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ファクタリングで買い取りを成功させる審査のポイント7つ!このポイントに気を付けて資金調達につなげよう
ファクタリングは融資と比較して資金調達しやすいと言われています。審査は融資よりも一般的に基準が低く、融資を断られるような事業者でも審査に通り資金調達できると言われています。
少しでも審査に通るためにチェックポイントを覚えておきましょう。
ポイントを踏まえて、ファクタリングを申請すればその審査にも通りやすくなるはずです。今回はファクタリングの審査ポイントについて解説します。
ファクタリング審査の特徴は?
まず融資と比較して、ファクタリングの審査についてその特徴を把握しておきましょう。
ファクタリングの審査は
- 審査通過率が高い
- しかし100%ではない(通過率約70%~80%)
- 誰でも通るわけではなく、特に中小企業の審査が厳しい
- 資本金額が高いと審査が厳しくなる傾向にある
という特徴をおぼえておきましょう。
融資と比較すると審査に通過する確率は高いのですが(融資は50%前後)、それでも100%ではありません。少しでも100%に近づけるために、審査のポイントを理解しておきましょう。
ファクタリング審査における3つの信用
ファクタリングの審査では、以下3つの「信用」それぞれが審査の対象になります。これらの審査ポイントをクリアすることで資金調達につながります。
売掛先の信用
融資で最も重視されるのは借主の信用です。信用情報照会を行うのも、本当に借主に返済できる信用があるかどうかを確認するためです。
しかし、ファクタリングの審査における債権者(申請者)の信用は3番目に重要なものになっています。
ファクタリングの審査で最も重要なのは売掛先の信用です。ファクタリングは売掛金入金日に請求額が確実に入金されることを前提とした制度です。
したがって、よくわからない会社、評判のよくない会社が売掛先の場合、ファクタリング会社からの信用がありません。本当に期日に売掛金を入金してくれるかわかりません。
逆に売掛先に社会的信用があれば、申請者の信用はあまり関係なくファクタリングの審査に通ります。官公庁、行政機関、誰もが知っている大企業などが売掛先ならば審査のポイントとして高評価になります。
もちろん、大企業であっても。よくない評判が立っているところもあります。そうした売掛先の信用は低くなります。
診療報酬ファクタリングが非常に申請者に有利な条件であるのは、国民健康保険や健保組合の倒産があり得ないからです。何が起きても売掛金の支払いが約束されている売掛先ならば、その信用は絶大なものになります。
請求書の信用
売掛先の信用とともに請求書の信用もファクタリングの審査では重視されます。
請求書の信用とは
- 請求書が偽造、捏造されていない
- 売掛金入金サイトが現実的なものである
ということです。売掛金入金サイトが長いと、それだけ不確実性が生じます。安心できる売掛先でも、災害や国際情勢などで急激に経営状態が悪化する可能性があります。売掛金入金サイトが長すぎると、そうした事態に巻き込まれるリスクが上がります。
請求書を偽造、捏造されていないことも(当たり前ですが)重要です。実は請求書の偽造、捏造は(有印)私文書偽造罪、変造罪にはなりません。偽造罪、変造罪は他人が作成する文書を書き換えることで、ファクタリングの買い取り対象の請求書は自分で作成するものだからです。
もちろん、何の罪にもならないわけではなく、人を騙すので詐欺罪になります。
入金サイトが長い請求書は、自分で偽造して、時間稼ぎのため入金日を先にしてそのまま消える可能性があります。だから、入金サイトが長すぎる請求書は信用がないのです。
サイトが短く、確かに依頼主が発行した請求書であれば、信用度が高くなり審査の加点ポイントが大きくなります。
債権者(依頼主)の信用
3番目に重要なのが債権者の信用です。正直、ファクタリング会社にとっては、期日に売掛金が確実に回収されれば、債権者の個人的な属性はあまり問いません。
とはいえ、犯罪歴がある、話していて人格的に問題があるなどすれば審査においてマイナスになります。2社間ファクタリングの場合、債権者に依頼された売掛金をファクタリング会社に返済しない可能性もあります。
そうした信用がない債権者の場合、3社間ファクタリングでファクタリング会社が直接売掛先から回収するなどの条件を付けられることもあります。
ファクタリングは融資ではないので、信用情報照会はありません。したがって、債権者が「信用情報ブラック」かどうかはわからず、仮にそうであってもファクタリングの審査に影響しません。ファクタリング会社はその人が信用情報ブラックかどうか知る方法がないのです。
そうではなくこの場合の信用は、検索すればすぐに犯罪歴の記事が出る、話す内容が支離滅裂、脅迫してくるなど「明らかに信用できない人」を見分け、マイナスポイントとするためのものです。
逆にとても信用できそうな誠実さを見せれば、審査において加点ポイントになるかもしれませんが、信用の優先順位としては、売掛先→請求書→債権者となります。
ファクタリングの審査における「通る」ためのポイント7つ!
