カテゴリー: ファクタリング ・ ファクタリング会社
LUCIA(ルシア)のファクタリングの評判は?手数料、審査、口コミやおすすめ利用法などを徹底解説
今回は「LUCIA(ルシア)」というファクタリング会社を紹介します。
ファクタリングにはさまざまなものがあり、その中でも「診療報酬ファクタリング」という病院やクリニックが、社会保険診療報酬支払基金や国保連へ請求する診療報酬債権をファクタリングによって換金する手法があります。
社会保険診療報酬支払基金や国保連は倒産しないので、期日までに支払われないことや貸し倒れはあり得ません。そのため、ファクタリング会社もリスクをとらなくて良いので、手数料率を下げられます。
利用者の病院やクリニックにとっては、有利な条件でファクタリング契約できるのが大きな強みになっています。
今回は、診療報酬ファクタリングに加えて、一部それ以外の民間事業者向けのファクタリングを実施している「LUCIA(ルシア)」というファクタリング会社について紹介していきます。
果たしてLUCIA(ルシア)とは、どのようなファクタリング会社なのでしょうか?
ファクタリングについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングを徹底解説|ファクタリング初心者必見
「LUCIA(ルシア)」とはどのような会社か?
まず、LUCIA(ルシア)のファクタリングについてその概要を説明します。LUCIA(ルシア)は東京都世田谷区にあるファクタリング会社で、診療報酬ファクタリングと一般向けのファクタリングを手がけています。
それだけではなく、マーケティングの戦略策定や営業効率化等の制度改革支援、新規商品・サービス支援などの経営コンサルティング業務も行っていて、資金面とのシナジー効果が期待できるサービスも提供しています。
LUCIA(ルシア)のファクタリング概要
LUCIA(ルシア)は、医療機関向けに診療報酬ファクタリング、一般事業者向けに3社間ファクタリングを提供しています。
特に、診療報酬を対象としたファクタリング(診療報酬ファクタリング)においては、資金繰りに悩む医療事業者が、通常の入金タイミングよりも約1.5ヶ月早く現金化できるようサポートしており、資金の流動性を高める手段として活用されています。
診療報酬債権は、社会保険診療報酬支払基金や国保連に請求するため、一般的な売掛債権(売掛金)に比べて回収不能リスクが低く、信用性の高い資産とされています。そのため、銀行融資が難しい場合でも、ファクタリングによる資金確保が現実的な選択肢となります。
税金の滞納や債務超過など、通常の融資では敬遠されがちな状況でも利用可能であり、事業の継続を支える資金調達手段として注目されています。
また、LUCIA(ルシア)の公式サイトでは、サービスの注意点や留意すべきリスクについても明示されており、利用者に対して誠実な情報提供が行われている点も評価できます。
こうした取り組みからも、中立的な視点でサービスを運営している信頼性の高いファクタリング会社であることがうかがえます。
LUCIA(ルシア)のファクタリング条件は以下になります。
【LUCIA(ルシア)のファクタリングサービスの概要】
審査通過率 | 非公開 |
---|---|
手数料 | 非公開 |
契約方式 | 診療報酬ファクタリング、3社間ファクタリング(一般事業者) |
入金までのスピード | 最短5営業日 |
買い取り可能額 | 非公開 |
必要書類 | 非公開 |
対象者 | 医療法人、病院、クリニック、歯科クリニック、一般事業者(一般ファクタリングは法人、個人事業主やフリーランスいずれも可) |
運営会社 | 株式会社LUCIA(ルシア) |
LUCIA(ルシア)は、病院、クリニック、歯科クリニックのように、診療報酬債権を取り扱う医療系事業主様が対象になります。
また、一般事業者についてもファクタリングできますが、こちらは法人だけでなく、個人事業主やフリーランスの事業主様も可能です。ただし、3社間ファクタリング限定です。
LUCIA(ルシア)の各重要項目について解説
LUCIA(ルシア)の各項目について上の表に沿って解説していきます。
審査通過率
LUCIA(ルシア)では、審査通過率を公表していません。しかし、社会保険診療報酬支払基金や国保連に請求している診療報酬ファクタリングならば、かなり高いことが予想されます。
一般向けファクタリングも3社間ファクタリング限定なので、総じて審査通過率は高いものと思われます。
手数料
LUCIA(ルシア)のファクタリングにおける手数料は非公開です。診療報酬ファクタリングの手数料は、通常の3社間ファクタリングよりもさらに低いことが一般的ですが、実情はいかがでしょうか?
