも充実しています。

中小のファクタリング会社は、このような多彩なファクタリングメニューを用意できず、請求書の一括ファクタリングのみを実施しているところが多いです。ファクタリングでいちばんニーズがあるのが請求書の買い取りですので、この審査の難易度が低く、迅速に買い取りできれば、利用者のニーズが受け取れるでしょう。

取引先(顧客)も異なります。大手ファクタリング会社の取引先は大手企業やグローバル企業が中心です。一方、中小のファクタリング会社は、小規模または中規模の企業、個人事業主やフリーランスとの取引が中心になります。みなさまが個人事業主やフリーランスの場合、一部大手ファクタリング会社だと「門前払い」される可能性もあるかもしれません。

問題の審査難易度の比較です。大手ファクタリング会社は、一般的に審査基準が厳格であり、売掛先の信用度や依頼主(事業主様)の信用や過去の取引履歴などを詳細に調査します。もちろんファクタリングは融資ではないので、信用情報機関への照会はありませんが、大手ほど独自のネットワークや信用情報網を持っています。

中小のファクタリング会社は、そうした情報網もない代わりに、とにかく買い取りに貪欲です。審査に際して、柔軟性があり、審査難易度も低めになります。

大手ファクタリング会社は、グローバルな展開や国際的な取引にも対応できる体制も整えています。これに対して、中小のファクタリング会社は、主にその地域内でのビジネス展開、地域密着型のサービスです。

場所を問わずできる「オンラインファクタリング」は大手ファクタリング会社が主流です。遠隔地にお住まいの方は大手ファクタリング会社への申し込みを目指しましょう。

大手ファクタリング会社と中小のファクタリング会社を比較表にしました。

比較項目 大手ファクタリング会社 中小のファクタリング会社
難易度 高い(難しい) 低い(やさしい)
メニュー 多彩 一括ファクタリングがメイン
買い取り可能金額 高い 低い
対象顧客 大企業中心
一部は個人事業主やフリーランス排除
誰でも歓迎
個人事業主やフリーランスOK
展開地域 グローバル 地域密着
オンラインファクタリング ありのところが多い ないところもある
資金力 潤沢 脆弱
一言で表すと 条件が良いが審査難易度が高い 条件はあまり良くないが審査難易度は低い

この両者の違いを認識してください。自社の売掛債権(売掛金)に自信があるなら大手ファクタリング会社を狙うべきです。

一方、事業主様が個人事業主やフリーランスの場合、あるいは売掛先が個人事業主やフリーランスで少額の売掛債権(売掛金)の場合は、大手ファクタリング会社は相手にしてくれない可能性もあります。

いちばんは、どんな事業主様も対象で、少額からファクタリングできる大手ファクタリング会社になります。

大手のファクタリング会社は大きく分けて3種類あるのでチェック!

大手ファクタリング会社と一言で言いますが、大きく分けて3種類あります。これらの違いについて押さえておきましょう。

銀行系ファクタリング会社

大手ファクタリング会社の代表が銀行系ファクタリング会社です。銀行は限られているため、その系列ファクタリング会社も規模が大手になります。

銀行系ファクタリング会社は、銀行またはそのグループ会社、関連会社が提供しているファクタリングです。手数料が比較的低めで、高い信用度を持っています。

銀行系ファクタリング会社はかなりの(銀行規模の)資金力を持ち、通常のファクタリング(一括ファクタリング)だけでなく、保証ファクタリングや国際ファクタリングなど、多岐にわたるさまざまなファクタリングメニューを提供します。

ノンバンク系ファクタリング会社

ノンバンク系ファクタリング会社は、ノンバンク(消費者金融やカード会社)及びその関連会社がファクタリングを行っています。

手数料はやや低く、審査難易度も比較的低い傾向にあります。ノンバンク系会社は、銀行系ファクタリング会社と独立系ファクタリング会社の中間に位置すると考えられます。

ただし、消費者金融部門と連携し、ファクタリングを入口にしながら、最終的には消費者金融へ誘導し、多額の利息を支払わせるビジネスモデルもあると聞きます。

銀行系ファクタリング会社よりもリスクがあるのでご注意ください。

独立系ファクタリング会社

独立系ファクタリング会社は、銀行や消費者金融の系列ではなく、独自にファクタリングサービスを提供しています。

審査がとても柔軟であり、入金手続きも迅速で、難易度が低いファクタリングを提供します。

金融ではなくファクタリングで利益を上げているため、上2つとは異なりファクタリングが本業です。

オンラインファクタリングの導入にも先進的で、新しいやり方を採り入れることに柔軟です。

必要書類の少なさなど、利用者本位に立ったサービスを提供しています。

ただし、誰でも開業できるファクタリング事業であり、どの金融機関系列でもないということは、玉石混交しています。「外れ」の場合デメリットも大きくなるのでご注意ください。

大手ファクタリング会社に申し込みすべき理由

中小のファクタリング会社の方が審査難易度は低い傾向にあるので、迅速な資金調達を希望する場合、そちらにすべきでは?と思われるかもしれませんが、大手ファクタリング会社を積極的に選びたい理由があります。ここではその理由を紹介します。

個人事業主やフリーランス対象のメニューを用意しているところもある

大手ファクタリング会社=法人、特に大企業、中小のファクタリング会社=個人事業主やフリーランス、小規模事業者、という区分けがありますが、大手ファクタリング会社の中には、小規模事業者、零細企業、さらに個人事業主やフリーランス向けの専用プラン、専用メニューを用意しているところがあります。

