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SFIリーシングのファクタリングの評判は?手数料、審査、口コミやおすすめ利用法などを徹底解説
今回は「SFIリーシング」というファクタリング会社について紹介します。
ファクタリングは融資と異なり、開業が容易なのでさまざまファクタリング会社が参入しています。
今回紹介する「SFIリーシング」は、その名前からもわかるようにリース会社を母体としたファクタリング会社になります。
物をリースする中で、売掛債権(売掛金)も1つの商品として、「質種」的な扱いをして早期資金化することもあります。
今回紹介するSFIリーシングは、ユニークな2つの3社間ファクタリングメニューを持っています。ファクタリング会社は、それぞれオリジナルのファクタリングメニューを作りやすいので、ぜひこの記事を読んで知ってください。
それでは、SFIリーシングについて各項目を解説していきます。
ファクタリングについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングを徹底解説|ファクタリング初心者必見
SFIリーシングとはどのようなファクタリング会社か?
まず、SFIリーシングのファクタリングについてその概要を説明します。SFIリーシングは主にソニーの商品のリースを扱うリース会社です。当時の社名は、ソニーファイナンス・インターナショナルで、リース及び金融・保険事業を扱っていました。
SFIリーシング株式会社は、三井住友ファイナンス&リース株式会社と、ソニーグループ株式会社の合弁会社として、非常に専門性の高い、高付加価値なファイナンシャルソリューションを事業主様に提供しています。
SFIリーシングのファクタリング概要
SFIリーシングでは、企業間取引に特化した2種類のファクタリングサービスを提供しています。1つ目の「Acro One(アクロワン)」は、3社間ファクタリングでの売掛債権(売掛金)買取を行うサービスで、売掛先からの債権譲渡承諾が必要です。2社間の取引には対応していません。
買取対象は1社あたり300万円以上の売掛金で、全体として300万円から3000万円までの範囲で利用可能です。また、最長180日先までの売掛債権(売掛金)に対応しており、支払いサイトが長期化しやすい建設業などにも適しています。留保金の設定がないため、手数料を差し引いた全額がまとめて資金化される点も大きな特徴です。
もう1つの「Acro Plus(アクロプラス)」は、納入企業、支払い企業、そしてSFIリーシングの三者で継続的に契約を結ぶタイプのファクタリングです。利用条件としては、売掛先が3社以上であること、かつ月間の買取総額が5000万円以上であることが求められます。売掛債権(売掛金)は継続的に発生するものである必要がありますが、個別の売掛先に対しては、30万円からの小口取引にも対応しており、運用の柔軟性が高いサービスとなっています。契約中でも新たな売掛先を1社から追加できるため、事業の拡大にもスムーズに対応可能です。
いずれのサービスも法人企業同士の取引(BtoB)を対象としており、官公庁や個人事業主に対する債権は対象外です。手数料は売掛先の信用状況や買取額、支払いサイトなどを総合的に判断して決定されます。審査にはおおよそ2日から1週間ほどの期間がかかり、請求から入金までの流れをSFIリーシングが一括で担うことで、資金繰りの改善だけでなく、請求業務の軽減も期待できます。
SFIリーシングのファクタリング条件は以下になります。
【SFIリーシングの概要】
審査通過率 | 非公開 |
---|---|
手数料 | 非公開 |
契約方式 | 3社間ファクタリング |
入金までのスピード | 2日~1週間 |
買い取り可能額 | Acro One 300万円~3000万円 Acro Plus 3社以上で1か月合計5000万円以上(1社の可能額は30万円~3000万円) |
必要書類 | 非公開 |
対象者 | 法人 |
運営会社 | SFIリーシング株式会社 |
SFIリーシングは法人限定で、既存のリースを利用している事業主様向けのサービスです。もちろん、新規にファクタリングすることも可能ですが、非公開情報も多いのでしっかり問い合わせてください。
SFIリーシングの各重要項目について解説
それでは、SFIリーシングの各項目について上の表に沿って解説していきます。
審査通過率
SFIリーシングの審査通過率は非公開です。リース事業利用者ならば比較的高くなることも予想されます。