契約方式
LUCIA(ルシア)で取り扱うファクタリングは、病院やクリニック、歯科クリニック向けの診療報酬ファクタリングと、一般事業者(法人、個人事業主やフリーランス)向けの3社間ファクタリングの2本立てになっています。
どちらも3社間ファクタリングの建付けなので、売掛先に債権譲渡通知を送ります。診療報酬ファクタリングの場合も、社会保険診療報酬支払基金や国保連に債権譲渡通知を送ります。
入金までのスピード
LUCIA(ルシア)のファクタリングは最短5日営業日です。診療報酬ファクタリングも3社間ファクタリングも、どちらも債権譲渡通知を売掛先に送らなくてはならないので、時間がかかります。
2社間ファクタリングのように、「最短即日〇時間!」という対応にはならないのでご注意ください。
買い取り可能額
LUCIA(ルシア)のファクタリング買い取り金額は非公開です。診療報酬ファクタリングを実施する場合、さすがに上限数百万円と言うことはなさそうなので、買い取り上限額があったとしても、かなり高額になることが予想されます。
必要書類
LUCIA(ルシア)の必要書類は非公開です。ただし、診療報酬ファクタリングと一般的なファクタリングで異なります。
診療報酬ファクタリングの必要書類は
- 直近の申告決算書一式
- 直近の診療報酬の支払額決定通知書
- 直近の診療報酬の請求書
- 代表者の本人確認書類
こうしたものが必要になります。
一方、一般ファクタリングの必要書類は
- 〇売掛金の入金が確認できる通帳
- 〇請求書
- 直近の法人申告決算書一式
- 〇代表者様の本人確認書類
〇はほぼ必須で、このようになります。準備する書類が異なりそうです。
対象者
LUCIA(ルシア)の医療系ファクタリングは診療報酬ファクタリングを行うため、対象者は限定されています。
病院、クリニック、歯科クリニックなど、さまざまな事業主様が対象になります。健保取り扱いの鍼灸院や接骨院は、避けられる可能性があるのでお問い合わせください。
また、一般ファクタリングの場合、法人、個人事業主やフリーランスいずれも対象になります。
LUCIA(ルシア)の申し込み手続きの流れ
LUCIA(ルシア)ではどのようにファクタリングするのでしょうか?LUCIA(ルシア)の申し込み手続きについて、手続きの記載がホームページにないため、みなさまがお問い合わせください。
ホームページにはお問い合わせフォームがあるので、そこでコンタクトを取るのがファーストステップになるはずです。
LUCIA(ルシア)のメリットとデメリット
LUCIA(ルシア)を利用する際のメリットとデメリットについても、しっかり押さえておきましょう。
LUCIA(ルシア)のメリット
LUCIA(ルシア)を利用するメリットは以下になります。LUCIA(ルシア)のメリットをしっかり押さえてください。
医療分野に特化したファクタリングを行っている
LUCIA(ルシア)が行うのは、診療報酬ファクタリングです。病院やクリニック、歯科クリニックなどが、社会保険診療報酬支払基金や国保連に請求する診療報酬をファクタリングできます。
診療報酬ファクタリングによって、通常2か月かかる診療報酬の入金が最大1.5か月前倒しできます。
額面の80%を資金化できるため(あとは掛け目と手数料)、潤沢な資金を本来の診療報酬前に手にできます。
急な設備投資や人件費の支払いにもおすすめできます。
総合的な経営コンサルティングサービスを受けられる
LUCIA(ルシア)は、豊富な実務経験と高い専門性を活かし、経営戦略の立案から事業再生まで多岐にわたるコンサルティング業務も行っています。経営課題に直面する企業に対し、財務・法務・税務など多角的な視点から現状を分析し、最適な改善策をご提案。会社法や税法といった法令に準拠した実効性の高い戦略を構築し、経営者の意思決定を力強く支援します。
ファクタリングと合わせて、経営コンサルティングサービスを受けることで貴社の経営力が大きく向上します。