そのような大手ファクタリング会社は、事実上あらゆる事業主様を対象に売掛債権(売掛金)の買い取りを行っています。

大手ファクタリング会社でも個人事業主やフリーランスもチャレンジできます。ぜひファクタリング会社の候補に入れてください。

ファクタリングは融資ではないので審査に落ちても信用情報に書かれない

大手ファクタリング会社の審査の難易度が高く、結果として審査に落ちてしまってもマイナス点にはなりません。ファクタリングは融資ではないので、審査に落ちても、「落ちた」ということを他社が知ることはありません。

ファクタリング利用者共通データベースのようなものなく、ファクタリングに落ちた=信用がない、ということにはなりません。

ダメもとで大手ファクタリング会社にチャレンジ可能です。それでだめなら中小のファクタリング会社に申し込めばよいのです。融資のように審査に落ちた事実がネガティブに作用しません。

財政力が高く、法人として信用できる

ファクタリング事業は誰でも開業できるため(許認可不要)、資金力がない個人でも開業できます。

ファクタリングは現金で売掛債権(売掛金)を買い取るため、ファクタリングにキャッシュがないとどうしようもありません。

大手ファクタリング会社ならば、法人登記も確実にされていて、ファクタリング契約をしたのに入金されず、夜逃げされることもありません。

ファクタリングは、債権者(事業主様)、債務者(売掛先)の信用だけではなく、売掛債権(売掛金)を買い取るファクタリング会社の信用も重要です。

その意味では、財政力(自己紹介)がしっかりしていて対外的に信用できる大手ファクタリング会社に申し込むメリットがあります。

このように大手ファクタリング会社に申し込んでもデメリットはありません。審査の難易度が高くても、通れば儲けもの、くらいのイメージでいると楽です。ファクタリングは信用情報と無関係なので、記載されることはなく、最初から中小のファクタリング会社に申し込まなくて大丈夫です。

審査通過率などを堂々公開している会社には大手が多い

「当社は審査の通過率〇〇%です!」とHPなどで堂々と記載している場合、その数字が違うと信用を失います。

売掛債権(売掛金)の信用で商売をしているファクタリング会社が信用を失うというのは皮肉であり、大手ファクタリング会社ほどその数字に責任を持つことになります。

したがって、大手ファクタリング会社が公表している数字は比較的信頼できます。全部100%信頼できるわけではないのは、昨今の大企業の不正からも明らかです。

まず大手ファクタリング会社を探して自社が利用できるか確認しよう

大手ファクタリング会社の中には、取引を法人(大手)に限定しているところも、個人事業主やフリーランスも含めて小規模事業者についても歓迎しているところ、両方あります。

大手ファクタリング会社の中には、審査難易度について、絶対に難しいというわけではなく、売掛先を加点評価し、迅速かつ適切な審査をするところもいます。

中小のファクタリング会社は買い取り条件が良くないため、可能ならば大手ファクタリング会社を利用したいところです。

大手ファクタリング会社の多くは、オンラインで申し込み手続きから審査、入金まで完了するオンラインファクタリングを行っていますので、全国の大手ファクタリング会社を比較検討できます。

地域密着の中小のファクタリング会社ではなく、全国対応可能な大手ファクタリング会社の方が、結果的に審査の難易度が下がる可能性があります。

自社が有利な条件で契約できるファクタリング会社はあるはずです。最近は大手ファクタリング会社の中でも、個人事業主やフリーランス向けのプランを設けているところも増えました。

ぜひ身近な中小のファクタリング会社も良いですが、そうではない大手ファクタリング会社も検討してください。オンラインファクタリングできれば全国のファクタリング会社へ申し込みでき、思わぬ「掘り出し物」が見つかるかもしれません。

大手ファクタリング会社で審査の難易度が適切なところがおすすめ!株式会社No.1に相談しよう

大手ファクタリング会社は審査の難易度が高いものの、買い取り条件が良い、中小のファクタリング会社は審査については緩めだが、買い取り条件が良くない、という傾向があります。

しかし、オンラインファクタリングの浸透によって、大手ファクタリング会社も全国の顧客が対象になり、競争にさらされることとなります。競争があれば利用者にプラスとなるのは言うまでもなく、大手ファクタリング会社であっても中小のファクタリング会社と同じくらいの審査の難易度を示すところもあります。

審査をやさしく、緩くしているのではなく、AIなどの最新技術を使って、売掛債権(売掛金)のリスクを適切に判断できるようになりました。

売掛債権(売掛金)の回収不能リスクを過大評価せず、適切に審査できれば、これまでアウト、あるいは「グレー」と判断されていた売掛債権(売掛金)のリスク評価が適切に行われ、OK判断になります。大手ファクタリング会社ほど、この判断ができます。

当社「株式会社No.1」は適切な審査難易度で、審査通過率90%以上になっています。ファクタリング条件のバランスがとても良く、口コミサイトや実際の利用者の方から高い評価を受けています。

審査基準も明確であり、AIなどを駆使して、リスクを適切に評価しています。大手企業の方も、個人事業主やフリーランスの方もぜひ株式会社No.1をご利用ください。

株式会社No.1は独立系のファクタリング会社になります。大手金融機関との資本関係はなく、ファクタリング1本でがんばっています。

区分上は、大手ファクタリング会社に分類されますが、個人事業主やフリーランスの方専用プランも用意しており、事業主様の規模を問わず、好条件で売掛債権(売掛金)を買い取りします。

全国の事業主様に申し込んでいただけるよう、オンラインファクタリングシステムも備えています。

審査基準が明確な当社株式会社No.1のファクタリングをぜひご利用ください。

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