カテゴリー: ファクタリング
ファクタリング会社に上場企業はあるの?上場企業やそれに準じる会社に依頼するメリットデメリット
ファクタリングは比較的新しい資金調達方法で、参入障壁も他の金融関係と比べて低く、さまざまなファクタリング会社が乱立しています。
そうした多種多様なファクタリング会社の中で、初心者でも安心して利用できるのは上場企業でしょう。ファクタリング会社の中に上場企業があれば、対外的、社会的信頼度も高く、利用しても変なことにはならないはずです。
今回は、ファクタリング会社と上場企業について調べてみました。
ファクタリング会社は玉石混交でヤミ金や反社会的組織も参入していて大変
銀行や消費者金融の融資を受けることがあるかもしれませんが、金融機関として開業するためには、銀行法や貸金業法などに定められている基準を満たさなければなりません。
さまざまな条件を満たし、審査なども厳格に行い、ようやく開業が許されます。また、定期的に金融庁などの監査、査察も入っていて、少しでも不十分なことがあれば行政指導を受けます。
最悪の場合、業務停止命令などを受けることもあり、その会社運営は、一般企業と比べても厳格でピリピリしています。
しかし、ファクタリング会社は違います。ファクタリングは融資ではないので、各種法律の適用を受けません。また、行政機関からの監査、査察もよほど悪質なことをしていて、通報があった場合などを除けば、非常にその頻度は低くなっています。
要は、金融機関(銀行、消費者金融)と比較して、ファクタリング会社には裁量が多いということになります。
裁量が多く、規制も緩いので「護送船団方式」の金融機関と違い、各ファクタリング会社の個性が出ます。
しかし、規制が緩いということは、よくないことにも歯止めをかけづらいということになります。つまり、悪徳業者の「蛮行」も明らかに刑法に触れるような場合以外は摘発できないことになります。
事実、消費者金融業界を追われたヤミ金融や、反社会的勢力の出先機関としてファクタリング会社が使われているケースがあるようです。こうした悪徳業者に引っかかってしまうと、法外な手数料だけではなく、不当に債権者(みなさん)に不利な契約、例えば償還請求権付きの契約などを結ばされ、リスクを転嫁されてしまいます。
暴言や威圧的な態度など、ヤミ金融そのままのファクタリング会社もあるようです。
そうした悪徳業者ではなく、コンプライアンスを守り、優れた顧客対応ができるとすれば、上場企業が1つのバロメーターになります。
上場企業であれば、何か違法行為やコンプライアンスに触れることがあれば、株価に直結し、経営が傾いてしまいます。したがって、適切な契約、適切な手数料、適切な対応、など安心できる要素が強いのです。
銀行法や貸金業法という法的な担保がない中で、少しでもリスクを下げてファクタリングするためには、上場企業であることが大切です。これである程度リスクヘッジできるようになります。
上場しているファクタリング会社だけではなく上場企業の子会社も同じくらい信頼できる
それでは上場企業であるファクタリング会社はどのくらいあるのかというと、現実に上場企業なのは数社にとどまります。
しかも、その上場企業は顧客を選んでおり、BtoB限定の取引となっています。Bは「法人」という意味で、同じ事業者でも個人事業主を相手にしていないことになります。
それでは、個人事業主の方は上場企業でファクタリングサービスを受けられないのでしょうか?
実は上場企業のファクタリング会社は少ないのですが。上場企業の子会社、関連会社としてファクタリング会社を運営していることがあります。
特に安心できるのは大手銀行系のファクタリング会社です。銀行系なら上場企業も多く、また上場企業でなくても、上場企業と同様のコンプライアンスが期待できます。
資本関係にある会社やグループ会社、子会社など関係はさまざまですが、上場企業や有名銀行の名を汚すようなふるまいをファクタリング会社ができるはずもありません。
したがって、初心者でも安心してファクタリングを利用できます。
- 上場企業のファクタリング会社は少ない
- 大手企業(特に銀行系)の子会社のファクタリング会社は結構ありコンプライアンス面では上場企業とほぼ同等にしっかりしている
これをおぼえておいてください。
上場企業や銀行系のファクタリング会社を利用するメリットとデメリット
上場企業や銀行系で安全度の高いファクタリングを利用するメリットやデメリットを考えていきましょう。
上場企業や銀行系のファクタリング会社の利用に向いている事業者は?