とりわけ、資金繰りに困難を抱える企業や債務が過多となっている企業に対しては、現状把握から問題抽出、改善プランの立案まで一貫してサポートします。再生局面においては、社内外の関係者と協調を図りながら、短期調査を実施し、早期に課題の整理と方向性を明確化します。そのうえで、資金繰り対応と再建計画の策定を同時に進め、迅速かつ現実的な再生スキームの構築を行います。
また、法的整理や廃業を検討する企業に対しては、弁護士等の専門家と連携し、円滑な手続きの遂行を支援します。従業員や取引先への対応、資産の処分、債務整理、個人保証の処理など、経営者にとって重い判断が求められる場面でも、冷静かつ丁寧に対応いたします。事業承継やM&Aといった将来に向けた選択肢にも精通しており、企業の現状に即した最適な解決策を多面的にご提案いたします。
これらを、ファクタリングと同時に受けられるのは大きなメリットになります。
LUCIA(ルシア)のデメリット
一方、LUCIA(ルシア)にはデメリットもあります。デメリットも知っておきましょう。
即日資金調達ができず時間がかかる
LUCIA(ルシア)の各種ファクタリングは、診療報酬ファクタリング、一般向け3社間ファクタリングともに即日資金調達できません。
急いでいる方、即日資金調達したい方は、2社間ファクタリングにすべきであり、2社間ファクタリングを行っていないLUCIA(ルシア)は対象外になるでしょう。
公開されている情報が少ない
LUCIA(ルシア)のファクタリングについて、ホームページに掲載されている情報が少なく、イメージをつかみづらいことがあります。
審査通過率だけでなく、肝心の手数料率についても記載がありません。必要書類もわかりません。
なかなかどういうファクタリング会社なのか、診療報酬ファクタリングを行っていること以外はわからないのです。事前にしっかりと、LUCIA(ルシア)スタッフに聞いていただくことを強くおすすめします。
オンラインファクタリングできない
LUCIA(ルシア)は対面手続きが必要です。オンラインファクタリングについての記述がないため、おそらく世田谷の事務所まで行っていただくことになります。
そのため、関東近辺以外の事業主様は利用できないかもしれません。一応、オンライン対応が可能かどうか事前に聞いてみましょう。
あえて一般向け3社間ファクタリングをするメリットがない
LUCIA(ルシア)には診療報酬ファクタリング以外にも、一般事業者向け3社間ファクタリングがあります。しかし、その3社間ファクタリングについて、ホームページにも一般的なことしか書いておらず、手数料率もわかりません。
3社間ファクタリングを実施しているファクタリング会社は多数あるので、条件面などをしっかり公開しているところを選んでも良いでしょう。
LUCIA(ルシア)の評判と口コミ:利用者のリアルな声を紹介
LUCIA(ルシア)の口コミや評判を抜き出してみました。
「資金繰りを見直すためにルシアのファクタリングを初めて利用しました。スムーズに債権を現金化でき、コスト面でも納得のいく内容だったと感じています。一方で、手続きの際に提出が求められる書類が予想以上に多く、もう少し簡素化されるとより利便性が高まるのではないかと思いました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)
「取引先に知られてしまうことを不安に感じていたため、これまでファクタリングの利用をためらっていました。ですが、今回は3社間ファクタリングでしたが手数料が安くて助かりました。対応も迅速で、資金が必要だったタイミングに間に合い、本当に助かりました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)