ファクタリングの審査において「信用」が大切なことはわかりました。それでは具体的にどのようなポイントに注意すればよいのでしょうか?自分の努力でポイントを改善できれば、審査通過にプラスとなります。
ポイント1 売掛先の信頼度が高いかどうか
繰り返しになりますが、ファクタリングでは債権者(依頼主)よりも売掛先の信用度が重視されます。
審査に当たっても、売掛先に信用があればファクタリングできる可能性が上がります。官公庁、行政機関、大企業など倒産の恐れがなく、かつ売掛金入金日に確実に振り込みを期待できるところであれば、審査に通過しやすくなります。
逆にいくら優良企業でも、知名度がなくどこの誰かわからない会社の場合、審査に当たり加点されにくくなります。
売掛先が個人事業主の場合は審査が辛口になります。個人事業主は登記簿謄本で確認できません。超有名人なら別ですが、そうではない場合、どこの誰かわからない、どこに住んでいるのかもわからない人への売掛金をファクタリング会社が買い取るのはリスクがあります。
ポイントとして、売掛先の信用度がなにより大切です。
ポイント2 売掛先の資産差し押さえが発生する可能性の有無
ポイント1で売掛先に社会的信用があれば問題ありませんが、よくわからない売掛先の場合、不渡りを起こすと財産や債権が差し押さえられてしまいます。
その結果、売掛金をファクタリング会社が回収できなくなってしまいます。官公庁や行政機関、健保組合などであればそのリスクは限りなく0ですが、民間企業の場合、大企業であっても突然の倒産や不渡りの可能性があります。
売掛債権が差し押さえられてしまうと、ファクタリング会社は資金を回収できません。それを回避するため、売掛先に税金の滞納や借入金の返済遅延がないかなど、「売掛先の信用調査」を独自に行うことがあります。
みなさんの立場でそうした信用情報はわからないかもしれませんが、ファクタリング会社が審査する際のポイントになります。
ポイント3 売掛先との取引実績が長いかどうか
債権者と売掛先の取引実績が長いかどうかも審査のポイントになります。つまり、5年、10年と取引しているところであれば、まず売掛金の入金遅延はありえませんが、はじめての取引のところや1回、2回のところではいきなり返済遅延になったり連絡が取れなくなったりする可能性があります。
売掛金の入金実績をみるためにも、これまでの取引が長い売掛先の方がポイントが加点されます。逆に初回、初めて請求書を出した売掛先の場合、審査に通過しない可能性が高くなります(明らかな公的機関であることが証明できれば別ですが)。
ポイント4 売掛金の支払期日(サイト)が短いかどうか
こちらも上で述べたように、売掛金の支払いサイトが短い方がファクタリング審査で有利になります。
売掛金の入金サイトが長いと、その期間に突発的な事項が起き、期日に入金されないリスクがあります。
また、売掛先の経営状態がよくなく、売掛金を用意できないかもしれないので、支払いサイトを長くしてその間に資金を工面しようとしている可能性もあります。
短い支払いサイト(30日など)で、どんどん売掛金を支払ってくれる売掛先の債権が、ファクタリング会社にとっては好ましいのです。
ポイント5 売掛債権への信頼度、不良債権かしていないか
売掛先が一見すると問題なくても、その売掛債権に疑問符が付く場合があります。ファクタリング審査の際、事業用口座の通帳を確認し、お金の出入りをチェックします。
その際、サイト30日の売掛債権(売掛金)なのに、先月も先々月も入金がなければ、支払い遅延どころか不良債権化している可能性があります。
回収の見込みがまったくない不良債権や、売掛先が民事再生中や事業譲渡計画が進んでいるような場合、売掛債権(売掛金)の未回収リスクが高いため、審査に通りません。