まず上場企業や銀行系のファクタリング会社は、大手都銀のように「お客を選ぶ権利」を持っています。実績がない個人事業主の場合、高額の手数料を提示するかもしれませんし、そもそも対象外にするかもしれません。
上場企業や銀行系ファクタリング会社は個人事業主や零細企業は上客ではなく、BtoBというよりもBtoCの感覚で取引するかもしれません。
逆に大きな法人で、ファクタリング金額も多くなる場合、積極的にファクタリング会社も応じてくれるはずです。都銀、メガバンクのような対応をするかもしれません。
後述のように上場企業や銀行系のファクタリングは手数料が低い傾向にあるので、多額の資金調達をしたい大企業が優良顧客として評価されます。
ファクタリング金額が多い
依頼者が大企業
この場合、上場企業や銀行系のファクタリング会社が積極的に買い取る可能性が高くなります。
上場企業や銀行系のファクタリング会社を利用するメリット
上場企業や銀行系のファクタリング会社を利用するメリットをまとめました。
3社間ファクタリングを実施しているところが多い
中小のファクタリング会社の場合、手数料が高い2社間ファクタリング中心ですが、上場企業や銀行系のファクタリング会社は3社間ファクタリングも積極的に取り扱っています。
3社間ファクタリングは取引先の同意を得るなど、手間がかかりますが、それをこなせるだけのスタッフがそろっていて、かつ、低い手数料での買い取りを可能にしています。
手数料がとても安い
一般的に3社間ファクタリングの手数料(1桁%)よりもさらに低めに設定されているのが、上場企業や銀行系のファクタリング会社です。会社に信用があり、しっかり審査するので、リスクヘッジのための手数料を抑えられます。
買い取り可能上限金額が高い
上場企業や銀行系のファクタリング会社は、買い取り可能な売上債権の上限額も高い傾向にあります。数千万円、あるいは億単位のファクタリング会社を希望する場合、こうした会社にお願いすることになります。いわゆる「ビジネスローン」は上限1000万円前後であり、数千万以上の迅速な資金調達ができません。そのため、売掛債権を買い取るファクタリングが有効な方法になります。
上場企業や銀行系のファクタリング会社を利用するデメリット
一方でデメリットについても押さえておきましょう。
審査が厳しい
大手ほど審査が厳しいのは融資もファクタリングも同じです。買い取りを行い、結果貸し倒れが続けば、ファクタリング会社の信用にかかわります。
審査に時間をかけ、厳しい基準で行います。それでもファクタリングなので融資に比べれば、審査基準は緩やかです。
入金までのスピードが遅い
審査にしっかり時間をかけるため、現金化、振り込みまでに時間がかかります。即日融資など本当に急いで資金調達が必要な場合は、中小の手数料が高いファクタリング会社にお願いするしかありません。
申し込みに手間がかかる
上場企業や銀行系のファクタリング会社の中には、債権譲渡登記を必須としているところもあります。当然費用は依頼人もちで、時間もお金もかかります。
それ以外にも諸手続きが中小のファクタリング会社と比較して煩雑な傾向になります。大手ほど形式主義になっているのはファクタリング会社も同様です。
少額債権に対応していないことも
10万円、20蔓延といった少額売上債権の買い取りはしていないことがあります。上場企業や銀行系のファクタリング会社にとっては、大口顧客がメインであり、フリーランス向けに買い取りを行っているところは少ないです。
上場会社と同等の安心感が得られるNo.1ファクタリングがおすすめできます
上場企業や銀行系のファクタリング会社は、安心安全でコンプライアンス違反も少なく、利用者としては頼もしい存在ですが、審査が厳しく、迅速な資金調達という面では難点があります。
本当に数日以内、あるいは即日資金調達したい場合、多少のリスクを負ってでも、審査が早くその基準も緩いファクタリング会社に頼らざるを得ません。
手数料の高さに甘んじるしかないのでしょうか?
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