「手数料については契約の条件によって差があるようで、内容によってはやや高めに感じるケースもありました。ただ、再度利用したいという意向を伝えたところ、かなり柔軟に対応してもらえ、結果的には低水準の手数料で契約することができました。状況に応じて調整してもらえるのはありがたいですね。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)
対応が丁寧で、かつ手数料についてもみなさまそれなりに納得できるものだったようですね。
LUCIA(ルシア)の利用をおすすめする活用事例
診療報酬の入金までに時間がかかることで、資金が一時的に不足するようなケースにおいて、株式会社LUCIA(ルシア)のファクタリングは、柔軟で迅速な資金調達手段として非常に頼りになります。
開業直後で運転資金に余裕のないクリニックや、高価な医療機器が壊れたクリニックの場合、融資を待てませんので、診療報酬ファクタリングは資金繰りを安定させる選択肢として機能します。特に、人件費や設備投資といった急な出費への対応を求められる場面では、現金化までのスピード感が大きな助けになります。
また、すでに他社のファクタリングサービスを利用していて、コストが高い・対応が不親切といった不満をお持ちの方にとっても、LUCIA(ルシア)は見直し先として十分検討に値します。利用者の状況に合わせた丁寧な対応が魅力で、事業運営の継続性を支える存在として心強いパートナーとなるでしょう。
LUCIA(ルシア)で審査通過するためのポイント
医療機関(病院、クリニック)は、診療報酬を社会保険診療報酬支払基金や国保連に請求するので、診療報酬ファクタリングは非常に相性の良い選択肢です。
社会保険診療報酬支払基金や国保連を通じた支払いが前提となっているため、資金の回収不能、遅延リスクが極めて低く、安心して導入することができます。
ただし、制度上の請求ルールに沿って処理されていることが前提条件となります。自由診療と保険診療の取り扱いがあいまいなままレセプトを作成・提出してしまうと、支払機関である社保支払基金や国民健康保険団体連合会から差し戻されることがあり、結果として資金化が遅れる可能性もあります。
たとえば、患者の負担割合(1割負担と3割負担)の記載ミスなど、細かな入力ミスが後々の修正や返金対応につながる場合もあるため、正確性には注意が必要です。
LUCIA(ルシア)が行っている診療報酬ファクタリングでは、内容が適切に整っていればファクタリング契約成立の可能性は非常に高く、審査に落ちるケースはごくまれといえます。
したがって、診療報酬ファクタリングをする場合、あまり審査通過率について気にしなくても大丈夫です。
医療系ファクタリングを希望する事業主様にとってLUCIA(ルシア)は有力な選択肢になる
LUCIA(ルシア)は、診療報酬ファクタリングが可能なファクタリング会社です。診療報酬ファクタリングに対応しているファクタリング会社は少ないので、病院やクリニックの経営者の方は資金調達の選択肢として、ぜひLUCIA(ルシア)の診療報酬ファクタリングをご検討ください。
専門知識があるスタッフが丁寧に対応します。また、それ以外の事業主様は3社間ファクタリング限定になりますが、LUCIA(ルシア)で対応しますので、利用も考えてください。
LUCIA(ルシア)の本領が発揮されるのは、ファクタリングと経営コンサルティングサービスを同時に受けた場合です。
資金面だけではなく、会社の「体質改善」も同時に実施しますので、ぜひ良い機会だと思い、LUCIA(ルシア)の経営コンサルティングサービスも合わせてご検討ください。シナジー効果を実感できるはずです。
ぜひお問い合わせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ファクタリングなら株式会社No.1 詳細情報
株式会社No.1の各サービスの紹介は下記からご覧ください。
ご不明点やご質問はお気軽にお問い合わせください。
よく見られているファクタリング記事