手数料
SFIリーシングのファクタリング手数料は非公開です。ホームページには「売掛債権(売掛金)ごとに、売掛先の規模・業況、債権金額、お支払いサイトおよび諸費用等を総合的に勘案のうえ、審査結果の回答とともに、ファクタリング手数料を提示させて頂きます。」という記載があるので、それ以上は問い合わせしないとわかりません。
契約方式
SFIリーシングのファクタリングは、Acro One、Acro Plusいずれも3社間ファクタリングになります。
売掛先へファクタリングの事実がバレるのでその点はご了解ください。
入金までのスピード
SFIリーシングのファクタリングの入金までの期間は、2日~1週間ほどになります。3社間ファクタリングなので「即日入金」のようにはいかないのでご注意ください。
買い取り可能額
SFIリーシングのファクタリング買い取り金額は、Acro One、Acro Plusで異なります。
Acro One:通常の単発ファクタリングのイメージです。買い取り可能額は300万円~3000万円になります。
Acro Plus:複数の売掛先への売掛債権(売掛金)を、継続して支払日前にファクタリングによって資金化するメニューです。3社以上合わせて1か月5000万円以上の売掛債権(売掛金)をファクタリングによって換金します。なお1社あたりの下限は30万円です。
4000万円、50万円、1000万円という売掛債権(売掛金)の組み合わせでも大丈夫です。
必要書類
SFIリーシングの必要書類は非公開です。SFIリーシングまでお問い合わせください。
対象者
SFIリーシングの対象は法人限定になります。個人事業主やフリーランスの事業主様は利用できないのでご注意ください。実際、SFIリーシングのリースメニューを個人事業主やフリーランスの事業主様が利用することは、ほぼないと思われるので、あえてSFIリーシングを利用することもないはずです。
SFIリーシングの申し込み手続きの流れ
SFIリーシングではどのようにファクタリングするのでしょうか?流れを簡単にまとめたいのですが、ホームページに詳細な記述がありませんでした。
お問合せ先:コーポレートビジネス営業部
TEL:03-4360-8558 受付時間:9:30 ~ 17:30(年末年始、土日祝祭日を除く)
まで、ぜひお問い合わせください。
SFIリーシングのメリットとデメリット
SFIリーシングを利用する際のメリットとデメリットについて、ここでは紹介します。
SFIリーシングのメリット
SFIリーシングを利用するメリットは以下になります。
ソニーグループの安心感
SFIリーシングは、三井住友ファイナンス&リース株式会社と、ソニーグループ株式会社の合弁会社なので、社会的信用度がけた違いです。
ファクタリング会社はタケノコのように出ては消えていますが、三井住友ファイナンス&リース株式会社と、ソニーグループ株式会社の合弁会社であるSFIリーシングならば、突然なくなる危惧はあり得ません。
信頼できるファクタリング会社と言うのはとても大きなメリットになるでしょう。
Acro One 、Acro Plus という2つのメニューがある
SFIリーシングには、Acro One 、Acro Plusという2つのメニューがあります。ともに3社間ファクタリングですが、単発で行うAcro One と、3社以上の売掛債権(売掛金)を継続して買い取るAcro Plusがあります。
後者の方が条件が良くなるので、まとまった安定した売掛債権(売掛金)を有している事業主様は、ぜひAcro Plusを検討するのも良いでしょう。
他のリースメニューも利用可能
SFIリーシングはリース会社なので、ファクタリング以外のサービスも受けられます。SFIリーシングのサービスとしては、リース、不動産の立替払い、ソニー製品特別プログラム、ソニー製品のレンタル、各種保険サービスなどがあります。
これらを上手に組み合わせることで、事業内容が充実します。経営改善にもつながるので、ぜひファクタリングと一緒に各種サービス利用もご検討ください。
SFIリーシングのデメリット
一方、SFIリーシングにはデメリットもあります。デメリットも知ることが大切です。
情報非公開の項目が多い
情報非公開の項目がかなり多く、一見さんよりも、すでにSFIリーシングでリースサービスを受けている人向けと言うことがわかります。
わざわざ問い合わせてまで、SFIリーシングでファクタリングするメリットがあるかどうか、しっかりご判断ください。
2社間ファクタリングできない