あるいは売掛債権(売掛金)があっても、事業とは関係のない個人間の債権(友達の飲み代を立て替えて後日友達から立替分をもらう旨の承諾書など)なども買い取り不可です。
さらにA社に対して100万円の売掛金があるが、A社への買掛金が120万円ある場合、相殺すると-20万円になります。こうしたものを反対債権と言って、相殺されると売掛金がなくなるため、ファクタリング会社の買い取りはできません。
こうしたポイントも審査に当たってチェックされます。
ポイント6 利用者の企業規模と利用金額とのバランスが適切か
債権者(申込人、利用者)の事業規模とファクタリング金額が不釣り合いな場合、審査に通らない可能性があります。
年商2000万円の会社が超大型案件を受注して、4000万円の売掛金の請求書を発行しても、年商の倍の売掛債権買い取りは、ファクタリング会社ができない可能性があります。
売上規模に対してあまりにも金額が大き過ぎるような場合、請求書を偽造していると疑われてしまいます。もちろん、3社間ファクタリングによって売掛先の同意や証明を得られれば可能かもしれません。少なくとも2社間ファクタリングの審査では不利になります。
建設業などでより大きな仕事を受注するため、高額な運転資金が必要なケースがあり、それを年商以上の売掛金のファクタリングで補うことも理論的には可能です。
その場合、理由を証拠付けて説明できることや、積極的に3社間ファクタリングを提案するなど、ファクタリング会社に疑念を持たれないよう振る舞うことも重要ポイントになります。ファクタリング自体は合法な法律行為ですので正々堂々管理を主張してください。
ポイント7 ファクタリング利用者の信頼度があるか
最後のポイントはファクタリング利用者(債権者)の信用です。融資ではないので信用情報照会はできません。
しかし、
- 身分証明書を出せない=偽造の可能性がある
- ネット検索すると同姓同名の人の犯罪歴がヒットする
- 態度が横柄で高圧的
- ファクタリングを理解していない
- 性格的に問題がある
など「この人を信用するのはリスクがある」と思われるとファクタリング審査に落ちてしまいます。特に2社間ファクタリングの場合、売掛金をファクタリング会社に支払わないリスクもファクタリング会社は考えてしまいます。
面接で真摯誠実な態度ならば審査で加点要素になりますが、それを期待する場合、オンラインファクタリングではなく、店舗、対面で面談を行うなど工夫が必要になります。
ご自身に信用がない、あるいは過去に犯罪歴があるなど、問題がありそうな場合、売掛先からファクタリング会社が回収できる3社間ファクタリングを提案するなどしてください。
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以上述べたファクタリングの審査ポイントに問題なければ、ファクタリングは容易にできるはずです。
ファクタリングは融資と比較して資金化までの期間が短く、最短即日資金化も可能です。審査ポイントが問題なければ、資金化、資金調達までの時間も大幅に短縮されます。
ファクタリングの審査ポイントは融資よりも少ないので、支払いサイトや取引実績は改善できます。
少しでも改善ポイントを意識すれば、資金調達までの道のりは明るくなります。
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売掛先の信用に問題がなければ審査期間は短く、資金化までお時間はかからないはずです。
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せっかく融資と異なり、審査ポイントが少ないファクタリングですので、その少ない改善ポイントを意識していただければ、資金調達は比較的容易にできるはずです。
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