SFIリーシングは3社間ファクタリング専業なので、2社間ファクタリングはできません。
3社間ファクタリングは売掛先にバレますが、手数料が低いというメリットがあります。
SFIリーシングは3社間ファクタリング限定なので、手数料が安いということを希求する事業主様向けです。
「最短即日」を目指す場合、必然的に2社間ファクタリングになるのでSFIリーシングの利用はできないことになります。
SFIリーシングの評判と口コミ:利用者のリアルな声を紹介
SFIリーシングの口コミや評判について調べてみました。以下引用します。
「審査にはやや時間を要しましたが、予定日よりも早く資金が振り込まれたため、非常に助かりました。希望していた金額で対応していただけた点にも満足しています。今後も必要があれば、再度お願いしたいと考えています。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)
「以前利用していたファクタリング会社では手数料が割高で、資金の振込にも時間がかかっていたため、SFIリーシングへ相談することにしました。こちらでは審査から入金までスムーズに進み、手数料も若干抑えられていたため、特に不満に感じる点はありませんでした。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)
「売掛債権(売掛金)の資金化だけでなく、SFIリーシングの高い信用調査力と情報提供のサポートを受けられたことは、当社にとって大きな収穫でした。新規の取引先について、取引の可否や適正な与信枠の判断を委ねることができたため、営業先の拡大もスムーズに進みました。こうした与信管理の支援は、長年にわたるリース業界での実績に裏打ちされた強みだと感じています。当初は短期的な資金ニーズへの対応が目的でしたが、結果的に自社の方針を見直す契機にもなりました。」
(ファクタリング口コミサイトより一部修正)
社会的信用度が高く、非常に「手堅い」ファクタリングを行う会社だということが良くわかります。
SFIリーシングの利用をおすすめする活用事例
SFIリーシングはどのような事業主様におすすめできるのでしょうか?
それは、すでにSFIリーシングでリース関連のサービスを受けている事業主様、加えて新しくリースによって経営改善を図りたい事業主様になります。
SFIリーシングは、単発の事業主様向きのファクタリング会社ではなく、継続してまとまった金額の売掛債権(売掛金)をファクタリングできる事業主様向きです。
Acro Plusは、まさにそうした事業主様向きのメニューであり、毎月5000万円以上、3社以上の売掛債権(売掛金)を持つ事業主様にとっては、とても便利なシステムになっています。
該当する事業主様がいれば、リースの有無にかかわらず利用していただいても良いかと存じます。
SFIリーシングで審査通過するためのポイント
SFIリーシングのファクタリングを利用する際、審査を迅速かつ確実に通過するためには、ファクタリング審査の基本を大切にしてください。
ファクタリングは事業主様よりも売掛先の信用を重視します。そのため、売掛先については、知名度のある大企業や、自治体・行政機関・官公庁など「公共セクター」の場合、とても有利になります。
あるいはソニー関係の売掛先があれば、SFIリーシングがソニー関連企業なので有利になる可能性があります。
Acro Plusに申し込む場合は、毎月安定した売掛債権(売掛金)の発生が重要になります。3社以上、まとまった売掛債権(売掛金)額が期待できれば、それも審査で有利にはたらくはずです。
ぜひSFIリーシングのスタッフとも話しながら、安定して毎月一定額の優良売掛先がないか、今一度チェックしてみてください。
SFIリーシングはまとまった売掛債権(売掛金)がある事業主様ならば有効に利用できる可能性あり
SFIリーシングは、3社間ファクタリング専業です。一見さんの顧客は利用しづらいですが、すでにSFIリーシングのリース事業を行っている方なら大丈夫です。
また、Acro Plusという珍しいメニューもあります。Acro Plusならば3社以上、毎月5000万円を超える売掛債権(売掛金)があれば、他社よりも有利な条件で、継続して入金をファクタリングによって前倒しできます。
使い方次第でとても役立つファクタリングメニューですので、ぜひ上手い活用法を考えて、積極的にご利用ください。
何卒よろしくお願いいたします。
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